2026/08/23
忙しくて料理をする余裕がない日や、一歩も外に出たくない日でも、スマホ1つで注文するだけでお店の味を自宅まで届けてくれるのがフードデリバリー・出前アプリです。とはいえUber Eatsや出前館をはじめ、ここ数年でサービスが一気に増え、戦国時代とも呼ばれる状況。いざ選ぶとなると、どれがいいのか迷ってしまいますよね。経済産業省の電子商取引に関する市場調査を見ても、飲食をはじめとしたネット注文サービスの市場は年々広がり続けています。
そこでこの記事では、2026年の最新情報をもとにフードデリバリーのおすすめサービスをランキング形式で紹介します。料金の安さやクーポン、対応エリア、支払い方法など、失敗しない選び方もあわせて解説するので、自分にぴったりの1つがきっと見つかります。
フードデリバリー・出前アプリおすすめサービス比較早見表
まずは今回紹介する5サービスをまとめて比較します。サービス名や画像をタップすると、それぞれの詳しい紹介にジャンプできます。
| 順位 | サービス | 特徴 | 配送料・手数料 | 対応エリア | 支払い方法 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1位 |
![]() Uber Eats(ウーバーイーツ) |
加盟店が豊富で全国対応。迷ったらまず使える定番 | 店舗・距離・時間帯で変動(Uber Oneなら対象注文で実質0円) | 全国 | クレカ・PayPay・現金(店舗による)ほか |
| 2位 |
![]() menu(メニュー) |
初回クーポンは手厚いが、2026年9月30日でサービス終了予定 | 店舗・エリアで変動 | 全国33都道府県(地域により対象外あり) | クレカほか |
| 3位 |
![]() ロケットナウ |
配送料・サービス料が0円。店頭価格で頼める新興サービス | 0円(対象エリア) | 46都道府県420都市(福井以外) | クレカ・PayPay・楽天ペイほか |
| 4位 |
![]() 出前館 |
10万店舗以上の国内最大級。お店価格+送料無料が拡大中 | 店舗ごとに設定(送料無料を継続中) | 全国 | クレカ・キャッシュレス・現金 |
| 5位 |
![]() デリズ |
複数のお店の料理を1回でまとめて注文できる | 一律100円(通常280円からのキャンペーン価格・深夜+100円) | 東京・神奈川・名古屋・大阪・福岡・札幌 | 現金・クレカ・後払い(Paidy・atone)ほか |
失敗しないフードデリバリーの選び方5つのポイント
自分の住むエリアが配達対象になっているか
どんなに便利なサービスでも、自分の住むエリアが配達の対象外では使えません。まずはアプリに住所を入れて、注文できるお店が表示されるかを確認しましょう。同じ住所でもサービスによって頼めるお店の数が大きく変わることもあるので、2〜3個ためしてみるのがおすすめです。
配送料や手数料など料金の安さ
フードデリバリーでは、料理の代金のほかに配送料やサービス料がかかるのが一般的です。この上乗せ分はサービスや距離、時間帯によって差が出ます。料金をなるべく抑えたいなら、配送料・サービス料が0円のロケットナウのように、追加の手数料がかからないサービスを選ぶと安心です。
頼みたいお店やジャンルがそろっているか
ピザやラーメン、カレー、寿司など、食べたいジャンルのお店が入っているかも大切です。よく行くチェーン店があるなら、そのお店が加盟しているかを事前にチェックしましょう。同じチェーンでもサービスによって取り扱いの有無や対応店舗数が違うことがあるので、アプリで実際に検索して確かめると確実です。
初回クーポンやキャンペーンのお得さ
多くのサービスが、はじめて使う人向けにお得な初回クーポンを配っています。割引額は数百円から数千円までと幅広く、初回はクーポンの手厚さでサービスを選ぶのも賢い方法です。Uber Eatsのように初回から4回まで75%OFF(1回あたり最大2,000円引き)で、合計数千円分お得になるケースもあります。
使いたい支払い方法に対応しているか
支払い方法はサービスによって差があります。クレジットカードはほぼ共通ですが、現金払いや後払い、QRコード決済への対応はまちまちです。現金で受け取りたい人や、給料日前に後払いを使いたい人は、対応している支払い方法を必ず確認しておきましょう。
フードデリバリー・出前アプリおすすめランキング5選
1位 Uber Eats(ウーバーイーツ)

| 運営会社 | Uber Technologies |
|---|---|
| 配送料・手数料 | 配達手数料は店舗・距離・時間帯によって変動。別途サービス料(商品代金の約10%)あり |
| サブスク | Uber One(2026年7月28日改定で月額698円/年額5,598円。既存会員は8月12日から順次適用)。レストランの注文は商品代金1,200円以上で配達手数料・サービス料が0円(サービス料0円はアプリ上で2026年12月31日までと案内)。家族1人との特典シェアや海外での特典利用にも対応 |
| 対応エリア | 全国の主要都市から地方都市まで |
| 支払い方法 | クレジットカード、PayPay、現金(対応店舗)ほか |
| 初回クーポン | 時期により変動(2026年8月は初回から4回まで75%OFF・1回あたり最大2,000円引き) |
| こんな人におすすめ | はじめてで何を選べばいいか迷っている人 |
- 加盟店が多く、料理のジャンルが豊富
- 全国に対応していて地方でも使いやすい
- 配達状況がリアルタイムでわかり安心
- Uber Oneに入れば手数料を0円に抑えられる
- 配送料やサービス料がやや高めになりやすい
- 人気店は配達まで時間がかかることがある
Uber Eatsは、フードデリバリーの代名詞とも言える定番サービスです。加盟店の多さと全国をカバーする配達エリアが最大の強みで、ピザや寿司、カレーといった料理から、コンビニやスーパーの商品まで幅広く頼めます。どれにするか迷ったら、まずここから試すと失敗しにくいでしょう。
よく使うなら、月額制のUber Oneがおすすめです。2026年2月からは特典が広がり、レストランで商品代金1,200円以上の注文なら配達手数料とサービス料がどちらも0円になり、商品代金だけで頼めるようになりました。週に何度も注文する人ほどお得になります。ただしサービス料が0円になる部分はアプリ上で2026年12月31日までと案内されている期間限定の特典(通常はサービス料が30%オフ)なので、長く続ける前提で申し込むときは最新の表示を確認しておきましょう。なお2026年7月28日には料金プランが改定され、標準プランは月額498円から698円(年額3,998円から5,598円)に値上がりした一方、学生プランは月額349円から298円に値下げされました。あわせて家族1人と特典をシェアできる家族共有や、海外での特典利用にも対応しています。新料金は新規会員が7月28日から、既存会員は8月12日から順次適用されます。また2026年3月20日からは、ガストや松屋、かっぱ寿司などを含む全国約1万8,000店舗でアプリの商品価格をお店と同じ価格にそろえる取り組みも始まっています(配達手数料やサービス料は別途かかります)。初回をお得に始めたい人は、Uber Eatsのクーポン最新情報もチェックしてみてください。
2位 menu(メニュー)

| 運営会社 | menu株式会社(KDDIグループ。サービス終了後に解散・清算予定) |
|---|---|
| 配送料・手数料 | 店舗・エリアによって変動 |
| 対応エリア | 全国33都道府県に展開(2026年9月30日でサービス終了予定) |
| 支払い方法 | クレジットカードほか |
| 初回クーポン | 初回最大6,800円分など(使えるのは終了日まで) |
| こんな人におすすめ | 終了までにクーポンを使い切りたい既存ユーザー |
- 初回クーポンが手厚く割引額が大きい
- 日常使いのチェーンから名店まで幅広い
- 終了予定日までは今までどおり注文できる
- 2026年9月30日でサービスが終了する
- マクドナルドなど一部の人気店は頼めない
- 地域によっては配達できる時間が限られる
menuは、日本発のフードデリバリーで、初回クーポンの手厚さが大きな魅力のサービスです。吉野家やローソンといった日常使いのお店から、予約が取りにくい名店まで、ひとつのアプリで幅広くカバーしています。ただし運営元のKDDIは2026年8月19日に、menuを2026年9月30日で終了し、menu株式会社も解散・清算すると発表しました。注文の受け付けは通常注文が9月30日20時受付分まで、予約注文が9月23日20時受付分までで、エリアによってはこれより早く終了する場合があります。Pontaパスの配達料無料特典やクーポンも9月30日までで、有効期限が10月1日以降のクーポンも同日までしか使えません。これから長く使うサービスを探しているなら、Uber Eatsやロケットナウ、出前館など提供が続くサービスを選ぶほうが安心です。終了までにクーポンを使い切りたい人はmenuのクーポン最新情報を参考にしてください。
3位 ロケットナウ

| 運営会社 | CP One Japan合同会社(韓国Coupangグループの日本法人) |
|---|---|
| 配送料・手数料 | 対象エリアは0円 |
| 対応エリア | 2026年6月30日にほぼ全国へ拡大し、2026年8月7日時点で福井県を除く46都道府県・420都市に対応 |
| 注文できる時間 | 毎日7:00〜翌4:00(店舗の営業時間による) |
| 支払い方法 | クレジットカード、PayPay、楽天ペイ(2026年6月導入)ほか |
| 初回クーポン | 時期により変動(2026年8月も4回に分けて使える最大4,000円分) |
| こんな人におすすめ | とにかく余計な手数料を払いたくない人 |
- 配送料とサービス料が0円で頼める
- 店頭と同じ価格で注文できるお店がある
- 配達員の現在地をリアルタイムで確認できる
- サブスク登録なしで誰でも0円の手数料で使える
- エリアは全国に広がったが加盟店数は地域差がある
- 加盟店数は老舗サービスに比べると発展途上
ロケットナウは、2025年に登場して一気に注目を集めた新しいサービスです。配送料・サービス料が0円で、店頭価格のまま注文できるお店があるのが何よりの魅力。これまでデリバリーの手数料が気になっていた人ほど、お得さを実感しやすいサービスです。2026年6月22日には累計700万ダウンロードを突破し、フードデリバリーアプリのダウンロード数で国内トップに立つほど支持を集めています。2026年5月からは注文できる時間も毎日7時から翌朝4時までに広がり、6月30日には対応エリアが福井県を除く46都道府県へと一気に拡大しました。2026年8月7日にはさらに対象が広がり、46都道府県・420都市で使えるようになっています。アプリ調査会社Sensor Towerの「APAC Awards 2025」でも世界最多ダウンロードのアプリとして認定され、2025年7月から2026年6月まで12か月連続でフードデリバリーアプリのダウンロード数1位を記録しました。これで多くの地域で使えるようになったので、以前は対象外だった人もぜひ調べてみてください。2026年8月14日にはローソンとの連携も発表され、東京・神奈川・千葉の一部店舗で「スパゲッティの小屋」「炙りチャーシュー炒飯店」「まちの焼きそば」といった、店内の厨房で注文を受けてから作る出来たての商品が頼めるようになりました。初回特典についてはロケットナウのクーポン最新情報でまとめています。
4位 出前館

| 運営会社 | 株式会社出前館 |
|---|---|
| 配送料・手数料 | 店舗ごとに設定(2026年は送料無料を継続中) |
| 対応エリア | 全国 |
| 支払い方法 | クレジットカード、各種キャッシュレス、現金 |
| 初回クーポン | 時期により変動(2026年8月は新規登録で初回500円OFF+2回目以降に使える割引クーポン4枚の最大4,000円分) |
| こんな人におすすめ | 近所の個人店やチェーン店を幅広く頼みたい人 |
- 10万店舗以上の国内最大級の加盟店数
- 人気チェーンから地域の個人店まで豊富
- 現金払いに対応していて使いやすい
- お店価格+送料無料で頼める店舗が拡大中
- 配送料は店舗ごとに違うので確認が必要
- エリアによっては加盟店が少ないこともある
出前館は、テレビCMでもおなじみの国内最大級のフードデリバリーです。10万店舗を超える加盟店があり、人気チェーンだけでなく近所のラーメン店やカレー店まで頼めるのが強み。現金払いにも対応しているので、キャッシュレスが苦手な人でも安心して使えます。
2026年は、3月1日にお店と同じ価格で頼める「お店価格で出前館」を全国47都道府県へ広げ、2026年8月1日時点で対象店舗は約25,000店舗まで拡大しました。対象店舗なら、店内で食べるときやテイクアウトと同じ価格で注文できます。あわせて送料無料も終了時期未定で続いているので、店頭価格のまま送料0円で頼めるお店が増えています。ロケットナウに負けないお得さになってきました。2026年8月18日から24日までは夏の締めくくりとなる「超ゴイゴイヤスー後夜祭」を開催中で、対象店舗のセールや割引クーポンに加え、合計5,410名に総額1,000万円分のクーポンが当たる企画も実施されています。LYPプレミアム会員向けの割引クーポンも毎月配られているので、出前館のクーポン最新情報もあわせて確認してみてください。
5位 デリズ

| 運営会社 | 株式会社小僧寿しの100%子会社 |
|---|---|
| 配送料・手数料 | 1注文につき一律100円(通常の基本配達料280円からのキャンペーン価格。22時以降は深夜料金として+100円) |
| 対応エリア | 東京・神奈川・名古屋・大阪・福岡・札幌(大都市中心) |
| 支払い方法 | 現金、クレジットカード、PayPay・楽天ペイ、Paidy・atone・メルペイなどの後払い |
| 初回クーポン | 常時配布の初回クーポンはなし(WEB限定で人気商品がいつでも20%OFF。公式LINE・Xでクーポン配布あり) |
| こんな人におすすめ | 家族やパーティーでいろいろな料理を頼みたい人 |
- 複数のお店の料理を1回でまとめて注文できる
- 配達料が1注文一律100円と安い
- 有名シェフ監修の本格的なメニューがある
- 後払いに対応していて支払いの自由度が高い
- 対応エリアが大都市中心で地方は少なめ
- 代金引換(現金)での支払いは1,500円以上の注文が条件
- 22時以降は深夜料金が上乗せされる
- カトラリー(使い捨ての箸やスプーン)は有料のオプション
デリズは、複数のお店の料理を1回の注文でまとめて頼めるのが最大の特徴です。常時30前後のブランドを運営していて、家族で集まったときやホームパーティーで、寿司もラーメンもカレーも一度に届けてもらえます。有名シェフが監修したブランドもあり、食にこだわる人にもぴったり。アプリを入れなくてもWEBから注文でき、配達料が1注文一律100円と安く、Paidyやatoneといった後払いに対応しているのも、ほかにはない便利なポイントです。公式サイトではWEB限定で人気商品がいつでも20%OFFになる特典に加え、30,000円以上のまとまった注文を対象に、配達日の3〜7日前の予約で商品代金5%OFF、8日以上前の予約で10%OFFになる「まとめて早得」も用意されています(対象エリア限定・数量やメニューが未定でも概算で申し込めます)。なお一律100円の配達料はキャンペーン価格で、通常の基本配達料は280円です。なお現在は原材料価格の高騰を受けて、使い捨てのカトラリーは有料のオプションに変わっているので、必要な場合は注文時に選びましょう。
たくさんのお店から選べる総合型と、チェーン店の公式アプリはどう使い分ける?
ランキングで紹介したサービスは、たくさんのお店が集まった総合型です。じつはフードデリバリーには、マクドナルドやピザチェーンなどが出している公式アプリもあります。この2つの違いを知っておくと、もっとお得に使えます。
いろいろなお店を1つで頼むなら総合型
Uber Eatsや出前館のような総合型は、1つのアプリでさまざまなジャンルのお店をまとめて選べるのが魅力です。今日は何が食べたいか決まっていないときや、いろいろなお店を見比べたいときに向いています。初回クーポンやキャンペーンが充実しているのも総合型ならではです。
決まったチェーン店をよく頼むなら公式アプリもお得
一方で、いつも同じチェーン店を頼む人には、そのお店の公式アプリが便利なこともあります。公式アプリ限定のクーポンやポイントがたまるケースが多く、配送料が安く設定されていることもあります。よく頼むお店が決まっているなら、公式アプリの料金と見比べてみましょう。
両方を使い分けるのが結局いちばん賢い
結論としては、どちらか一方に絞る必要はありません。いろいろ選びたいときは総合型、決まったお店は公式アプリと使い分けるのが、いちばんお得で満足度の高い方法です。複数のアプリを入れておけば、その日いちばん安い頼み方を選べます。
目的・シーン別のおすすめフードデリバリー
とにかく安く頼みたい人向け
料金を抑えたいなら、配送料・サービス料が0円のロケットナウが第一候補です。対象エリアなら手数料の上乗せがなく、店頭価格で頼めるお店もあります。出前館の「お店価格+送料無料」も同じように割安なので、自分のエリアで使える方を選びましょう。あわせて各サービスの初回クーポンを使えば、さらに安く楽しめます。
お店やジャンルの選択肢を増やしたい人向け
選べるお店の多さを重視するなら、Uber Eatsや出前館などの大手が安心です。加盟店が多いほど、食べたい料理に出会える可能性が高くなります。地域の個人店まで頼みたいなら、国内最大級の出前館が特に向いています。
一人暮らしで少量を頼みたい人向け
一人分を手軽に頼みたいときは、配送料の安いサービスを選ぶと無駄がありません。手数料0円のロケットナウや、送料無料の店舗が多い出前館なら、少量の注文でも割高になりにくく、気軽に使えます。
現金や後払いで使いたい人向け
現金で受け取りたいなら、現金払いに対応した出前館やUber Eatsが便利です。給料日前などに後払いを使いたい人には、Paidyやatoneにも対応したデリズが心強い選択肢になります。
フードデリバリーをもっとお得に使うコツ
複数サービスの初回クーポンを使い分ける
多くのサービスが初回限定でお得なクーポンを配っています。1つに絞らず、複数のサービスに登録して初回クーポンを順番に使うと、しばらくはかなり安く頼めます。割引額はサービスごとに違うので、登録前に最新の金額を確認しましょう。各社の初回特典をまとめて見比べたい人は、フードデリバリーの初回クーポン比較もあわせて参考にしてください。
サブスクやポイント還元を活用する
よく使う人は、配送料が割安になるサブスクや、ポイント還元の仕組みを活用するとトータルの支払いを抑えられます。毎週のように頼むならサブスク、たまになら都度クーポンと、使う頻度に合わせて選ぶのがコツです。
紹介コードや送料無料キャンペーンを狙う
友だち紹介コードを使うと、紹介する側もされる側もクーポンをもらえることがあります。さらに、送料無料キャンペーンや特定店舗の割引も定期的に開催されます。注文前にアプリのお知らせ欄をチェックする習慣をつけると、取りこぼしを防げます。
そもそもフードデリバリーとは?仕組みをかんたんに解説
注文から配達までの流れ
フードデリバリーは、アプリやサイトでお店と料理を選んで注文すると、配達員が自宅やオフィスまで届けてくれるサービスです。流れはとてもシンプルで、誰でもすぐに使い始められます。
- アプリやサイトで届け先を設定する
- 近くのお店と食べたい料理を選ぶ
- 支払い方法を選んで注文を確定する
- 配達状況を画面で見ながら到着を待つ
注文後は配達員の現在地が地図に表示されるサービスが多く、あとどれくらいで届くかが一目でわかります。なお、国民生活センターは、配達ミスを防ぐために建物名や部屋番号まで住所を正確に入力し、地図上のピンの位置がずれていないか確認するよう呼びかけています。もし商品が違う、届かないなどのトラブルがあったときは、アプリ内の問い合わせ窓口から運営事業者に連絡するとスムーズです。
出前・宅配との違い
昔ながらの出前は、ラーメン店やピザ店など、配達できるお店が自分で配達員を抱えているのが基本でした。一方で今のフードデリバリーは、1つのアプリにたくさんのお店が集まっていて、配達はサービス側の配達員が担当します。
そのため、これまで配達をしていなかったお店の料理も自宅で楽しめるのが大きな違いです。和洋中はもちろん、カフェやスイーツ、最近ではスーパーやコンビニの商品まで届けてもらえます。農林水産省の食料消費の動向でも、調理済みの食品を家で食べる「中食」の市場は近年増加傾向が続いていると報告されており、デリバリーはその受け皿のひとつとして広がっています。
2026年のフードデリバリー最新動向
Woltが日本から撤退、menuも2026年9月末で終了
北欧フィンランド発で、丁寧な配達とおしゃれなお店のラインナップが人気だったWoltが、2026年3月4日をもって日本での提供を終了しました。利用していた人にとっては残念なニュースですが、その分、ほかのサービスへ乗り換える動きが広がっています。
さらに2026年8月19日には、menuも2026年9月30日でサービスを終了し、運営するmenu株式会社は解散・清算することが発表されました。KDDIは終了の理由として、フードデリバリー市場の競争環境の変化と今後の事業見通しを挙げています。大手でも撤退が続いているので、サービスを選ぶときは料金だけでなく、これからも使い続けられそうかどうかも見ておくと安心です。
送料・手数料0円のロケットナウが急成長
入れ替わるように存在感を高めているのが、2025年1月に始まったロケットナウです。配送料とサービス料が0円という思い切ったスタイルで、2026年6月22日には累計700万ダウンロードを突破し、フードデリバリーアプリのダウンロード数で国内1位に立つなど一気に広がりました。2026年6月30日には対応エリアが福井県を除く46都道府県へ拡大し、2026年8月7日にはさらに46都道府県・420都市まで広がっています。Woltが抜けた穴を埋める存在として、2026年に最も注目されているサービスです。2026年6月29日にはタクシーアプリ「GO」との共通プログラム「乗っトク、食っトク。」も始まり、タクシーの乗車回数に応じて最大20%オフのクーポンがもらえるなど、他サービスとの連携も広がっています。
こうした動きを受けて、出前館も店頭と同じ価格で頼める「お店価格で出前館」と送料無料を全国に拡大し、Uber EatsもサブスクのUber Oneで手数料を0円にするなど、各社が料金の安さで競い合う流れが強まっています。
韓国・中国系など新しいサービスの参入が続く
ロケットナウは韓国の大手EC企業グループの日本法人が運営しています。このように、海外で実績のある企業が日本に参入する流れが続いており、料金やサービスの競争はますます活発になっています。利用する側にとっては、お得なキャンペーンが増えるうれしい状況です。
都市部から郊外・地方へ広がる配達エリア
以前は都市の中心部が中心だった配達エリアも、郊外や地方都市へと広がっています。たとえばmenuは2026年1月に関東・関西で216エリアを一気に追加し、2月にもさらに6都府県で161エリアを広げていましたが、そのmenu自体が9月30日で終了します。ロケットナウにいたっては2026年6月30日に対応エリアを福井県を除く46都道府県まで一気に広げ、8月7日時点では420都市とほぼ全国で使えるようになりました。これまで対象外だった地域でも頼めるようになってきているので、久しぶりに自分のエリアを調べてみる価値があります。
フードデリバリーに関するよくある質問
一番安いフードデリバリーはどれ?
料金だけで見るなら、配送料とサービス料が0円のロケットナウが有力です。対象エリアなら手数料がかからず、店頭価格で頼めるお店もあります。2026年8月7日時点で46都道府県・420都市まで広がっているので、まずは自分の地域で使えるお店があるかを確認しましょう。最近は出前館の「お店価格+送料無料」や、Uber Eatsのサブスク(Uber One)でも安く頼めるようになってきたので、あわせて比べてみるのがおすすめです。
初回クーポンが一番お得なのはどのサービス?
初回クーポンの金額はサービスや時期によって変わります。2026年8月時点では、Uber Eatsが初回から4回まで75%OFF(1回あたり最大2,000円引き)、出前館が新規登録で最大4,000円分、ロケットナウが最大4,000円分の特典を配っています。合計6,800円分と手厚かったmenuは9月30日でサービスが終わるため、これから登録するなら提供が続くサービスの中から選ぶのがおすすめです。
現金でも支払える?
現金払いに対応しているサービスもあります。出前館やUber Eatsは現金に対応した店舗が多く、キャッシュレスが苦手な人でも使いやすいです。ただしお店によっては現金が選べない場合もあるため、注文画面で確認しましょう。
後払いやd払い・PayPayは使える?
PayPayやd払いなどのキャッシュレス決済は、多くのサービスで使えます。Paidyやatoneといった後払いに対応しているのはデリズが代表的です。使いたい決済方法が決まっている人は、対応状況を事前に確認しておくと安心です。
置き配には対応している?
玄関前などに置いてもらう置き配は、多くのサービスで選べます。注文時に受け取り方法で置き配を指定し、置き場所の希望を伝えればOKです。対面で受け取りたくないときや、手が離せないときに便利な機能です。ただし消費者庁も、テイクアウトや宅配の食品は受け取ったら早めに食べ、長時間常温で放置しないよう注意を呼びかけています。気温が高い時期は特に、受け取りが遅れないよう気をつけましょう。
深夜や24時間でも頼める?
頼めるかどうかは、エリアと営業しているお店によって変わります。深夜営業のお店が近くにあれば、夜遅くでも注文できることが多いです。アプリで時間帯を指定して、開いているお店があるか確認してみましょう。
年末年始やお盆でも使える?
年末年始やお盆も、営業しているお店があれば利用できます。ただし休業するお店が増えたり、配達が混み合って時間がかかったりすることがあります。早めに注文する、配達時間に余裕を持つといった工夫をしておくと安心です。
配達エリア外だったときはどうすればいい?
1つのサービスが対象外でも、ほかのサービスなら対応していることがあります。複数のアプリで同じ住所を試してみるのが一番の対処法です。どれも対象外の場合は、近所のお店が出している公式の宅配サービスもチェックしてみましょう。
特定のジャンルだけ頼みたいときは?
ピザやラーメンなど決まったジャンルを頼みたいときは、アプリ内のジャンル検索やカテゴリ絞り込みを使うと探しやすいです。加盟店が多いサービスほど、食べたいジャンルのお店が見つかりやすい傾向があります。
配送料や手数料を無料にする方法はある?
いくつか方法があります。もともと配送料・サービス料が0円のロケットナウを使う、送料無料キャンペーンを狙う、サブスクに入るといった手があります。初回クーポンと組み合わせれば、実質的な負担をぐっと減らせます。
チップは必ず払わないといけない?
チップは基本的に任意で、払わなくても問題ありません。サービスによっては、配達員へのお礼として任意でチップを渡せる仕組みがあります。満足のいく配達だったときに、気持ちとして渡すかどうかを自分で選べるものだと考えておけば大丈夫です。
ロケットナウは安全に使える?評判は?
ロケットナウは韓国の大手EC企業グループの日本法人が運営しており、2026年6月には累計700万ダウンロードを超え、フードデリバリーアプリのダウンロード数で国内トップに立つなど利用者が急増しています。配送料0円という手軽さが好評で、2026年6月30日には対応エリアが福井県を除く46都道府県まで広がり、8月7日時点では420都市に対応しています。まだ加盟店は拡大途中の地域もあるため、自分のエリアで使えるお店があるかを確認したうえで試すとよいでしょう。
Woltはもう使えない?
Woltは2026年3月4日で日本での提供を終了したため、現在は利用できません。Woltを使っていた人は、ロケットナウやUber Eatsなどへの乗り換えがおすすめです。それぞれ初回クーポンがあるので、お得に切り替えられます。
フードデリバリーは高くてもったいない?
料理代に配送料などが上乗せされるため、外食より割高に感じることはあります。ただ、買い物や調理、後片付けの時間を考えると、忙しい日には十分に価値がある使い方です。総務省統計局の家計調査を見ても、弁当や惣菜などの調理食品への支出は長い目で見ると増える傾向が続いており、買ってきたものを家で食べるスタイルは家計に定着しつつあります。手数料0円のサービスやクーポンを活用すれば、コストはかなり抑えられます。