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【2026年最新】東京の電気会社おすすめランキング12選|世帯人数別に電気代が安い新電力を比較 | 道の駅くりもと 紅小町の郷

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東京にお住まいで、毎月の電気代を見て「もう少し安くならないかな」と感じている方は多いのではないでしょうか。東京都は東京電力エナジーパートナーのエリアにあたり、選べる新電力の数が全国でもっとも多い地域です。だからこそ、どの会社を選べばいいのか分かりにくいという声もよく聞きます。

この記事では、東京電力エリアで契約できる主要な新電力を同じ条件で試算し、年間の電気代がどれだけ変わるのかを世帯人数別に比べられるようにまとめました。ランキング12選に加えて、一人暮らし・ファミリー・オール電化・ガスとのセットという目的別のおすすめ、乗り換えの手順、東京都独自の支援制度まで、2026年7月時点の最新情報で解説します。

東京で電気会社を選ぶ前に知っておきたい3つの前提

電気会社選びでつまずく方の多くは、料金表を見る前の前提でつまずいています。ここを押さえておくだけで、比較のスピードも精度もぐっと上がります。資源エネルギー庁によると、電力の小売は2016年4月に家庭向けまで全面自由化されており、現在はどの家庭でも自由に契約先を選べます。

東京都は東京電力エリア|このエリアに対応した新電力から選ぶ

電気の料金プランは全国共通ではなく、大手電力会社の管轄エリアごとに単価が設定されています。東京都(離島を除く)は東京電力パワーグリッドの供給区域にあたるため、比較するときは必ず東京電力エリア向けの料金表を見る必要があります。

東京電力エリアには、東京都のほか神奈川・千葉・埼玉・茨城・栃木・群馬・山梨と、静岡県の富士川以東が含まれます。新電力の公式サイトで料金シミュレーションを行うときも、最初に郵便番号やエリアを選ぶ画面が出るのはこのためです。関西や中部エリアの単価と混同して比べてしまうと、実際より安く見えたり高く見えたりするので注意しましょう。

なお、伊豆諸島や小笠原諸島などの離島は東京電力エナジーパートナーの離島供給となり、新電力への切り替えができません。この記事のランキングは、23区と多摩地域を含む本土側の東京都民の方を前提にしています。

会社を変えても電気の品質や停電のしやすさは変わらない

新電力に乗り換えても、家庭に届く電気そのものは今までとまったく同じです。電気を各家庭へ運ぶ送配電網は、契約先が変わっても東京電力パワーグリッドが一括して管理・保守しているためです。

つまり、停電が起きやすくなる、電圧が不安定になる、家電の動きが悪くなるといった心配は不要です。台風や地震で停電したときの復旧作業も、これまでと同じく東京電力パワーグリッドが行います。変わるのは料金の計算方法と請求元だけ、と考えて差し支えありません。

また、切り替えにあたって新しい電線を引く工事や、室内への立ち入りも基本的にありません。東京電力パワーグリッドはスマートメーターへの交換を全戸で進めており、この取り替え費用も利用者負担はありません。まだ従来型メーターの家庭でも、切り替えのタイミングで無料で交換してもらえます。

燃料費調整型と市場連動型|料金の決まり方の違いを押さえる

新電力のプランは、大きく燃料費調整型(固定単価型)と市場連動型の2種類に分かれます。この違いを知らずに単価の安さだけで選ぶと、思わぬ請求に驚くことになります。

燃料費調整型は、基本料金と電力量料金の単価があらかじめ決まっていて、そこに燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金が加わる方式です。多くの家庭向けプランがこの形で、毎月の請求が読みやすいのが利点です。一方の市場連動型は、日本卸電力取引所(JEPX)の30分ごとの取引価格が電気代に反映される方式で、電力需給がゆるむ春や秋は安くなりますが、猛暑や厳寒で市場が高騰した月は一気に跳ね上がるリスクがあります。

もうひとつ押さえておきたいのが、電力量料金の単価が安く見える会社でも、燃料費調整額の計算式が大手電力会社と異なる場合があるという点です。自由料金プランは燃料費調整額に上限がないのが一般的で、単価表だけを横並びにすると実態を見誤ります。この記事では、その点も含めて各社の特徴を書き分けています。ちなみに再生可能エネルギー発電促進賦課金は全社共通で、経済産業省は2026年度の単価を1kWhあたり4.18円と設定しています(2026年5月検針分から2027年4月検針分に適用)。

東京の電気会社を比較するときの6つのチェックポイント

料金表を並べても、どこを見ればいいのか迷ってしまいます。ここでは、実際に契約したあとで後悔しないために確認したい6つの視点を整理します。

基本料金と電力量料金を足した1か月の総額で比べる

電気代は、契約アンペアで決まる基本料金と、使った分だけかかる電力量料金の合計で決まります。どちらか片方だけを見て判断すると、基本料金は安いのに電力量料金が高くて総額では損をするといったことが起こります。

たとえば東京電力エナジーパートナーの従量電灯B(40A)は基本料金1,247円、電力量料金は最初の120kWhまで29.80円、120〜300kWhが36.40円、300kWh超が40.49円です(いずれも税込・2026年7月時点)。ここに月300kWhを当てはめると、基本料金1,247円+電力量料金約10,128円で合計約11,375円になります。比較するときは、この計算を各社の単価で行い、1か月あるいは1年の総額で並べるのが確実です。

基本料金を0円にしているプランは一人暮らしに強く見えますが、その分だけ電力量料金の単価が高めに設定されているケースもあります。基本料金と電力量料金はセットで見る、と覚えておきましょう。

毎月の使用量(kWh)に合う料金体系かを確かめる

家庭向けプランの多くは、使用量に応じて単価が変わる三段階料金を採用しています。自分の毎月の使用量がどの段階に入るかで、お得な会社は入れ替わります

目安として、東京都の一人暮らしは月150〜200kWh前後、二人暮らしで200〜300kWh前後、3〜4人のファミリーでは350〜450kWh前後になることが多いです。使用量が少ない家庭は第1段階・第2段階の単価と基本料金の安さが効き、使用量が多い家庭は第3段階(300kWh超)の単価がそのまま効いてきます。

検針票やマイページで直近12か月の使用量を確認し、夏と冬のピーク月も含めて平均を出しておくと、シミュレーションの精度が上がります。エアコンの使い方ひとつで年間の順位が変わることもあるため、面倒でもこの一手間はかけておきたいところです。

電気ガスセット割やスマホとのセット特典で本当に下がるか計算する

多くの会社が電気とガスのセット割を用意していますが、割引額よりも、まとめた後の電気とガスの合計額が下がるかどうかが本質です。電気が安くなってもガスの単価が上がってしまえば意味がありません。

セット割の金額は会社によって大きく異なり、電気料金の0.5%割引という控えめなものから、年間6,000円規模の割引になるものまであります。今のガス会社の単価と、セット先のガス単価も並べて確認しましょう。都市ガスの供給エリア外でプロパンガスを使っている場合は、そもそもセット割の対象外になることもあります。

スマホや光回線とのセット特典も同様です。割引を受けるためにプランを変更した結果、通信費が上がってしまっては本末転倒です。世帯全体の固定費という視点で見直すと判断を誤りません。

ポイント還元は還元率だけでなく使い道まで見る

電気料金200円につき1ポイントといった還元は魅力的ですが、そのポイントが自分の生活で使えるかどうかで価値は大きく変わります

楽天ポイントやVポイント、PayPayポイントのような汎用性の高いポイントなら現金に近い感覚で使えますが、その会社のサービス内でしか使えない独自ポイントだと、貯まっても使い道に困ることがあります。有効期限や交換単位(1,000ポイント以上でないと使えない等)も確認しておきましょう。

また、ポイント還元込みで安く見えるプランでも、料金そのものが割高だと差し引きでマイナスになることがあります。まずは料金の総額で比べ、ポイントは同点だったときの決め手にするくらいがちょうどよい距離感です。

契約期間・解約金・違約金の有無をチェックする

家庭向けの新電力は解約金なしが主流ですが、割引と引き換えに契約期間の縛りを設けているプランも残っています。転勤や引っ越しの可能性がある方は、ここを必ず確認しましょう。

たとえば2年契約を条件に割引を適用するプランでは、更新月以外に解約すると1,100円程度の解約手数料がかかることがあります。金額としては大きくありませんが、短期で乗り換えを繰り返したい方には向きません。

反対に、契約期間の縛りも解約金もない会社なら、まず1年試してみて合わなければ戻す、という使い方ができます。初めて新電力に切り替える方は、この身軽さを優先するのも賢い選び方です。

支払い方法と問い合わせ窓口の使いやすさも見ておく

意外と見落とされがちなのが、支払い方法とサポート体制です。クレジットカード払いのみで口座振替に対応していない会社もあるため、支払い方法にこだわりがある方は事前に確認が必要です。

問い合わせ窓口も、電話が繋がる時間帯やチャット・メールの有無で使い勝手が変わります。大手電力会社に比べると新電力は窓口が少なく、繁忙期は返信に日数がかかることもあります。マイページで使用量が30分単位で見られるか、アプリの出来はどうかといった点も、日々の節電に取り組みたい方にとっては重要です。

停電や漏電などのトラブル対応は東京電力パワーグリッドが担いますが、国民生活センターには電話勧誘や訪問販売をきっかけとした電力の切り替えトラブルの相談も寄せられています。契約は必ず公式サイトから自分で申し込む、という原則を守るだけでも多くのトラブルは避けられます。

このランキングの選定基準|東京電力エリアの主要30社を同じ条件で試算

ランキングの根拠をあいまいにしたままでは、読んでいる側も判断できません。ここでは、今回の順位をどのように決めたのかを公開します。

月300kWh前後のモデル世帯で年間の電気代を比べた

今回は東京電力エリアで家庭向けプランを提供している主要な小売電気事業者を対象に、契約40A・月間使用量300kWhというモデル世帯を設定し、各社の公表単価をもとに年間の電気代を試算して比較しました。300kWhは二人〜三人暮らしの平均的な使用量にあたり、多くの会社の第2段階と第3段階をまたぐため、料金体系の違いが見えやすい水準です。

比較の基準には、東京電力エナジーパートナーの従量電灯B(基本料金40A 1,247円/電力量料金29.80円・36.40円・40.49円)を置きました。この条件では月額約11,375円、年間で約13万6,000円が目安になります。各社がこの基準からどれだけ下がるかを見て、まずは料金面の序列を作っています。

なお燃料費調整額と再生可能エネルギー発電促進賦課金は各社に共通して加算されるため、比較の際は除いています。ただし燃料費調整額の算定方法が大手と異なる会社については、その旨を個別の解説で補足しました。

料金の安さに加えて割引・特典・解約条件・サポートも点数化した

料金だけで並べると、市場連動型のように「安い月もあるが高い月もある」プランが不当に上位に来てしまいます。そこで今回は、料金の安さを軸にしつつ、割引・特典の実用性、解約条件の柔軟さ、サポート体制、供給の安定性の5項目を加味して総合順位としました。

とくに重視したのは、料金の下がり幅が大きいことに加えて、契約期間の縛りや解約金がなく、初めての方でも気軽に試せることです。ポイント還元やギフト特典は、汎用性の高いものを高く評価しています。市場連動型のプランは価格変動リスクがあるぶん総合順位では控えめですが、仕組みを理解して使いこなせる方には大きな武器になるため、ランキングには含めたうえで注意点も明記しました。

家計の固定費を見直すという意味では、電気代だけでなく水まわりや車の維持費も同時に点検すると効果が大きくなります。たとえばウォーターサーバーの電気代の目安と節約のコツをまとめた記事も、月々のランニングコストを見直すヒントになります。

東京の電気会社おすすめランキング12選|電気代が安い新電力を徹底比較【2026年最新】

ここからは、東京電力エリアで契約できるおすすめの電気会社を12社紹介します。まずは主要な項目を一覧で比較してみましょう。気になるサービス名をタップすると、各社の詳しい解説に移動できます。

サービス名 基本料金(40A・税込) 電力量料金(税込) 特徴 こんな人向け
オクトパスエナジー
オクトパスエナジー
1,180.00円 20.62円/25.29円/27.44円 実質再エネ100%・解約金0円 とにかく総額を下げたい方
CDエナジーダイレクト
CDエナジーダイレクト
1,107.60円 29.90円/35.59円/36.50円 関東限定・ガスセット割とポイント 電気とガスをまとめたい方
TERASELでんき
TERASELでんき
1,247.00円 29.80円/34.26円/35.64円 選べる特典2,000円分+楽天ポイント 電気をよく使うファミリー
東京ガスの電気
東京ガスの電気
1,246.96円 29.70円/35.69円/39.50円 都市ガスとまとめて窓口も一本化 東京ガスを使っている方
シン・エナジー
シン・エナジー
1,061.41円 19.67円/24.78円/27.71円 夜・休日が安い生活フィットプラン 夜と休日によく使う方
ENEOSでんき
ENEOSでんき
1,247.00円 29.80円/34.85円/36.90円 ENEOSカードでガソリンも割引 車をよく使う方
idemitsuでんき
idemitsuでんき
1,247.00円 29.80円/34.76円/37.10円 クルマ特割でガソリン2円/L引き マイカー・EVを持つ方
エバーグリーン(電力・エネルギーサービス)
エバーグリーン
0円 27.25円(一律) 基本料金0円+市場価格に連動 固定費を持ちたくない方
エネワンでんき
エネワンでんき
1,203.00円 33.76円/37.51円(二段階) サイサンのガス・水とセット割 プロパンガス地域の方
ミツウロコでんき
ミツウロコでんき
1,247.00円 31.91円/33.13円/35.79円 24時間365日の駆けつけ無料 もしもの備えも欲しい方
Looopでんき
Looopでんき
契約容量に応じて設定 30分ごとの市場連動+7.0円 安い時間帯に家事を寄せられる 在宅で時間を動かせる方
リボンエナジー
リボンエナジー
0円 22.00円+市場価格連動 基本料金・燃料費調整額とも0円 割引条件が多くあてはまる方

1位 オクトパスエナジー|基本料金も電力量料金も東京電力より安く実質再エネ100%

オクトパスエナジー

運営会社 TGオクトパスエナジー株式会社(東京ガスと英オクトパスエナジーの合弁)
主なプラン グリーンオクトパス(一般家庭向け)/オール電化オクトパス
基本料金 10Aあたり295円00銭(40Aで1,180円00銭)
電力量料金 〜120kWh 20円62銭/121〜300kWh 25円29銭/301kWh〜 27円44銭
電源の特徴 非化石証書の活用により実質再生可能エネルギー100%・CO2排出量実質ゼロ
契約期間・解約金 縛りなし・解約金0円
キャンペーン 特設サイト経由の申し込みで総額4,000円割引、友達紹介で双方8,000円割引
メリット

  • 基本料金・電力量料金とも東京電力の従量電灯Bより安く設定されている
  • 追加料金なしで実質再生可能エネルギー100%の電気が使える
  • 契約期間の縛りも解約金もなく、気軽に試して戻せる
デメリット

  • 燃料費調整額の算定方法が大手電力会社と異なり、上限がない
  • 実際の請求額は単価表の見た目ほど大きく下がらない月もある
  • 問い合わせはWebとチャットが中心で電話窓口は限定的

オクトパスエナジーは、イギリス発の電力会社と東京ガスが共同出資して設立したTGオクトパスエナジーが提供するサービスです。主力のグリーンオクトパスは、基本料金・電力量料金の両方が東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bを下回る水準に設定されており、使用量の多い少ないにかかわらず下げ幅が期待できるのが強みです。

さらに、非化石証書を組み合わせることで追加料金なしに実質再生可能エネルギー100%を実現しています。環境に配慮しながら電気代も抑えたいという方には、ほかにない選択肢です。解約金や契約期間の縛りがないので、合わなければすぐ戻せる点も安心材料といえます。ただし燃料費調整額の計算方法は大手と異なり上限もないため、燃料価格が急騰した局面では想定より請求が伸びることがあります。単価だけでなく、直近数か月の請求実績も見ながら判断しましょう。

2位 CDエナジーダイレクト|関東限定でガスセット割とカテエネポイントが強い

CDエナジーダイレクト

運営会社 株式会社CDエナジーダイレクト(中部電力ミライズと大阪ガスの合弁)
供給エリア 関東エリア限定(東京電力エリア)
主なプラン ベーシックでんき/ファミリーでんき/シングルでんき/スマートでんき(オール電化)
基本料金 ベーシックでんき 10A 276円90銭(40Aで1,107円60銭・60Aで1,661円40銭)
電力量料金 ベーシックでんき 〜120kWh 29円90銭/121〜300kWh 35円59銭/301kWh〜 36円50銭
セット割 電気とガスのセットで年間約6,000円の割引
ポイント カテエネポイントが電気代に応じて自動で貯まる(1ポイント1円で電気代に充当可)
契約期間・解約金 縛りなし・解約金0円・初期費用0円
メリット

  • 世帯人数に合わせて4種類のプランから選べる
  • 電気とガスのセット割で年間6,000円規模の削減が見込める
  • カテエネポイントは1ポイント1円で電気代の支払いに使える
デメリット

  • 関東エリア限定のため、地方へ引っ越すと継続できない
  • シングルでんきは301kWhを超えるとベーシックでんきより割高になる
  • プランが多く、自分に合うものを選ぶのに一手間かかる

CDエナジーダイレクトは、中部電力ミライズと大阪ガスが折半出資して設立した関東エリア専業の会社です。ベーシックでんきの基本料金は10Aあたり276円90銭と、東京電力の311円75銭より約1割安い設定で、まず基本料金の段階で差がつきます。

最大の魅力は、世帯の使い方に合わせてプランを選び分けられる点です。使用量が少ない単身者向けのシングルでんき、300kWhまで定額で301kWh以上の単価も安いファミリーでんき、深夜が割安なオール電化向けのスマートでんきと、どの家庭にも当てはめやすい構成になっています。都市ガスもまとめれば年間6,000円規模の割引が加わり、貯まったカテエネポイントは1ポイント1円で電気代に充当できます。関東から出る予定がない方には、総合力の高い選択肢です。

3位 TERASELでんき|301kWh以上の単価が安く電気をよく使う家庭ほどお得

TERASELでんき

運営会社 株式会社エネクスライフサービス(伊藤忠エネクスグループ)
主なプラン 超TERASELプラン(使用量が多い世帯向け)/TERASELプラン(単身〜二人暮らし向け)
基本料金 超TERASELプラン 10A 311円75銭/TERASELプラン 10A 300円31銭
電力量料金 超TERASELプラン 29円80銭/34円26銭/35円64銭、TERASELプラン 29円00銭/35円34銭/39円26銭
ポイント 電気料金200円につき楽天ポイント1ポイント
契約特典 楽天ポイント・PayPayポイント・Amazonギフトカードなど6種類から2,000円相当を選択
契約期間・解約金 縛りなし・解約金0円
メリット

  • 超TERASELプランは301kWh以上の単価が35円64銭と大幅に安い
  • 契約時に2,000円相当の特典を6種類から自分で選べる
  • 電気料金200円ごとに楽天ポイントが貯まる
デメリット

  • 超TERASELプランの基本料金は東京電力と同額で下がらない
  • 使用量が少ないと第1段階の単価差がほとんど出ない
  • プラン選びを間違えると割高になる可能性がある

TERASELでんきは、伊藤忠エネクスグループのエネクスライフサービスが運営する新電力です。特徴は使用量が増えるほど差が広がる料金設計で、超TERASELプランは300kWhを超える部分の単価が35円64銭と、東京電力の40円49銭に対して約5円も安くなっています。

月400kWhを使う家庭なら、第3段階だけで年間6,000円前後の差が生まれる計算です。契約時には楽天ポイント2,000ポイント、PayPayポイント2,000ポイント、Amazonギフトカード2,000円分などから好きな特典を選べ、その後も電気料金200円につき楽天ポイントが1ポイント貯まります。一方で使用量が少ない世帯には単身〜二人暮らし向けのTERASELプランが用意されているので、申し込み前に自分の使用量を確認して選び分けましょう。

4位 東京ガスの電気|基本プランでガスとまとめて手堅く下げられる

東京ガスの電気

運営会社 東京ガス株式会社
主なプラン 基本プラン(一般家庭向け)/ずっとも電気3ほか
基本料金 30A 935円22銭/40A 1,246円96銭/60A 1,870円44銭
電力量料金 〜120kWh 29円70銭/120〜300kWh 35円69銭/300kWh超 39円50銭
セット割 都市ガスとのセットで電気料金が0.5%割引
キャンペーン 新規申し込みで電気の基本料金1か月無料
契約期間・解約金 縛りなし・解約金0円
メリット

  • 都市ガスと請求も問い合わせ窓口も一本化できる
  • 全段階で東京電力より単価が安く、下げ幅が読みやすい
  • 供給実績が豊富で、初めての切り替えでも安心感がある
デメリット

  • 基本料金は東京電力とほぼ同額で、そこでの節約はできない
  • セット割は電気料金の0.5%と控えめ
  • プロパンガスの地域ではセット割のメリットを受けられない

東京ガスの電気は、都市ガス最大手が提供する家庭向け電力サービスです。基本プランの電力量料金は3段階すべてで東京電力の従量電灯Bを下回っており、とくに300kWhを超える部分は39円50銭と、40円49銭との差がそのまま節約につながります。

いちばんの利点は、都市ガスと電気を1つの窓口にまとめられる分かりやすさです。請求も明細も一本化され、引っ越しや契約変更の手続きも1回で済みます。セット割は電気料金の0.5%と控えめですが、そもそもの単価が安いため総額で見れば十分に下がります。すでに東京ガスの都市ガスを使っている東京都民の方にとっては、もっとも迷いの少ない選択肢といえるでしょう。

5位 シン・エナジー|夜と休日によく使う暮らしなら生活フィットプランがはまる

シン・エナジー

運営会社 シン・エナジー株式会社(旧・洸陽電機)
主なプラン きほんプラン/生活フィットプラン(昼・夜の2タイプ)
基本料金 きほんプラン 30A 796円06銭/40A 1,061円41銭/60A 1,592円12銭
電力量料金 きほんプラン 〜120kWh 19円67銭/120〜300kWh 24円78銭/300kWh超 27円71銭
生活フィットプラン 時間帯別単価。夜タイプは夜間と休日が割安、昼タイプは日中が割安
電源の特徴 地熱・小水力・バイオマスなど再生可能エネルギーの自社開発にも取り組む
契約期間・解約金 縛りなし・解約金なし
メリット

  • 基本料金が40Aで1,061円41銭と大手より約185円安い
  • 生活フィットプランなら夜間と休日の単価をさらに抑えられる
  • 再生可能エネルギーの自社開発にも取り組む供給体制
デメリット

  • 燃料費調整額の算定方法が大手と異なり、上限も設けられていない
  • 生活フィットプランは生活時間帯が合わないと逆に高くなる
  • 知名度が高くないぶん、店頭で相談できる窓口がない

シン・エナジーは、神戸に本社を置くエネルギー会社が展開する新電力です。きほんプランの基本料金は40Aで1,061円41銭と大手より安く、電力量料金の単価表も低めに設定されているのが特徴です。

注目したいのは、生活スタイルに合わせて選べる生活フィットプランです。夜タイプは平日夜間と土日祝が割安になるため、日中は仕事や学校で家を空け、夕方から夜にかけて電気を使う共働き世帯にはまります。反対に在宅ワークで日中の使用が多い家庭には昼タイプが用意されています。ただし単価表が安く見える会社は燃料費調整額の算定方法が大手と異なることが多く、シン・エナジーもその一つです。請求の実額で判断するようにしましょう。

6位 ENEOSでんき|ENEOSカード払いでガソリン代も一緒に安くなる

ENEOSでんき

運営会社 ENEOS Power株式会社
主なプラン 東京Vプラン(従量電灯B相当)
基本料金 東京電力と同額(30A 935円25銭/40A 1,247円00銭/60A 1,870円50銭)
電力量料金 〜120kWh 29円80銭/120〜300kWh 34円85銭/300kWh超 36円90銭
長期割引 にねんとく²割。2年継続を条件に単価を割引(更新月以外の解約は手数料1,100円)
カード特典 ENEOSカードでの支払いでガソリン・軽油が1Lあたり1円引き
ポイント 支払い方法に応じてVポイントが貯まる
メリット

  • 第2段階・第3段階の単価が安く、使用量が多いほど効いてくる
  • ENEOSカード払いでガソリン・軽油が1Lあたり1円引きになる
  • にねんとく²割を使えば長く契約するほど単価が下がる
デメリット

  • 基本料金は東京電力と同額で下がらない
  • にねんとく²割は更新月以外の解約で1,100円の手数料がかかる
  • 車に乗らない世帯だとカード特典の恩恵がない

ENEOSでんきは、石油元売り大手のENEOSグループが提供する新電力です。東京Vプランは第2段階34円85銭・第3段階36円90銭と、東京電力の36円40銭・40円49銭に対して明確に安いのが持ち味で、月300kWhを超える家庭ほど効果が出ます。

車を使う方にとっては、電気とガソリンをまとめて安くできるのが大きな魅力です。ENEOSカードで電気代を支払えばガソリン・軽油が1Lあたり1円引きになり、給油の多い世帯なら年間で数千円の差になります。2年継続を条件とするにねんとく²割を組み合わせればさらに単価が下がりますが、更新月以外の解約には1,100円の手数料がかかる点は覚えておきましょう。車の維持費そのものを見直したい方は、月額定額で新車に乗れるカーリースの比較記事もあわせて読むと、固定費全体の見直しが進みます。

7位 idemitsuでんき|クルマ特割でガソリン・軽油が割引になる車持ち向け

idemitsuでんき

運営会社 出光興産株式会社
主なプラン Sプラン(一般家庭向け)/オール電化プラン
基本料金 Sプラン 10Aあたり311円75銭(オール電化プランは10Aあたり300円75銭)
電力量料金 Sプラン 〜120kWh 29円80銭/120〜300kWh 34円76銭/300kWh超 37円10銭
クルマ特割 ガソリンコースは1Lあたり2円引き(月100Lまで・年間最大2,400円)、EVコースは電気代を毎月200円引き
対応エリア 東京電力エリアを含む全国の主要エリア
契約期間・解約金 縛りなし・原則として違約金や解約手数料なし
メリット

  • クルマ特割でガソリンが1Lあたり2円引き、年間最大2,400円お得になる
  • EVに乗っている方は電気代が毎月200円引きになるコースを選べる
  • 第2段階・第3段階の単価が東京電力より安い
デメリット

  • 基本料金は東京電力と同額で下がらない
  • ガソリン割引は月100Lが上限で、給油が多い方は頭打ちになる
  • 車を持たない世帯には特典の魅力が薄い

idemitsuでんきは、出光興産が展開する電気サービスです。電気とクルマの支出をひとまとめに安くできる点が最大の特徴で、Sプランに無料で付けられるクルマ特割は、ガソリンコースなら出光のサービスステーションでの給油が1Lあたり2円引きになります。

月100Lを上限として年間最大2,400円の割引となり、通勤や送迎で毎日車に乗る家庭ほどメリットが大きくなります。EVや充電を使う方向けにはガソリン割引の代わりに電気代を毎月200円引きにするEVコースも選べるので、車の使い方に合わせて選択できます。電気料金そのものも第2段階34円76銭・第3段階37円10銭と東京電力より安く、解約金もかからないため、車をよく使う東京都民の方に相性のよい一社です。

8位 エバーグリーン|スマートゼロプランは基本料金なしで使った分だけを払える

エバーグリーン(電力・エネルギーサービス)

運営会社 エバーグリーン・リテイリング株式会社(イーレックスグループ)
主なプラン スマートゼロプラン(基本料金0円)ほか従量電灯B相当のプラン
基本料金 0円(アンペア数にかかわらず一律)
電力量料金 関東エリア 27円25銭/kWh(段階のない一律単価)
加算される費用 電源調達調整額(市場価格に連動)と再生可能エネルギー発電促進賦課金
セット割 都市ガスとのセットで毎月100円引き+12か月間150円引き
キャンペーン 月平均120kWh以上の使用と4か月の継続でAmazonギフトカード5,000円分
メリット

  • 基本料金0円で、電気を使わなかった月の固定費がかからない
  • 段階のない一律単価なので、電気代の計算がとても分かりやすい
  • Amazonギフトカード5,000円分のキャンペーンが用意されている
デメリット

  • 電源調達調整額が市場価格に連動するため、高騰期は請求が伸びる
  • 使用量が多い月は一律単価が不利に働くことがある
  • キャンペーンには使用量と継続期間の条件がある

エバーグリーンのスマートゼロプランは、基本料金を完全に0円にして、使った分の電力量料金だけを支払う形にしたシンプルなプランです。関東エリアの単価は27円25銭で段階の区切りがないため、使用量に単価を掛けるだけで電気代の見当がつきます。

長期の出張や帰省で家を空けることが多い方、別宅やセカンドハウスを持っている方など、使わない月がある家庭では基本料金0円がそのまま節約になります。ただし電力量料金とは別に、市場価格に連動する電源調達調整額が加算される仕組みのため、需給が逼迫する真夏や真冬は請求が膨らむ可能性があります。仕組みを理解したうえで、価格変動を許容できる方に向いたプランです。

9位 エネワンでんき|ガスやウォーターサーバーとのセットで割引が広がる

エネワンでんき

運営会社 株式会社サイサン
主なプラン エネワンバリュー/エネワンハッピー/エネワンダフルほか
基本料金 エネワンバリュー 30A 902円25銭/40A 1,203円00銭/60A 1,804円50銭
電力量料金 エネワンバリュー 〜300kWh 33円76銭/300kWh超 37円51銭(二段階)
セット割 サイサンの都市ガス・LPガスとのセットで月220〜330円割引。ウォーターワンとの併用でさらにお得
キャンペーン 新規申し込みで基本料金6か月間半額(2026年12月13日まで)
契約期間・解約金 縛りなし・解約金0円
メリット

  • 基本料金が東京電力より安く、二段階制で分かりやすい
  • プロパンガスの地域でもセット割を受けられる
  • 基本料金6か月間半額のキャンペーンで初年度の負担が軽い
デメリット

  • 第1段階の単価は33円76銭と、少量使用の世帯には割高
  • セット割はサイサンのガス契約が前提になる
  • 知名度が高くなく、比較サイトでの情報も限られる

エネワンでんきは、LPガスや都市ガス、ウォーターサーバーのウォーターワンを手がけるサイサンが提供する新電力です。ガス・水・電気を1社にまとめられるのが強みで、とくにプロパンガス地域でもセット割が使える点はほかにない特徴です。

都市ガスのセット割は都市ガス供給エリアでしか使えませんが、エネワンでんきならLPガスとのセットでも月220〜330円の割引が適用されます。多摩地域や区部の一部など、プロパンガスを使っている東京都民の方にとって現実的な選択肢になります。料金体系は300kWhまでと300kWh超の二段階制でシンプル。2026年12月13日までは新規申し込みで基本料金が6か月間半額になるキャンペーンも実施中です。

10位 ミツウロコでんき|24時間365日の駆けつけサポートが無料で付く

ミツウロコでんき

運営会社 ミツウロコグリーンエネルギー株式会社
主なプラン 従量電灯B/シングル応援プラン
基本料金 東京電力と同額(30A 935円25銭/40A 1,247円00銭/60A 1,870円50銭)
電力量料金 〜120kWh 31円91銭/120〜300kWh 33円13銭/300kWh超 35円79銭
付帯サービス 電気のトラブルに対応する駆けつけサービスが無料で付帯
供給エリア 北海道・東北・東京・北陸・中部・関西・中国・四国・九州
契約期間・解約金 縛りなし・解約金0円
メリット

  • 第2段階・第3段階の単価が東京電力より大幅に安い
  • 電気のトラブルに対応する駆けつけサービスが無料で付く
  • 供給エリアが広く、引っ越しても継続しやすい
デメリット

  • 第1段階の単価は31円91銭と東京電力より高い
  • 基本料金は東京電力と同額で下がらない
  • 使用量が120kWh未満の月は逆に高くなる可能性がある

ミツウロコでんきは、燃料商社として100年以上の歴史を持つミツウロコグループが運営しています。第2段階を33円13銭、第3段階を35円79銭に抑えた料金設計で、電気をよく使う家庭ほど下げ幅が大きいのが特徴です。

もうひとつの安心材料が、無料で付いてくる駆けつけサービスです。ブレーカーが落ちて復旧しない、コンセントから火花が出たといった電気のトラブルに、専門スタッフが対応してくれます。小さなお子さんや高齢のご家族がいる世帯には心強い備えです。ただし第1段階の単価は東京電力より高いため、月の使用量が120kWhを下回るような一人暮らしにはあまり向きません。

11位 Looopでんき|スマートタイムONEは30分ごとに動く単価で安い時間に家事を寄せられる

Looopでんき

運営会社 株式会社Looop
主なプラン スマートタイムONE(電灯)=市場連動型
基本料金 2025年4月に0円から改定。託送基本料金と容量拠出金相当額をもとに契約容量に応じて設定
電力量料金 電源料金(JEPXのエリアプライスに連動し30分ごとに変動)+サービス料金7円00銭/kWh+制度対応費
単価の確認 専用アプリで翌日までの30分ごとの単価を事前に確認できる
契約期間・解約金 縛りなし・解約手数料0円
向いている家庭 在宅時間が長く、洗濯や充電の時間をずらせる家庭
メリット

  • 市場価格が安い時間に家事を寄せれば電気代を大きく下げられる
  • アプリで翌日の単価が分かるので計画的に使える
  • 契約期間の縛りも解約手数料もない
デメリット

  • 猛暑や厳寒で市場が高騰すると請求が跳ね上がる
  • 2025年4月に基本料金0円が廃止され、基本料金が発生するようになった
  • 時間帯を動かせない生活だとメリットが出にくい

LooopでんきのスマートタイムONEは、日本卸電力取引所(JEPX)の取引価格に応じて単価が30分ごとに変わる市場連動型のプランです。太陽光発電が多く稼働する昼間や、需要が落ちる深夜は単価が下がりやすく、その時間に洗濯機や食洗機、EVの充電を寄せられる家庭ほど得をします。

専用アプリで翌日の単価が確認できるので、明日の午後は安いから掃除と洗濯をまとめよう、といった使い方ができます。ただし2025年4月の改定で基本料金0円は廃止され、契約容量に応じた基本料金が発生するようになりました。また市場が高騰する真夏・真冬は固定単価のプランより高くなるリスクがあるため、価格変動を楽しめる方向けと考えておくのが安全です。

12位 リボンエナジー|基本料金0円のリボングリーンで無駄なく使える市場連動型

リボンエナジー

運営会社 リボンエナジー株式会社
主なプラン リボングリーン(市場連動型)
基本料金 0円(契約容量にかかわらず一律)
燃料費調整額 0円(電力量料金に市場価格が反映される仕組みのため別途加算されない)
電力量料金 東京エリアは固定単価22円00銭/kWhに、30分ごとのJEPXスポット市場価格が加わる
割引メニュー ファミリー・マイホーム・ペット・オール電化・太陽光・蓄電池・EVの7種類。該当ごとに0円55銭/kWh割引
契約期間・解約金 初期費用・解約金・契約期間の縛りなし
メリット

  • 基本料金も燃料費調整額も0円で、料金の内訳が分かりやすい
  • 該当する割引をチェックするほど単価がどんどん下がる
  • 初期費用・解約金・契約期間の縛りがすべてない
デメリット

  • 市場価格が上がった時間帯はそのまま電気代に反映される
  • 割引条件に当てはまらない世帯だと単価の下げ幅が小さい
  • 新しい会社のため長期の実績データが少ない

リボンエナジーのリボングリーンは、基本料金と燃料費調整額をどちらも0円にしたうえで、市場価格を電力量料金に直接反映させるという珍しい仕組みのプランです。東京エリアでは固定単価22円00銭に30分ごとのスポット市場価格が加わる形で、料金の内訳が非常に分かりやすくなっています。

面白いのが7種類の割引メニューです。持ち家である、ペットを飼っている、オール電化である、太陽光や蓄電池を持っている、EVに乗っているといった条件に当てはまるほど、1kWhあたり0円55銭ずつ単価が下がっていきます。条件が複数当てはまる戸建て世帯なら、実質的にかなり低い単価で使える計算です。反対に当てはまる項目が少ない賃貸の単身世帯では、市場価格の変動リスクだけが残る形になるため注意しましょう。

一人暮らし・二人暮らしにおすすめの東京の電気会社

月の使用量が150〜250kWh程度の世帯では、第3段階の単価より基本料金と第1・第2段階の単価がどれだけ安いかが効いてきます。この条件で有利になる3社を、それぞれの理由とともに紹介します。

シン・エナジー|きほんプランの単価の安さで使用量が少なくても下がりやすい

シン・エナジー

おすすめプラン きほんプラン(東京電力エリア)
基本料金 30A 796円06銭/40A 1,061円41銭(東京電力より約139〜186円安い)
第1段階の単価 〜120kWh 19円67銭
第2段階の単価 120〜300kWh 24円78銭
時間帯別の選択肢 生活フィットプラン(夜)なら平日夜間と土日祝がさらに割安
解約金 なし
メリット

  • 使用量が少なくても効く基本料金の安さがある
  • 第1段階・第2段階の単価が低く、150〜250kWh帯で差が出やすい
  • 解約金がないので一人暮らしの引っ越しにも対応しやすい
デメリット

  • 燃料費調整額の算定方法が大手と異なるため実額の確認が必要
  • 生活フィットプランは在宅時間が読めないと選びにくい
  • 店頭窓口がなく、相談はWebと電話に限られる

一人暮らしで電気代を下げるいちばんの近道は、使用量にかかわらず毎月かかる基本料金を削ることです。シン・エナジーのきほんプランは30Aで796円06銭と、東京電力の935円25銭より約139円安く、これだけで年間1,600円以上の差になります。

さらに第1段階19円67銭・第2段階24円78銭という単価も、月200kWh前後の使い方であれば効いてきます。夜勤や残業で帰宅が遅く、夜間と休日にまとめて家事をする方なら、生活フィットプラン(夜)に切り替えることでもう一段の節約が狙えます。契約の縛りがないので、進学や転職で引っ越す可能性がある方でも気軽に始められます。

CDエナジーダイレクト|シングルでんきとベーシックでんきを使用量で選べる

CDエナジーダイレクト

おすすめプラン シングルでんき(月150kWh以下の方向け)/ベーシックでんき(2〜3人暮らし向け)
基本料金 10A 276円90銭/30A 830円70銭(東京電力より約1割安い)
シングルでんきの特典 基本料金と電力量料金の合計から毎月100円割引
電力量料金 ベーシックでんき 〜120kWh 29円90銭/121〜300kWh 35円59銭
注意点 シングルでんきは301kWhを超えるとベーシックでんきより単価が4円19銭高い
解約金 0円(初期費用も0円)
メリット

  • 使用量に合わせてシングルでんきとベーシックでんきを選び分けられる
  • 基本料金が東京電力より約1割安く、少量使用でも下がる
  • シングルでんきは毎月100円の定額割引が上乗せされる
デメリット

  • 関東エリア限定のため地方へ引っ越すと継続できない
  • シングルでんきは使用量が増えると割高に転じる
  • プランの切り替え判断を自分でする必要がある

CDエナジーダイレクトの強みは、一人暮らしと二人暮らしで最適なプランを分けているところです。月150kWh以下の方にはシングルでんき、二人〜三人暮らしにはベーシックでんきという住み分けになっており、どちらも基本料金が10Aあたり276円90銭と東京電力より約1割安く設定されています。

シングルでんきは基本料金と電力量料金の合計からさらに毎月100円が割り引かれるので、年間1,200円が自動的に浮く計算です。ただし301kWhを超えるとベーシックでんきより単価が4円19銭高くなるため、在宅ワークが増えたり同居人が増えたりしたら、ベーシックでんきへの切り替えを検討しましょう。プランの変更は解約金なしでできます。

オクトパスエナジー|使用量が少ない月でも基本料金の安さが効く

オクトパスエナジー

おすすめプラン グリーンオクトパス(東京電力エリア)
基本料金 10Aあたり295円00銭(30Aで885円00銭)
第1段階の単価 〜120kWh 20円62銭
第2段階の単価 121〜300kWh 25円29銭
一人暮らし向けの利点 使用量が少ない月でも基本料金の差がそのまま節約になる
解約金 0円・契約期間の縛りなし
メリット

  • 基本料金が10Aあたり295円と全社トップクラスに安い
  • 第1段階の単価も20円台前半で少量使用に強い
  • 追加料金なしで実質再エネ100%の電気が使える
デメリット

  • 燃料費調整額に上限がなく、高騰期の請求が読みにくい
  • 電話窓口が限られWeb中心の対応になる
  • 賃貸で契約アンペアが小さいと下げ幅も小さくなる

一人暮らしの部屋は20〜30Aで契約していることが多く、この帯域で基本料金が10Aあたり295円00銭というのは大きなアドバンテージです。30A契約なら東京電力の935円25銭に対して885円00銭となり、毎月50円、年間で600円が自動的に浮きます。

加えて第1段階が20円62銭、第2段階が25円29銭と、少量使用の帯域でも単価が低いのがポイントです。月150kWh程度の使い方でも下げ幅が出るため、在宅時間が短い単身世帯にも向いています。環境に配慮した電気を選びたいという方にとっては、追加費用なしで実質再エネ100%というのも決め手になるでしょう。

ファミリー世帯におすすめの東京の電気会社

3人以上の世帯では月350〜450kWhを使うことも珍しくなく、300kWhを超える第3段階の単価がそのまま年間の差になります。ここでは使用量が多い家庭に強い3社を紹介します。

TERASELでんき|使用量が増えるほど差が広がる三段階目の単価

TERASELでんき

おすすめプラン 超TERASELプラン(家族が多い・戸建て・日中在宅の世帯向け)
基本料金 10Aあたり311円75銭(東京電力と同額)
第3段階の単価 300kWh超 35円64銭(東京電力40円49銭より4円85銭安い)
第2段階の単価 120〜300kWh 34円26銭
特典 契約時に2,000円相当を6種類から選択+電気料金200円ごとに楽天ポイント1ポイント
解約金 0円
メリット

  • 300kWh超の単価が35円64銭と、大手より約4円85銭安い
  • 使用量が多い月ほど節約額が積み上がる
  • 楽天ポイントが日々の買い物にそのまま使える
デメリット

  • 基本料金は東京電力と同額で下がらない
  • 使用量が300kWhに届かない月は差が小さい
  • プラン選択を誤ると単身向けプランのほうが高くつく場合がある

4人家族で月400kWhを使う家庭を例にすると、300kWhを超える100kWh分の単価差は4円85銭。この100kWhだけで月485円、年間で約5,800円の差が生まれます。エアコンを長く使う夏と冬はさらに使用量が伸びるため、年間の削減額はもっと大きくなるでしょう。

超TERASELプランは、家族が多い世帯・日中も在宅している世帯・戸建て住まいの世帯を想定して設計されています。契約時には楽天ポイントやPayPayポイント、Amazonギフトカードなど6種類から2,000円相当の特典を選べるうえ、その後も電気料金200円ごとに楽天ポイントが貯まります。日用品の買い物で楽天経済圏を使っている家庭なら、実質的な削減効果はさらに高まります。

CDエナジーダイレクト|ファミリーでんきで多く使う家庭ほど割安になる

CDエナジーダイレクト

おすすめプラン ファミリーでんき(4人暮らし以上向け)
料金の仕組み 300kWhまでは定額10,085円20銭、301kWh以上は1kWhあたり35円59銭
ベーシックでんきとの差 301kWh以上の単価が0円91銭安い
セット割 都市ガスとのセットで年間約6,000円の割引
ポイント カテエネポイントが貯まり、1ポイント1円で電気代に充当できる
解約金 0円
メリット

  • 300kWhまでが定額なので毎月の請求が読みやすい
  • 301kWh以上の単価がベーシックでんきよりさらに安い
  • ガスセット割と合わせれば年間の削減額が大きく伸びる
デメリット

  • 使用量が300kWhを下回る月でも定額分は支払う必要がある
  • 関東エリア限定で転居先によっては継続できない
  • 旅行や帰省で家を空ける月はメリットが薄い

ファミリーでんきは、300kWhまでを定額10,085円20銭にまとめ、301kWh以上を35円59銭で計算するという独特の設計です。毎月安定して300kWh以上を使う4人以上の世帯なら、この形が最も分かりやすく、かつ有利に働きます。

301kWh以上の単価はベーシックでんきより0円91銭安く、東京電力の40円49銭と比べれば4円90銭の差になります。ここに電気とガスのセット割(年間約6,000円)とカテエネポイントの還元が加われば、年間の削減額は1万円を超えることも十分にありえます。注意点は、使用量が300kWhを切る月でも定額分は発生することです。長期の帰省や旅行が多い家庭は、ベーシックでんきとどちらが得かを試算してから決めましょう。

オクトパスエナジー|家族分の使用量でも年間の総額を抑えやすい

オクトパスエナジー

おすすめプラン グリーンオクトパス(東京電力エリア)
基本料金 50Aで1,475円00銭/60Aで1,770円00銭(東京電力より約84〜100円安い)
第3段階の単価 301kWh〜 27円44銭
電源の特徴 実質再生可能エネルギー100%・CO2排出量実質ゼロ
注意点 燃料費調整額の算定方法が大手と異なり上限がない
解約金 0円・契約期間の縛りなし
メリット

  • 基本料金・電力量料金の両方が下がるので総額のインパクトが大きい
  • 50A・60Aといった大きめの契約でも基本料金の差が出る
  • 子育て世帯でも環境に配慮した電気を追加費用なしで選べる
デメリット

  • 燃料価格が高騰した月は請求が想定より伸びることがある
  • 電話でじっくり相談したい方には窓口が物足りない
  • 時間帯別の細かな最適化はできない

ファミリー世帯は50A・60Aで契約していることが多く、基本料金の1割弱の差が毎月そのまま積み上がります。60A契約なら東京電力の1,870円50銭に対して1,770円00銭となり、年間で約1,200円の差になります。

これに加えて、301kWh以上の単価が27円44銭という低さです。使用量が多いほど効いてくる設計なので、電気をよく使う家庭ほど年間の削減幅が大きくなります。エアコンや乾燥機を日常的に使うご家庭では、家族の生活スタイルを変えずに年間1万円以上の削減も狙える水準です。ただし燃料費調整額に上限がない点は変わらないため、切り替え後も数か月は請求額を確認しておくと安心です。

オール電化住宅におすすめの東京の電気会社

エコキュートやIHクッキングヒーターを使うオール電化住宅では、深夜帯の単価がどれだけ安いかが電気代を左右します。一般家庭向けの三段階料金プランに切り替えると逆に高くなることがあるため、必ずオール電化専用プランを選びましょう。

オクトパスエナジー|オール電化オクトパスで夜間の単価を抑える

オクトパスエナジー

おすすめプラン オール電化オクトパス(東京電力エリア)
基本料金 1kVAあたり312円00銭
ナイトタイム(1時〜6時) 17円85銭/kWh
デイタイム(6時〜翌1時) 24円50銭/kWh
電源の特徴 実質再生可能エネルギー100%
解約金 0円・契約期間の縛りなし
メリット

  • 夜間単価17円85銭は東京電力のスマートライフより約10円安い
  • 昼間の単価24円50銭も低く、在宅時間が長くても不利になりにくい
  • オール電化でも実質再生可能エネルギー100%の電気を選べる
デメリット

  • 燃料費調整額に上限がなく、高騰期の請求が読みにくい
  • 夜間帯が1時〜6時の5時間と、他社と同じく短め
  • 蓄熱機器の運転時間の設定変更が必要になる場合がある

オール電化オクトパスは、ナイトタイム(1時〜6時)の単価が17円85銭と、オール電化プランのなかでも際立って低い水準です。東京電力のスマートライフS・Lの夜間27円86銭と比べると10円以上の差があり、エコキュートの沸き上げが深夜に集中するオール電化住宅では効果が大きくなります。

さらに、デイタイム(6時〜翌1時)も24円50銭とスマートライフの35円76銭を大きく下回ります。オール電化プランは夜間を安くする代わりに昼間を高く設定するのが一般的ですが、オール電化オクトパスは昼間も抑えられているため、在宅ワークや小さなお子さんがいて日中も電気を使う家庭でも不利になりにくいのが特徴です。実質再エネ100%である点も、太陽光や蓄電池を検討している方には相性がよいでしょう。

CDエナジーダイレクト|スマートでんきは深夜1〜6時が割安でポイントも貯まる

CDエナジーダイレクト

おすすめプラン スマートでんき(オール電化向け・B契約/C契約)
割安な時間帯 午前1時〜午前6時(目安28円台/kWh)
供給エリア 関東エリア限定
セット割 都市ガスとのセット割の対象
ポイント カテエネポイントが貯まり、1ポイント1円で電気代に充当可能
解約金 0円・初期費用0円
メリット

  • オール電化プランでもポイント還元を受けられる数少ない会社
  • ガス併用の住宅からオール電化まで同じ会社で対応できる
  • 解約金も初期費用もかからず試しやすい
デメリット

  • 夜間単価は28円台で、より安い会社もある
  • 関東エリア限定のため転居先によっては継続できない
  • オール電化住宅ではガスセット割の恩恵を受けにくい

スマートでんきは、午前1時から午前6時までの単価を抑えたオール電化向けプランです。エコキュートの沸き上げや食洗機、洗濯乾燥機をこの時間帯にまとめられる家庭なら、無理なく電気代を下げられます。

CDエナジーダイレクトならではの強みは、オール電化プランでもカテエネポイントが貯まることです。ポイントは1ポイント1円で電気代の支払いに充当できるため、実質的な値引きとして機能します。夜間の単価そのものはオクトパスエナジーに一歩譲りますが、ポイント還元と関東エリアに根ざしたサポートを重視するなら十分に候補に入ります。将来オール電化からガス併用に戻す可能性がある方も、同じ会社の中でプランを移せるので手続きが簡単です。

東京電力エナジーパートナー|スマートライフS・Lは実績重視の人の安心枠

東京電力エナジーパートナー

おすすめプラン スマートライフS(10〜60A)/スマートライフL(6kVA以上)
基本料金 10Aまたは1kVAにつき311円75銭
夜間(1時〜6時) 27円86銭/kWh
昼間(6時〜翌1時) 35円76銭/kWh
加入条件 総容量1kVA以上の夜間蓄熱式機器またはオフピーク蓄熱式電気温水器の使用
安心材料 供給実績とサポート体制が最も充実している
メリット

  • 供給実績が圧倒的で、契約先としての安心感が高い
  • 電話窓口が充実しており、困ったときに相談しやすい
  • くらしTEPCO webで30分ごとの使用量を確認できる
デメリット

  • 夜間・昼間とも単価は新電力より高め
  • 加入には夜間蓄熱式機器などの条件がある
  • 料金面での節約効果は限定的

新電力への切り替えに不安があり、多少高くても実績のある会社に任せたいという方の安心枠がスマートライフS・Lです。夜間27円86銭・昼間35円76銭という単価は新電力に比べると高めですが、供給実績とサポート体制はほかの追随を許しません。

契約アンペアが10〜60AならスマートライフS、契約容量6kVA以上ならスマートライフLという住み分けです。加入には総容量1kVA以上の夜間蓄熱式機器やオフピーク蓄熱式電気温水器を使っていることが条件になるため、エコキュートや蓄熱暖房機が設置されているかを確認しましょう。高齢のご家族が契約している場合など、電話でしっかり相談できる窓口があることを重視するなら、無理に乗り換える必要はありません。

電気とガスをまとめたい人におすすめの東京の電気会社

電気とガスをまとめると、割引に加えて請求書と問い合わせ窓口が一本化されるという実務的なメリットがあります。都市ガスかプロパンガスかで選ぶべき会社が変わるので、その点も含めて3社を紹介します。

東京ガスの電気|都市ガスとまとめて請求も窓口も一本化できる

東京ガスの電気

おすすめプラン 基本プラン+東京ガスの都市ガス
セット割の内容 電気料金が0.5%割引
電力量料金 〜120kWh 29円70銭/120〜300kWh 35円69銭/300kWh超 39円50銭
請求・窓口 電気とガスの請求と問い合わせを一本化できる
キャンペーン 新規申し込みで電気の基本料金1か月無料
解約金 0円
メリット

  • すでに使っている都市ガスにそのまま電気を足すだけで完結する
  • 請求書も問い合わせ窓口も1つにまとまり管理がラク
  • 単価が全段階で東京電力より安く、確実に下がる
デメリット

  • セット割の割引率は0.5%と控えめ
  • 基本料金は東京電力とほぼ同額
  • プロパンガスの地域では対象にならない

東京23区や多摩地域の多くの世帯は東京ガスの都市ガスを使っているため、電気を足すだけでまとめられるのが最大の手軽さです。ガス会社を変える必要がないので、手続きも1回で済みます。

セット割そのものは電気料金の0.5%と控えめですが、基本プランの電力量料金が全段階で東京電力を下回っているため、割引がなくても総額は下がります。新規申し込みで電気の基本料金が1か月無料になるキャンペーンも用意されており、初年度のハードルはさらに低くなっています。請求を一本化して家計管理をシンプルにしたい方、切り替え作業に時間をかけたくない方には、これ以上ないくらい素直な選択肢です。

CDエナジーダイレクト|電気とガスのセット割で毎月の合計額が下がる

CDエナジーダイレクト

おすすめプラン ベーシックでんきまたはファミリーでんき+ベーシックガス
セット割の内容 電気とガスのセットで年間約6,000円の割引
基本料金 10A 276円90銭(東京電力より約1割安い)
ポイント カテエネポイントが貯まり、1ポイント1円で電気代に充当可能
供給エリア 関東エリア限定(都市ガスは東京ガスの供給区域が中心)
解約金 0円・初期費用0円
メリット

  • セット割の削減額が年間約6,000円と大きい
  • 基本料金の安さとポイント還元が上乗せされる
  • 世帯人数に合わせて電気のプランを選び分けられる
デメリット

  • 電気とガスの両方を切り替える手続きが必要になる
  • 関東エリア限定で転居先によっては継続できない
  • プロパンガスの地域は対象外

セット割の金額そのもので選ぶなら、年間約6,000円というCDエナジーダイレクトの削減額は東京エリアでもトップクラスです。電気の基本料金が東京電力より約1割安いこと、カテエネポイントが自動で貯まることを合わせると、まとめる効果は数字にはっきり表れます。

手続きとしては電気とガスの両方を切り替える必要がありますが、どちらもWebで完結し、ガス機器の工事や立ち会いも原則ありません。世帯人数に応じてシングルでんき・ベーシックでんき・ファミリーでんきを選べるので、家族構成が変わっても同じ会社の中で調整できます。関東に長く住む予定の方にとっては、まとめる先として最有力の一社です。

エネワンでんき|プロパンガスの地域でもセット割を受けやすい

エネワンでんき

おすすめプラン エネワンバリューなど+サイサンの都市ガスまたはLPガス
セット割の内容 ガスとのセットで月220〜330円割引。ウォーターワンの契約でさらにお得
基本料金 30A 902円25銭/40A 1,203円00銭(東京電力より安い)
電力量料金 〜300kWh 33円76銭/300kWh超 37円51銭
キャンペーン 新規申し込みで基本料金6か月間半額(2026年12月13日まで)
解約金 0円
メリット

  • 都市ガスだけでなくLPガスとのセット割にも対応している
  • ウォーターサーバーまで含めて1社にまとめられる
  • 基本料金6か月半額のキャンペーンで初年度の負担が軽い
デメリット

  • セット割にはサイサンのガス契約が前提になる
  • 第1段階の単価は33円76銭と少量使用には割高
  • ガス会社の切り替えを伴うため手続きに時間がかかる

多摩地域や区部の一部、集合住宅などではプロパンガスを使っている世帯も少なくありません。都市ガスのセット割が使えない地域でまとめたいなら、エネワンでんきが現実的な答えになります。

サイサンの都市ガスまたはLPガスとセットで契約すると月220〜330円が割り引かれ、年間で2,640〜3,960円の削減になります。同社が展開するウォーターサーバーのウォーターワンを併用すると、さらに条件が良くなる仕組みです。基本料金も40Aで1,203円00銭と東京電力より安く、2026年12月13日までは新規申し込みで6か月間半額になります。水まわりの契約もまとめて見直したい方は、ウォーターサーバーの比較ランキングもあわせて確認しておくと選びやすくなります。

東京電力から新電力に乗り換えるメリット

乗り換えのメリットは料金だけではありません。手続きの手軽さや、料金以外の特典まで含めると、動く価値は十分にあります。

同じ使い方のままで年間1万円以上下がることもある

新電力に乗り換えても、生活の仕方は何ひとつ変える必要がありません。それでいて、プランを選び直すだけで年間1万円以上の削減になるケースは珍しくありません

たとえば40A・月300kWhのモデル世帯で、東京電力の従量電灯Bからオクトパスエナジーのグリーンオクトパスに切り替えた場合、基本料金だけで月67円、電力量料金では単価差がさらに大きくなります。月400kWhを使う4人家族なら、TERASELでんきの超TERASELプランに変えるだけで第3段階の差額だけで年間約5,800円。ここにポイント還元や契約特典が加わります。

節電を頑張るのはエアコンの設定温度を我慢したり、こまめに家電を消したりと手間がかかりますが、契約の見直しは一度やれば効果が続きます。労力あたりの効果という点で、これほど効率のいい家計改善はなかなかありません。

工事も立ち会いも不要でネット申し込みだけで完結する

乗り換えに必要なのは、検針票かマイページで確認できる情報を入力してWebで申し込むことだけです。電線を引き直す工事も、部屋に人が来る立ち会いも、原則として発生しません。

用意するのは、契約中の電力会社名とお客さま番号、22桁の供給地点特定番号、契約アンペア、支払い情報の4点です。いずれも検針票(電気ご使用量のお知らせ)か会員サイトで確認できます。申し込みから切り替えまでの期間は、次回または次々回の検針日が目安になります。

従来型のメーターが付いている家庭は、切り替えのタイミングでスマートメーターへの交換工事が入りますが、この費用も利用者負担はなく、立ち会いも基本的に不要です。屋外での短時間の作業で、その間に一時的に停電することがある程度です。

ポイント還元やガソリン割引など料金以外の得も付いてくる

料金の安さ以外に、自分の生活動線に沿った特典を選べるのも新電力の面白さです。

たとえばTERASELでんきなら電気料金200円ごとに楽天ポイントが貯まり、契約時にもAmazonギフトカードやPayPayポイントなどから2,000円相当を選べます。ENEOSでんきやidemitsuでんきは、電気とセットでガソリン・軽油が割引になるため、車をよく使う家庭では給油のたびに差が出ます。CDエナジーダイレクトのカテエネポイントは、1ポイント1円で電気代の支払いに充てられます。

こうした特典は、料金の差がわずかな会社同士を比べるときの決め手になります。日常的に使っているポイント経済圏や、車の有無といった生活スタイルに合わせて選ぶと、実感できるお得さが増します。

再生可能エネルギー中心のプランを自分で選べる

電力自由化のもうひとつの意義が、どんな電源で作られた電気を買うかを自分で選べるようになったことです。

オクトパスエナジーのグリーンオクトパスは、非化石証書を組み合わせることで追加料金なしに実質再生可能エネルギー100%・CO2排出量実質ゼロを実現しています。シン・エナジーのように、地熱や小水力、バイオマスといった再生可能エネルギーの開発そのものに取り組む会社もあります。

環境への配慮というと割高なイメージがありますが、現在は再エネ中心のプランでも大手より安いケースが増えています。家計のためにもなり、環境にも配慮できるなら、選ばない理由はほとんどありません。太陽光発電や蓄電池の導入を検討している方は、こうしたプランとの組み合わせも考えてみるとよいでしょう。

乗り換えて後悔しやすい新電力のデメリット

もちろん、いいことばかりではありません。ここでは実際に後悔につながりやすい5つの注意点を、正直に整理します。

市場連動型は電気代が急に跳ね上がることがある

もっとも注意したいのが、市場連動型プランの価格変動リスクです。需給が逼迫した時間帯の高い単価が、そのまま請求に反映されます

LooopでんきのスマートタイムONE、エバーグリーンのスマートゼロプラン、リボンエナジーのリボングリーンなどがこのタイプにあたります。春や秋のように電力需給に余裕がある季節は固定単価のプランより安くなることが多い一方、猛暑の夕方や厳寒の朝など需要が集中する時間帯は単価が大きく上がります。

対策としては、アプリで翌日の単価を確認して家事の時間を動かす、上限付きの市場連動型プランを選ぶ、そもそも固定単価のプランにするといった選択肢があります。生活リズムを動かせない方や、毎月の請求を安定させたい方は、無理に市場連動型を選ばないのが賢明です。

使用量が少ないと乗り換えても差額がほとんど出ない

新電力の多くは、使用量が多い家庭ほど得をする料金設計になっています。そのため、使用量が少ない世帯では期待したほど下がらないことがあります。

たとえば月100kWh程度しか使わない単身世帯の場合、第3段階の単価がいくら安くてもそこに届かないため、恩恵を受けられません。会社によっては第1段階の単価が大手より高く設定されていることもあり、その場合は乗り換えると逆に高くなってしまいます。ミツウロコでんきの第1段階31円91銭は、東京電力の29円80銭より高い一例です。

使用量が少ない方は、基本料金の安さや基本料金0円プラン、少量使用向けの専用プランに絞って比較するのが正解です。シミュレーションでは必ず自分の実際の使用量を入力し、モデルケースの数字を鵜呑みにしないようにしましょう。

プランによっては解約金や契約期間の縛りがある

家庭向けは解約金なしが主流とはいえ、割引と引き換えに期間の縛りを設けているプランは今も存在します

ENEOSでんきのにねんとく²割は代表例で、更新月(適用開始から23か月目と24か月目)以外に解約すると1,100円の手数料がかかります。金額としては大きくありませんが、乗り換えを繰り返して最安を追いかけたい方には向きません。

また、ガスとのセット割を適用している場合、電気だけを解約すると割引が外れてガス代が上がることがあります。セットで契約するときは、片方だけ解約したときにどうなるかも確認しておきましょう。転勤の可能性がある方、賃貸で数年ごとに引っ越す方は、縛りのない会社を選ぶのが無難です。

大手より窓口が少なく問い合わせに時間がかかることがある

新電力は店舗を持たず、Web中心で運営することでコストを下げています。裏を返すと、対面や電話でじっくり相談したい方には物足りない場合があるということです。

電話窓口が平日のみだったり、チャットとメールのみだったりする会社もあります。引っ越しシーズンや料金改定の時期は問い合わせが集中し、返信まで数日かかることも珍しくありません。高齢のご家族が契約する場合や、パソコン・スマホの操作に不安がある場合は、サポート体制も比較の軸に入れておくべきです。

なお、停電や漏電といった設備のトラブルは契約先ではなく東京電力パワーグリッドが対応します。この点はどの会社を選んでも変わらないので、緊急時の連絡先だけは把握しておくと安心です。

会社の撤退や供給停止で契約先の変更が必要になる場合がある

燃料価格が高騰した局面では、新電力の一部が家庭向けの新規受付を停止したり、事業から撤退したりした例があります。契約先が撤退すると、別の会社を探し直す必要が出てきます

ただし、いきなり電気が止まることはありません。電力・ガス取引監視等委員会が説明しているとおり、契約先が見つからない状態になっても一般送配電事業者による最終保障供給というセーフティネットがあり、電気の供給は続きます。とはいえ最終保障供給の料金は割高なため、通知を受けたら速やかに次の契約先を決めるのが望ましい対応です。

会社選びの段階では、親会社の規模や供給実績、供給エリアの広さといった安定性も見ておくと安心です。大手ガス会社や商社、エネルギー系企業のグループ会社であれば、急な撤退のリスクは相対的に低いといえます。

東京のマンションは電気会社を変えられないことがある|高圧一括受電の確認方法

申し込みを進めてから「切り替えできません」と言われるのが、いちばん残念なパターンです。東京はマンション住まいの方が多いため、事前の確認が特に大切になります。

建物全体でまとめて契約する高圧一括受電は個別に選べない

高圧一括受電とは、マンション全体で高圧の電気をまとめて購入し、建物内の変圧設備で低圧に変換して各戸へ配る仕組みです。

電気の契約はマンション管理組合と受電事業者の間で建物単位に結ばれるため、各戸の入居者が個別に電力会社を選ぶことはできません。各家庭のメーターまでの間に管理組合や事業者が所有する変圧器があり、そこから先が建物内の配電になるためです。

高圧一括受電にもメリットはあります。建物全体でまとめて安く仕入れられるぶん、共用部の電気代が下がって管理費が抑えられたり、各戸の電気料金も大手電力会社より数%安く設定されていたりします。個別に選べないのは残念ですが、必ずしも損をしているわけではない点は知っておいてよいでしょう。

一括受電かどうかを見分ける4つの方法

自分の住まいが一括受電かどうかは、次の4つの方法で確認できます。

  • 検針票や請求書の発行元を見る。東京電力エナジーパートナー以外の管理会社名や受電事業者名になっていれば一括受電の可能性が高い
  • 管理会社や管理組合、大家さんに直接聞く。もっとも確実で早い方法
  • 新電力の申し込み画面で供給地点特定番号を入力してみる。該当がなければ一括受電が疑われる
  • 入居時の契約書類や重要事項説明書を確認する。電気の供給方式が記載されている場合がある

新築や大規模リノベーションのマンションでは一括受電が採用されているケースがあり、分譲マンションでも管理組合の決議で導入されていることがあります。申し込み手続きを始める前に確認しておけば、時間を無駄にせずに済みます

賃貸アパート・マンションでも自分名義の契約なら乗り換えできる

賃貸だから電気会社は選べない、と思い込んでいる方は多いのですが、電気の契約が自分名義であれば賃貸でも自由に乗り換えられます。大家さんや管理会社の許可も原則として不要です。

判断のポイントは、電気代を自分で電力会社に払っているかどうかです。毎月の検針票が自分宛に届き、自分の口座やクレジットカードから引き落とされているなら、それは自分名義の契約なので切り替えできます。

反対に、家賃に電気代が含まれている物件や、管理会社が一括で契約して各戸に請求している物件は切り替えできません。シェアハウスや一部の学生寮、マンスリーマンションなどがこれにあたります。判断に迷ったら、検針票の宛名を見るのが手っ取り早い方法です。

スマートメーターが未設置でも無料で交換してもらえる

新電力への切り替えにはスマートメーターが必要ですが、まだ設置されていない場合でも心配はいりません。切り替え手続きの過程で、東京電力パワーグリッドが無料で交換してくれます。

交換作業は屋外の電力メーターの取り替えだけなので、室内への立ち入りは不要で、原則として立ち会いも必要ありません。作業時間は10分程度で、その間に数分の停電が生じることがある程度です。留守中でも作業してもらえます。

スマートメーターになると、30分ごとの使用量データが自動的に送信されるようになり、検針員の訪問も不要になります。多くの会社のマイページやアプリで時間帯ごとの使用量が見られるようになるため、節電の工夫もしやすくなります。市場連動型プランを検討している方にとっては、必須のインフラといえます。

電気会社の見直しと合わせて使いたい東京都の支援制度

東京都は、家庭の省エネ・再エネを後押しする独自の制度をいくつも用意しています。電気会社の見直しと合わせて使えば、削減効果はさらに大きくなります

東京ゼロエミポイント|エアコン・冷蔵庫・給湯器の買い替えで店頭値引き

東京ゼロエミポイントは、省エネ性能の高いエアコン・冷蔵庫・給湯器・LED照明器具に買い替えた都民に対し、購入時にその場で値引きが受けられる東京都の事業です。

2024年10月からは申請方式が変わり、対象の家電量販店で購入する際に店頭で値引きされる形になりました。以前のような後日の申請手続きが不要になったため、ぐっと使いやすくなっています。長期間使った古い家電からの買い替えでは付与額が上乗せされる区分もあり、製造から年数の経ったエアコンや冷蔵庫を使い続けている家庭ほどメリットが大きくなります。

東京ゼロエミポイントの公式サイトでは対象製品や登録事業者を検索できます。2026年度も前年度と同じ内容で実施され、2027年3月31日まで受付が予定されています。10年以上前のエアコンは最新機種に比べて消費電力が大きいため、電気会社の切り替えと買い替えを同時に行えば、電気代の下げ幅は一段と大きくなります。

65歳以上や障害者手帳をお持ちの方はエアコンが一律8万円分の値引き対象

熱中症対策として、東京都は満65歳以上の方や障害者手帳をお持ちの方が多段階評価点3.0以上のエアコンを購入する場合に、一律80,000ポイント(8万円相当)を付与する区分を設けています。

この区分は買い替えだけでなく新規購入も対象で、1ポイント1円として購入時にその場で値引きされます。これまでエアコンのない部屋に新しく設置する場合でも使えるため、寝室や高齢のご家族の部屋に1台増やしたいというケースにも向いています。

対象となるのは都内在住で条件を満たす方に限られ、購入は登録された事業者の店舗で行う必要があります。こちらも2027年3月31日までの実施が予定されています。夏本番を迎える前に、ご家族の部屋の環境を見直しておくと安心です。適用条件や必要書類は年度によって細かく変わるので、購入前に公式サイトで最新の内容を確認しましょう。

都内の住宅向け太陽光・蓄電池の助成金も合わせて確認する

東京都は住宅への太陽光発電や蓄電池の導入にも独自の助成制度を設けています。クール・ネット東京(東京都地球温暖化防止活動推進センター)のサイトで、個人・家庭向けの助成事業を探すことができます

2026年度(令和8年度)の蓄電池への助成は、1kWhあたりの補助上限が前年度の12万円から10万円に見直され、上限額は120万円となっています。家庭における太陽光発電導入促進事業は2026年6月30日から2027年3月31日まで、東京ゼロエミ住宅の普及促進事業は2026年4月1日から2027年3月31日までといったように、事業ごとに申請期間が分かれています。

太陽光と蓄電池を導入すると、昼間に発電した電気を自家消費し、余った分を蓄えて夜に使うという運用ができるようになります。オール電化住宅や、市場連動型プランと組み合わせれば効果はさらに高まります。国や区市町村の補助金と併用できる場合もありますが、東京都や東京都環境公社が実施する同種の助成金との重複受給はできないため、申請前に条件をよく確認しましょう。

東京電力エリアで電気会社を乗り換える手順

比較が終わったら、あとは申し込むだけです。実際の流れは驚くほど簡単で、慣れていれば10分ほどで終わります。

検針票やマイページで契約アンペアと使用量を確認する

最初にやることは、今の契約内容を正しく把握することです。ここが曖昧なままシミュレーションしても、正確な比較にはなりません。

確認したいのは、契約アンペア(または契約容量)、直近12か月分の使用量(kWh)、毎月の請求額、契約中の料金プラン名、22桁の供給地点特定番号の5点です。紙の検針票が届いている方はそこに記載があり、東京電力の場合はくらしTEPCO webにログインすれば過去の使用量をまとめて確認できます。

このとき、契約アンペアが今の暮らしに合っているかも見直してみましょう。家族が減った、家電を買い替えたといった変化があれば、アンペアを下げるだけで基本料金が下がります。40Aから30Aに落とすだけで、東京電力の従量電灯Bなら月311円75銭、年間で約3,700円の節約になります。

公式サイトのシミュレーションで年間の総額を比べる

候補が絞れたら、各社の公式サイトのシミュレーションに実際の使用量を入力して比べます。比較サイトのモデルケースは参考程度にとどめ、必ず自分の数字で確認しましょう。

ポイントは、1か月だけでなく夏と冬のピーク月も入力してみることです。使用量の多い月と少ない月で有利な会社が入れ替わることがあり、年間の総額で見ないと判断を誤ります。可能であれば、12か月分を入力して年額を出してくれるシミュレーターを使うのが理想です。

また、シミュレーションの結果に燃料費調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金が含まれているかどうかも確認してください。含まれていない場合は各社とも同条件なので比較には支障ありませんが、実際の請求額はシミュレーション結果より高くなります。想定と違うと感じる原因の多くはここにあります。

ネットで申し込む|今の会社への解約連絡は原則いらない

申し込みは新しい電気会社の公式サイトから行います。今契約している電力会社への解約連絡は原則不要で、新しい会社が代わりに手続きを進めてくれます

入力するのは、氏名・住所・連絡先といった基本情報のほか、現在の電力会社名とお客さま番号、供給地点特定番号、契約アンペア、支払い方法です。検針票かマイページを手元に置いておけば、5〜10分で完了します。

注意したいのは、申し込みは必ず自分で公式サイトから行うことです。国民生活センターには、電話勧誘や訪問販売をきっかけに意図しない切り替えが行われたという相談が寄せられています。大手電力会社を名乗る勧誘もあるため、その場で契約せず、社名と連絡先を確認して自分で調べ直す姿勢が大切です。

切り替え完了までの期間と初回請求のタイミング

申し込みから実際の切り替えまでは、次回または次々回の検針日が目安で、おおむね2週間から1か月半ほどかかります。スマートメーターの交換が必要な場合は、もう少し時間がかかることもあります。

切り替え日は新しい会社からメールなどで通知されます。この日を境に電気の請求元が変わり、旧会社からは切り替え日までの使用分が最後に請求されます。二重に請求されることはないので安心してください。

初回請求は、切り替え日から最初の検針日までの使用分になります。日割り計算になるため、金額が通常より少なかったり多かったりして戸惑うことがありますが、2回目以降は通常の1か月分に落ち着きます。切り替え後は数か月ほど請求額を確認し、シミュレーション通りに下がっているかをチェックしておくと安心です。

東京の電気会社に関するよくある質問

最後に、東京で電気会社を選ぶときによく寄せられる疑問にお答えします。

東京で一番安い電気会社はどこですか?

一律の正解はなく、毎月の使用量と生活スタイルによって答えが変わります。月300kWh前後の標準的な世帯であれば、基本料金と全段階の単価が東京電力を下回るオクトパスエナジーが有力です。

月400kWh以上を使うファミリー世帯なら、第3段階の単価が35円64銭のTERASELでんき(超TERASELプラン)や、300kWhまで定額のCDエナジーダイレクト(ファミリーでんき)が候補になります。逆に月150kWh以下の単身世帯は、基本料金の安さやシングルでんきのような専用プランで比べるのが近道です。

在宅時間が長く家事の時間を動かせる方なら、市場連動型のLooopでんきやリボンエナジーで大きく下げられる可能性もあります。まずは検針票で使用量を確認し、候補3社ほどに絞って公式シミュレーションで年額を比べてみてください。

新電力に変えると停電しやすくなりませんか?

なりません。電気を家庭まで届ける送配電網は、契約先が変わっても東京電力パワーグリッドが一括して管理しています

停電が起きたときの復旧作業も同じく東京電力パワーグリッドが担当するため、復旧の優先順位が下がるようなこともありません。台風や地震のときも、大手電力会社と契約している家庭とまったく同じ対応が受けられます。

電気の品質も同一です。電圧や周波数が不安定になったり、家電の動きが悪くなったりすることはありません。変わるのは料金の計算方法と請求元だけ、と理解しておけば大丈夫です。

契約した電力会社が倒産したら電気は止まりますか?

止まりません。契約先が撤退や倒産で電気を供給できなくなった場合でも、一般送配電事業者による最終保障供給というセーフティネットが用意されています

ただし最終保障供給は一時的な措置で、料金は標準的なプランより割高に設定されています。通知が届いたら、放置せずに早めに次の契約先を決めるのが賢明です。切り替えの手続き自体は通常の乗り換えと同じで、Webから申し込むだけで済みます。

心配な方は、会社選びの段階で親会社の規模や供給実績を見ておくとよいでしょう。大手ガス会社や商社、石油元売り会社のグループであれば、資本基盤が厚く急な撤退のリスクは相対的に低いといえます。

乗り換えるときに解約金や工事費はかかりますか?

多くの場合はどちらもかかりません。東京電力の従量電灯Bなど規制料金プランからの切り替えに解約金は発生せず、新しい電線を引くような工事費もありません

例外となるのは、契約期間の縛りがあるプランを途中解約する場合です。ENEOSでんきのにねんとく²割のように、更新月以外の解約で1,100円程度の手数料が必要になるケースがあります。今契約しているプランの条件は、乗り換え前に確認しておきましょう。

スマートメーターが未設置の場合は交換工事が入りますが、この費用も利用者負担はありません。屋外での短時間の作業で、立ち会いも原則不要です。

オール電化の家でも新電力に乗り換えられますか?

乗り換えられます。ただし、必ずオール電化専用プランを扱っている会社を選んでください。一般家庭向けの三段階料金プランに切り替えると、深夜の使用量が多いオール電化住宅では逆に高くなることがあります。

東京電力エリアでオール電化プランを提供しているのは、オクトパスエナジー(オール電化オクトパス)、CDエナジーダイレクト(スマートでんき)、idemitsuでんき(オール電化プラン)などです。夜間帯の単価と時間の区切り、昼間の単価をセットで比較しましょう。

なお、東京電力のスマートライフS・Lから切り替える際は、蓄熱機器の運転時間の設定が新しいプランの割安時間帯と合っているかも確認しておくと安心です。時間帯がずれていると、せっかくの安い単価を活かせません。

引っ越しと同時に契約するときの注意点はありますか?

引っ越しは、電気会社を見直す絶好のタイミングです。入居前に新居の住所で申し込みを済ませておけば、初日から新しい会社の電気が使えます

注意点は3つあります。1つ目は、新居が高圧一括受電のマンションでないかを事前に確認すること。2つ目は、電気の使用開始日を余裕をもって指定すること。会社によっては数営業日前までの申し込みが必要です。3つ目は、旧居の電気の使用停止手続きを忘れないことです。停止連絡は現在の契約先に自分で行う必要があります。

また、引っ越しで世帯人数や間取りが変わると、最適なプランも変わります。単身から二人暮らしになる、戸建てからマンションに移るといった変化があれば、以前と同じ会社をそのまま継続するのではなく、あらためて比較し直すのがおすすめです。家計全体を見直すタイミングでもあるので、ふるさと納税のサイト比較のような節約の仕組みも合わせて整えておくと、新生活のスタートがぐっと軽くなります。

まとめ|東京の電気会社は年間総額で比べてから乗り換えよう

東京都は東京電力エリアにあたり、選べる新電力の選択肢が全国でもっとも豊富な地域です。だからこそ、単価表の見た目や広告の安さだけで決めるのではなく、自分の使用量を入れた年間の総額で比べることが何より大切です。

総合力で選ぶならオクトパスエナジー、電気とガスをまとめるならCDエナジーダイレクトか東京ガスの電気、使用量が多いファミリーならTERASELでんき、車をよく使うならENEOSでんきやidemitsuでんき、オール電化ならオール電化オクトパスやスマートでんき。生活スタイルに合わせて選び分ければ、我慢をせずに年間1万円以上の削減も十分に狙えます。

乗り換えの手続きは検針票を見ながらWebで申し込むだけで、工事も立ち会いも原則不要です。高圧一括受電のマンションでないかだけ先に確認しておけば、つまずくところはほとんどありません。あわせて東京ゼロエミポイントや都の太陽光・蓄電池の助成制度も活用すれば、家計にも環境にもやさしい暮らしに近づきます。まずは検針票を手に取って、直近1年の使用量を確認するところから始めてみてください。

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