【2027年度】ランドセルおすすめ人気ランキング12選|軽さと価格でモデル別に徹底比較 | 道の駅くりもと 紅小町の郷

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ランドセル選びは、はじめてのことばかりで迷いますよね。軽さ・素材・デザイン・価格と見るべきところが多いうえに、人気モデルは春先に売り切れてしまうこともあり、いつ何を決めればいいのか分かりにくいのが正直なところです。

この記事では、2027年度(2027年4月ご入学)向けのランドセルを、カタログ重量だけでなく背負ったときの体感、収納力、6年間保証の中身まで含めてモデル単位で比較しました。価格はすべて2026年9月時点の税込価格で、各ブランドの公式サイトで確認した情報をもとにまとめています。お子さまの体格や通学距離に合った一台を見つける手がかりにしてください。

2027年度のランドセルはここが変わった|今年のトレンド

2027年度モデルは、軽量化と収納力という相反する要素を同時に満たす方向へ大きく進みました。ランドセル工業会の2026年の調査では、ランドセルの平均購入金額は62,034円で前年より1,200円以上上がっています。値段が上がっている分、機能面の進化も分かりやすくなっているのが今年の特徴です。

軽量化が進んで900g台のモデルが当たり前になった

数年前まで、人工皮革のランドセルは1,100〜1,300g前後が標準的でした。ところが2027年度モデルでは、セイバンのスゴ軽 エアーIIが約890g、ふわりぃのグランコンパクトが約950g、盛田のランドセルのラッカルが約935gと、900g前後のモデルが複数のブランドから出そろっています

軽くなった理由は、素材そのものの軽量化に加えて、大マチの補強材や背あての構造を見直したことにあります。工房系でも同じ流れは進んでいて、鞄工房山本のユニは前年モデルからさらに軽くなって約1,260g、羽倉のはねかるは約1,160gという水準です。牛革を使いながら側面や底面に人工皮革を組み合わせるハイブリッド仕様も広がり、素材の質感と軽さを両立させる選択肢が増えました。

ただし、100g程度の差は実際に背負うとほとんど体感できないこともあります。数字だけを追いかけるより、後述する体感の軽さとあわせて判断するのが失敗しないコツです。

タブレットと置き勉を前提にした大容量設計が主流

文部科学省のGIGAスクール構想によって小学校では1人1台の学習用端末が整備されており、教科書や資料集に加えて端末を持ち帰る日があるのが当たり前になりました。そのため2027年度モデルは、タブレットを入れても教科書が圧迫されない容量と、端末を守るクッション付きポケットを備えたものが標準になっています。

具体的には、大マチの内寸を12.5〜13.5cmに広げたモデルが中心で、イオンのかるすぽ みらいポケットのように小マチが3〜8cmまで広がり、最大約21.5cmまで拡張できる可変式も人気です。盛田のラッカルは大マチと前ポケットを合わせて15.5リットルの容量を確保しています。

一方で、文部科学省は児童生徒の携行品について、家庭学習で使わない教材を教室に置いて帰ることを認める工夫を各教育委員会に示しています。置き勉が認められている学校かどうかで必要な容量は変わるので、入学予定の小学校の方針も確認しておくと選びやすくなります。

人気モデルの早期完売が増えてラン活の開始が前倒しに

工房系ブランドを中心に、人気の色や限定モデルは夏を待たずに受付を終えるケースが増えました。実際に土屋鞄のコードバンシリーズでは、2026年9月時点ですでに受付終了となっている型番や、残りわずかと表示されている色があります。

同じくランドセル工業会の調査では、購入時期のピークは8月(19.7%)ですが、入学前々年の12月も14.9%と高く、年末年始から動き出す家庭が一定数いることが分かります。デザインにこだわりがある場合は、遅くとも春のうちに候補を絞っておくのが安全です。反対に、量販店モデルや定番色にこだわらないなら、秋以降でも十分に良い一台が選べます。

失敗しないランドセルの選び方6つのポイント

ランドセルは6年間毎日使う道具です。見た目の好みだけで決めてしまうと、重い・入らない・肩が痛いといった不満が後から出てきます。ここでは、購入前に必ず押さえておきたい6つの観点を整理します。

重さはグラム数だけでなく背負ったときの体感で確かめる

カタログに載っている重さは、あくまでランドセル単体の数値です。実際に子どもが背負うのは、そこに教科書・ノート・水筒・学習用端末が加わった状態で、中身の重さは3〜5kgになることも珍しくありません。本体で200g軽くしても、荷物の入れ方や背負い方が悪ければ体への負担はあまり変わりません。

重要なのは、荷物の重心が背中の上部に来て、体に密着しているかどうかです。同じ1,200gでも、背カンが立ち上がって背中に沿うモデルと、ランドセルが背中から離れて垂れ下がるモデルとでは、感じる重さがまったく違います。

購入前に試着できるなら、教科書に近い重さのものを入れて背負わせてみてください。900g台の軽量モデルは体の小さい子には確かに有利ですが、体格がしっかりしている子なら1,200g台でも快適に使えます。

素材はクラリーノ・牛革・コードバンで手入れのしやすさが変わる

ランドセルの素材は大きく人工皮革・牛革・コードバンの3種類です。人工皮革はクラリーノに代表される素材で、軽く、雨に強く、汚れても水拭きで落とせる扱いやすさが魅力。価格も5〜8万円台が中心で、いま販売されているランドセルの大半がこのタイプです。

牛革は約1,300〜1,400gと重くなりますが、使い込むほど風合いが増し、傷が目立ちにくい丈夫さがあります。最近は土屋鞄のRECO 牛革ハイブリッドや萬勇鞄のアッシュのように、かぶせだけ牛革にして本体を人工皮革にする作りが増え、質感と軽さの両立が可能になりました。

コードバンは馬のお尻の革を使った最高級素材で、独特の光沢が特長です。土屋鞄のコードバンは160,000円・約1,490gと、価格も重さも別格になります。手入れの手間や重さを許容できるかを家庭で話し合ってから検討しましょう。

形はキューブ型と学習院型で使い勝手が変わる

ランドセルには、かぶせの下に縁(へり)があるかどうかで学習院型とキューブ型(ヘリなし)の2種類があります。学習院型は側面に縁があるため型崩れしにくく、伝統的な見た目が特徴です。工房系ブランドで多く採用されています。

一方のキューブ型は縁を省いた分、外寸を抑えながら内寸を広く取れるうえに、数十グラム軽くなるのが利点です。セイバンのスゴ軽 エアーIIやふわりぃのグランコンパクトのような軽量モデルは、この構造をとることで900g前後を実現しています。

どちらが優れているという話ではなく、縫製の丁寧さや補強のしかたで耐久性は変わります。見た目の好みと、玄関や教室のロッカーに収まるかどうかで選んで問題ありません。

A4フラットファイル対応とマチ幅で入る量が決まる

いま販売されているランドセルは、ほぼすべてがA4フラットファイル対応です。ただし対応と書かれていても、内寸の横幅が23.2cmのモデルと23.5cmのモデルでは、ファイルの出し入れのしやすさが変わります。内寸の横幅は23.2cm以上、大マチは12.5cm以上を目安にすると、日常的に不便を感じにくくなります。

さらに見ておきたいのが小マチの作りです。イオンのかるすぽ みらいポケットのように小マチが数センチ広がる構造なら、体操着や絵の具セットで荷物が増える日にも対応できます。反対に容量を優先しすぎると外寸が大きくなり、体の小さい子には扱いにくくなる点にも注意しましょう。

学習用端末を毎日持ち帰る学校では、タブレット用のクッションポケットがあるかどうかも確認しておくと安心です。

肩ベルトと背カンの設計が背負いやすさを左右する

背負いやすさを決めるのは、肩ベルトの付け根にある背カンという金具です。左右が独立して動くタイプなら、体をひねっても肩ベルトが体から浮きにくく、荷物の重さが背中全体に分散します。セイバンの天使のはねやフィットちゃんの背カンは、この立ち上がり構造の代表例です。

肩ベルトそのものは、幅が広くクッションが厚いほど肩への食い込みが軽くなります。加えて、ベルトの穴が7〜8段階あると、低学年から高学年まで体の成長に合わせて調整できます。冬の厚着でもきつくならないか、購入時に一番外側の穴でも余裕があるかを見ておきましょう。

胸元で留めるチェストベルトが付いているモデルは、肩ベルトのずれを防げます。標準装備でなくても後付けできる製品があるので、必須条件にしなくても大丈夫です。

価格は5〜7万円台が中心、予算の決め方

ランドセル工業会の2026年の調査によると、平均購入金額は62,034円で、65,000円以上の価格帯を選んだ人が全体の46.0%を占めています。5〜7万円台が実質的な主戦場で、この価格帯なら軽さ・容量・保証のいずれも十分な水準のモデルが選べます。

3〜4万円台の量販店モデルは価格の魅力がありますが、背カンの構造や保証内容が簡素なことがあります。逆に10万円を超える総牛革・コードバンは、素材の価値と引き換えに重さが増えるため、通学距離が長い家庭では慎重に考えたいところです。

なお、工房系ブランドの一部は自治体のふるさと納税の返礼品としても扱われています。祖父母からの援助を含めて予算を組む場合は、そうした制度も選択肢に入れて考えてみてください。

ランドセルおすすめ人気ランキング12選【2027年度】

ここからは、2027年度モデルのなかから軽さ・容量・保証・価格のバランスがよい12モデルを紹介します。まずは主要なスペックを一覧で比べてみましょう。気になるモデル名をタップすると、詳しい解説に移動できます。価格は2026年9月時点の税込価格です。

モデル名 価格(税込) 重さ 素材 収納・マチ こんな家庭向け
セイバン 天使のはね スゴ軽 エアーII(フレンチライラック)
セイバン 天使のはね スゴ軽 エアーII
64,900円(公式58,410円) 約890g 人工皮革 マチ13.5cm・A4フラット対応 とにかく軽さを優先したい
セイバン 天使のはね モデルロイヤル クリスタル(シャーベットミント×ジュエルホワイト)
セイバン 天使のはね モデルロイヤル クリスタル
74,800円(公式67,320円) 約1,290g 人工皮革(アンジュエール グロス) マチ12.5cm・A4フラット対応 華やかなデザインを求める
フィットちゃん タフボーイDX(マリン)
フィットちゃん タフボーイDX
61,600円(早割55,440円) 1,280g前後 人工皮革(タフロック) 外寸奥行21cm・A4フラット対応 扱いが荒くても長く使いたい
鞄工房山本 ユニ(全5色)
鞄工房山本 ユニ
79,900円 約1,260g 人工皮革 A4フラット対応 工房系を8万円以下で選びたい
羽倉のランドセル はねかる(ブラック×コバルトブルー)
羽倉のランドセル はねかる
63,800円 約1,160g 人工皮革 マチ12.0cm・A4フラット対応 工房系を6万円台で選びたい
ふわりぃ グランコンパクト(ブラック)
ふわりぃ グランコンパクト
60,500円 約950g 人工皮革(クラリーノ エフ) マチ13.5cm・タブレット対応 軽さと容量を両取りしたい
池田屋 防水ベルバイオスムース カラーステッチ(ブラック×ブルー)
池田屋 防水ベルバイオスムース カラーステッチ
68,000円 約1,100g(公表値なし・目安) 人工皮革(ベルバイオスムース) A4フラット対応 雨の日の通学が多い
ARTIFACT トーン(キャメル×セピア)
ARTIFACT トーン
73,700円 約1,070g 人工皮革 A4フラット対応 落ち着いた色から選びたい
盛田のランドセル ラッカル(ブラック)
盛田のランドセル ラッカル
57,200円 約935g ナイロン系素材 15.5L・A4フラット対応 清潔さと軽さを重視したい
土屋鞄のランドセル RECO 牛革ハイブリッド(ブラック)
土屋鞄のランドセル RECO 牛革ハイブリッド
89,000円 約1,290g 牛革+人工皮革 マチ12.5cm・A4フラット対応 牛革の質感を軽さと両立したい
萬勇鞄 アッシュ(チャコールグレー)
萬勇鞄 アッシュ
80,300円 約1,300g 牛革ハイブリッド A4フラット対応 手仕事の質感にこだわりたい
イオン かるすぽ みらいポケット(グレージュ)
イオン かるすぽ みらいポケット
67,320円 約1,140g 人工皮革(クラリーノ エフ) 最大約21.5cmまで拡張 荷物が多い日にも対応したい

価格はモデルの色や仕様によって変わる場合があります。セイバンの公式サイト限定価格(10%OFF)は10月4日まで、フィットちゃんの早割は9月30日までといった期限があるため、申し込み前に最新の条件を確認してください。

1位 セイバン 天使のはね スゴ軽 エアーII|890gでシリーズ最軽量、体の小さい子でも背負いやすい

セイバン 天使のはね スゴ軽 エアーII(フレンチライラック)

価格(税込) 64,900円(直営店・公式サイト限定価格58,410円)
重さ 約890g(天使のはねシリーズ最軽量)
素材 クラリーノ エフ レインガード Fα/アンジュエール グロス(色により異なる)
内寸 高さ約32.0cm×幅約25.0cm×マチ幅約13.5cm・A4フラットファイル対応
カラー 全9色(ブラック、ネイビー、カーマインレッド、フレンチライラック ほか)
保証 6年間無料修理保証。不注意による故障も無料、修理中の代替ランドセル貸し出しあり
メリット

  • 約890gと主要ブランドのなかでも最軽量クラスで、体の小さい子の負担を抑えられる
  • マチ幅13.5cmを確保しているので、軽いのに教科書とタブレットが同時に入る
  • 不注意による故障まで6年間無料で直せるうえ、修理中は代替ランドセルを借りられる
デメリット

  • 装飾を抑えたデザインのため、刺しゅうや金具の華やかさを求める子には物足りない
  • 公式サイト限定価格は直営店と公式通販が対象で、量販店では適用されない
  • 人気色は早い時期に在庫が薄くなりやすい

スゴ軽 エアーIIは、セイバンの軽量シリーズであるスゴ軽の中でも最も軽い約890gを実現したモデルです。軽さのために容量を削っていないのが最大の強みで、マチ幅は13.5cmと標準以上。教科書に学習用端末が加わっても余裕があり、低学年のうちから高学年まで使い方を変えずに済みます。

背負ったときの快適さは、肩ベルトの付け根が立ち上がる天使のはね構造によるものです。ランドセルが背中に密着するので、重心が上に来て体感の重さが軽くなります。マグネット式の錠前は小さな手でも開け閉めしやすく、入学直後のつまずきも少なめです。

保証面では、不注意による故障も6年間無料で修理でき、修理期間中は代替のランドセルを無料で借りられます。軽さを重視しつつ、6年間の安心も確保したい家庭に向いた一台です。

2位 セイバン 天使のはね モデルロイヤル クリスタル|きらめくデザインで女の子人気トップクラス

セイバン 天使のはね モデルロイヤル クリスタル(シャーベットミント×ジュエルホワイト)

価格(税込) 74,800円(直営店・公式サイト限定価格67,320円)
重さ 約1,290g
素材 アンジュエール グロス(光沢のある人工皮革)
内寸 高さ約31cm×幅約23.5cm×マチ幅約12.5cm・A4フラットファイル対応
錠前 ワンタッチオートロック(かぶせを閉じると自動で施錠)
保証 6年間無料修理保証。不注意による故障も無料、代替ランドセルの貸し出しあり
メリット

  • 光沢のあるアンジュエール グロスと繊細なモチーフで、写真映えする華やかさがある
  • ワンタッチオートロックなので、閉め忘れによる中身の落下を防げる
  • デザイン性が高いモデルながら天使のはね構造で背負いやすさは維持されている
デメリット

  • 約1,290gと軽量モデルより400gほど重く、体が小さい子は試着で確かめたい
  • 光沢素材は擦れた傷が目立ちやすく、扱いが荒い子には向かない場合がある
  • 高学年になるとかわいらしいデザインを気にする子もいる

モデルロイヤル クリスタルは、雪の結晶やガラスの靴をイメージしたモチーフをちりばめた、セイバンの女の子向け定番モデルです。かぶせの縁や鋲、内装まで統一感のある装飾が施され、価格に見合った特別感がしっかりあるのが人気の理由になっています。

重さは約1,290gで、900g台の軽量モデルと比べると数字上は差があります。ただし天使のはね構造でランドセルが背中から離れにくいため、実際に背負うとカタログの差ほどの重さは感じにくいのが実情です。試着してみて、肩ベルトが浮かないかを見ておくと判断しやすくなります。

かぶせを閉じるだけで施錠されるワンタッチオートロックは、入学したての1年生にはとくにありがたい機能です。デザインを最優先しつつ、基本性能でも妥協したくない家庭に向いています。

3位 フィットちゃん タフボーイDX|傷と型崩れに強く活発な男の子でも6年間きれい

フィットちゃん タフボーイDX(マリン)

価格(税込) 61,600円(9月30日までの早割価格55,440円)
重さ 1,280g前後
素材 クラリーノ タフロック(傷に強い人工皮革)
外寸 縦345mm×横260mm×奥行210mm・A4フラットファイル対応
特徴 反射材が光る安ピカッ機能を標準装備。上位仕様には楽ッション付きモデルもあり
保証 6年間無料修理保証。修理時の送料と貸し出しランドセルは無料
メリット

  • タフロック素材で擦り傷が付きにくく、乱暴に扱っても表面がきれいなまま保ちやすい
  • 安ピカッ機能でかぶせの縁が光り、暗くなってからの下校でも見つけてもらいやすい
  • 早割を使えば5万円台で買えて、価格に対する装備が充実している
デメリット

  • 1,280g前後と軽量モデルには及ばず、通学距離が長い場合は体格との相性を見たい
  • 装飾を抑えた設計なので、デザイン重視の子には物足りなく感じられる
  • 早割は期限があり、逃すと定価での購入になる

タフボーイDXは、フィットちゃんの男の子向けラインで長く支持されているモデルです。名前のとおり傷に強いタフロック素材を使っていて、フックに引っかけたりコンクリートに置いたりしても表面が傷みにくいのが特徴。6年後の見た目の差が出やすい部分なので、扱いが荒くなりがちな子には心強い設計です。

安全面では、かぶせの縁や肩ベルトに反射材を仕込んだ安ピカッ機能が入っています。冬場の下校時間でも車のライトを反射して存在を知らせるため、交通量の多い通学路でも安心感があります。

価格は通常61,600円ですが、9月30日までは早割で55,440円になります。同じタフボーイでも楽ッション付きの上位仕様は70,400円(早割63,360円)と装備が変わるので、必要な機能を決めてから選ぶのがおすすめです。

4位 鞄工房山本 ユニ|工房系ながら8万円以下、シンプルで飽きのこない定番

鞄工房山本 ユニ(全5色)

価格(税込) 79,900円
重さ 約1,260g(前年モデルからさらに軽量化)
素材 このシリーズ専用に選んだ人工皮革(細かなシボ入り)
カラー 全9色(ブラック/アップルティー/シナモン/アッシュブルー/オリーブグリーン ほか)
販売時期 2026年2月5日より直営店・公式サイト・展示会で販売開始
保証 6年間無料修理保証。理由を問わず無料で修理し、代替ランドセルの貸し出しと送料も無料
メリット

  • 工房系ブランドとしては手が届きやすい7万円台で、手仕事の縫製が味わえる
  • 落ち着いたモダンカラー9色から選べて、男女どちらでも合わせやすい
  • 理由を問わない6年間無料修理と代替ランドセル貸し出しで、6年間の安心度が高い
デメリット

  • 人気色は完売が早く、販売開始直後に動かないと選択肢が減る
  • 実物を見られる直営店が限られ、地方では展示会のタイミングを待つ必要がある
  • 装飾を削ぎ落としたデザインなので、華やかさを求める子には向かない

ユニは、鞄工房山本が2027年ご入学向けに用意した21シリーズのなかでも、シンプルさと軽さのバランスがよいモデルです。このシリーズのためだけに選んだ人工皮革を使い、前年モデルよりさらに軽い約1,260gに仕上げています。表面の細かなシボが陰影を作り、人工皮革でも安っぽく見えないのが工房系らしいところです。

カラーはアップルティーやシナモン、アッシュブルーなど、性別を問わず選べる落ち着いた9色構成。高学年になっても飽きにくく、ランドセルカバーを付けなくても6年間そのまま使いやすい配色です。

販売は2026年2月5日開始で、直営店と公式サイト、全国の展示会が窓口になります。工房系は生産数に限りがあるため、狙っている色があるなら開始直後に動くのが確実です。

5位 羽倉のランドセル はねかる|工房系で6万円台、艶のあるグロスカラーが選べる

羽倉のランドセル はねかる(ブラック×コバルトブルー)

価格(税込) 63,800円(送料無料)
重さ 約1,160g(羽倉のランドセルで最軽量)
素材 人工皮革(内装は耐加水分解性ポリウレタン)
サイズ 外寸 高317×幅265×奥210mm/内寸 高306×幅232×マチ120mm
カラー 全12色(ブラック×レッド、ネイビー×キャメル、グロスピンク×ラベンダー ほか)
保証 6年間完全無料保証。入学式から卒業式まで理由を問わず無償修理
メリット

  • 工房系では手が届きやすい63,800円で、送料も無料
  • 約1,160gと工房系のなかでは軽く、体が小さめの子でも扱いやすい
  • 理由を問わない6年間完全無料保証で、こわした理由を気にせず相談できる
デメリット

  • マチ幅120mmは標準的で、荷物が多い日は詰め方の工夫が必要
  • グロスカラーは光沢が強く、擦れた跡が目立つことがある
  • 12色のなかには早い時期に完売する人気配色がある

はねかるは、羽倉のランドセルで最も軽い人工皮革モデルです。工房系でありながら63,800円と6万円台に収まり、しかも送料が無料という価格設定が支持されています。重さは約1,160gで、工房系の平均的な水準より軽く、通学距離が長い家庭でも選びやすい一台です。

カラーは12色と幅広く、ブラック×レッドのような定番配色から、グロスピンク×ラベンダーのような艶のある組み合わせまでそろっています。内装には耐加水分解性のポリウレタンを使い、湿気の多い環境でも劣化しにくいよう配慮されています。

保証は6年間完全無料保証で、入学式から卒業式までの間なら理由を問わず無償で修理してもらえます。価格を抑えつつ工房系の作りと保証を両立させたい家庭に向いています。

6位 ふわりぃ グランコンパクト|950gの軽さと大容量マチを両立

ふわりぃ グランコンパクト(ブラック)

価格(税込) 60,500円
重さ 約950g(付属品を除く)
素材 クラリーノ エフ
内寸 横23.5cm×マチ13.5cm×高さ30.5cm
収納 A4フラットファイル・タブレット対応サイズ
保証 6年間の修理保証
メリット

  • 約950gの軽さながらマチ13.5cmを確保し、軽さと容量のどちらも妥協しない
  • 内寸の横幅23.5cmでA4フラットファイルの出し入れがしやすい
  • 6万円台前半で軽量大容量モデルが買え、価格に対する満足度が高い
デメリット

  • 軽量化を優先した構造のため、装飾は控えめ
  • 男の子向け・女の子向けで展開色が分かれ、好みの色が別ラインにあることがある
  • グランコンパクトWOW!!など似た名前の派生モデルがあり、仕様の違いを確認する必要がある

グランコンパクトは、ふわりぃの大容量シリーズのなかで最軽量に位置づけられるモデルです。約950gという数字だけを見ると小ぶりに思えますが、内寸はマチ13.5cm・横23.5cmと標準以上で、教科書とタブレットを同時に入れても余裕があります。軽さと容量を両立させたい家庭には、まず候補に入れたい一台です。

価格は60,500円と、900g台の軽量モデルとしては手が届きやすい設定です。素材はクラリーノ エフで、雨に濡れても水拭きで手入れができ、日常の扱いやすさも申し分ありません。

なお、同じグランコンパクトの名前が付いた派生モデルとしてグランコンパクトWOW!!もあります。重さは同じく約950gですが装備が異なるため、公式サイトで仕様を見比べてから決めるとよいでしょう。

7位 池田屋 防水ベルバイオスムース カラーステッチ|雨に強く本体とステッチの色を組み合わせられる

池田屋 防水ベルバイオスムース カラーステッチ(ブラック×ブルー)

価格(税込) 68,000円
重さ 約1,100g(公式サイトに重量表記なし・目安)
素材 防水ベルバイオスムース(牛革に近い風合いの人工皮革)・肩ベルトは牛革
デザイン 本体色とステッチ色を組み合わせたカラーステッチ仕様
ほかの価格帯 防水クラリーノ ベーシック59,000〜64,000円/防水牛革 ベーシック77,000円
保証 6年間無料修理保証。こわれた理由を問わずすべて無料、貸し出しと往復送料も無料
メリット

  • こわれた理由を問わずすべて無料で修理でき、往復送料と貸し出しも無料
  • 防水仕様で雨の日でも中身が濡れにくく、拭くだけで手入れが済む
  • 牛革に近い見た目でありながら1,100g前後と軽い
デメリット

  • 装飾がほとんどないシンプルなデザインで、華やかさを求める子には向かない
  • スムース仕上げは光沢がある分、擦れた傷が目立つことがある
  • 直営店が限られるため、実物確認には遠出が必要な地域もある

池田屋の防水ベルバイオスムース カラーステッチは、牛革に近い風合いを持たせた特注の人工皮革ベルバイオを使ったモデルです。見た目は革らしい落ち着きがありながら重さは1,100g前後に抑えられ、しかも防水仕様なので、雨の日が多い地域でも手入れの負担がほとんどありません。

このモデルの魅力は、シンプルなボディにステッチの色を差し色として効かせたデザインにあります。派手さはありませんが、横から見たときのラインが端正で、高学年になっても違和感なく使えます。肩ベルトには牛革を使い、体になじみやすいのもポイントです。

保証は池田屋の代名詞ともいえる内容で、6年間はこわれた理由を問わずすべての修理が無料。修理中のランドセル貸し出しと往復送料も負担してもらえます。やんちゃな子でも心配せずに送り出せる安心感があります。

8位 ARTIFACT トーン|落ち着いた配色でシンプルなデザインを求める家庭に人気

ARTIFACT トーン(キャメル×セピア)

価格(税込) 73,700円
重さ 約1,070g(ARTIFACT史上最軽量)
素材 人工皮革
カラー 全6色(ベージュ/キャメル/ルミナスイエロー/ペールラベンダー/ペールブルー/ピスタチオグリーン)
ブランド フィットちゃんが手がけるもうひとつのランドセルブランド。2027年度は10モデル43シリーズを展開
販売時期 2026年1月29日より公式サイトで販売開始
メリット

  • 約1,070gとブランド内で最軽量で、デザイン性と軽さを両立している
  • ベージュやピスタチオグリーンなど、性別を問わず選べるくすみ系の配色がそろう
  • フィットちゃんの技術を受け継いでいるため、背負い心地の完成度が高い
デメリット

  • 淡い色は汚れが目立ちやすく、こまめな手入れが必要になる
  • フィットちゃん本体より知名度が低く、店頭で実物を見られる場所が限られる
  • 6色構成のため、王道の赤や紺を求める場合は別シリーズを見る必要がある

ARTIFACTは、フィットちゃんが展開するもうひとつのランドセルブランドで、2027年度は10モデル43シリーズという幅広いラインナップを用意しています。そのなかでトーンはブランド史上最軽量となる約1,070gを実現しながら、くすみ系の落ち着いた6色で構成された人気シリーズです。

ベージュやキャメル、ピスタチオグリーンといった配色は、男女どちらが持っても自然になじみます。ランドセルらしさを前面に出したくない家庭や、洋服との相性を大切にしたい家庭から支持されています。

背負い心地の設計はフィットちゃんの技術がベースになっているため、デザイン優先のブランドにありがちな使いにくさはありません。販売は2026年1月29日開始と早く、人気色は動きが速い点だけ気をつけましょう。

9位 盛田のランドセル ラッカル|935gの超軽量、汚れても丸洗いできる

盛田のランドセル ラッカル(ブラック)

価格(税込) 57,200円
重さ 約935g(背あて・変形防止板を除く)
素材 アーシック、中空系ナイロン、エコペット ほか(リサイクル素材を積極採用)
容量・サイズ 大マチと前ポケット合わせて15.5リットル/内寸 約高34×幅26×奥14cm
お手入れ 全面メッシュの背あては取り外して自宅で丸洗いできる
保証 購入後1年間は無料修理保証。2年目以降は有料だが、原則6年間は修理・パーツ交換に対応
メリット

  • 約935gと軽く、5万円台という価格の安さも両立している
  • 背あてを外して丸洗いできるので、汗をかく季節も清潔に保てる
  • 15.5リットルの容量とサイドポケットで、荷物が多い日も収まりやすい
デメリット

  • 無料修理保証は1年間で、2年目以降の修理は有料になる
  • ナイロン系素材のため、いわゆる革らしい見た目や質感は期待できない
  • カラーは5色で、選択肢は多くない

ラッカルは、ランリュックに近い発想でつくられた軽量モデルです。本体は約935gと900g台前半に収まり、それでいて大マチと前ポケットを合わせて15.5リットルという容量を確保しています。リサイクルプラスチックやペットボトル由来の素材を積極的に使っているのも特徴です。

このモデルならではの利点が、全面メッシュの背あてを取り外して自宅で丸洗いできること。汗をかきやすい夏場でも清潔に保てるので、においや蒸れが気になる家庭には大きな安心材料になります。

注意したいのは保証内容です。無料修理保証は購入後1年間で、2年目以降は有料修理となります。ただし原則として卒業までの6年間は修理・パーツ交換に対応してもらえるため、修理費が発生する可能性を理解したうえで選べば問題ありません。

10位 土屋鞄のランドセル RECO 牛革ハイブリッド|牛革の質感と扱いやすさのいいとこ取り

土屋鞄のランドセル RECO 牛革ハイブリッド(ブラック)

価格(税込) 89,000円(送料無料)
重さ 約1,290g
素材 フタは牛革、本体は人工皮革のハイブリッド仕様
サイズ 内寸 高31.0×横23.2×マチ12.5cm/外寸 高32.3×横26.0×マチ19.1cm
収納 A4フラットファイル対応
保証 6年間無料修理保証。不注意や故意による破損も相談でき、修理中は代替ランドセルを無料で貸し出し
メリット

  • 目に付くフタだけ牛革にすることで、総牛革より約100g以上軽く仕上がっている
  • 装飾を抑えたシンプルな造形で、色そのものの美しさが引き立つ
  • 不注意や故意による破損まで相談でき、代替ランドセルの貸し出しも無料
デメリット

  • 89,000円と平均購入額を大きく上回る価格帯
  • 牛革部分は水濡れ後の放置でシミになることがあり、拭き取りの習慣が必要
  • 人気色は受付終了になるのが早い

RECOは、自分らしい色を選べることをコンセプトにした土屋鞄のシリーズです。そのなかの牛革ハイブリッドは、フタに牛革、本体に人工皮革を使うことで、革らしい表情を残しながら約1,290gまで軽量化したモデルになります。総牛革のランドセルが1,400g前後になることを考えると、この差は毎日の通学で効いてきます。

デザインは装飾を極力そぎ落としたシンプルな設計で、鋲やステッチも控えめです。そのぶん色味の美しさが際立ち、高学年になっても子どもっぽく見えません。内寸は高31.0×横23.2×マチ12.5cmでA4フラットファイルにも対応しています。

保証は6年間無料修理で、不注意による破損はもちろん、故意にこわしてしまった場合も相談できる体制です。修理中は代替ランドセルを無料で借りられるため、通学に穴が空く心配もありません。

11位 萬勇鞄 アッシュ|手仕事の丁寧なつくりで6年後まで美しさが続く

萬勇鞄 アッシュ(チャコールグレー)

価格(税込) 80,300円
重さ 約1,300g
素材 牛革ハイブリッド157シボ(かぶせは牛革、本体は人工皮革)
カラー 全4色(チャコールグレー/グレイッシュブラウン/モスグレイ/スモーキーグレー)
収納 A4フラットファイル対応
ブランド 職人が手作業で仕上げる工房系。6年間の修理サポート体制あり
メリット

  • 牛革のシボが深く、傷が付いても目立ちにくいので6年後もきれいに見える
  • グレー系を中心にした落ち着いた4色で、流行に左右されにくい
  • 職人の手作業による縫製で、細部の仕上げが丁寧
デメリット

  • 約1,300gと今回紹介するなかでは重い部類に入る
  • カラーが4色のみで、赤や水色などの定番色は別シリーズになる
  • 生産数が限られ、人気色は早い時期に完売しやすい

アッシュは、萬勇鞄が展開する牛革ハイブリッドのシリーズです。かぶせに157シボの牛革を使い、本体を人工皮革にすることで総牛革より約100g軽くしたモデルで、革らしい存在感と扱いやすさのバランスがとれています。

名前のとおり灰色を基調にした4色構成で、チャコールグレーやモスグレイなど、他ブランドではあまり見ない配色がそろいます。シボが深い革は擦り傷が目立ちにくいため、6年間使ったあとの見た目に差が出やすいのも見逃せない利点です。

一方で重さは約1,300gと軽量モデルより400g以上重くなります。通学距離が長い場合や体格が小さめの場合は、実際に背負って肩への当たり方を確かめてから決めるのが安心です。

12位 イオン かるすぽ みらいポケット|マチが広がる大容量で価格も抑えめ

イオン かるすぽ みらいポケット(グレージュ)

価格(税込) 67,320円(色・仕様により異なる)
重さ 約1,140g
素材 かぶせ・本体はクラリーノ エフ、背あてはクラリーノ エミリア
マチ幅 最大約21.5cm(大マチ約13.5cm+小マチ約3〜8cmに拡張)
購入方法 全国のイオン店舗とイオンの通販サイトで購入可能。早得クーポンなどの割引がある
ラインナップ かるすぽシリーズ全体では2万円台から7万円台まで幅広く展開
メリット

  • 小マチが3〜8cmまで広がり、最大約21.5cmという圧倒的な収納力を確保できる
  • 全国のイオン店舗で実物を試せて、購入後の相談窓口も近い
  • 早得クーポンやWAONポイントの優遇など、店舗ならではの割引を使える
デメリット

  • 販売数が多いため、同じクラスに同じランドセルが並びやすい
  • マチを最大まで広げると外寸が大きくなり、ロッカーに入れにくくなる場合がある
  • 色や仕様によって価格が変わるので、店頭表示を都度確認する必要がある

かるすぽ みらいポケットは、収納力の高さで選ばれているイオンの定番シリーズです。大マチ約13.5cmに加えて小マチが約3〜8cmまで広がり、合計で最大約21.5cmまで拡張できるのが最大の特徴。体操着や絵の具セットを持ち帰る日でも、手提げ袋を増やさずに済みます。

重さは約1,140gで、この収納力を考えれば十分に軽い部類です。素材はかぶせと本体がクラリーノ エフ、背あてはクラリーノ エミリアと、扱いやすさに配慮した構成になっています。

イオンで買う利点は、全国の店舗で実物を背負って比べられることと、早得クーポンなどの割引が使えることです。かるすぽシリーズ全体では2万円台のモデルから7万円台のコラボモデルまで幅があるので、予算に合わせて選びやすいのも魅力といえます。

男の子に人気のランドセル3モデル

男の子向けは、傷への強さと通学中の安全性、そして高学年になっても持ちたいと思えるデザインが決め手になります。ここでは、性格や好みに合わせて選べる3モデルを紹介します。

フィットちゃん タフボーイDX|傷に強い素材とシンプルな見た目で長く使える

フィットちゃん タフボーイDX(マリン)

価格(税込) 61,600円(9月30日までの早割価格55,440円)
重さ 1,280g前後
男の子向けの強み タフロック素材で擦り傷に強く、置き方が雑でも表面が傷みにくい
安全機能 安ピカッ機能でかぶせの縁と肩ベルトが光り、夕方の下校でも視認されやすい
デザイン 装飾を抑えた無地基調で、高学年になっても違和感なく使える
保証 6年間無料修理保証。送料と貸し出しランドセルも無料
メリット

  • ランドセルを放り投げがちな子でも傷が目立ちにくい
  • 反射材が広い範囲に入っていて、習い事帰りの暗い時間帯も安心
  • シンプルな見た目なので6年間デザインに飽きにくい
デメリット

  • 刺しゅうや金具がなく、かっこよさを求める子には地味に映る
  • 軽量モデルと比べると300g以上重い
  • 早割の期限を過ぎると価格が上がる

男の子のランドセルで最も差が出るのが、6年後の見た目です。地面に置く、フックに引っかける、走って壁にぶつけるといった扱いが日常的になるため、タフロック素材を使ったタフボーイDXは、活発な子ほど価値が分かりやすいモデルといえます。

安ピカッ機能は、暗くなってからの下校や習い事の行き帰りで効果を発揮します。かぶせの縁や肩ベルトが車のライトを反射するので、運転席から早めに気づいてもらえるのが安心材料です。

デザインは装飾を抑えた無地基調で、キャラクター性のあるモデルにありがちな高学年での飽きが起きにくいのも特徴。長く使うことを前提に選ぶなら手堅い一台です。

セイバン 天使のはね モデルロイヤル ドラグーン|刺しゅうとメタルパーツで男の子の憧れを満たす

セイバン 天使のはね モデルロイヤル ドラグーン(ブラック×マリンブルー)

価格(税込) 74,800円(直営店・公式サイト限定価格67,320円)
重さ 約1,280g
男の子向けの強み ドラゴンをモチーフにした刺しゅうとメタルパーツで、憧れをそのまま形にしたデザイン
背負いやすさ 天使のはね構造で肩ベルトが立ち上がり、荷物の重心が背中の上部に来る
収納 A4フラットファイル対応
保証 6年間無料修理保証。不注意による故障も無料、代替ランドセルの貸し出しあり
メリット

  • デザイン性が高く、子ども本人が納得して選びやすい
  • 装飾があってもセイバンの背負いやすさはそのまま維持されている
  • 公式サイト限定価格を使えば実質7万円を切る
デメリット

  • 個性の強いデザインのため、高学年で好みが変わる可能性がある
  • 約1,280gと軽量モデルより重い
  • メタルパーツは強くぶつけると傷が付くことがある

ドラグーンは、モデルロイヤルシリーズの男の子向け定番です。ドラゴンをモチーフにした刺しゅうやメタルパーツが要所に配置され、子ども自身が一目で気に入る華やかさがあります。ランドセル選びで本人の意思を尊重したい家庭に向いています。

装飾が多いモデルは背負いにくいのではと心配になりますが、天使のはね構造によって肩ベルトが立ち上がり、荷物の重心が背中の上部に来るため、重さの感じ方はカタログ値ほど大きくありません。

価格は74,800円ですが、直営店と公式サイトなら67,320円で購入できます。デザイン重視で選びつつ、背負い心地と保証も確保したい場合の有力候補です。

鞄工房山本 レイブラック・スペシャル|黒を主役にした工房系の上質デザイン

鞄工房山本 レイブラック・スペシャル(シルバー×ブラック)

価格(税込) 85,900円
重さ 約1,280g
素材 人工皮革
カラー シルバー×ブラック/レッド×ブラック/イエロー×ブラック
男の子向けの強み 黒を主役にステッチや縁の差し色を効かせた、派手すぎない個性
保証 6年間無料修理保証。理由を問わず無料、代替ランドセルの貸し出しと送料も無料
メリット

  • 黒基調に差し色を効かせた配色で、高学年になってもかっこよく見える
  • 工房系の丁寧な縫製で、細部の作りがしっかりしている
  • 理由を問わない6年間無料修理と代替貸し出しで安心して使える
デメリット

  • 85,900円と価格は高めで、平均購入額を2万円以上上回る
  • 3色構成のため、黒以外を主役にしたい場合は別シリーズになる
  • 生産数が限られ、販売開始から早い時期に完売することがある

レイブラック・スペシャルは、鞄工房山本の男の子向けラインで人気の高いモデルです。黒のボディにシルバー、レッド、イエローのいずれかを差し色として組み合わせる構成で、派手すぎず地味すぎない絶妙なバランスが支持されています。

重さは約1,280gで、工房系としては標準的です。人工皮革を使っているため雨に強く、手入れは水拭きで済みます。工房系というと牛革のイメージが強いですが、扱いやすさを重視するならこちらのほうが日常向きです。

保証は理由を問わず6年間無料で、修理中は代替ランドセルを送料無料で借りられます。価格は高めですが、作りと保証の両方に納得したうえで長く使いたい家庭に向いています。

女の子に人気のランドセル3モデル

女の子向けは、装飾の華やかさと重さのバランスをどう取るかが悩みどころです。ここでは、デザインの方向性が異なる3モデルを取り上げます。

セイバン 天使のはね モデルロイヤル コフレ|宝石箱のような装飾で特別感がある

セイバン 天使のはね モデルロイヤル コフレ(ルナシナモン)

価格(税込) 83,600円(直営店・公式サイト限定価格75,240円)
重さ 約1,300g
女の子向けの強み 宝石箱をイメージした装飾と内装で、開けるたびに特別感が味わえる
背負いやすさ 天使のはね構造で肩ベルトが立ち上がり、体に密着させて背負える
収納 A4フラットファイル対応
保証 6年間無料修理保証。不注意による故障も無料、代替ランドセルの貸し出しあり
メリット

  • モデルロイヤルシリーズのなかでも装飾が凝っていて、所有する満足感が高い
  • 内装まで作り込まれているので、毎日ふたを開けるのが楽しくなる
  • 公式サイト限定価格で8,000円以上安くなる
デメリット

  • 約1,300gと重めで、体の小さい子は試着で相性を確かめたい
  • 装飾が多い分、高学年で好みが変わる可能性がある
  • 83,600円と価格帯は高め

コフレは、モデルロイヤルシリーズのなかでも特に装飾を作り込んだ女の子向けモデルです。宝石箱をイメージしたモチーフが外装から内装まで一貫していて、ふたを開けたときの高揚感まで設計されているのが人気の理由といえます。

重さは約1,300gで、900g台の軽量モデルとは400g前後の差があります。ただし天使のはね構造によってランドセルが背中に密着するため、実際に背負ってみると数字ほどの重さは感じにくいはずです。通学距離が長い場合は、荷物を入れた状態で試着してみてください。

価格は83,600円と高めですが、直営店と公式サイトなら75,240円で購入できます。デザインを最優先しつつ、6年間の保証もしっかり確保したい家庭に向いた選択です。

フィットちゃん あい・愛ティアラ|ハートのモチーフをちりばめた王道のかわいさ

フィットちゃん あい・愛ティアラ(チェリー)

価格(税込) 61,050円(9月30日までの早割価格54,890円)※安ピカッ仕様
重さ 1,230g前後
女の子向けの強み ハートやティアラのモチーフを散りばめた、王道のかわいらしいデザイン
安全機能 安ピカッ機能で暗い時間帯の視認性を確保
上位仕様 楽ッション付き69,850円(早割62,810円)、ジュエリープリンセス81,180円(早割73,040円)など
保証 6年間無料修理保証。送料と貸し出しランドセルも無料
メリット

  • 早割を使えば5万円台前半で、装飾のあるモデルとしては価格が抑えられる
  • 安ピカッ機能で夕方の下校時も見つけてもらいやすい
  • 仕様違いのモデルが複数あり、予算に合わせて選べる
デメリット

  • 人気シリーズのため、同じランドセルの子と重なりやすい
  • 装飾のテイストがはっきりしていて、シンプル志向の子には合わない
  • 仕様の違いが分かりにくく、価格だけで比べると失敗しやすい

あい・愛ティアラは、フィットちゃんの女の子向けで長年支持されてきた定番シリーズです。ハートやティアラのモチーフを鋲や刺しゅうに取り入れた王道のかわいらしさで、入学前の子が一目で気に入りやすいのが強みになります。

同じ名前で複数の仕様が展開されているのが特徴で、安ピカッ仕様は61,050円(早割54,890円・1,230g前後)、肩ベルトのクッションを強化した楽ッション付きは69,850円(早割62,810円・1,290g前後)といった具合に分かれています。装飾を増やしたジュエリープリンセスは81,180円(早割73,040円)です。

価格だけで選ぶと必要な機能が入っていないこともあるので、安ピカッや楽ッションといった装備の有無を先に決めてから型番を選ぶと迷いません。早割は9月30日までなので、候補が固まっているなら早めに動くとお得です。

鞄工房山本 ドゥ・アンジェール|1,180g前後と軽く上品な刺しゅうが映える

鞄工房山本 ドゥ・アンジェール(シュガーラベンダー)

価格(税込) 75,900円
重さ 約1,180g
素材 軽量人工皮革
女の子向けの強み 控えめで上品な刺しゅうが入り、華やかさとシンプルさのちょうど中間
2027年度の新色 カスタードイエローを追加
保証 6年間無料修理保証。理由を問わず無料、代替ランドセルの貸し出しと送料も無料
メリット

  • 約1,180gと工房系の女の子向けとしては軽く、体への負担が少ない
  • 刺しゅうが控えめで、高学年になっても子どもっぽく見えにくい
  • 理由を問わない6年間無料修理と代替貸し出しが付く
デメリット

  • 装飾が控えめなので、きらびやかなデザインを望む子には物足りない
  • 75,900円と価格は平均より高め
  • 展示会や直営店が限られ、実物を見る機会をつくりにくい

ドゥ・アンジェールは、鞄工房山本の女の子向けで人気の高いシリーズです。軽量の人工皮革を使って約1,180gに抑えつつ、控えめな刺しゅうで上品さを表現しているのが特徴で、かわいらしさとシンプルさのどちらにも寄りすぎないバランスが支持されています。

工房系の女の子向けモデルは1,300g前後になることも多いなか、1,180g前後という重さは体の小さい子にとって現実的な選択肢になります。素材が人工皮革なので、雨に濡れても拭くだけで手入れが済むのも日常向きです。

2027年度はカスタードイエローが新色として加わりました。定番のピンクや紫だけでなく、少し個性のある色を選びたい場合にも候補に入れやすくなっています。

予算別に見るおすすめランドセルの選び方

ランドセルは価格帯によって、力を入れている部分がはっきり分かれます。ここでは3つの予算帯ごとに、何が手に入って何が手に入らないのかを、代表的なモデルとあわせて整理します。

5万円台|軽さと基本機能がそろうコスパ重視モデル

5万円台は、必要な機能を絞り込んで価格を抑えた価格帯です。A4フラットファイル対応や軽量設計といった基本はしっかり押さえられていますが、装飾や特殊な保証は簡素になる傾向があります。この予算帯で軽さを最優先するなら、盛田のランドセルのラッカルが分かりやすい選択です。

価格(税込) 57,200円
重さ 約935g
この価格帯での強み 5万円台でありながら900g台前半の軽さと15.5リットルの容量を確保
手入れ 背あてを取り外して自宅で丸洗いできる
割り切りが必要な点 無料修理保証は1年間で、2年目以降は有料修理になる
向いている家庭 予算を抑えつつ、軽さと清潔さを優先したい家庭
メリット

  • 5万円台で900g台という、この価格帯では突出した軽さ
  • 丸洗いできる背あてで、6年間清潔に保ちやすい
  • サイドポケットや15.5リットルの容量で荷物の多い日にも対応できる
デメリット

  • 2年目以降の修理は有料になるため、修理費を見込んでおく必要がある
  • ナイロン系素材で、革らしい見た目を求める家庭には向かない
  • カラーは5色と少なめ

5万円台を検討するときに一番気をつけたいのが保証です。ラッカルのように無料保証が1年間のモデルもあれば、同じ価格帯でも6年間無料のモデルもあります。価格差の理由が保証にあるケースは多いので、修理が有料になる条件まで確認してから決めましょう

6〜7万円台|デザインも機能も選べる売れ筋の価格帯

平均購入金額が62,034円であることを踏まえると、6〜7万円台がいま最も選ばれている価格帯です。この予算になると、軽量設計・大容量・6年間無料保証・カラー展開のすべてを満たすモデルが選べるようになります。工房系まで視野に入れるなら、羽倉のランドセルのはねかるが分かりやすい候補です。

価格(税込) 63,800円(送料無料)
重さ 約1,160g
この価格帯での強み 工房系の作りと6年間完全無料保証が6万円台で手に入る
カラー 全12色。定番配色から艶のあるグロスカラーまで選べる
サイズ 内寸 高306×幅232×マチ120mm・A4フラットファイル対応
向いている家庭 量販店モデルでは物足りないが、8万円以上は出したくない家庭
メリット

  • 工房系としては手が届きやすい価格で、送料も無料
  • 理由を問わない6年間完全無料保証が付く
  • 12色から選べるので、定番色にも個性的な色にも対応できる
デメリット

  • マチ幅120mmは標準的で、荷物が特に多い学校では詰め方の工夫がいる
  • グロスカラーは擦れた跡が目立つことがある
  • 人気配色は早い時期に完売しやすい

この価格帯で選ぶときのコツは、装飾の有無と保証内容のどちらを取るかをはっきりさせることです。同じ6万円台でも、装飾を増やしたモデルは保証や重さで妥協が出ることがあります。子ども本人の希望と、6年間使ううえでの現実的な条件を並べて比べてみてください。

10万円以上|総牛革やコードバンの高級ランドセル

10万円を超える価格帯は、素材そのものの価値で選ぶ世界です。総牛革やコードバンを使い、経年で風合いが増していく質感が魅力になります。祖父母からの贈り物として選ばれることも多い価格帯です。代表格が土屋鞄のコードバンです。

価格(税込) 160,000円
重さ 約1,490g
素材 コードバン(馬のお尻の革)
この価格帯での強み なめらかな光沢と革の風格は人工皮革では再現できない
入手性 生産数が限られ、2026年9月時点で受付終了や残りわずかの色がある
保証 6年間無料修理保証。修理中は代替ランドセルを無料で貸し出し
メリット

  • コードバン特有の光沢があり、6年使っても風格が損なわれにくい
  • 限られた生産数で、他の子と同じになりにくい
  • 6年間無料修理保証と代替ランドセルの貸し出しが付く
デメリット

  • 約1,490gと重く、通学距離が長い子には負担になりやすい
  • 水濡れを放置するとシミになるため、拭き取りの習慣が必要
  • 受付が早期に終了することがあり、検討期間が短い

高級素材を選ぶ場合、重さが1,400〜1,500g前後になることを前提に、子どもの体格と通学距離で判断するのが大切です。低学年のうちは荷物込みで4〜5kgになることを考えると、片道20分を超える通学路では慎重に検討したいところ。実物を背負ってから決めるのが一番確実です。

カタログの重さより大事な「体感の軽さ」の見極め方

ランドセル選びで最も失敗が多いのが、カタログの重さだけで判断してしまうことです。同じ重さでも背負い方の設計によって感じ方は大きく変わります。ここでは、試着のときに必ず見ておきたいポイントを整理します。

背カンの動き方と立ち上がりで軽さの感じ方が変わる

背カンは、肩ベルトとランドセル本体をつなぐ金具です。ここが左右独立して動くタイプだと、子どもが体をひねっても肩ベルトが体から離れず、荷物の重さが背中全体に分散します。

さらに重要なのが立ち上がりです。肩ベルトの付け根が起き上がっている構造だと、ランドセルが背中に密着して重心が上に来るため、同じ重さでも軽く感じます。セイバンの天使のはねやフィットちゃんの背カンがこの代表例で、ランドセルの下部が背中から離れないよう設計されています。

試着のときは、横から見て背中とランドセルの間に隙間ができていないかを確認してください。隙間が大きいほど、重さが後ろに引っぱる力として働きます。

肩ベルトの幅とクッションが肩への食い込みを決める

肩ベルトは、幅が広くクッションが厚いほど圧力が分散され、肩への食い込みが軽くなります。逆に細くて硬いベルトだと、荷物が重い日に肩の一点に負担が集中します。

チェックしたいのは、ベルトの厚みだけでなく形状です。肩から胸にかけてゆるやかにカーブしているタイプは体に沿いやすく、平らなタイプより浮きにくくなります。フィットちゃんの楽ッションのように、クッション性を高めたオプション仕様を用意しているブランドもあります。

また、ベルトの調整穴が7〜8段階あると、低学年の細い体格から高学年の厚着まで対応できます。試着時に一番外側の穴でも余裕があるかを見ておくと、6年間使えるかの判断がつきます。

試着は教科書と水筒を入れた状態で背負わせる

空のランドセルを背負っても、実際の使用感はほとんど分かりません。教科書とノート、水筒、学習用端末を入れると3〜5kgになるので、その状態を再現してはじめて差が見えてきます。

展示会や直営店では、重さを再現するための重りやダミー教材を用意していることが多いので、遠慮せず頼んでみてください。用意がない場合は、家から2リットルのペットボトルを1〜2本持っていくだけでも近い状態を作れます。

見るべきは、背負ったあとに前かがみになっていないか、肩ベルトが浮いていないか、歩いたときにランドセルが左右に揺れないかの3点です。子どもが自分で背負って自分で下ろせるかも、あわせて確認しておきましょう

体が小さめの子は背あての高さとマチの厚みを見る

体格が小さめの子の場合、ランドセルの高さが背中からはみ出しすぎていないかが重要です。背あての縦寸法が体に対して大きすぎると、腰の位置まで下がって重心が下にずれ、実際より重く感じます。

マチの厚みも見ておきたいポイントです。マチが厚いモデルは容量が増える反面、荷物が入ったときに背中から後ろへ出っぱる量が増え、後ろに引かれる感覚が強くなります。体が小さい時期は、マチ12.5cm前後のモデルのほうが扱いやすいこともあります

軽量モデルは外寸を抑えた設計になっていることが多く、この点でも小柄な子と相性がよいです。ただし高学年になると荷物が増えるため、6年間を通してどうかという視点で見ることを忘れないでください。

6年間保証の中身はブランドでこんなに違う

多くのランドセルには6年間保証が付いていますが、その中身はブランドによって大きく異なります。無料になる範囲、代替ランドセルの有無、送料の負担まで含めて比べると、価格差の理由が見えてきます。

修理中に代替のランドセルを貸してもらえるか

修理には数日から数週間かかることがあります。その間ランドセルなしで通学するわけにはいかないので、代替ランドセルを無料で貸してもらえるかどうかは実用面でかなり重要です。

今回紹介したモデルでは、セイバン、フィットちゃん、池田屋、鞄工房山本、土屋鞄がいずれも修理中の代替ランドセル貸し出しに対応しています。池田屋と鞄工房山本は、貸し出しにかかる送料まで無料です。ただし鞄工房山本の代替ランドセルは色やデザインを選べない点は覚えておきましょう。

一方で、代替の貸し出しがないブランドの場合は、修理を長期休みに合わせるといった工夫が必要になります。購入前に貸し出しの有無と、貸し出されるランドセルの状態(色や仕様が選べるか)まで聞いておくと安心です。

自分でこわした場合が無償修理か有償かの線引き

保証の中身で最も差が出るのが、子どもが自分でこわしてしまった場合の扱いです。多くのブランドは通常使用による不具合を無料修理の対象としていますが、故意の破損は有料と定めている場合があります。

このなかで対応が手厚いのが池田屋で、こわれた理由を問わずすべての修理が無料と明記しています。羽倉のランドセルも入学式から卒業式まで理由を問わない完全無料保証を掲げており、鞄工房山本もどのような理由でも無料で修理すると案内しています。セイバンは不注意による故障を無料修理の対象としています。

土屋鞄は不注意による破損に加え、故意の破損についても相談できる体制です。反対に、盛田のラッカルのように無料保証が1年間で2年目以降は有料というモデルもあります。やんちゃな子ほど、この線引きは価格差以上の価値になります

修理にかかる期間と送料をどちらが負担するか

修理を依頼するとき、意外と見落とされがちなのが送料です。ランドセルは大きいので、往復の送料は数千円になることもあります。フィットちゃん、池田屋、鞄工房山本は修理時の送料を負担してくれるため、実質的な自己負担がゼロになります。

修理期間はブランドや時期によって変わりますが、繁忙期は長引くことがあります。夏休みや冬休みなど、通学しない期間に合わせて依頼すると、代替ランドセルを借りる必要もなくスムーズです。

購入時に確認しておきたいのは、保証書の扱いです。紛失しても購入記録から対応してくれるブランドが多いものの、手続きに時間がかかることがあるため、保証書は入学準備の書類とまとめて保管しておくとよいでしょう。

工房系と量販店で修理の窓口と対応がどう変わるか

工房系ブランドは、基本的にメーカーへ直接修理を依頼する形です。作った職人がそのまま直すため、細かな部分まで元どおりにしてもらいやすい反面、店舗が少ない地域では宅配便でのやり取りが中心になります。

量販店で買った場合は、購入した店舗が窓口になることが多く、持ち込みで相談できる手軽さがあります。イオンのように全国に店舗があるチェーンなら、引っ越しをしても近くの店舗で対応してもらえるのは大きな利点です。

どちらが優れているというより、家庭の状況で使いやすさが変わります。近くに直営店がないなら送料無料のブランドを、店舗で気軽に相談したいなら量販店をというように、修理の動線まで想像して選ぶと後悔がありません。

人気ランキング上位のランドセルを選ぶメリット

たくさんの家庭に選ばれているモデルには、それなりの理由があります。ここでは、人気モデルを選ぶことで得られる実用的な利点を整理します。

展示会や店舗で実物を試せるので選び方を外しにくい

人気ブランドは全国で展示会を開いたり、量販店に商品を置いたりしているため、実物を背負って比べる機会が多くなります。ランドセル選びでは体感の軽さが決め手になるので、試着できるかどうかは満足度に直結します。

セイバンやフィットちゃんは百貨店や量販店でも扱いがあり、イオンのかるすぽは全国のイオン店舗で常設されています。工房系でも鞄工房山本や土屋鞄は、直営店に加えて各地で展示会を開催しています。

候補を2〜3モデルに絞ってから試着に行くと、比較の軸がはっきりして決めやすくなります。カタログを取り寄せて色味と仕様を確認し、最後に実物で背負い心地を確かめる流れが効率的です。

修理やパーツ交換の体制が整っている

販売数が多いブランドは、修理に必要なパーツの在庫や職人の体制が整っています。6年間のあいだに肩ベルトの穴が広がる、金具がゆるむ、ファスナーが壊れるといったトラブルは珍しくないため、対応の早さは安心につながります。

反対に、生産数が少ないブランドや個人工房では、パーツの取り寄せに時間がかかることがあります。特に特殊な金具や限定色の部材は、同じものが用意できないケースもあり得ます。

修理の実績が積み上がっているブランドほど、よくある壊れ方への対処が確立されているのも利点です。相談したときに、どこをどう直すかをすぐに提案してもらえるのは大きな違いになります。

使った家庭の感想が多く6年後の姿を想像しやすい

人気モデルは実際に使っている家庭が多いため、6年後にどうなっているかの情報が集まりやすくなります。カタログでは分からない、色あせのしかたや擦れやすい場所といった長期使用の情報は、選ぶときの大きな判断材料です。

とくに人工皮革は種類によって傷の目立ち方が変わります。タフロックのように傷に強い素材や、深いシボの入った牛革は、使い込んだあとの見た目に差が出ることが口コミからも読み取れます。

ただし、口コミは体格や通学環境によって感じ方が変わるものです。自分の家庭と条件が近い声を探して参考にするのが、判断を誤らないコツになります。

人気モデルだからこそ起きやすい残念なポイント

人気があることの裏返しで、困る場面もあります。あらかじめ知っておけば対策できるものばかりなので、購入前に確認しておきましょう。

人気色は早い時期に完売して選べる色が減る

工房系ブランドを中心に、人気の色や限定モデルは夏を待たずに受付終了となることがあります。実際、土屋鞄のコードバンシリーズでは2026年9月時点で受付終了となっている色や、残りわずかと表示されている色があります。

完売が早いのは、生産数をあらかじめ決めて作る工房系の性質によるものです。追加生産をしないブランドも多く、気に入った色があるなら販売開始直後に動くのが確実といえます。

量販店モデルは比較的在庫が安定していますが、それでも限定カラーやコラボモデルは早くなくなります。第2希望の色まで決めておくと、いざというときに慌てずに済みます。

同じクラスに同じランドセルが並びやすい

販売数の多いモデルは、同じクラスに同じランドセルの子がいる可能性が高くなります。子ども本人が気にしなければ問題はありませんが、名前が書かれていないと取り違えの原因になることもあります。

対策としては、色の組み合わせで個性を出す方法があります。池田屋のカラーステッチのように本体色とステッチ色を選べるモデルや、羽倉の12色展開のように配色パターンが多いモデルなら、まったく同じ組み合わせになる確率は下がります。

キーホルダーや反射材付きのチャームを付けて見分けやすくするのも有効です。学校の規則で装飾に制限がある場合もあるので、入学説明会で確認しておくとよいでしょう。

早期割引の時期を逃すと定価での購入になる

多くのブランドが期間限定の早割を用意しています。フィットちゃんは9月30日までタフボーイDXを55,440円(通常61,600円)で販売するなど、割引率は10〜15%程度になることが一般的です。

セイバンのように直営店・公式サイト限定価格を設定しているブランドもあり、モデルロイヤル クリスタルなら74,800円が67,320円になります。同じ商品でも購入場所によって数千円から1万円近く変わるため、どこで買うかは意外に大きな差になります。

ただし、割引に急かされて試着せずに決めてしまうのは本末転倒です。候補を絞ったうえで割引期間に間に合わせる、という順番を守りましょう。

2027年度のラン活スケジュールと買い時

ラン活は年々前倒しになっていますが、すべての家庭が早く動く必要はありません。こだわりの度合いによって、動き出すべき時期は変わります。

年中の冬|カタログ請求と展示会の情報集め

ランドセル工業会の調査では、入学前々年の12月に購入した人が14.9%と、年末の動きが目立ちます。この時期はカタログが出そろい、翌年のラインナップが見えてくるタイミングです。

工房系ブランドの展示会も、この時期から翌年初にかけて日程が発表されます。鞄工房山本は奈良本店で2026年1月4日から、銀座・横浜・梅田で1月8日から展示を開始し、販売は2月5日からという流れでした。

この段階でやるべきは、候補を3〜5モデルに絞ってカタログを取り寄せることです。色見本は画面と実物で印象が変わるため、紙のカタログがあると家族で話し合いやすくなります。

春から夏|早期割引を使って本命を決める

春から夏にかけては、展示会や店頭で実物を試せる機会が増え、早期割引も実施される最も動きやすい時期です。購入時期のピークは8月で19.7%となっており、多くの家庭がこの時期に決めています。

工房系で人気色を狙うなら、春のうちに決めておくのが安全です。量販店モデルや定番色であれば、夏の割引を待ってからでも十分に間に合います。

この時期に大切なのは、子ども本人に背負わせて確認することです。親が選んだモデルと子どもが選んだモデルが違ったときこそ、体感の軽さや使いやすさという客観的な基準で話し合うと納得感のある結論になります。

秋以降|在庫やアウトレットから探すときのコツ

秋以降になると、人気モデルの選べる色は減りますが、価格面での狙い目も出てきます。型落ちモデルのアウトレットや、店頭展示品の値引き販売が始まるのがこの時期です。

注意したいのは通信販売でのトラブルです。国民生活センターは、ネットショッピングでは返品・キャンセルの条件や利用規約を事前に必ず確認するよう呼びかけています。極端に安いサイトや、販売元の情報がはっきりしない店舗は避けましょう。

また、アウトレット品は保証の扱いが通常品と異なる場合があります。6年間保証が付くのか、展示品の傷は保証対象外になるのかを、購入前に必ず確認してください

ランドセルのおすすめや人気ランキングについてよくある質問

最後に、ランドセル選びでよく寄せられる質問にまとめて答えます。

ランドセルの平均価格はいくらくらいですか

ランドセル工業会が実施した2026年の調査では、平均購入金額は62,034円で、前年より1,200円以上上がりました。価格帯別では65,000円以上を選んだ人が46.0%と最も多く、次いで55,000〜64,999円が18.1%、40,000〜54,999円が14.2%となっています。

つまり、6万円前後を基準に、こだわりたい部分があれば7〜8万円台まで広げるという考え方が現実的です。3万円台のモデルも存在しますが、保証内容や背カンの構造で差が出ることがあるため、価格だけで判断しないようにしましょう。

軽いランドセルを選べば子どもの負担は本当に減りますか

本体の重さだけでは決まりません。教科書や水筒、学習用端末を入れると合計は3〜5kgになるため、本体で200g軽くしても全体に占める割合はわずかです。

負担を左右するのは、荷物の重心が背中の上部に来ているか、ランドセルが背中に密着しているかという点です。背カンが立ち上がる構造で肩ベルトが浮かないモデルなら、1,200g台でも900g台のモデルより楽に感じることがあります

そのうえで、体格が小さいお子さんや通学距離が長い場合は、軽量モデルを選ぶ意味は十分にあります。数字と背負い心地の両方を見るのが正解です。

牛革とクラリーノはどちらを選べばよいですか

扱いやすさを重視するならクラリーノなどの人工皮革、質感を重視するなら牛革が基本的な考え方です。人工皮革は約900〜1,200gと軽く、雨に濡れても拭くだけで手入れが済みます。

牛革は1,300〜1,400g前後と重くなりますが、深いシボが傷を目立ちにくくし、使い込むほど風合いが出ます。最近は土屋鞄のRECO 牛革ハイブリッドや萬勇鞄のアッシュのように、かぶせだけ牛革にして本体を人工皮革にすることで、質感と軽さを両立させたモデルも選べます。

通学距離が長い、体格が小さめといった条件があるなら人工皮革かハイブリッド、質感を大切にしたいなら牛革という選び分けが現実的です。

祖父母に買ってもらうときはいつ相談すればよいですか

年中の冬から春先までに相談しておくのが理想です。工房系の人気モデルは春から夏に完売することがあり、話がまとまってからでは間に合わない可能性があります。

伝えるときのコツは、予算だけでなくゆずれない条件(重さの上限、必要な容量、保証内容)を先に共有しておくことです。祖父母が良かれと思って高級な総牛革を選んでくれても、通学距離が長い子には負担になってしまうことがあります。

なお、工房系ランドセルの一部は自治体のふるさと納税の返礼品としても扱われています。寄付の使い道やサイト選びを検討する場合は、ふるさと納税おすすめサイトランキングの情報もあわせて確認してみてください。

ランドセルカバーや置き勉対策は必要ですか

ランドセルカバーは、雨よけと傷防止の両方に役立ちます。防水仕様のモデルなら必須ではありませんが、光沢のある素材や淡い色を選んだ場合は、擦れや汚れを防ぐ意味で付けている家庭が多いです。

置き勉については、文部科学省が児童生徒の携行品に関する事務連絡を出し、家庭学習で使わない教材を教室に置いて帰ることを認める工夫を各教育委員会に示しています。実際の運用は学校ごとに異なるので、入学説明会で持ち帰りのルールを確認しておくと、必要な容量の判断がしやすくなります

置き勉が認められている学校なら、マチが極端に広いモデルを無理に選ぶ必要はありません。反対に全教科を毎日持ち帰る学校なら、拡張マチのあるモデルが役に立ちます。

6年の途中で買い替えることはありますか

ほとんどの家庭では、6年間同じランドセルを使い切ります。多くのブランドが6年間の修理保証を用意しているのは、途中でこわれても直して使い続けられるようにするためです。

買い替えを検討するケースとして多いのは、修理では対応できないほどの破損や、体格が急に変わって合わなくなった場合です。ただし肩ベルトの調整幅が広いモデルなら、高学年になっても十分に対応できます。

買い替えを避けたいなら、購入時に保証の範囲と代替ランドセルの有無を確認しておくのが一番の対策です。理由を問わず無料で直してもらえるブランドを選んでおけば、多少の破損では買い替えを考える必要がなくなります。

まとめ|ランドセルはブランドではなくモデル単位で比べて選ぼう

2027年度のランドセルは、900g台の軽量モデルから160,000円のコードバンまで、選択肢が大きく広がりました。同じブランドの中でもモデルによって重さは400g以上、価格は数万円の差が出るため、ブランド名ではなくモデル単位で比べることが失敗しないコツです。

判断の軸は3つに絞れます。ひとつ目は体感の軽さで、カタログの重さより背カンの立ち上がりと肩ベルトの設計を見ること。ふたつ目は通う学校の荷物量に合った容量で、置き勉のルールを確認したうえでマチ幅を決めること。3つ目は6年間保証の中身で、代替ランドセルの有無や、自分でこわした場合の扱いまで確認することです。

軽さを最優先するならセイバンのスゴ軽 エアーII(約890g)やふわりぃのグランコンパクト(約950g)、保証の手厚さを重視するなら池田屋や羽倉のランドセル、質感にこだわるなら土屋鞄や萬勇鞄のハイブリッド仕様が候補になります。まずは気になるモデルのカタログを取り寄せ、実物を背負って比べるところから始めてみてください。

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