さつまいもの収穫時期はいつ?葉っぱの状態で目安を見極めよう | 道の駅くりもと 紅小町の郷

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こんにちは!道の駅くりもと 紅小町の郷です。

当道の駅のイチオシとなっているさつまいも、収穫時期についてはご存じですか?

さつまいもは、秋の味覚を代表する人気の野菜です。家庭菜園でも比較的育てやすく、初心者にも人気がありますが、意外と難しいのが収穫のタイミング。

まだ早いといもが小さく、遅すぎると腐ったり味が落ちたりしてしまうため、ベストな時期を見極めることが大切です。

この記事では、さつまいもの収穫時期の目安や、葉っぱやつるの状態から判断するコツをわかりやすく解説します。家庭菜園で育てている方は、ぜひ参考にして、甘くておいしいさつまいもを掘り上げましょうね。

さつまいもの収穫時期はいつ?


さつまいもの収穫時期は、地域や気候条件によって多少前後しますが、一般的には9月下旬から11月上旬ごろが目安です。

特に関東以西の温暖な地域では10月前後が最盛期となり、さつまいもは低温に弱いので、寒冷地ではやや早めに収穫する傾向があります。

さつまいもは植え付けからおよそ4か月〜5か月で収穫期を迎えるため、5月〜6月に植え付けた場合、9月〜10月が収穫のタイミングになります。

ただし、気温や土壌の状態、品種によっても生育スピードが変わるため、単に「月」で判断するよりも、葉っぱやつるの状態で見極めましょう

【種類別】さつまいもの収穫時期

さつまいもは品種によって収穫時期や味わいが大きく異なります。

しっとり系からホクホク系まで、種類ごとの特徴を知っておくと、よりおいしいタイミングで収穫できます。ここでは代表的な品種ごとの特徴と収穫時期をまとめました。

品種名特徴収穫時期
紅小町(べにこまち)千葉・香取市ゆかりのブランド。焼き芋にすると蜜が溢れ出すほどの甘みを楽しめます。9〜11月頃
安納芋(あんのういも)しっとりクリーミーで強い甘みが特徴の人気品種。
葉の一部が枯れて黄色く変化してきたら収穫のサインです。
9~12月頃(幅があり、時期を見極めにくい)
紅芋(べにいも)皮も実も薄紅色で、沖縄の名産として知られています。
早く掘りすぎると紅芋特有の紫色が出にくく、色味と甘みを引き出すには植え付けから5〜6か月後が目安です。
10~11月頃
紅はるかねっとり感とホクホク感をあわせ持ち、非常に甘い品種です。
「はるかに甘く優れている」ことから名付けられました。
九州:10月/本州:11月初旬
シルクスイート繊維が少なくなめらかな食感と上品な甘さが特徴。
比較的新しい品種で、全国各地で栽培されています。
9~10月頃(地域差あり)
鳴門金時(なるときんとき)徳島県の特産で、栗のようなホクホク食感が魅力。
収穫後1〜3ヶ月ほど貯蔵すると糖度が増し、さらにおいしくなります。
8月下旬~11月(最盛期は9~10月)
紅あずま関東地方で多く栽培される定番品種。
蒸したり焼いたりするとホクホクとねっとりのバランスがよく、貯蔵後の冬が食べ頃です。
9~11月頃(食べ頃は12~2月)
紅さつま鹿児島を代表する品種で、ホクホクとした食感と強い甘みが特徴。
焼き芋にぴったりで、収穫後すぐにおいしく食べられます。
6~9月頃

収穫を早まると芋が小さく、遅すぎると腐敗や傷みの原因にもなるため、ベストなタイミングを見極めることが重要です。

さつまいもの収穫時期の目安は葉っぱの状態で見極めよう

さつまいもの収穫時期を判断するうえで、最もわかりやすいのが葉っぱの色やつるの状態です。

肥大期が終わり、いもに十分な養分が行き渡ると、葉の色やつるの様子に変化が現れます。以下のポイントを目安に観察してみましょう。

葉の色が黄色や茶色に変わり始めたら収穫のサイン

生育旺盛な時期は葉が青々としていますが、収穫が近づくと葉の色が少しずつ黄緑から黄色、茶色へと変化していきます。

これは、葉からいもへ養分が移動している証拠です。 株全体の3割ほどの葉が黄色くなった頃が、もっとも甘みがのるタイミングとされています。

また風通しの良い場所に25〜30度前後で1〜2週間置くとさらに甘くなりますよ。

つるの勢いが弱まってきたら収穫準備をする

つるが地面を覆うように伸びていた時期を過ぎ、新しいつるの伸びが止まり、全体的に勢いがなくなってきた頃も収穫の合図です。

つるの根元部分がやや硬くなり、畝が割れて地際の土が少し盛り上がっている場合も、いもが十分に太っているサインといえます。

雨の後は避けて晴天続きの時期に収穫を

葉やつるの状態が収穫の目安を示していても、雨の直後の収穫は避けるのが鉄則です。

ぬれた土の中で掘り出すと、いもが傷つきやすく、傷口から腐敗しやすくなります。数日晴れが続いたタイミングで収穫することで、貯蔵性の高いきれいないもが掘り上げられます。

このように、葉やつるの色・勢いを観察すれば、収穫時期を見極めることができます。特に甘みを重視する場合は、葉がやや黄色くなり始めた頃がベストです。

さつまいもの収穫時についてよくある質問

さつまいもは収穫前につる切りすべき?

はい、収穫の2〜3日前につる切りを行うのが理想的です。つるを切ることで作業がしやすくなり、いもへの水分供給が止まって甘みや貯蔵性が高まる効果があります。雨が続く場合は、つる切り後に長く放置せず、早めに収穫するようにしましょう。

さつまいもの収穫が早すぎる場合でも問題ない?

早すぎる収穫はおすすめできません。いもがまだ十分に太っておらず、甘みや食感が未熟な状態のことが多いからです。葉が青々としているうちは生育途中のため、葉の一部が黄色くなり始めた頃を目安に掘り上げるのがベストです。

さつまいもは種まきから何日で収穫できる?

一般的に、さつまいもは植え付け(苗の定植)から約120〜150日で収穫できます。つまり、5月〜6月に植えた場合は9月〜10月頃が目安です。ただし、気温・日照・品種によって多少前後するため、葉やつるの状態を確認して判断するのが確実です。

ここでしか味わえない限定品種「紅小町(べにこまち)」を、道の駅くりもとで!


千葉県香取市の道の駅くりもとでは、地元で大切に育てられた限定品種「紅小町(べにこまち)」を栽培しています。

しっとりとした食感と上品な甘さが特長で、焼きいもにすると蜜があふれるほどの濃厚な味わいに。

現在オンライン販売は行っていないため、味わえるのはここ道の駅くりもとだけ。採れたての紅小町をぜひ手に取ってみてください。

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