2026/10/26
小学生の通信教育を探し始めると、進研ゼミやスマイルゼミ、Z会など有名どころだけでもたくさんあり、どれがわが子に合うのか迷ってしまいますよね。タブレットか紙か、教科書レベルか受験レベルか、月にいくらかかるのかなど、比べるポイントが多いのも悩ましいところです。
実は、小学生の通信教育は教材の形・難易度・教科の範囲という3つの違いを押さえるだけで、候補をぐっと絞り込めます。この記事では、2026年最新の料金をもとに人気の通信教育10社をランキング形式で紹介し、料金・教材タイプ・難易度の比較表や、目的別・学年別の選び方、共働き家庭でも続けやすいコツまでわかりやすく解説します。
小学生の通信教育はどう選ぶ?比較する前に知っておきたい3つの違い
小学生向けの通信教育は、ぱっと見はどれも似ていますが、中身を見ると教材の形式・難易度・扱う教科の範囲が大きく異なります。この3つの違いを先に理解しておくと、ランキングや比較表を見たときに自分の家庭に合うサービスがすぐに分かるようになります。
タブレット学習と紙の通信教材の違い
今の小学生向け通信教育は、専用タブレットやiPadで学ぶタブレット型が主流です。自動で丸つけをしてくれて、まちがえた問題はその場で解説動画やヒントが出るため、子どもが一人でも学習を進めやすく、親が丸つけをする手間もほとんどかかりません。ゲーム感覚のごほうびやアバターなど、続けたくなる仕掛けが充実しているのもタブレット型の強みです。
一方、紙の通信教材は、鉛筆でノートやワークに書き込むため、文字を書く力や計算の途中式を書く習慣が身につきやすいのが利点です。テストも紙で受ける小学生にとっては、本番に近い形で練習できます。ただし丸つけは低学年のうちは保護者が担当するケースが多く、教材がたまりやすい点には注意が必要です。
学校でも1人1台の端末を使う授業が当たり前になり、文部科学省のGIGAスクール構想によって子どもがタブレットに触れる機会は大きく増えました。家庭学習も、操作に慣れたタブレットで続けるか、書く力を重視して紙を選ぶか、子どもの性格に合わせて決めるのがおすすめです。
教科書準拠タイプと発展・中学受験タイプの違い
教科書準拠タイプは、お子さんが使っている教科書の単元や進度に合わせて教材が作られているタイプです。進研ゼミ小学講座や小学ポピー、スマイルゼミの標準クラスなどが代表で、学校の授業の予習・復習にそのまま使え、テストの点数アップにつながりやすいのが特徴です。学校の授業は文部科学省の学習指導要領にもとづいて進むため、まずはそこを確実に固めたい家庭に向いています。
発展・中学受験タイプは、教科書の範囲を超えた応用問題や、記述・思考力を問う問題が中心です。Z会や東進オンライン学校 小学部(四谷大塚の講師による映像授業)が代表的で、学校の勉強が簡単すぎると感じている子や、中学受験を視野に入れている家庭に選ばれています。
教科書レベルが定着していないうちに発展タイプを選ぶと、難しさからやる気を失ってしまうこともあります。今の学力に対して少しだけ上のレベルを選ぶのが、長く続けるためのコツです。
5教科の総合型と算数・思考力などの特化型の違い
総合型は、国語・算数・理科・社会・英語の5教科(低学年は国語・算数・英語が中心)をまとめて学べるタイプです。学校の勉強全体を1つのサービスでカバーできるので、最初の通信教育として選ばれることが多く、プログラミングや検定対策まで受講費内で使えるサービスも増えています。
特化型は、算数だけを先取りできるRISU算数や、思考力・STEAM(科学・技術・工学・芸術・数学)の力を育てるワンダーボックスのように、特定の分野に絞ったタイプです。得意を伸ばしたい、算数のつまずきを集中的に解消したいといった明確な目的がある家庭に向いています。
特化型は総合型と組み合わせて使う家庭も多く、たとえば総合型で教科書の内容を固めつつ、思考力系の教材で考える楽しさを育てるといった使い方もできます。予算と子どもの負担のバランスを見ながら選びましょう。
小学生の通信教育おすすめ人気ランキング10選
ここからは、料金・教材の質・続けやすさ・サポート体制をもとに選んだ、小学生におすすめの通信教育10社をランキング形式で紹介します。まずは主要な項目を一覧で比べてみましょう。サービス名をタップすると、各社の詳しい解説に移動できます。
| サービス名 | 月額の目安(税込) | 教材タイプ | 対応教科 | 難易度 | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|---|
|
進研ゼミ小学講座 |
3,300円〜6,800円(12か月一括) | タブレット/紙から選択 | 5教科(小1・2は国算英)+プログラミング | 教科書準拠〜発展 | 学習習慣をつけたい・初めての通信教育 |
|
スマイルゼミ |
3,630円〜7,480円(標準クラス・12か月一括) | 専用タブレット | 5教科(理社は小3から)+プログラミング | 教科書準拠〜発展クラス | 書いて学ぶタブレットで先取りもしたい |
![]() Z会 |
4,465円〜10,925円(タブレットコース・6か月一括) | タブレット/紙から選択 | 5教科(小1・2は国算英)+未来探究学習 | 発展・ハイレベル | 考える力を伸ばしたい・中学受験も視野 |
|
東進オンライン学校 小学部 |
2,178円〜3,278円(12か月一括の月換算) | 映像授業(PC・スマホ・タブレット) | 小1・2は算国、小3〜6は算国理社 | 標準〜受験基礎 | プロ講師の授業を安く受けたい |
|
スタディサプリ小学講座 |
1,815円〜2,178円 | 映像授業(スマホ・タブレット・PC) | 国算理社(英語講座は小5から) | 基礎〜標準 | とにかく安く始めたい・苦手の復習 |
![]() 小学ポピー |
2,980円〜4,500円(年間一括払い) | 紙 | 国算(学年により理社英) | 教科書準拠 | 紙で学校の予習・復習をしたい |
![]() すらら |
8,228円〜8,800円(小学コース4教科) | タブレット・PC(無学年式) | 国語・算数・理科・社会(英語は小中コース) | 無学年(さかのぼり・先取り) | つまずいた単元から学び直したい |
|
RISU算数 |
基本料2,948円相当+利用料0円〜8,778円 | 専用タブレット | 算数 | 無学年(先取り向き) | 算数をどんどん先取りしたい |
![]() 名探偵コナンゼミ |
1冊3,730円〜6,370円(月号単位で購入) | 紙のワークブック | 国語・算数+作文・思考力問題 | 標準〜思考力 | コナン好き・読解力を伸ばしたい |
|
ワンダーボックス |
3,700円〜4,200円 | アプリ+キット教材 | 思考力・STEAM | 思考力(教科外) | 考える楽しさを育てたい(4〜10歳) |
- 1位 進研ゼミ小学講座|教科書準拠で毎日10〜15分の学習習慣が身につく
- 2位 スマイルゼミ|書き心地のよい専用タブレットで先取り・さかのぼり学習も自在
- 3位 Z会|考える力を鍛えるハイレベル問題と丁寧な添削指導
- 4位 東進オンライン学校 小学部|四谷大塚の講師による映像授業が見放題
- 5位 スタディサプリ小学講座|月額2,000円台で全学年の講義動画が見放題
- 6位 小学ポピー|教科書にぴったり合わせた紙教材で予習・復習がしやすい
- 7位 すらら|無学年方式でつまずいた単元まで戻って学び直せる
- 8位 RISU算数|算数に特化してレベル別に先取り学習ができる
- 9位 名探偵コナンゼミ|コナンと解く思考力問題で読み解く力を伸ばす
- 10位 ワンダーボックス|アプリと教具で思考力・STEAMの力を育てる
1位 進研ゼミ小学講座|教科書準拠で毎日10〜15分の学習習慣が身につく

| 受講費(税込) | 小1:月3,300円〜小6:月6,800円(12か月一括払いの月あたり)/毎月払いは4,080円〜7,970円 |
|---|---|
| 入会金・送料 | 0円 |
| 学習スタイル | タブレットの〈チャレンジタッチ〉/紙の〈チャレンジ〉から選択 |
| 対応教科 | 国語・算数・理科・社会・英語(小1・2は国算英)、プログラミング、検定対策、電子書籍約1,000冊 |
| タブレット代 | チャレンジパッド第6世代9,980円(長期受講タブレット割引適用時・12か月連続受講が条件/定価29,980円) |
| 添削・テスト | 担任制の赤ペン先生による添削、全国規模の実力診断テスト |
- 教科書に合わせた内容で、学校の予習・復習にそのまま使える
- 教科ごとに3つのレベルのコースを選べ、発展コースまで追加受講費なし
- 赤ペン先生の添削や努力賞ポイントなど、やる気が続く仕掛けが多い
- 学年が上がるほど受講費が上がり、小6は月6,800円〜になる
- タブレット割引は12か月連続受講が条件で、早期退会だと負担が増える
- 中学受験対策は別の有料講座が必要になる
進研ゼミ小学講座は、ベネッセコーポレーションが運営する小学生向け通信教育の定番です。学校の教科書に合わせた1回10〜15分程度のレッスンで、毎日の学習習慣をつけやすいのが最大の魅力で、初めて通信教育を選ぶ家庭にまず検討してほしいサービスです。2026年度の受講費は、小1の12か月一括払いで月あたり3,300円からで、入会金や送料はかかりません。
タブレットの〈チャレンジタッチ〉では、教科ごとに目指すレベルを3段階から選ぶと、子ども専用の学習プランが自動で作られます。コースはいつでも変更でき、発展コースまで追加料金はかかりません。マップを攻略するような画面やごほうびのガチャなど、子どもが自分から取り組みたくなる工夫も豊富です。紙で学びたい場合は〈チャレンジ〉を選べるほか、2027年度4月号からは学年を超えて国語・算数を先取りできる〈ノングレード チャレンジ〉も始まる予定で、学び方の選択肢がさらに広がります。
2位 スマイルゼミ|書き心地のよい専用タブレットで先取り・さかのぼり学習も自在

| 会費(税込) | 標準クラス:小1 月3,630円〜小6 月7,480円(12か月一括払いの月あたり) |
|---|---|
| 発展クラス | 小1 月4,180円〜小6 月8,360円(12か月一括払いの月あたり) |
| 毎月払い | 標準クラスで小1 4,730円〜小6 8,580円 |
| 専用タブレット代 | 10,978円〜(12か月未満で退会すると追加の支払いあり) |
| 対応教科 | 国語・算数・理科・社会・英語(理社は小3から)、プログラミング、漢検ドリル |
| お試し | 約2週間のお試し(全額返金保証付き) |
- 画面に手をついて書けるタブレットで、紙に近い感覚で書く練習ができる
- 無学年学習「コアトレ」で幼児〜中学3年生レベルまで先取り・さかのぼりができる
- 約2週間の全額返金保証付きお試しで、合うかどうかを確認できる
- 専用タブレット代が別途かかる
- 英語プレミアムや英検対策など一部はオプション料金がかかる
- 紙の教材がないため、紙で学びたい子には向かない
スマイルゼミは、ジャストシステムが提供するタブレット学習です。パームリジェクション機能で画面に手をついても誤作動せず、紙と鉛筆に近い感覚で文字や式を書けるのが大きな特徴で、タブレット学習でも書く力を大事にしたい家庭から支持されています。会費は標準クラスの小1が12か月一括払いで月3,630円から、ワンランク上の問題に取り組める発展クラスは月4,180円からです。
算数と国語は、無学年学習「コアトレ」で学年に関係なく先取りもさかのぼりもできるため、得意な子はどんどん進み、苦手な単元は前の学年に戻って復習できます。保護者のスマホに学習状況が届く「みまもるネット」もあり、共働きでも子どもの頑張りを把握しやすいのが安心です。不適切なサイトに触れない学習専用タブレットなので、初めてタブレットを持たせる家庭にも向いています。
3位 Z会|考える力を鍛えるハイレベル問題と丁寧な添削指導

| 会費(税込・タブレットコース) | 小1 月4,465円〜、小2 月4,845円〜、小3 月8,360円、小4 月8,930円、小5 月9,975円、小6 月10,925円(6か月一括払いの月あたり) |
|---|---|
| 毎月払い(小3〜6) | 小3 8,800円〜小6 11,500円 |
| 入会金 | 無料 |
| コース | 小学生コース(紙)・小学生タブレットコース・中学受験コース(小3〜6)・公立中高一貫校受検対策講座 |
| 端末 | Z会専用タブレットまたは対応するiPadなどを用意 |
| サポート | 1年間同じ担任指導者による添削、保護者向けサイト「my Z」、全国規模の実力テスト |
- 教科書より一歩深い良問で、考える力や記述力が身につく
- 担任指導者が1年間同じなので、成長に合わせた添削を受けられる
- 中学受験コースや公立中高一貫校対策まで同じZ会で続けられる
- 小3以降は会費が月8,000円を超え、10社の中では高め
- 難易度が高く、基礎が固まっていない子には負担になりやすい
- タブレットコースは端末を自分で用意する必要がある
Z会は、難関校をめざす中高生向けの通信教育でも知られる老舗で、小学生向けコースでも問い方を工夫した良問で、知識だけでなく考える力そのものを鍛えることにこだわっています。2026年度のタブレットコースは、小1が6か月一括払いで月4,465円から、小3〜6年生は国語・算数・理科・社会・英語に未来探究学習を加えたセットで月8,360円からです。
小学生コースでは1年間同じ担任指導者が添削を担当し、長所をほめながら一人ひとりの考え方を引き出す指導が受けられます。タブレットコースには毎月の提出課題やプログラミング教材(年4回)、全国規模の実力テストも会費に含まれます。小3からは中学受験コースもあり、塾に通わず自宅で受験対策をしたい家庭や、塾の補助として使いたい家庭にも選ばれています。
4位 東進オンライン学校 小学部|四谷大塚の講師による映像授業が見放題

| 受講料(税込) | 小1・2:年26,136円(月あたり2,178円)、小3〜6:年39,336円(月あたり3,278円)※12か月一括払い |
|---|---|
| 毎月払い | 小1・2:年間29,964円、小3〜6:年間45,144円 |
| 対応教科 | 小1・2は算数・国語、小3〜6は算数・国語・理科・社会 |
| 教材形式 | 映像授業+確認テスト・月例テスト(PC・スマホ・タブレットで受講) |
| 講座 | 標準講座、演習充実講座、毎日トレーニング(算数)、計算マスターなど |
| 専用端末 | 不要(手持ちの端末で受講) |
- 中学受験塾の四谷大塚の講師による授業を、月2,000円台から受けられる
- 2学年分の授業を見られるので、先取りや復習がしやすい
- 専用タブレットが不要で、初期費用を抑えて始められる
- 英語は対象外で、小1・2は算数と国語のみ
- 映像授業が中心のため、自分から再生できる自主性が必要
- 添削指導はなく、記述問題のフィードバックは少なめ
東進オンライン学校 小学部は、東進ハイスクールでおなじみのナガセグループが運営する映像授業サービスです。中学受験塾として知られる四谷大塚の講師による授業を、小3〜6年生でも12か月一括払いなら月あたり3,278円で受けられるコストパフォーマンスの高さが魅力です。授業のあとには確認テストや月例テストがあり、理解度をチェックしながら進められます。
学年の内容だけでなく前後の学年の授業も視聴できるため、得意な単元は先取りし、苦手な単元は戻って復習するといった使い方ができます。手持ちのパソコンやスマホで受講できるので専用端末代もかかりません。塾に通う前のステップとして受験基礎を固めたい家庭や、塾の復習用として使いたい家庭におすすめです。
5位 スタディサプリ小学講座|月額2,000円台で全学年の講義動画が見放題

| 料金(税込) | 月払い2,178円、12か月一括払い21,780円(月あたり1,815円) |
|---|---|
| 学年による料金差 | なし(学年が上がっても料金はそのまま) |
| 対応範囲 | 小学1年生〜6年生の講座、中学受験対策講座、中学講座も視聴可能 |
| 教材形式 | 映像授業+演習問題(テキストはPDFで無料、冊子は別売り) |
| 専用端末 | 不要(スマホ・タブレットのアプリ、PCのブラウザで受講) |
| 無料体験 | 14日間(Web申し込み・クレジットカード決済の場合) |
- 月2,178円(一括なら月1,815円)と10社の中でもトップクラスの安さ
- 学年を問わず講座が見放題で、さかのぼり・先取りが自由
- きょうだいで学年が違っても同じ料金体系で使いやすい
- 添削や担任のサポートはなく、自分で計画を立てる必要がある
- 低学年が一人で取り組むには、保護者の声かけが必要になりやすい
- 紙の冊子テキストは有料
スタディサプリ小学講座は、リクルートが運営するオンライン学習サービスです。月額2,178円で小学1年生から6年生までの講義動画がすべて見放題で、12か月一括払いなら月あたり1,815円と、塾や他の通信教育と比べてかなり安く始められます。学年が上がっても料金が変わらないのもうれしいポイントです。
1回の授業は短めにまとめられていて、学校で分からなかった単元だけをピンポイントで見直すといった使い方にぴったりです。中学受験対策講座も用意されているので、受験を考え始めた段階で基礎を確認する教材としても役立ちます。ただし、添削や学習管理のサポートはないため、低学年のうちは保護者が一緒に視聴する単元を決めてあげると続けやすくなります。
6位 小学ポピー|教科書にぴったり合わせた紙教材で予習・復習がしやすい

| 会費(税込) | 小1 月2,980円〜、小2 月3,300円〜、小3 月3,700円〜、小4 月3,900円〜、小5 月4,300円〜、小6 月4,500円〜(年間一括払いの月あたり)/毎月払いは小1 3,300円〜 |
|---|---|
| 入会金・年会費 | なし |
| 教材形式 | 紙(教科書ごとに編集されたワーク+てびき〈解説・解答集〉) |
| 対応教科 | 国語・算数を中心に、学年に応じて理科・社会・英語 |
| デジタルサポート | 公式アプリ、学習向上システム「デジ・サポ」 |
| お試し | 無料見本あり、小1・2は1か月だけの入会も可能 |
- 使っている教科書ごとに編集されていて、学校の授業と内容がずれない
- 月2,980円からと、紙の通信教育の中でも料金が手ごろ
- 付録が少なくシンプルで、勉強に集中しやすい
- 低学年のうちは保護者の丸つけが必要になる
- 応用・発展問題は少なめで、受験対策には物足りない
- 添削指導がなく、ゲーム性のある仕掛けも少ない
小学ポピーは、新学社が展開する月刊ポピーの小学生向け教材で、紙で学ぶ通信教育です。全国の小学校で異なる教科書ごとに教材が編集されているため、学校の授業とほぼ同じ順番・内容で予習と復習ができるのが最大の強みです。会費は小1で月2,980円からと手ごろで、入会金や年会費もかかりません。
教材には解説と解答をまとめたてびきが付いているので、低学年のうちは保護者が答え合わせをし、高学年になれば子どもが自分で丸つけと見直しをする自学自習のスタイルへ移っていけます。付録やおもちゃのような教材が少ないぶん、家の中に物が増えにくく、勉強そのものに集中しやすいと感じる家庭も多いです。
7位 すらら|無学年方式でつまずいた単元まで戻って学び直せる

| 月額(税込・小学コース) | 4教科(国算理社)学び放題:8,800円/4ヵ月継続割8,228円 |
|---|---|
| 小中コース | 3教科(国数英)8,800円、5教科10,978円など(英語を学ぶ場合はこちら) |
| 入会金 | 11,000円(小学コース)※時期によって無料キャンペーンあり |
| 学習方式 | 無学年式のオンライン教材(タブレット・PC)、AIドリル |
| サポート | すららコーチによる学習設計・学習状況のフォロー |
| お試し | 無料体験・資料請求・LINE相談あり |
- 学年にとらわれず、つまずいた単元までさかのぼって学び直せる
- キャラクターとの対話型レッスンで、一人でも理解しやすい
- すららコーチが学習計画を一緒に考えてくれる
- 月8,000円台と、他の総合型より料金が高め
- 入会金がかかる(キャンペーン時を除く)
- 紙の教材がなく、書く練習は別に用意したほうがよい
すららは、すららネットが提供する無学年式のオンライン教材です。学年の枠にとらわれず、分からなくなった単元まで戻って学び直せるため、算数の繰り上がりや分数など、どこかでつまずいたまま進級してしまった子の立て直しに向いています。経済産業省の未来の教室実証事業にも採用された実績があります。
アニメーションのキャラクターが先生役となって対話形式で授業を進め、AIを搭載したドリルが理解度に合わせて問題を出してくれます。すららコーチが学習の進め方を一緒に設計してくれるので、何から始めればいいか分からないという家庭でも安心です。月額は小学コースの4教科で8,800円とやや高めですが、勉強に苦手意識がある子や、発達の特性に合わせて自分のペースで学びたい子には選ぶ価値があります。
8位 RISU算数|算数に特化してレベル別に先取り学習ができる

| 基本料(税込) | 年額35,376円の一括払い(月あたり約2,948円) |
|---|---|
| 利用料(税込) | 月平均クリアステージ数に応じて0円〜8,778円(初月の上限6,600円) |
| 初期費用 | 安心サポート(タブレット保険)加入料3,300円 |
| 教材形式 | 専用タブレット(退会時の返却は不要) |
| 対象・教科 | 小学生の算数(年中後半〜年長向けのRISUきっず、数学コースもあり) |
| サポート | トップチューターによる個別フォロー、解説動画、無料のフォロー相談 |
- 学年に関係なく、理解度に合わせて算数をどんどん先取りできる
- つまずきを察知すると、チューターが個別にフォローしてくれる
- 1日10分程度から取り組め、10,000問を超える問題量がある
- 進むほど利用料が上がるため、月の費用が読みにくい
- 基本料は年額一括払いで、中途解約しても返金されない
- 算数以外の教科は学べない
RISU算数は、算数だけに特化したタブレット教材です。一人ひとりの解答データを分析して、その子に合った問題とレッスン動画を配信し、学年を超えてどんどん先取りできるのが特徴で、算数が得意な子や、中学受験に向けて計算力・図形の力を早めに固めたい家庭に人気があります。
料金は、年額35,376円(月あたり約2,948円)の基本料に、進んだステージ数に応じた利用料(0円〜8,778円)が加わる仕組みです。たくさん進むほど費用が上がるため、先取りの勢いがある子ほど月額が高くなる点は理解しておきましょう。忘れかけたタイミングでの復習や、間違いが多かった問題の復習も自動で出題されるので、先取りしつつ定着もしっかり図れます。
9位 名探偵コナンゼミ|コナンと解く思考力問題で読み解く力を伸ばす

| 価格(税込) | 1か月単品:小1 3,730円〜小6 6,370円 |
|---|---|
| 12か月セット | 小1 32,030円(月あたり約2,669円)〜小6 58,650円(月あたり約4,888円) |
| 購入方法 | 月号単位で購入(1か月単品・3か月セット・12か月セット) |
| 教材形式 | 紙のワークブック |
| 内容 | 国語・算数の基礎、作文問題、思考力問題、複合教科問題 |
| はじめ方 | 無料メンバー登録で教材のおためし・購入が可能 |
- コナンの世界観で、勉強が苦手な子も楽しく取り組みやすい
- 月号単位で買えるので、教材がたまる心配や解約手続きの手間がない
- 作文や思考力、複合教科問題など読み解く力を伸ばす問題が多い
- 添削指導やタブレットの自動採点はない
- 理科・社会・英語を体系的に学ぶには別の教材が必要
- 単品購入は割高で、継続するなら12か月セットのほうがお得
名探偵コナンゼミは、小学館の通信教育ノウハウを生かした、名探偵コナンのキャラクターと一緒に学べるワークブック教材です。国語・算数の基礎に加えて、作文問題や思考力問題、教科をまたいだ複合問題に取り組めるのが特徴で、文章をしっかり読んで考える力を伸ばしたい家庭に向いています。
現在は月号単位で教材を購入するスタイルになっていて、1か月単品・3か月セット・12か月セットから選べます。苦手な単元の号だけを買って学び直したり、上の学年の号で先取りしたり、夏休みだけ取り組んだりと柔軟に使えるうえ、毎月の自動継続ではないので教材がたまるストレスもありません。コナンが好きで、キャラクターがきっかけになれば勉強に向かえるという子にぴったりです。
10位 ワンダーボックス|アプリと教具で思考力・STEAMの力を育てる

| 料金(税込) | 12か月一括払い 月3,700円、6か月一括払い 月4,000円、毎月払い 4,200円 |
|---|---|
| きょうだい追加 | 1人につき月1,850円 |
| 対象年齢 | 4歳〜10歳(年中・年長・小学1〜3年生向けなど) |
| 教材内容 | 毎月約10種類のアプリ教材+3つのキット教材が届く |
| 学べる分野 | プログラミング、数理パズル、アート、理科実験などのSTEAM分野 |
| お試し | 資料請求で体験版ワークブック・体験版アプリが届く |
- 遊び感覚で取り組めて、考えることそのものが好きになりやすい
- アプリと手を動かすキットの両方で、多角的に思考力を育てられる
- きょうだいは月1,850円で追加でき、一緒に楽しめる
- 教科書の内容は扱わないため、学校の勉強対策にはならない
- 対象は10歳ごろまでで、高学年には物足りない
- キット教材が増えるので、保管場所が必要
ワンダーボックスは、算数オリンピックの問題作成にも関わる教育チームが手がけるSTEAM教材で、現在は株式会社ワンダーフィー(Wonderfy)が運営しています。毎月約10種類のアプリ教材と3つのキット教材を通して、正解が1つではない問題に挑みながら考える力を育てるのが特徴です。
料金は12か月一括払いなら月3,700円で、きょうだいを追加する場合は1人につき月1,850円と、兄弟姉妹で一緒に取り組みやすい料金設定になっています。教科の勉強とは別に、思考力や創造力の土台を育てたい家庭向けの教材なので、学校の勉強は進研ゼミやポピーなどの総合型で、考える力はワンダーボックスで、という組み合わせもおすすめです。
小学生の通信教育10社を料金・教材タイプ・難易度で比較
ランキングで紹介した10社を、料金・教材タイプ・難易度の3つの切り口で比較します。同じ通信教育でも、学年や支払い方法によって金額はかなり変わるので、月額だけでなく入会金や端末代を含めた総額で比べることが大切です。
月額料金と入会金・端末代の比較
まずは料金面の比較です。月額は特に記載がない限り税込で、各社がいちばん安くなる支払い方法での月あたりの金額をまとめています。
| サービス名 | 小1の月額 | 小6の月額 | 入会金 | 端末代 |
|---|---|---|---|---|
| 進研ゼミ小学講座 | 3,300円 | 6,800円 | 0円 | 9,980円(長期受講割引時) |
| スマイルゼミ | 3,630円 | 7,480円 | なし | 10,978円〜 |
| Z会(タブレット) | 4,465円〜 | 10,925円 | 無料 | 専用タブレットまたは対応iPad等を用意 |
| 東進オンライン学校 小学部 | 2,178円 | 3,278円 | なし | 不要(手持ちの端末) |
| スタディサプリ小学講座 | 1,815円 | 1,815円 | なし | 不要(手持ちの端末) |
| 小学ポピー | 2,980円〜 | 4,500円〜 | なし | 不要(紙教材) |
| すらら | 8,228円 | 8,228円 | 11,000円 | 手持ちのタブレット・PC |
| RISU算数 | 2,948円+利用料 | 2,948円+利用料 | なし(保険加入料3,300円) | 専用タブレット(返却不要) |
| 名探偵コナンゼミ | 約2,669円 | 約4,888円 | なし(無料メンバー登録) | 不要(紙教材) |
| ワンダーボックス | 3,700円 | 対象外(〜10歳) | なし | 手持ちのタブレット等 |
料金だけを見ると、スタディサプリ小学講座と東進オンライン学校 小学部が圧倒的に安く、専用端末も不要なので初期費用もほとんどかかりません。一方で、添削や学習管理のサポートは少なめなので、自分で計画的に進められるかどうかがポイントになります。
進研ゼミ・スマイルゼミ・Z会は学年が上がるにつれて月額も上がり、小6では月7,000円〜1万円前後になります。ただ、5教科に加えてプログラミングや検定対策、添削まで含まれていることを考えると、塾に比べれば割安です。Z会は小3から料金が大きく上がるので、低学年のうちに試して、高学年でどのコースを続けるか見直す家庭も多いです。
教材タイプと対応教科の比較
次に、教材の形式と学べる教科を比較します。学校の勉強全体をカバーしたいのか、特定の分野を伸ばしたいのかで選ぶべきサービスが変わります。
| サービス名 | 教材タイプ | 国算 | 理社 | 英語 | 添削・個別サポート |
|---|---|---|---|---|---|
| 進研ゼミ小学講座 | タブレット/紙 | ○ | ○(小3〜) | ○ | 赤ペン先生の添削 |
| スマイルゼミ | 専用タブレット | ○ | ○(小3〜) | ○ | 自動採点・みまもるネット |
| Z会 | タブレット/紙 | ○ | ○(小3〜) | ○ | 担任指導者の添削 |
| 東進オンライン学校 小学部 | 映像授業 | ○ | ○(小3〜) | × | 確認テスト・月例テスト |
| スタディサプリ小学講座 | 映像授業 | ○ | ○ | △(小5〜) | なし |
| 小学ポピー | 紙 | ○ | ○(学年による) | ○(学年による) | 質問サービス |
| すらら | タブレット・PC | ○ | ○(小3〜) | △(小中コース) | すららコーチ |
| RISU算数 | 専用タブレット | 算数のみ | × | × | チューターの個別フォロー |
| 名探偵コナンゼミ | 紙ワーク | ○ | △(複合問題) | △ | なし |
| ワンダーボックス | アプリ+キット | ×(思考力) | ×(STEAM) | × | なし |
5教科をしっかり学びたいなら、進研ゼミ・スマイルゼミ・Z会の3社が中心候補です。添削による先生とのやりとりを重視するなら進研ゼミかZ会、自動採点で親の負担を減らしたいならスマイルゼミが向いています。
RISU算数やワンダーボックスは特化型なので、単体で学校の勉強をすべてカバーすることはできません。総合型と組み合わせたり、学校の勉強は問題なくついていけている子の上乗せ教材として使ったりするのがおすすめです。
難易度別に見る小学生の通信教育の早見表
最後に、難易度の目安で10社を整理します。今の学力と目標に合わせて、ちょうどいいレベルのサービスを選びましょう。
| 難易度の目安 | 主なサービス | 向いている子 |
|---|---|---|
| 基礎〜教科書レベル | 小学ポピー、スタディサプリ小学講座、進研ゼミ小学講座(標準コース) | 学校の授業の理解を確実にしたい子、勉強に苦手意識がある子 |
| 教科書+応用レベル | スマイルゼミ(標準・発展クラス)、進研ゼミ小学講座(発展コース)、名探偵コナンゼミ | 学校の勉強は理解できていて、少し難しい問題にも挑戦したい子 |
| 発展・ハイレベル | Z会 | 考える問題が好きな子、学校の勉強が簡単すぎると感じる子 |
| 中学受験の基礎〜対策 | Z会(中学受験コース)、東進オンライン学校 小学部 | 中学受験を考えている子、塾の前に基礎を固めたい子 |
| 無学年(自分のレベルから) | すらら、RISU算数 | つまずいた単元から学び直したい子、どんどん先取りしたい子 |
| 思考力・教科外 | ワンダーボックス | パズルや工作が好きな子、考える楽しさを育てたい子 |
迷ったときは、今の学校のテストで8割前後とれているかどうかを目安にすると選びやすくなります。8割を下回る教科が多いなら教科書レベルや無学年タイプ、安定して9割以上とれているなら応用・発展レベルを検討してみてください。
目的別|小学生におすすめの通信教育
ここからは、家庭ごとの目的に合わせておすすめの通信教育を紹介します。同じサービスでも、目的によって注目すべきポイントや向いているコースが変わるので、自分の家庭の目的に近いところから読んでみてください。
学校の授業についていきたい・苦手を克服したいなら
学校の授業についていくことが目的なら、教科書に沿って予習・復習ができるタイプか、つまずいた単元まで戻れる無学年タイプを選ぶのが近道です。特に算数は積み上げの教科なので、分からないまま進むとどんどん苦手が広がってしまいます。
進研ゼミ小学講座|教科書どおりの順番で毎日の予習・復習ができる

| 苦手克服に役立つ点 | 教科書に合わせたレッスンで、授業の前後に同じ単元を学べる |
|---|---|
| レベル調整 | 教科ごとに3つのコースから選べ、いつでも変更可能 |
| 1回の学習時間 | 10〜15分程度 |
| 受講費(税込) | 小1 月3,300円〜(12か月一括払いの月あたり) |
- 学校の授業とずれずに、苦手な単元をその日のうちに復習できる
- 解き方だけでなく考え方から教えてくれるので、応用問題にも対応しやすい
- 赤ペン先生がほめて伸ばしてくれるので、自信をつけやすい
- 前の学年まで大きくさかのぼる学び直しには向かない
- 苦手が多い場合、毎月の教材をこなすだけで手一杯になりやすい
- タブレット割引の条件で、短期利用だと割高になる
進研ゼミ小学講座は、学校の教科書に合わせて毎月の教材が届くので、授業で習ったばかりの単元をその日のうちに復習できるのが強みです。教科ごとにレベルを選べるため、算数だけは標準コースでじっくり、国語は発展コースで挑戦といった調整もできます。
まずは授業についていけるようになることを目標に、毎日15分の習慣づくりから始めたい家庭におすすめです。
すらら|分からなくなった学年までさかのぼって学び直せる

| 苦手克服に役立つ点 | 無学年式で、つまずいた単元まで学年を超えて戻れる |
|---|---|
| 学習方法 | キャラクターとの対話型レッスン+AIドリル |
| サポート | すららコーチが学習計画づくりをサポート |
| 月額(税込) | 小学コース4教科 8,800円(4ヵ月継続割8,228円) |
- どこでつまずいたのかをさかのぼって確認し、根本から学び直せる
- 先生役のキャラクターが説明してくれるので、一人でも理解しやすい
- コーチが進め方を一緒に考えてくれるので、親の負担が少ない
- 月額が8,000円台と高め
- 入会金11,000円がかかる(キャンペーン時を除く)
- 学校の教科書の順番どおりではない
すららは、学年の枠を外して学べる無学年式なので、小4で分数につまずいている原因が小2・小3のかけ算やわり算にあるといったケースでも、原因の単元まで戻って学び直せます。
勉強に苦手意識が強く、学校の授業の予習・復習だけでは追いつかない子には、遠回りに見えても土台から積み直せるすららが向いています。
中学受験を考えているなら
中学受験を考えているなら、教科書の範囲を超えた応用問題や記述問題に取り組めるサービスを選びましょう。本格的な受験対策は塾を利用する家庭が多いですが、低学年から通信教育で思考力の土台を作っておくと、塾に入ってからの伸びが変わります。
Z会(中学受験コース)|自宅で難関校レベルの受験対策ができる

| 対象 | 小学3〜6年生 |
|---|---|
| 会費(税込) | トータル指導プラン1教科あたり 小3 月4,465円〜小6 月7,030円(6か月一括払いの月あたり) |
| 教科 | 国語・算数・理科・社会から1教科ずつ選択可能 |
| プラン | トータル指導プラン(自宅で受験対策)、要点集中プラン(塾生向け・小4〜6) |
- 難関国私立中学の入試を見すえたカリキュラムを自宅で学べる
- 月例テストに添削指導があり、記述力を鍛えられる
- 必要な教科だけを1教科から選べ、塾との併用もしやすい
- 4教科そろえると月額はかなり高くなる
- 難易度が高く、基礎が固まっていないと消化しきれない
- 自宅学習中心なので、スケジュール管理に親の関わりが必要
Z会の中学受験コースは、タブレットの要点解説や授業映像と紙の授業ノートを組み合わせて、難関校レベルの入試に対応できる力を自宅で身につけるコースです。トータル指導プランでは練習問題と月例テストがあり、月例テストは添削指導つきで返ってきます。
近くに通いたい塾がない家庭や、塾に通いながら苦手な教科だけ補強したい家庭にも使いやすいコースです。
東進オンライン学校 小学部|塾に通う前の受験基礎を低価格で固められる

| 受験に役立つ点 | 四谷大塚の講師による映像授業で、受験の基礎になる考え方を学べる |
|---|---|
| 受講料(税込) | 小3〜6 年39,336円(月あたり3,278円・12か月一括払い) |
| 対応教科 | 小3〜6は算数・国語・理科・社会 |
| テスト | 確認テスト・月例テストで定着度をチェック |
- 受験塾の講師の授業を月3,000円台で受けられる
- 前後の学年の授業も見られ、先取り学習がしやすい
- 専用端末不要で、すぐに始められる
- 本格的な志望校対策には塾や別の教材が必要
- 添削指導がない
- 映像を見るだけで終わらないよう、演習の習慣づけが必要
東進オンライン学校 小学部は、中学受験塾の四谷大塚の講師による授業を、小3〜6年生でも月あたり3,278円で受けられるので、受験を考え始めた段階で基礎を固める教材として最適です。
本格的な受験勉強に入る前に、算数の考え方や国語の読解の基本を身につけておきたい家庭や、塾の授業の復習用に使いたい家庭におすすめです。
通信教育を小学生のうちに安く始めたいなら
できるだけ費用を抑えたいなら、専用タブレットが不要で、月額が2,000〜3,000円台のサービスから選ぶのがおすすめです。初期費用がかからないので、合わなかったときの負担も小さく済みます。
スタディサプリ小学講座|月1,815円から全学年の授業が見放題

| 料金(税込) | 月払い2,178円、12か月一括払い21,780円(月あたり1,815円) |
|---|---|
| 初期費用 | 入会金・端末代なし(手持ちのスマホ・タブレット・PCで受講) |
| きょうだい・学年差 | 学年が上がっても料金は変わらない |
| 無料体験 | 14日間(Web申し込み・クレジットカード決済の場合) |
- 月2,000円前後で、全学年の講座を好きなだけ見られる
- 端末代がかからず、初期費用ゼロで始められる
- 14日間の無料体験で、使い勝手を確認できる
- 添削や学習管理のサポートはない
- 低学年は一人で続けにくく、親の声かけが必要
- 紙のテキストは別料金
スタディサプリ小学講座は、12か月一括払いなら月あたり1,815円という安さで、苦手な単元の復習から先取りまで幅広く使えます。
まずは安く通信教育を試してみたい家庭や、塾や他の教材と組み合わせて補助的に使いたい家庭にぴったりです。
小学ポピー|紙の教材を月2,980円から始められる

| 会費(税込) | 小1 月2,980円〜小6 月4,500円〜 |
|---|---|
| 初期費用 | 入会金・年会費・端末代なし |
| 始めやすさ | 無料見本あり、小1・2は1か月だけの入会も可能 |
| 教材 | 教科書準拠の紙のワーク+てびき |
- 紙の通信教育の中でも月額が安く、初期費用もかからない
- 教科書準拠なので、学校のテスト対策に直結する
- シンプルな教材で、余計な付録が増えにくい
- 低学年は丸つけを保護者が行う必要がある
- 応用問題は少なめ
- ゲーム性がなく、飽きやすい子もいる
小学ポピーは、入会金も端末代もかからず、小1なら月2,980円から始められる紙の通信教育です。タブレットを持たせるのはまだ早いと感じる家庭でも、気軽に取り入れられます。
教科書に沿った内容なので、塾に通わず家庭学習だけで学校の成績を安定させたい家庭に向いています。
考える力・思考力を伸ばしたいなら
考える力を伸ばしたいなら、答えが1つではない問題や、文章をじっくり読み解く問題に取り組める教材がおすすめです。思考力は中学受験だけでなく、今後の学習全体の土台になります。
ワンダーボックス|アプリとキットで思考力・STEAMの力を育てる

| 思考力を育てる点 | 数理パズル、プログラミング、アート、理科実験など多彩な教材 |
|---|---|
| 料金(税込) | 12か月一括払い 月3,700円(きょうだい追加は月1,850円) |
| 対象年齢 | 4歳〜10歳 |
| 届くもの | 毎月約10種類のアプリ教材+3つのキット教材 |
- 遊びの延長で、自分で考えて試す力が自然に育つ
- アプリと手を動かすキットで、飽きずに続けやすい
- きょうだいで一緒に取り組める料金設定
- 教科の勉強は別に用意する必要がある
- 高学年は対象外
- キットの保管場所が必要
ワンダーボックスは、正解が1つではない問題に試行錯誤しながら挑むことで、考えること自体を楽しめるようになるSTEAM教材です。
低学年のうちから思考力の土台を作りたい家庭や、勉強っぽい教材を嫌がる子の入り口としておすすめです。
名探偵コナンゼミ|作文や複合問題で読み解く力を鍛えられる

| 思考力を育てる点 | 作文問題、思考力問題、教科をまたいだ複合教科問題 |
|---|---|
| 価格(税込) | 1か月単品 小1 3,730円〜、12か月セット 小1 32,030円〜 |
| 購入方法 | 月号単位で購入(自動継続ではない) |
| 教材 | 紙のワークブック |
- コナンと一緒に考える設定で、読解や作文にも前向きに取り組める
- 必要な号だけ買えるので、思考力対策をピンポイントで足せる
- 紙に書いて考えるので、記述力も鍛えられる
- 添削がなく、記述の答え合わせは保護者のサポートが必要
- 単品購入は12か月セットより割高
- 理科・社会を体系的に学ぶ教材ではない
名探偵コナンゼミは、国語・算数の基礎に加えて、作文問題や複合教科問題で文章を読み解き自分の言葉で説明する力を鍛えられるワークブックです。
キャラクターの力で机に向かうきっかけを作りたい家庭や、読解力・記述力を伸ばしたい家庭におすすめです。
タブレット学習で選ぶならおすすめはこの3社
タブレット学習で選ぶなら、5教科をカバーできて、書く練習もしっかりできる進研ゼミ小学講座・スマイルゼミ・Z会の3社がおすすめです。それぞれタブレットの特徴が異なるので、違いを押さえて選びましょう。
スマイルゼミ|紙に近い書き心地の専用タブレットで書く力も伸ばせる

| タブレットの特徴 | 画面に手をついて書けるパームリジェクション機能つきの学習専用タブレット |
|---|---|
| タブレット代 | 10,978円〜 |
| 安全面 | 不適切なコンテンツに触れない学習専用設計 |
| 会費(税込) | 標準クラス 小1 月3,630円〜(12か月一括払いの月あたり) |
- 書き心地がよく、漢字や計算の書き取り練習もタブレットで完結する
- コアトレで学年を超えた先取り・さかのぼりができる
- みまもるネットで学習状況を保護者のスマホに届けてくれる
- タブレット代が別途かかる
- 12か月未満で退会すると追加の支払いがある
- 一部の講座はオプション料金
スマイルゼミは、タブレットでも鉛筆に近い感覚で書けることにこだわった学習専用タブレットが魅力です。タブレット学習で書く力が落ちないか心配な家庭に、まず検討してほしいサービスです。
進研ゼミ小学講座(チャレンジタッチ)|自動で作られる学習プランで迷わず進められる

| タブレットの特徴 | 専用タッチペンで画面に手をついて書ける静電式タブレット |
|---|---|
| タブレット代 | 9,980円(長期受講タブレット割引適用時) |
| 学習プラン | 教科ごとに選んだレベルに合わせて、専用の学習プランを自動生成 |
| 受講費(税込) | 小1 月3,300円〜(12か月一括払いの月あたり) |
- やることが自動で決まるので、子どもが一人で迷わず進められる
- マップ攻略やごほうびで、タブレット学習を楽しく続けやすい
- 電子書籍約1,000冊も受講費内で読める
- タブレット割引は12か月連続受講が条件
- ゲーム性が高く、ごほうび目当てになりすぎることもある
- 学年が上がると受講費も上がる
進研ゼミ小学講座の〈チャレンジタッチ〉は、その子専用の学習プランが自動で作られ、アラームで学習時間も知らせてくれるため、親がつきっきりにならなくても学習習慣を作りやすいタブレット教材です。
Z会(タブレットコース)|ふでばこ機能で考えを書きながら整理できる

| タブレットの特徴 | Z会専用タブレットまたは対応iPadで受講、ふでばこ機能・手書き判定つき |
|---|---|
| 会費(税込) | 小1 月4,465円〜、小3 月8,360円〜(6か月一括払いの月あたり) |
| 採点・解説 | 自動採点で、ヒントや解説をその場で確認できる |
| 保護者サポート | my Zで学習状況を確認できる |
- 書いて考えるふでばこ機能で、途中の考え方を整理しながら解ける
- 書いた文字の筆順や形をその場で判定してくれる
- 手持ちのiPadが使えれば端末を新しく買わずに済む
- 小3以降の会費は3社の中でいちばん高い
- 問題の難易度が高めで、基礎が不安な子には負担になる
- 端末を自分で用意する必要がある
Z会のタブレットコースは、タブレット上で図や式を書きながら考えを整理できるふでばこ機能があり、思考力を重視するZ会らしい設計です。考える問題に一人でじっくり取り組みたい子に向いています。
低学年・中学年・高学年で変わる通信教育の選び方
小学生の6年間は、学ぶ内容も子どもの成長も大きく変わります。同じ通信教育を6年間続けるのもよいですが、学年ごとに重視するポイントを変えて、必要に応じて見直すと、むだなく力を伸ばせます。
小1・小2は勉強を楽しむきっかけづくりを優先
小1・小2の時期は、難しい問題を解くことよりも、机に向かう習慣と勉強は楽しいという気持ちを育てることがいちばん大切です。この時期に勉強嫌いになってしまうと、学年が上がってから取り戻すのが大変になります。
キャラクターやごほうびで楽しく続けられる進研ゼミ小学講座やスマイルゼミ、遊び感覚で考える力を育てるワンダーボックスなどが向いています。また、ひらがな・カタカナ・漢字の書き取りが本格的に始まる時期なので、紙の教材や書き心地のよいタブレットで、正しく書く練習ができるかどうかもチェックしましょう。
低学年は親が一緒に取り組む時間も確保しやすい時期です。最初の数か月は隣で見守りながら、少しずつ一人でできる範囲を増やしていくと、中学年以降の自学自習につながります。
小3・小4は算数と国語のつまずき対策がカギ
小3・小4は、理科・社会が始まり、算数ではわり算・分数・小数、国語では長い文章の読解など、抽象的で難しい内容が一気に増える時期です。いわゆる9歳の壁とも呼ばれ、ここで算数と国語につまずく子が増えます。
学校のテストで点数が落ちてきたと感じたら、つまずいた単元まで戻れるすららや、スタディサプリ小学講座のように前の学年の授業も見られるサービスを活用しましょう。逆に順調な子は、Z会やスマイルゼミの発展クラスで応用問題に挑戦したり、RISU算数で先取りしたりして、得意を伸ばす時期にもできます。
中学受験を考えている家庭は、小3・小4から準備を始めることが多いため、Z会の中学受験コースや東進オンライン学校 小学部で受験の基礎に触れておくのもおすすめです。
小5・小6は中学準備や受験を見すえたレベル選び
小5・小6になると、中学校の勉強を見すえて、自分で計画を立てて学習する力と、英語や算数の基礎を確実にしておくことが重要になります。中学では英語の授業が本格化し、算数も数学として抽象度が上がるため、小学校の内容に穴があると苦労しがちです。
公立中学に進む予定なら、5教科をバランスよく学べる進研ゼミ小学講座やスマイルゼミで、教科書内容の総仕上げをするのが王道です。中学受験をする場合は、塾と並行してZ会の中学受験コースなどで苦手な教科を補強する使い方が向いています。
この時期は通信教育の料金も上がるので、本当に必要な教科・レベルに絞るのも1つの方法です。中学準備講座を用意しているサービスもあるので、小6の後半には中学生コースへの切り替えも検討しましょう。
後悔しない小学生の通信教育の選び方
通信教育は、始めてから合わなかったと気づくと、お金も時間ももったいないですよね。ここでは、申し込む前に必ず確認しておきたい4つのポイントを紹介します。
子どもの学力と性格に合った難易度か
通信教育選びでいちばん多い失敗が、親の期待で難しすぎるレベルを選んでしまい、子どもがついていけなくなるケースです。難しすぎる教材は、解けない問題が続くことで自信をなくし、教材がたまる原因にもなります。
学力だけでなく、性格も大切な判断材料です。コツコツ型の子は紙の教材でもしっかり続けられますが、飽きっぽい子にはごほうびやゲーム性のあるタブレット教材のほうが合うことが多いです。負けず嫌いで難しい問題に燃えるタイプならZ会のような発展タイプも向いています。
迷ったら、今の学年より少し簡単なくらいから始めて、慣れてきたらコースを上げるのがおすすめです。進研ゼミ小学講座のように途中でレベルを変更できるサービスなら、始めてからの調整も簡単です。
タブレットの端末代と途中解約時の費用を確認する
タブレット型の通信教育は、月額とは別に専用タブレット代がかかるうえ、短期間で退会すると追加の費用が発生することがあります。たとえば進研ゼミ小学講座のチャレンジパッドは、12か月連続受講を条件に割引された9,980円で購入できる仕組みで、スマイルゼミも12か月未満で退会すると追加の支払いがあります。
また、12か月一括払いは月あたりの料金が安くなる一方、途中で解約したときの返金ルールはサービスによって異なります。RISU算数のように年額の基本料が中途解約でも返金されないケースもあるため、申し込み前に解約条件を必ず確認しましょう。
なお、インターネットで申し込む通信教育は通信販売にあたり、訪問販売のようなクーリング・オフの制度はありません。返品や解約の条件は各社の規約で決まるため、消費者庁の特定商取引法ガイド(通信販売)も参考に、契約内容をよく読んでから申し込むと安心です。
添削・質問サポートがあるか
通信教育は自宅で一人で学ぶため、分からない問題を質問できるか、先生からのフィードバックがあるかで学習効果が大きく変わります。特に記述問題や作文は、自分で丸つけをしても何が足りないのか分かりにくいものです。
添削指導を重視するなら、担任制の赤ペン先生がいる進研ゼミ小学講座や、1年間同じ担任指導者がつくZ会がおすすめです。すららのようにコーチが学習の進め方をサポートしてくれるサービスや、RISU算数のようにつまずきを察知してチューターがフォローしてくれるサービスもあります。
一方、スタディサプリ小学講座や名探偵コナンゼミのように添削がないサービスは、そのぶん料金が安く設定されています。保護者が丸つけや声かけでサポートできるかどうかも含めて考えましょう。
無料体験や資料請求で子どもの反応を見る
どんなに評判のよい通信教育でも、実際に使うのは子どもです。申し込む前に無料体験や資料請求で、子どもが楽しそうに取り組めるかを確認するのがいちばん確実な方法です。
スマイルゼミの約2週間の全額返金保証付きお試し、スタディサプリ小学講座の14日間無料体験、RISU算数の1週間お試し、進研ゼミ小学講座やワンダーボックスの体験教材など、各社がお試しの仕組みを用意しています。複数のサービスを取り寄せて、子ども自身に選ばせるのも続けやすくするコツです。
体験中は、子どもが自分から教材を開くか、説明を読んで一人で進められるか、終わったあとに楽しかったと言えるかを観察してみてください。
共働き家庭でも続く?親の関わり方で選ぶ小学生の通信教材
共働き家庭では、子どもの勉強にかけられる時間が限られがちです。毎日の夕食づくりを共働き家庭向けの宅食で時短するように、通信教育も親の負担が少なく、子どもが一人で進められるものを選ぶと無理なく続けられます。
丸つけが必要な教材と自動採点の教材で親の負担はどれくらい違う?
紙の教材は、低学年のうちは保護者が丸つけをするのが一般的です。1日分の丸つけと解き直しの声かけに10〜15分ほどかかるとすると、毎日続ければ月に数時間の負担になります。仕事から帰ってから毎日対応するのは、共働き家庭にとって決して小さくありません。
一方、タブレット型の教材は自動で丸つけをしてくれて、間違えた問題もその場で解説やヒントが出ます。親は学習が終わったかどうかと、頑張りをほめることに集中できるため、平日の負担を大きく減らせるのがメリットです。
紙の教材を選ぶ場合も、小学ポピーのように解説つきのてびきがあれば、高学年になるにつれて子ども自身で丸つけできるようになります。平日はタブレット、週末に紙のドリルで書く練習をするといった組み合わせもおすすめです。
保護者アプリで学習の様子を見守れるサービス
共働き家庭にとって心強いのが、外出先からでも子どもの学習状況を確認できる保護者向けのアプリやサイトです。今日の学習が終わったか、どの問題でつまずいたかが分かれば、帰宅後の声かけも具体的になります。
| サービス名 | 保護者向けの見守り機能 | できること |
|---|---|---|
| スマイルゼミ | みまもるネット | 学習状況の確認、子どもへのメッセージ送信 |
| 進研ゼミ小学講座 | 保護者向けのメール機能など | 子どもの頑張りをほめて励ますメッセージ、学習状況の確認 |
| Z会 | my Z | 学習状況の確認、保護者向け情報の閲覧 |
| RISU算数 | マイページ+大学生スタッフの見守り | 学習状況の確認、つまずき時の個別フォロー |
| 小学ポピー | 公式アプリ・デジ・サポ | 学習のサポート、保護者向け情報の受け取り |
見守り機能を活用するコツは、できていないところを指摘するより、できたことをほめるために使うことです。親が見てくれていると分かるだけで、子どものやる気は大きく変わります。放課後に子どもだけで過ごす時間が長い家庭なら、学習の見守りとあわせて子供用GPSで居場所を確認できるようにしておくと、さらに安心です。
1日15分を習慣にするための家庭のルールづくり
通信教育を続けるうえでいちばん大切なのは、毎日決まった時間に取り組む習慣を作ることです。共働き家庭では、親が帰宅する前の時間帯に、子どもが一人で始められる仕組みを作っておくと続けやすくなります。
たとえば、学童から帰ったらおやつの前に1レッスン、テレビやゲームの前に15分といったように、すでにある予定とセットにすると習慣化しやすくなります。タブレット教材のアラーム機能を使って、学習時間を知らせてもらうのも効果的です。
また、毎日完璧を求めすぎないことも大切です。疲れている日は5分だけ、好きな教科だけでもよいとルールをゆるめておくと、ゼロの日を作らずに続けられます。週末に1週間の頑張りを一緒に振り返る時間を作ると、親子のコミュニケーションにもなります。
小学生が通信教育で学ぶメリット
塾や習い事などさまざまな選択肢がある中で、通信教育ならではのメリットを整理しておきましょう。家庭の状況によっては、塾よりも通信教育のほうが合っているケースも少なくありません。
自宅で自分のペースで勉強できる
通信教育の最大のメリットは、子どもの理解度や生活リズムに合わせて、自分のペースで勉強できることです。集団塾のように授業の進度に合わせる必要がないので、分からない単元はじっくり、得意な単元はどんどん先へ進めます。
特にタブレット教材や映像授業は、何度でも解説を見直せるのが強みです。授業中に質問しづらい性格の子でも、自宅なら納得いくまで繰り返し学べます。体調がすぐれない日は休み、元気な日に多めに進めるといった柔軟な調整ができるのも、自宅学習ならではです。
塾に比べて費用を抑えやすい
小学生の塾代は、授業料に加えて教材費や季節講習費がかかり、年間で数十万円になることも珍しくありません。文部科学省の子供の学習費調査でも、学習塾や家庭教師、通信教育などの学校外の学習費が、家計の教育費の中で大きな割合を占めていることが分かります。
通信教育なら、5教科を学べる総合型でも月3,000〜7,000円程度、映像授業なら月2,000円前後から利用できます。塾に比べて年間の費用を大きく抑えやすいので、浮いた分をほかの習い事や将来の教育資金に回すこともできます。
送り迎えがいらず習い事と両立しやすい
塾に通う場合、教室までの送り迎えや、夜遅い時間の帰宅が心配という家庭も多いはずです。通信教育なら移動時間がゼロで、送り迎えの負担もかからないため、共働き家庭でも無理なく続けられます。
スポーツや音楽などの習い事で平日が忙しい子でも、1日10〜15分の学習なら空いた時間に取り組めます。習い事のない日に多めに進めるなど、スケジュールに合わせて調整しやすいのも魅力です。
教材がたまる・質問できない…小学生の通信教育で起こりやすい失敗
通信教育にはメリットが多い一方で、よくある失敗パターンもあります。事前に知っておけば防げるものばかりなので、申し込む前に確認しておきましょう。
教材がたまってやる気がなくなってしまう
通信教育でいちばんよく聞く失敗が、毎月届く教材をこなしきれず、たまった教材を見てやる気がなくなってしまうパターンです。特に紙の教材は、未開封の冊子が積み上がると子どもも親も気が重くなります。
防ぐためには、1回の学習量が少なく、毎日続けやすい教材を選ぶことが大切です。たまってしまったときは、全部やろうとせず、今月分から再開するのも1つの方法です。名探偵コナンゼミのように月号単位で必要な分だけ買えるサービスや、映像授業のように教材が手元にたまらないサービスを選ぶのも有効です。
タブレット中心だと書く力が身につきにくい
タブレット教材は便利な反面、選択肢をタップするだけの問題が多いと、漢字や計算の途中式を書く力が育ちにくいという声もあります。学校のテストは紙で受けるため、タブレットでは解けるのに紙だと書けないということも起こりえます。
対策としては、スマイルゼミや進研ゼミ小学講座のように、ペンで書いて答える問題が多いタブレットを選ぶことです。さらに、週に何回かは紙のドリルやノートで書く練習をする、算数の途中式は別のノートに書くといった工夫を取り入れると安心です。
わからない問題をその場で先生に聞けない
通信教育は塾と違って、分からない問題があってもその場ですぐに先生に質問できないのが弱点です。分からないまま放置すると、次の単元でもつまずく原因になります。
解説動画やヒント機能が充実したタブレット教材を選ぶ、質問サービスがあるサービスを選ぶ、保護者が一緒に考えるといった方法でカバーしましょう。どうしても理解が追いつかない教科がある場合は、通信教育と個別指導塾を組み合わせるのも1つの選択肢です。
小学生の通信教育に関するよくある質問
最後に、小学生の通信教育を検討している保護者の方からよく寄せられる質問にお答えします。
通信教育は小学何年生から始めるのがいい?
明確な正解はありませんが、学習習慣を作るなら小学1年生から始めるのがおすすめです。小1の4月は新しい生活が始まるタイミングなので、帰宅後に勉強する流れを作りやすく、各社とも入会キャンペーンを実施することが多い時期です。
もちろん、途中の学年からでも遅すぎることはありません。学校の勉強が難しくなる小3・小4や、中学準備を始める小5・小6など、子どもが必要性を感じたタイミングで始めるのもよいでしょう。
通信教育だけで中学受験に対応できる?
志望校のレベルによりますが、通信教育だけで中学受験に合格する子もいます。Z会の中学受験コースは、自宅で難関校レベルの対策ができるよう設計されています。
ただし、自宅学習だけで受験対策を進めるには、保護者のスケジュール管理や模試の受験など、家庭のサポートが欠かせません。難関校をめざす場合は塾を中心にして、通信教育を苦手教科の補強に使う家庭が多いです。
途中で退会やコース変更はできる?
多くのサービスで、途中退会やコース変更は可能です。進研ゼミ小学講座のように、教科ごとのコースをいつでも変更できるサービスもあります。
ただし、タブレット代の割引条件や一括払いの返金ルールはサービスによって異なり、短期間で退会すると追加の費用がかかる場合があります。退会の連絡期限も決まっていることが多いので、申し込み時に解約条件を確認しておきましょう。
タブレット学習の端末代はかかる?
専用タブレットを使うサービスは、月額とは別に端末代がかかるのが一般的です。進研ゼミ小学講座のチャレンジパッドは長期受講タブレット割引で9,980円、スマイルゼミの専用タブレットは10,978円からです。
一方、東進オンライン学校 小学部やスタディサプリ小学講座は、手持ちのスマホやパソコンで受講できるので端末代はかかりません。Z会のタブレットコースは、Z会専用タブレットのほか対応するiPadでも受講できます。
兄弟で同じ教材を使うことはできる?
基本的に、通信教育は1人につき1契約が原則で、1つの教材をきょうだいで共有することはできません。タブレット教材は子どもごとに学習データが管理されるため、きょうだいで使う場合はそれぞれ申し込む必要があります。
ただし、ワンダーボックスのきょうだい追加(1人月1,850円)や、RISU算数の2人目以降の基本料割引のように、きょうだいで利用しやすい料金を用意しているサービスもあります。きょうだいで始める場合は、こうした割引の有無も比較してみましょう。
通信教育と塾は併用したほうがいい?
必ずしも併用する必要はありません。学校の勉強についていくことが目的なら、通信教育だけでも十分なケースがほとんどです。
一方、中学受験を考えている場合や、特定の教科の苦手が深刻な場合は、塾と通信教育の併用が効果的です。塾で受験対策や苦手教科を学び、通信教育で他の教科の復習や先取りをするなど、役割を分けると無理なく力を伸ばせます。
まとめ|子どもに合う通信教育を比較して無理なく続けよう
小学生の通信教育は、教材の形式・難易度・教科の範囲という3つの違いを押さえると、わが子に合うサービスを選びやすくなります。初めての通信教育なら教科書準拠で学習習慣がつく進研ゼミ小学講座やスマイルゼミ、考える力を伸ばしたいならZ会、費用を抑えたいならスタディサプリ小学講座や東進オンライン学校 小学部が有力な候補です。
大切なのは、ランキングの順位よりも子どもが楽しく続けられるかどうかです。月額だけでなく端末代や解約条件も確認したうえで、無料体験や資料請求で子どもの反応を見てから決めましょう。毎日15分の積み重ねが、学年が上がってからの大きな力になります。