さつまいもは冷凍保存できる?生の状態・茹でたあとで日持ちは変わる? | 道の駅くりもと 紅小町の郷

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箱買いしたり頂いたりと、秋から冬にかけて家にたまりがちなさつまいも。「一度に食べきれず、気づいたら傷んでいた…」なんて経験はありませんか?

さつまいもは常温保存が基本と言われますが、実は温度や湿度の変化にとってもデリケート。暖房の効いた部屋や寒い玄関先など、合わない環境に置いておくと、すぐに芽が出たり、最悪の場合は腐って中がドロドロになってしまいます。

そんな失敗を防ぎ、美味しさをキープしたまま長期間さつまいもを保存したい方におすすめなのが冷凍保存です。

冷凍なら約1ヶ月ほど日持ちするうえ、生のままでも、茹でたり焼いたりした後でも保存期間に大きな差はありません。スープ用にカットして生で冷凍したり、おやつ用にマッシュして加熱後に冷凍したりと、解凍後の調理イメージに合わせて使い分けましょう。

ちなみに常温保存だと約1〜2ヶ月、冷蔵保存だと約2〜3日しか持ちません。すぐに食べきれない場合は、早めに冷凍してしまうのがもっとも手軽で確実な方法です。

生のさつまいもを生のまま冷凍保存する方法

さつまいもを生で保存する際は、ひと手間加えてしっかりとアク抜きをすることが大切です。

使うときは凍ったまま調理するので、皮付きのまま調理しやすい形にカットしてから保存しましょう。料理に合わせてカットしておくと、使うときにそのまま鍋やフライパンに入れられてとても便利です。

切り方ごとのおすすめ料理は次の通りです。

  • 輪切り:煮物、甘露煮
  • いちょう切り:味噌汁、さつまいもご飯
  • スティック状:大学芋、芋けんぴ
  • 角切り:カレー、シチュー

なお、冷凍保存での保存期間は1ヶ月程度が目安です。

生のまま冷凍保存する手順
  1. さつまいもを水洗いしてきれいにする
  2. 皮付きのまま使いやすい大きさにカットする
  3. 10分ほど水にさらしてしっかりアク抜きをする
  4. キッチンペーパーなどで表面の水気をしっかり拭き取る
  5. 冷凍用保存袋に入れ、芋が重ならないように平らに並べて空気を抜く

表面に水分が残ったまま冷凍すると、解凍後に水っぽくなりやすいので、しっかりと拭き取ってから冷凍してください。

また、切り口の多いスティック状やいちょう切りは、少量ずつラップで包んでから保存袋に入れると、酸化による変色も防ぎやすくなります。

なお、丸ごと1本のまま冷凍することも可能です。その場合は洗って水気を拭き取り、ラップで包んでから保存袋に入れればOK。ただしカットしてから冷凍した方が調理にすぐ使えて便利なので、特に理由がなければカットしてからの冷凍がおすすめです。

茹でて加熱済みのさつまいもを冷凍する方法

基本的には生のまま保存する場合と変わらず、アク抜きと水分をしっかり取り除くことが大切です。

保存のために茹でて加熱するなら、少し芯が残る程度の硬めに火を通すように調節してください。しっかり火を通しすぎると、解凍後に崩れやすくなってしまいます。

なお、茹でる代わりに電子レンジで加熱する方法もありますが、パサつきやすくなるため、食感を重視するなら鍋で茹でる方がおすすめです。

加熱して保存する場合も保存期間の目安は1ヶ月程度です。

加熱済みのさつまいもを冷凍保存する手順
  1. さつまいもを水洗いしてきれいにする
  2. 皮付きのまま使いやすい大きさにカットする
  3. 10分ほど水にさらしてしっかりアク抜きをする
  4. 少し芯が残る程度に硬めに茹でる
  5. 粗熱を取り、キッチンペーパーなどで表面の水気をしっかり拭き取る
  6. 冷凍用保存袋に入れ、芋が重ならないように平らに並べて空気を抜く

マッシュにして冷凍する方法

スープや離乳食、スイートポテトなどに使いたいなら、あらかじめマッシュ(ペースト状)にしてから冷凍しておくと便利です。

茹でたさつまいもが熱いうちにフォークやマッシャーで潰し、粗熱が取れたらラップでピッタリと包んでできるだけ平らにして冷凍します。

保存袋に入れる際は、袋の上から箸などで溝をつけておくと、使いたい分だけパキッと折って取り出せるのでおすすめです。

空気に触れると急速に酸化が進むため、念入りに密閉してください。

焼き芋にしてから冷凍する方法

余った焼き芋も、実は冷凍保存にぴったりです。

焼き芋は加熱によって甘みが最大限に引き出された状態なので、冷凍しても甘さや風味をしっかりキープできるのが大きなメリット。

冷凍した焼き芋は半解凍の状態で食べると、アイスクリームのようなひんやりスイーツとして楽しめます。お子さんのおやつにもぴったりですよ。

焼き芋を冷凍保存する手順
  1. 焼き芋の粗熱をしっかり取る
  2. 1本ずつラップでぴったりと包む
  3. 冷凍用保存袋に入れて空気を抜き、冷凍庫で保存する

食べるときは、常温で5〜7分ほど半解凍にするとスプーンですくえるくらいの硬さになります。もちろん電子レンジでしっかり温め直して、普通の焼き芋として食べてもOKです。

こちらも保存期間は1ヶ月程度が目安です。

生の状態・茹でたあとで日持ちは変わる?

さつまいもを生で冷凍保存した場合と茹でて冷凍保存した場合では、どちらも1ヶ月程度が目安となります。

ただし生のさつまいもをそのまま冷凍すると食感が変わりやすく、解凍後に水っぽさが出やすいのでできるだけ早めに食べきることをおすすめします。

一方で、加熱後に冷凍した場合は状態が安定しやすく、長く美味しさを保ちやすいです。ただし調理の用途が限られる点には注意が必要です。

なお、筆者の体感として冷凍保存で一般的なのは生のまま保存する方法で、私自身も知人の調理師もさつまいもを冷凍保存する場合は生のまま冷凍しています。

いずれにしても1ヶ月以内で食べきるなら、生のまま・加熱後どちらでも大きな違いはありません。ご自身に合った方法で保存するのがいちばんです。

生の状態でさつまいもを保存するメリット

さつまいもを生から冷凍保存する最大のメリットは、下ごしらえの手間がとても少ない点です。

解凍後の調理方法も選ばず、幅広い料理に使えるので、もっとも一般的な保存方法として知られています。

生から保存するデメリット
  • 解凍時に水が出やすく水っぽい味になりやすい
  • 茹でて冷凍保存した時と比べると、デンプン質の変化による味の劣化がやや早い

以上のようなデメリットは確かにあるものの、解凍する際は加熱すること、そして早めに食べきることで気にならない程度の違いに収まります。

ここからは、生でさつまいもを冷凍保存するメリットをもう少し詳しく見ていきましょう。

下処理の手間が少ない

さつまいもを生のまま冷凍する方法は、保存までの下ごしらえがとても簡単なのが魅力です。

加熱してから冷凍する場合は蒸したり茹でたりと時間がかかりますが、生のままならその手間がいりません。食べやすい大きさにカットして、水にさらしてアクを抜くだけで準備完了です。

特に忙しい日や、まとめ買いしたときでもサッと保存できるのは大きなメリットでしょう。

後から料理するときに加熱すればよいので、とりあえず冷凍しておこうと気軽に取り組める点も、生のまま保存する方法ならではの使いやすさです。

調理方法に制限が生じにくい

生で保存をした場合は、煮物・揚げ物・焼き物を問わず幅広く活用できます

あらかじめ食べやすい大きさに切ってから冷凍しておけば、使いたいときにそのまま鍋やフライパンに投入できるのでとってもスピーディー。

特に硬いさつまいもは切るのに力が必要ですが、あらかじめ冷凍用にカットしておけば忙しい日でもすぐに料理に取り入れられます。

煮物やカレーなど火を通す料理なら、解凍せずにそのまま使えるので時短にもなりますよ。

茹でたあとでさつまいもを保存するメリット

さつまいもを茹でてから冷凍保存する最大のメリットは、調理時間を大幅にカットでき、解凍後にすぐ食べられる点です。

加熱の手間を先に済ませておけるので、食べたいときにそのまま活用できる手軽さが魅力です。

また、冷凍する前に一度火を通すことでデンプン質が安定し、甘みや風味を保ちやすくなるのも大きな特長といえます。

茹でて保存するデメリット
  • 保存までの下ごしらえに時間と手間がかかる
  • 生で保存する場合と比べると使える料理の幅が狭まる

これらのデメリットはあるものの、味や風味を保って保存したい方、解凍後すぐに食べたい方にはぴったりの方法です。

以下にて、茹でて保存するメリットをもう少し詳しく確認していきましょう。

甘味や風味をキープしやすい

さつまいもは加熱するとデンプンが糖化し、甘みと滑らかさが増すとされています。

茹でてから冷凍することで、甘みが増した状態をそのまま閉じ込められるのが大きなポイント。解凍後も美味しさが損なわれにくいのが特長です。

さらに加熱により食感がやわらかく安定するため、スイートポテトやコロッケ、ペースト料理など滑らかさを活かすメニューに最適です。

調理時間の短縮になる

茹でてから冷凍しておけば、解凍後にすぐ食べられる状態になっているのが大きなメリットです。

レンジで温め直してそのまま副菜にしたり、サラダに加えたりと手軽に使えます。柔らかくなるまで煮込む時間も省けるので、忙しい日の食事づくりに重宝します。

なお、茹でて保存する際は調理時の加熱を考えて、少し硬めに茹でてから冷凍すると崩れにくくなるのでおすすめです。下ごしらえを保存前に済ませておけるので、食卓に並べるまでの時間を大幅に短縮できるのは、忙しい家庭にとって大きな利点でしょう。

さつまいも冷凍保存に関する質問

さつまいもを冷凍保存する際に気になりやすいポイントをまとめました。最後まで美味しく食べるために、ぜひチェックしてみてください。

生と茹でた状態で日持ちにどれくらい差がある?

どちらも1ヶ月程度が目安とされています。
ただし、生のまま冷凍したさつまいもは解凍時に水分が出やすく、食感や味がやや落ちやすい傾向にあります。
そのため、できるだけ早めに使い切るのがおすすめです。
一方、茹でてから冷凍したものは甘味や風味をキープしやすく、解凍後も食感や味を保ちやすい特徴があります。
調理方法が限られてしまいますが、味を重視するなら茹でてから冷凍保存する方が向いているでしょう。

冷凍前にしておいたほうがいい下処理は?

さつまいもを冷凍する前は、必ず水にさらしてアクを抜きましょう
アク抜きが不十分だと変色しやすくなり、味にえぐみや渋みが出てしまいます。
10分ほど水にさらしてしっかりアクを抜き、水気をしっかり拭き取ってから保存するのがコツです。

解凍後にパサつかないための注意点は?

冷凍したさつまいもを解凍する際は、加熱解凍が基本です。
保存袋のまま電子レンジで解凍したり、メニューによっては凍ったまま鍋に入れてしまっても問題ありません。
たとえばお味噌汁に使いたい場合、調理中に凍ったまま鍋へ投入するだけでOKです。
あらかじめカット済みなので、そのまま使えて時短にもつながります。
なお、自然解凍は水分が抜けやすくパサパサした食感になりやすいため、あまりおすすめしません。

皮付きのまま冷凍しても大丈夫?

皮付きのまま冷凍してもまったく問題ありません
むしろ皮があることで乾燥や酸化を防ぐ効果が期待でき、皮に含まれる栄養素も無駄なく保存できます。
冷凍前の下処理も簡単になるのが嬉しいポイントです。
ただし、皮に含まれるポリフェノールが黒く変色することがある点、皮付きだと使える料理が限られる点には注意しましょう。

冷凍したさつまいもは電子レンジと自然解凍、どちらがおすすめ?

電子レンジ解凍が断然おすすめです。
自然解凍だと溶ける過程でさつまいもの水分が一緒に流れ出てしまい、食感も味も落ちやすくなります。
解凍する際は加熱解凍を基本にしましょう。
なお、生のまま冷凍したものは解凍せずにそのまま煮物や汁物に使うのもおすすめです。

解凍後に再冷凍してもいい?

さつまいもに限らず、一度解凍した食材の再冷凍はおすすめできません
味や食感が大きく落ちるだけでなく、衛生面でのリスクも高まります。
冷凍保存する際は小分けにしておくか、必要な分だけ取り出して解凍するようにしましょう。

冷凍庫で保存するときにラップと保存袋、どちらがおすすめ?

どちらを使っても問題ありません
ラップは小分け保存がしやすいのがメリットですが、保存袋と比べると乾燥や霜がつきやすい面があります。
一方の保存袋は、袋に入れるだけで手軽ですが、平らに並べないと中でバラバラになることも。
いちばん理想的なのは、ラップでぴったり包んだ上でジッパー付きの保存袋にまとめて入れる方法です。
乾燥や霜からさつまいもを守りながら、小分けでの管理もしやすくなります。

まとめ:目的に応じて保存方法を使い分けて、さつまいもを美味しく長持ちさせよう

さつまいもの冷凍保存は、常温や冷蔵と比べて圧倒的に長い期間、良い状態をキープできる保存方法です。

下ごしらえの方法によっては調理の時短にもなり、甘みや風味がさらに良くなることも。

生のまま冷凍するのか、茹でてから冷凍するのか、焼き芋にしてから冷凍するのかは、それぞれに合った使い方があります。解凍後にどんな料理に使いたいかを考えて、下ごしらえの方法を選ぶのがいちばんのコツです。

主菜・副菜・おやつと活躍の場が広いさつまいもを上手に保存して、美味しい食事を楽しみましょうね。

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