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【2026年最新】老犬・シニア犬用ドッグフードおすすめ人気ランキングTOP13|噛みやすさ・消化・年齢別で比較 | 道の駅くりもと 紅小町の郷

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最近、愛犬がフードを残すようになった、硬い粒を噛みにくそうにしている、散歩のあとにすぐ寝てしまう。そんな小さな変化から、そろそろシニア犬用のドッグフードに替えたほうがいいのかなと考え始めた方も多いのではないでしょうか。

ただ、シニア向けと書かれたフードは種類が多く、何歳から切り替えるべきか、低カロリーと高たんぱくのどちらを優先すべきかなど、迷うポイントがたくさんあります。この記事では、老犬・シニア犬用ドッグフードへの切り替え時期の目安から、2026年最新のおすすめ13商品、悩み別の選び分けや介護期の食事の工夫まで、やさしく丁寧に解説します。年齢を重ねた愛犬が、これからも毎日のごはんを楽しめるように、ぜひ参考にしてください。

老犬・シニア犬用ドッグフードは何歳から?切り替えのタイミング

犬の寿命は年々のびていて、一般社団法人ペットフード協会の全国犬猫飼育実態調査でも、犬の平均寿命は14歳台で推移しています。人生の後半をシニア期として過ごす時間が長くなったぶん、その時期に合った食事を選ぶことの大切さも増しています。

とはいえ、シニア期の始まりは体の大きさや個体差によって変わります。年齢だけで決めるのではなく、体格と日々の様子をあわせて判断するのがポイントです。

体の大きさで変わるシニア期の始まり

一般的に、小型犬・中型犬は7歳前後、大型犬は5〜6歳前後からシニア期に入るといわれています。大型犬は体が大きいぶん心臓や関節への負担が大きく、小型犬より早く老化のサインが出やすいためです。

ただし、これはあくまで目安です。7歳を過ぎてもよく走り、体型も変わらない子もいれば、6歳ごろから代謝が落ちて太りやすくなる子もいます。フードのパッケージに書かれている7歳以上、11歳以上といった対象年齢は、切り替えを考え始めるきっかけとして捉え、愛犬の体型や運動量に合わせて判断しましょう。

なお、シニア向けフードの中には、POCHIのエイジングケア シニアのように3歳ごろから早めに始められる設計のものもあります。成犬期のうちから将来の体づくりを意識したい場合は、こうした商品を選ぶのもひとつの方法です。

食べ方や体つきにあらわれる老化のサイン

年齢よりも分かりやすい切り替えの目安が、毎日の食べ方や体つきの変化です。次のようなサインが見られたら、フードの見直しを考えるタイミングといえます。

  • 同じ量を食べているのに太ってきた、または逆に痩せてきた
  • 硬い粒をこぼす、噛むのに時間がかかる、片側だけで噛んでいる
  • 食べムラが出て、以前より食いつきが落ちた
  • うんちがゆるくなる、逆に便秘気味になるなど便の状態が変わった
  • 散歩の距離が短くなった、段差を嫌がるようになった
  • 被毛のツヤが落ちた、白髪が増えた

特に体重の増減は、今のフードのカロリーが合っていないサインです。月に1回は体重を量り、背中や腰を触って骨の感じ方が変わっていないかを確認しておくと、変化にいち早く気づけます。急な体重減少や食欲不振が続く場合は、フードの問題ではなく病気が隠れていることもあるため、早めに動物病院で相談しましょう。

13歳を過ぎたらハイシニア犬向けのフードも検討する

13歳を過ぎたころからは、ハイシニア期と呼ばれる段階に入ります。この時期は噛む力や消化機能、食欲がさらに落ちやすく、7歳向けのシニアフードでは粒が硬すぎたり、食べる量が足りなかったりすることがあります。

ハイシニア期の愛犬には、やわらかい半生タイプやふやけやすい粒、少量でもしっかり栄養がとれるフードが向いています。ロイヤルカナン ミニ エイジング 12+やヤワラハの13歳以上用など、年齢を細かく区切った商品も増えているので、愛犬の年齢に近いものを選ぶと失敗が少なくなります。

環境省の飼い主のためのペットフード・ガイドラインでも、ライフステージや体の状態に合わせてフードの種類や量を調整することの大切さが紹介されています。食べる量が明らかに減ってきたら、1回の量を減らして回数を増やすなど、与え方の工夫も合わせて考えましょう。

老犬・シニア犬用ドッグフードおすすめ人気ランキングTOP13

ここからは、噛みやすさ・消化のしやすさ・年齢に合った栄養設計の3つを軸に、2026年最新のおすすめ老犬・シニア犬用ドッグフードを13商品紹介します。まずは主要な項目を一覧で比べてみましょう。商品名や画像をタップすると、それぞれの詳しい解説に移動できます。

商品名 価格の目安(税込) 内容量 タイプ 特徴 こんな老犬に
OBREMO(オブレモ)
OBREMO(オブレモ)
通常5,410円/定期3,516円(鶏肉) 800g ドライ(ノンオイル) 九州産地鶏の生肉・子犬〜シニア対応 おなかの調子や合う食材を見極めたい子
犬猫生活ドッグフード
犬猫生活ドッグフード
定期初回980円/2回目以降5,808円 1.7kg(850g×2袋) ドライ 国産生肉・グレインフリー・乳酸菌配合 子犬期から同じフードを続けたい子
このこのごはん
このこのごはん
通常3,850円/定期3,278円 1kg ドライ(小粒) 国産鶏肉が主原料・シニア版あり 小型の老犬・少食の子
うまか(UMAKA) プレミアムドッグフード
うまか(UMAKA)
通常5,478円/定期初回2,739円 1.5kg ドライ(小判型約1cm) 九州産華味鳥100%・無添加 食いつきが落ちた子
POCHI ザ・ドッグフード エイジングケア シニア
POCHI ザ・ドッグフード エイジングケア シニア
1kg 2,680円〜2,780円 50g・1kg・3kg ドライ 低リン設計・11種の健康維持成分 腎臓の健康が気になる子
モグワンドッグフード チキン&サーモン
モグワンドッグフード チキン&サーモン
通常5,456円/定期4,910円〜 1.8kg ドライ(約1cm弱) たんぱく質27%以上・グレインフリー 筋力の衰えが気になる子
カナガンドッグフード チキン
カナガンドッグフード チキン
通常5,456円 2kg ドライ(ドーナツ型の小粒) 穀物不使用・全年齢対応 穀物でおなかがゆるくなる子
ナチュロル
ナチュロル
通常3,300円/初回お試し100円 850g ドライ(棒状) 生肉55%以上・無添加 国産・無添加にこだわりたい方
ココグルメ
ココグルメ
初回980円/定期4,990円〜 100g小分けパック フレッシュ(冷凍) 低温調理の手作りフード 食欲が落ちた子
ブッチ ドッグフード
ブッチ
トライアル3,000円(800g×3本)/800g 1,540円 800g・2kg チルド(冷蔵) 水分約70〜75%のやわらかさ 歯が弱った子・水をあまり飲まない子
オリジン シニア
オリジン シニア
2kg 7,480円 2kg・6kg・11.4kg ドライ 粗たんぱく質38%以上 体重管理しつつ筋肉を保ちたい子
ロイヤルカナン ミニ エイジング 12+
ロイヤルカナン ミニ エイジング 12+
販売店により異なる 800g・1.5kg・3.5kg ドライ(ふやけやすい粒) 12歳以上の小型犬専用設計 12歳を過ぎた小型犬
ヤワラハ グレインフリー ソフト チキン&野菜入り 13歳以上用
ヤワラハ グレインフリー ソフト チキン&野菜入り 13歳以上用
実勢1,100〜1,400円前後 600g(100g×6袋) 半生ソフト 255kcal/100gのやわらか食感 13歳以上のハイシニア犬

1位 OBREMO(オブレモ)|子犬からシニアまで続けられる消化に配慮した国産鶏肉フード

OBREMO(オブレモ)

価格(税込) 鶏肉(子犬・全年齢用)800g:通常5,410円/定期3,516円
内容量 800g
主原料 九州産の地鶏(生肉100%を加工)
対象年齢 子犬からシニア犬まで(オールステージ・総合栄養食)
カロリー 360kcal/100g
成分 たんぱく質21.9%以上・脂質11.8%以上・粗繊維1.2%以下
特徴 ノンオイル・乳酸菌配合・香料・着色料・保存料不使用/小麦・乳製品・とうもろこし・じゃがいも・牛肉・豚肉不使用
メリット

  • 子犬からシニア犬まで対応する全年齢用で、年齢を重ねてもフードを替えずに続けられる
  • 消化に配慮したレシピに乳酸菌を配合し、おなかの調子が気になる老犬にも試しやすい
  • たんぱく源を鶏肉1種類に絞っているので、合わない食材を切り分けやすい
デメリット

  • 800gパックのみで、定期便でも1kgあたりの単価は高め
  • 大容量サイズがなく、中型犬以上には向きにくい
  • たんぱく源や年齢別の種類が多く、最初にどれを選ぶか迷いやすい

OBREMOは、九州産の地鶏をはじめ国産の原材料にこだわったドッグフードです。今回の老犬向けランキングで紹介するのは「鶏肉(子犬・全年齢用)」で、子犬からシニア犬まで与えられる全年齢対応の総合栄養食。生肉から加工してノンオイルで仕上げ、消化にも配慮したレシピになっているため、年齢とともにおなかがデリケートになってきた子にも選びやすい設計です。

原材料は鶏肉を先頭に、大麦や玄米、鰹節などを組み合わせ、乳酸菌も配合しています。香料・着色料・保存料を使わず、小麦や乳製品、とうもろこし、牛肉・豚肉なども使っていないので、シニア期になって食べられる食材が限られてきた子でも、原材料を確かめながら与えられるのが安心です。たんぱく源が鶏肉1種類に絞られているため、体調の変化があったときに食材との相性を見極めやすい点も、老犬のフード選びではうれしいポイントです。

カロリーは100gあたり360kcal、脂質は11.8%以上と、低カロリーをうたうシニア専用フードよりはしっかりめの配合です。食が細くなって痩せてきた老犬や、少ない量でエネルギーをとりたい子に向いており、太りやすい子は給与量を控えめにして体重を見ながら調整しましょう。800gの少量パックなので、食べる量が減ったシニアの小型犬でも開封後に長く置かずに使い切りやすいサイズです。

2位 犬猫生活ドッグフード|全年齢対応で7歳を過ぎてもそのまま続けられる

犬猫生活ドッグフード

価格(税込) 定期初回980円(160g×2袋)/2回目以降5,808円/単品7,348円
内容量 1.7kg(850g×2袋)
主原料 国産生鶏肉(鶏肉・牛肉・魚・鶏レバー)または国産天然鹿肉
カロリー 347kcal/100g(国産生鶏肉)・340kcal/100g(国産天然鹿肉)
成分 たんぱく質28%以上・脂質9〜10%以上
特徴 グレインフリー・ノンオイルコーティング・乳酸菌とオリゴ糖を配合
メリット

  • 全年齢対応なので、シニア期になってもフードを替えずに続けられる
  • 国産の生肉を80〜90℃の低温で加熱し、素材の風味を残している
  • 乳酸菌とオリゴ糖でおなかの健康維持に配慮している
デメリット

  • 2回目以降は1.7kgで5,808円と、市販フードより価格は高め
  • 税抜6,500円未満の注文は送料680円がかかる
  • シニア向けの特別な関節ケア成分は全年齢用には入っていない

犬猫生活ドッグフードは、獣医師と共同開発された国産・無添加の総合栄養食です。全年齢対応のため、7歳を過ぎてもフードを切り替える必要がなく、味が変わることで食べなくなるリスクを避けられます。シニア期の切り替えでつまずきやすい、新しいフードを警戒して食べないというトラブルを減らしたい方に向いています。

主原料は国産の生鶏肉と天然鹿肉の2種類から選べ、どちらもグレインフリーでたんぱく質28%以上と、筋肉量を保ちたいシニア犬にもうれしい配合です。初回は160g×2袋の少量パックを980円で試せるので、まずは食いつきを確かめてから続けるかどうかを判断できます。公式ショップでは7歳以上向けのシニア用も展開されてきたので、取り扱い状況は公式サイトで確認してみてください。

3位 このこのごはん|小粒で噛みやすく少食の老犬でも食べやすい国産フード

このこのごはん

価格(税込) 通常3,850円/定期コース3,278円(約15%オフ)
内容量 1袋1kg
主原料 鶏ささみ・胸肉・レバーなど国産の鶏肉
対象年齢 子犬からシニア犬まで(シニア専用の「シニアのためのこのこのごはん」もあり)
シニア版 定期3,520円/1kg。低脂質・低カロリー設計でグルコサミン・コンドロイチン・ルテインを配合
送料 定期初回は無料、2回目以降は850円(1回11,000円以上で無料)
メリット

  • 小型犬の口に合わせた小粒で、ふやかしても形が崩れにくい
  • シニア専用レシピもあり、年齢に応じて同じブランド内で切り替えられる
  • オイルコーティングをしておらず、手が汚れにくくにおいも控えめ
デメリット

  • 粒の形が不揃いで、気にする飼い主さんもいる
  • 定期2回目以降は2袋ずつ届き、送料850円がかかる場合がある
  • 大型犬だと1袋1kgではすぐなくなり割高になりやすい

このこのごはんは、小型犬の体に合わせて作られた国産ドッグフードです。粒が小さく、ぬるま湯でふやかしてもやわらかくまとまりやすいため、歯が弱くなってきたシニアの小型犬や、少量しか食べない子でも口に入れやすいのが魅力です。鶏ささみや胸肉といった良質な国産鶏肉をたっぷり使い、増粘剤や保存料などを使っていないぶん、粒の形がそろっていないのも安心感の裏返しといえます。

7歳を過ぎて体重管理やシニア期のケアが気になってきたら、同じブランドの「シニアのためのこのこのごはん」に切り替えるのもおすすめです。こちらは低脂質・低カロリー設計で、関節の健康維持に役立つグルコサミンや豚軟骨抽出物(コンドロイチン硫酸含有)、ルテインを含むマリーゴールドなどを配合しています。慣れた味のまま年齢に合わせた栄養に移行できるので、食べムラが出やすい老犬でもフードの切り替えに失敗しにくいでしょう。

4位 うまか(UMAKA)|九州産華味鳥の香りで食いつきが落ちた老犬に

うまか(UMAKA) プレミアムドッグフード

価格(税込) 通常5,478円/定期初回2,739円(50%オフ)/2回目以降4,930円(10%オフ)
内容量 1.5kg
主原料 九州産華味鳥100%使用
カロリー 約350kcal/100g
粒の大きさ 縦約1cm・横約7mmの小判型
成分・対象 粗たんぱく質21.4%以上・粗脂質9.5%以上/全年齢対応
メリット

  • 水炊き料亭の鶏肉を使った香りのよさで、食いつきが落ちた子にも試しやすい
  • 着色料・合成保存料などを使わない無添加の国産フード
  • 定期初回は50%オフの2,739円で、お試ししやすい価格設定
デメリット

  • 2回目以降は1.5kgで4,930円(送料935円)と、量のわりに価格は高め
  • 通販専用で、近所のお店では買えない
  • シニア専用の配合ではないため、体重管理は給与量で調整が必要

うまかは、福岡市博多区の水炊き料亭として知られる博多華味鳥が手がけるドッグフードです。九州産華味鳥を100%使用し、袋を開けたときの香りのよさが特徴で、年齢とともに嗅覚や食欲が落ちてきた老犬にも試してほしい一品です。22種類の国産素材を組み合わせ、着色料や合成保存料などを使わない無添加にもこだわっています。

粒は縦1cm・横7mmほどの小判型で、小型犬でも口に入れやすいサイズです。カロリーは100gあたり約350kcalと標準的で、脂質は9.5%以上と控えめなので、運動量が落ちたシニア犬にも合わせやすいでしょう。硬さが気になる場合はぬるま湯でふやかすと、香りがさらに立って食いつきの助けになります。

5位 POCHI ザ・ドッグフード エイジングケア シニア|低リン設計と11種の健康維持成分

POCHI ザ・ドッグフード エイジングケア シニア

価格(税込) 3種のポルトリー:1kg 2,680円・3kg 7,480円/ワイルドサーモン・ラム:1kg 2,780円・3kg 7,780円
お試しサイズ 50g 190円
カロリー 309kcal/100g
成分 たんぱく質30%以上・脂質10%以上・リン0.5〜0.55%
健康維持成分 緑イ貝・MSM・ボスウェリア、MCTオイル、ルテイン、乳酸菌など11種類
対象・送料 3歳ごろから始められるシニアフード/税込3,300円以上で送料無料
メリット

  • リンを総合栄養食基準の最低値付近に抑え、腎臓への負担に配慮している
  • たんぱく質は30%以上を保ち、筋肉量の維持にも配慮
  • サーモン・ポルトリー・ラムの3種から好みの味を選べる
デメリット

  • オランダ製造の輸入フードで、国産にこだわる方には不向き
  • 腎臓病と診断された子には、別途療法食が必要になる
  • 粒は一般的なドライフードの硬さなので、ふやかしの手間がかかることも

POCHI ザ・ドッグフード エイジングケア シニアは、プレミアムドッグフード専門店POCHIのシニア向けシリーズです。最大の特徴は、生肉を使いながらリンの量を0.5〜0.55%と総合栄養食基準の最低値付近に抑えた低リン設計にあります。シニア期は腎臓の健康が気になり始める時期なので、日頃の食事からリンを控えたいと考える飼い主さんに選ばれています。

関節の健康維持に役立つ緑イ貝・MSM・ボスウェリア、認知機能の健康維持を意識したMCTオイル、目の健康を考えたルテインなど、11種類の健康維持成分を配合しているのも心強いポイントです。カロリーは309kcal/100gと控えめなので、太りやすくなった子の体重管理にも向いています。50gのお試しサイズがあるので、3つの味から愛犬の好みを探してみるのもよいでしょう。

6位 モグワンドッグフード チキン&サーモン|高たんぱくで筋力の衰えが気になる時期に

モグワンドッグフード チキン&サーモン

価格(税込) 通常5,456円/定期1袋4,910円(10%オフ)・2袋以上で最大20%オフ
内容量 1.8kg
カロリー 361.5kcal/100g
成分 たんぱく質27%以上・脂質10%以上
粒の大きさ 約1cm弱のドーナツ型
原産国・対象 イギリス/全年齢対応(同シリーズにシニア用もあり)
メリット

  • チキンとサーモンを50%以上使った高たんぱくレシピ
  • グレインフリーで穀物が苦手な子にも与えやすい
  • 定期コースはまとめ買いで最大20%オフになる
デメリット

  • ドラッグストアなどの市販店では買えない
  • カロリーはやや高めなので、太り気味の子は量の調整が必要
  • イギリス製の輸入フードで、国産にこだわる方には向かない

モグワンは、手作りごはんのレシピをもとに開発されたグレインフリーのドッグフードです。チキンとサーモンを原材料の50%以上使い、たんぱく質27%以上と、年齢とともに落ちやすい筋肉量を食事から支えたい時期にぴったりの配合です。トマトやリンゴ、クランベリーなどの野菜・果物もバランスよく加えられています。

カロリーは361.5kcal/100gと標準的からやや高めのため、散歩量が減った子は給与量を少し控えめにするのがコツです。全年齢対応なので成犬期から続けやすく、販売元のレティシアンからはシニア向けのモグワンも発売されています。いずれも通販限定なので、定期コースで切らさないように受け取ると安心です。

7位 カナガンドッグフード チキン|穀物不使用でおなかにやさしい

カナガンドッグフード チキン

価格(税込) 通常5,456円(定期コースは割引あり)
内容量 2kg
カロリー 376kcal/100g
主原料 チキン(グレインフリー)
粒の形 中央に穴のあいたドーナツ型の小粒
原産国・対象 イギリス/全犬種・全年齢対応
メリット

  • 穀物を使わないグレインフリーで、穀物でおなかがゆるくなりやすい子に
  • 粒の真ん中に穴があり、小型犬でも噛み砕きやすい
  • 全年齢対応で、成犬期から同じフードを続けられる
デメリット

  • 376kcal/100gとカロリーは高めで、太りやすい子は量の調整が必要
  • シニア専用の関節ケア成分などは配合されていない
  • 輸入フードのため、国産にこだわる方には向かない

カナガンはイギリス生まれのグレインフリードッグフードで、チキンを主原料にしながら穀物を一切使わないのが特徴です。犬は穀物をある程度消化できますが、年齢とともに消化機能が落ちてくると、穀物の多いフードでおなかがゆるくなる子もいます。そうした子のフード選びの候補になるでしょう。

粒はドーナツ型で中央に穴があいており、噛む力が弱くなってきた子でも噛み砕きやすい形です。一方でカロリーは376kcal/100gと高めなので、食べる量が減ってきた痩せ気味の老犬には少量で栄養がとれるメリットになり、太り気味の子には給与量の見直しが必要になります。愛犬の体型を見ながら量を調整しましょう。

8位 ナチュロル|生肉たっぷり・無添加で全年齢に対応

ナチュロル

価格(税込) 通常3,300円/定期は2袋5,478円/初回お試し30g 100円
内容量 850g(425g×2袋に小分け)
カロリー 約400kcal/100g
主原料 牛・鶏・馬・魚の生肉(動物性食材55%以上)
粒の形 3mm〜2cm程度の棒状
対象 離乳後の子犬からシニア犬まで全年齢対応
メリット

  • 4種類の生肉を使い、素材のうまみで食いつきを引き出す
  • グレインフリー・グルテンフリーの無添加フード
  • 30g・100円のお試しから始められる
デメリット

  • 約400kcal/100gと高カロリーで、太り気味の子は量に注意が必要
  • 棒状の粒は長さに差があり、小型の老犬には割って与える手間がかかることも
  • お試しを申し込むと定期コースに同時に申し込む形になる

ナチュロルは、牛・鶏・馬・魚の4種類の生肉を使ったグレインフリーのドッグフードです。動物性食材を55%以上配合し、無添加で仕上げているため、原材料の質を重視したい飼い主さんから支持されています。全年齢対応で、子犬からシニア犬まで給与量を調整するだけで続けられます。

カロリーは約400kcal/100gと高めなので、食が細くなって体重が落ちてきた老犬には、少ない量でエネルギーを補える点が強みになります。反対に、運動量が減って太りやすくなった子には量を控えめにするなどの調整が必要です。棒状の粒は長さにばらつきがあるので、噛みにくそうなら手で折ったり、ふやかしたりしてあげましょう。

9位 ココグルメ|低温調理のフレッシュフードで食欲が落ちた老犬に

ココグルメ

価格(税込) 初回お試し980円(0.5kg・送料無料)/定期便4,990円〜(20%オフ)
内容量 100gの小分けパック(定期は1.2kg・1.6kgなど)
タイプ 冷凍のフレッシュフード(常温のレトルト・ドライ・ピューレもあり)
保存方法 冷凍で約1年半、解凍後は冷蔵保存
給与量の目安 体重2.3kgで1日約130g、5kgで1日約230g
特徴 獣医師監修の手作りフード。療法食のココグルメ・ケアも展開
メリット

  • 肉や野菜の形が残る手作りごはんで、香りと食感が食欲を刺激する
  • 水分が多く、やわらかいので歯が弱った老犬でも食べやすい
  • 100gずつの小分けで、1回量を調整しやすい
デメリット

  • 冷凍庫のスペースが必要で、解凍の手間もかかる
  • ドライフードに比べると1日あたりの費用は高くなりやすい
  • 解凍後は日持ちしないので、使い切る計画が必要

ココグルメは、獣医師が監修した手作りのフレッシュドッグフードです。国産の肉と野菜を低温でじっくり調理しているため、素材の香りと食感がしっかり残り、ドライフードを食べなくなった老犬でも口をつけやすいのが特徴です。水分を多く含むので、普段あまり水を飲まない子の水分補給にも役立ちます。

主食として与えるほか、いつものドライフードに少しトッピングして食欲を引き出す使い方も人気です。全量をココグルメにすると費用がかさむため、まずは980円のお試しで食いつきを確かめ、トッピング中心にするか主食にするかを決めるとよいでしょう。腎臓や消化器のケアが必要な子向けには、療法食のココグルメ・ケアもあり、こちらは獣医師に相談したうえで検討してください。

10位 ブッチ|水分たっぷりのチルドタイプで歯が弱った老犬にも

ブッチ ドッグフード

価格(税込) 特別トライアルセット3,000円(800g×3種・送料無料)/ブラック・レーベル800g 1,540円
内容量 800g・2kgの2サイズ
ラインナップ ブラック・レーベル(ビーフ・ラム・チキン)/ホワイト・レーベル(チキン主体)/ブルー・レーベル(チキン+魚)
水分量 生肉と同じ約70〜75%
保存方法 冷蔵保存。開封後は10日以内に消費
送料 本州1,000円(7,700円以上で無料)
メリット

  • ソーセージのようなやわらかさで、歯が弱った老犬でも食べやすい
  • 水分が多く、食事と一緒に水分補給ができる
  • 赤身肉が苦手ならチキン主体、魚好きならブルーと選び分けられる
デメリット

  • 冷蔵保存が必要で、開封後は早めに使い切る必要がある
  • カットする手間がかかる
  • 水分が多いぶん、ドライフードより量が必要で費用もかかりやすい

ブッチはニュージーランド生まれのチルドタイプのドッグフードで、生肉と同じ約70〜75%の水分を含むやわらかい食感が特徴です。包丁でカットして与えるソーセージのような形状で、硬い粒を噛めなくなった老犬や、歯の本数が減ってきた子でも無理なく食べられます。

水分が多いため、食事をしながら自然に水分をとれるのも老犬にはうれしいポイントです。主食としてだけでなく、ドライフードに小さく刻んでトッピングすれば、香りで食いつきを高める使い方もできます。まずは3種類を試せるトライアルセットで、愛犬が好むレーベルを見つけてから定期コースを検討するとよいでしょう。

11位 オリジン シニア|高たんぱく・低カロリーで体重管理したい老犬に

オリジン シニア

価格(税込) 2kg 7,480円(6kg・11.4kgもあり)
代謝エネルギー 3,710kcal/kg(約371kcal/100g)
成分 粗たんぱく質38%以上・脂肪分15%以上
主原料 新鮮鶏肉・生七面鳥肉・新鮮鶏内臓(レバー・心臓)など
原産国 カナダ
対象 シニア犬
メリット

  • 粗たんぱく質38%以上と、シニアフードの中でもたんぱく質がとても多い
  • 肉や内臓をたっぷり使い、香りがよく食いつきやすい
  • 2kg・6kg・11.4kgと大型犬向けのサイズもある
デメリット

  • 2kgで7,480円と、今回の中でも価格は高め
  • たんぱく質が多いので、腎臓に不安がある子は獣医師に相談が必要
  • 脂肪分も15%以上あるため、運動量が少ない子は給与量の調整が必要

オリジン シニアは、カナダ生まれのプレミアムブランド・オリジンのシニア向けレシピです。粗たんぱく質38%以上という高たんぱく設計で、年齢とともに減りやすい筋肉を食事からしっかり支えたい子に向いています。鶏肉や七面鳥、鶏の内臓などを豊富に使い、動物性の素材のうまみが感じられるフードです。

オリジンのレシピの中ではカロリーが控えめに調整されているため、筋肉は保ちたいけれど体重は増やしたくないという、シニア犬によくある悩みに応えやすい商品です。一方で、たんぱく質やリンの量は多めなので、腎臓の数値を指摘されたことがある子は、切り替える前にかかりつけの獣医師に相談しましょう。

12位 ロイヤルカナン ミニ エイジング 12+|12歳以上の小型犬に合わせた専用設計

ロイヤルカナン ミニ エイジング 12+

価格 販売店により異なる(公式サイトに価格掲載なし)
内容量 800g・1.5kg・3.5kg
カロリー 385kcal/100g
成分 たんぱく質24.0%以上・脂質12.0%以上・リン0.60%
特徴 ふやけやすく食べやすい粒・EPA+DHA 0.43%
対象 12歳以上の小型犬(高齢犬用)
メリット

  • 12歳以上の小型犬に対象をしぼった専用設計
  • ふやけやすい粒で、歯が弱った子にも与えやすい
  • ペットショップやホームセンター、通販など買える場所が多い
デメリット

  • 中型犬・大型犬には対応していない
  • 肉の配合量などを重視する方には物足りないことも
  • 385kcal/100gと、低カロリーとはいえない

ロイヤルカナン ミニ エイジング 12+は、世界的なペットフードメーカー・ロイヤルカナンの小型高齢犬向けフードです。12歳以上の小型犬という対象のしぼり込みと、ふやけやすく食べやすい粒が特徴で、ハイシニア期に入った小型犬の食事に合わせて作られています。リンは0.60%に抑えられ、EPAやDHAも配合されています。

ペットショップやホームセンター、ネット通販など取り扱い店が多いので、急にフードが切れたときでも手に入れやすいのは大きな安心材料です。カロリーは385kcal/100gとやや高めなので、食が細くなって体重が落ちてきた小型の老犬に特に合わせやすいでしょう。体重が増えてきた場合は給与量を少し減らして様子を見てください。

13位 ヤワラハ グレインフリー ソフト チキン&野菜入り 13歳以上用|やわらか食感でハイシニア犬に

ヤワラハ グレインフリー ソフト チキン&野菜入り 13歳以上用

価格(税込) 実勢1,100〜1,400円前後(販売店により異なる)
内容量 600g(100g×6袋の小分け)
カロリー 255kcal/100g
主原料 生チキン(グレインフリー)
タイプ 半生製法のソフトタイプ(総合栄養食)
配合成分・原産国 乳酸菌・食物繊維・グルコサミン・コンドロイチン/日本
メリット

  • 半生のやわらかい粒で、ふやかさなくても噛みやすい
  • 100gずつの小分けで、開封後も風味が落ちにくい
  • ホームセンターや通販で手に入り、価格も手ごろ
デメリット

  • 600gと少量で、中型犬以上だとすぐになくなる
  • 保存料は不使用だが、ドライフードより開封後の日持ちは短い
  • 13歳以上向けのため、まだ元気なシニア前半の子には栄養設計が合わないことも

ヤワラハは、ペット用品メーカー・マルカンのサンライズブランドが手がけるソフトタイプのドッグフードです。生チキンを主原料に半生製法でやわらかく仕上げているため、硬いドライフードが苦手になったハイシニア犬でも噛みやすいのが特徴です。穀物を使わないグレインフリーで、保存料・合成酸化防止剤・着色料も使っていません。

カロリーは255kcal/100gと今回の13商品の中で最も控えめで、おなかと関節の健康維持に配慮して乳酸菌や食物繊維、グルコサミン、コンドロイチンを配合しています。100gずつの小分けパックなので、少しずつしか食べない老犬でも鮮度を保ちやすいのがうれしいところです。ホームセンターや通販で1,000円台から手に入るので、まずは気軽に試せるのも魅力です。

悩み別に見るシニア犬のフードの選び分け

シニア犬といっても、悩みは一頭ごとに違います。ここでは、老犬によくある5つの悩みに合わせて、どんなタイプのフードを選べばよいかを整理します。上の比較表のタイプや特徴の列とあわせて見ると、愛犬に合う候補をしぼり込みやすくなります。

噛む力が弱ってきた老犬にはソフトタイプやウェットフード

年齢を重ねると、歯周病で歯が抜けたり、あごの力が弱くなったりして、硬い粒を噛みにくくなります。粒をこぼす、丸飲みしてむせる、食べるのに時間がかかるといった様子が見られたら、半生のソフトタイプや水分の多いウェット・チルドタイプへの切り替えを考えましょう。

今のドライフードを続けたい場合は、ぬるま湯でふやかすだけでも噛む負担はぐっと減ります。ふやけやすい小粒のフードや、もともと小さめの粒のフードを選ぶと、ふやかしの時間も短くて済みます。完全に切り替えるのが難しければ、ドライフードにソフトタイプを少し混ぜるところから始めてみてください。

太りやすくなったシニア犬には低脂肪・低カロリー

シニア期は基礎代謝や運動量が落ちるため、成犬期と同じフード・同じ量のままだと太りやすくなります。肥満は関節や心臓に負担をかけるので、100gあたり300kcal台前半までの控えめなカロリーで、脂質が10%前後のフードを目安に選ぶとよいでしょう。

ただし、カロリーを抑えようとして量を極端に減らすと、空腹からごはんを催促したり、栄養が不足したりします。食物繊維が多いフードは満腹感を得やすいので、量を大きく減らさずに体重を管理しやすくなります。体重は月に1回量り、増えるようなら給与量を1割ずつ減らすなど、少しずつ調整しましょう。

食欲が落ちた老犬には香りの立つフレッシュフード

老犬は嗅覚が衰えるため、フードのにおいを感じにくくなり、食欲が落ちることがあります。そんなときは、肉や魚の香りがしっかり立つフレッシュフードやチルドフードが助けになります。

ドライフードの場合も、ぬるま湯でふやかしたり、人肌程度に温めたりすると香りが立ちやすくなります。いつものフードに少量のフレッシュフードをトッピングするだけでも、食いつきが変わることは少なくありません。ただし、何を試しても数日食べない、急に食欲がなくなったという場合は、口の中の痛みや内臓の病気が隠れていることもあるため、早めに動物病院を受診しましょう。

おなかがゆるい老犬には消化の良いフード

年齢とともに消化機能が落ちると、うんちがゆるくなったり、便のにおいが強くなったりすることがあります。こうした子には、消化しやすい良質な動物性たんぱく質を主原料にし、乳酸菌やオリゴ糖、食物繊維でおなかの健康維持に配慮したフードが向いています。

穀物が多いフードで便がゆるくなる子は、グレインフリーのフードを試すのもひとつの方法です。ただし、グレインフリーがすべての犬に合うわけではなく、玄米や大麦などの穀物がむしろ便の状態を整える子もいます。フードを替えるときは1種類ずつ、1〜2週間かけて便の状態を観察しながら判断しましょう。

腎臓や心臓が気になる老犬は低リン・低ナトリウムを目安に

シニア期は腎臓や心臓の働きが少しずつ落ちやすい時期です。健康診断で数値を指摘されたわけではないけれど将来が気になるという場合は、リンが0.5〜0.6%程度に抑えられたフードや、塩分(ナトリウム)が控えめのフードを日頃から選んでおくと安心です。

一方で、すでに腎臓病や心臓病と診断されている場合は、一般的なシニアフードではなく、獣医師の指導のもとで療法食を使うのが基本です。たんぱく質の量の調整が必要になることもあるため、自己判断でフードを替えず、必ずかかりつけの獣医師に相談してください。

老犬・シニア犬用ドッグフードの選び方6つのポイント

ここからは、シニア犬用のフードを選ぶときに必ず確認したい6つのポイントを紹介します。パッケージや公式サイトの成分表を見ながら、ひとつずつチェックしてみましょう。

年齢と体格に合った対象年齢のフードを選ぶ

シニアフードには、7歳以上、11歳以上、12歳以上、13歳以上など、さまざまな対象年齢が設定されています。まずは愛犬の年齢と体格(小型・中型・大型)に合った表示のものを選ぶのが基本です。小型犬用は粒が小さく、大型犬用は関節への配慮が強いなど、体格によって設計も変わります。

全年齢対応のフードも、量を調整すればシニア期まで続けられます。今のフードで体調がよく、体型も維持できているなら、無理にシニア用に切り替える必要はありません。シニア用への切り替えは、体重や食べ方に変化が出てきたときに検討すれば十分です。

筋肉を保つ良質なたんぱく質が主原料か

シニア犬は運動量が減るぶん筋肉が落ちやすく、足腰が弱って散歩がつらくなる悪循環に陥りがちです。筋肉量を保つためには、原材料表示の最初に肉や魚が書かれている、良質な動物性たんぱく質を主原料にしたフードを選びましょう。

原材料は使用量の多い順に書かれているため、最初に鶏肉やサーモンなどが来ていれば、肉や魚をしっかり使っていると判断できます。シニア犬だからたんぱく質を減らすべきというわけではなく、健康な子なら成犬と同程度のたんぱく質をとることがすすめられます。ただし腎臓に不安がある場合は、獣医師と相談して量を決めてください。

脂質とカロリーが今の運動量に合っているか

同じシニア犬でも、毎日たっぷり散歩する子と、ほとんど寝て過ごす子では必要なカロリーが大きく違います。今の体型と運動量を見て、太り気味なら低カロリー・低脂質、痩せ気味なら少量で栄養がとれる高カロリーのフードを選ぶのがポイントです。

ドライフードのカロリーは100gあたり300〜400kcal程度が一般的です。パッケージの給与量はあくまで目安なので、2〜3週間ごとに体重を量り、増えたら1割減らす、減ったら1割増やすといった形で微調整していきましょう。

乳酸菌や食物繊維で腸内環境をサポートできるか

シニア期は腸の動きもゆっくりになり、便秘や下痢を繰り返す子も増えます。乳酸菌やオリゴ糖、適度な食物繊維が配合されたフードなら、毎日の食事でおなかの健康維持をサポートできます。

便の状態は、フードが体に合っているかを判断するいちばん分かりやすいサインです。切り替え後に便がやわらかすぎる、または硬すぎる状態が続く場合は、フードが合っていない可能性があります。毎日の散歩のついでに、便の形や色、においをチェックする習慣をつけておきましょう。

粒の大きさ・硬さがふやかしやすいか

歯やあごの力が衰えてくると、粒の大きさや硬さは食べやすさに直結します。小型犬なら直径1cm前後までの小粒、ふやかしたときに短時間でやわらかくなるフードを選ぶと、噛む力が落ちても同じフードを長く続けやすくなります。

ドーナツ型のように穴があいた粒は噛み砕きやすく、ふやけるのも早い傾向があります。一方で、ふやかすとすぐに崩れる粒もあるので、愛犬がペースト状のほうが食べやすいのか、ある程度形が残っているほうが好きなのかも観察してみてください。

原材料と添加物の表示がわかりやすいか

日本で販売されるペットフードは、農林水産省と環境省が所管するペットフード安全法によって、名称・賞味期限・原材料名・原産国名・事業者名の表示が義務づけられています。さらに、ペットフード公正取引協議会の表示ルールでは、目的(総合栄養食など)や成分、給与方法の表示も定められています。

シニア犬の主食にするなら、総合栄養食と表示されたフードを選ぶのが基本です。そのうえで、合成着色料や香料、合成保存料など気になる添加物が使われていないか、原材料がすべて表示されているかを確認しましょう。原材料や成分値を公式サイトで詳しく公開しているブランドは、それだけ情報開示に積極的と考えられます。

シニア犬用フードに切り替えるメリット

シニア犬用のフードには、年齢を重ねた体に合わせた工夫が詰まっています。ここでは、切り替えることで得られる主なメリットを3つ紹介します。

年齢に合ったカロリーで体重を管理しやすい

シニア犬用のフードは、運動量が落ちた体に合わせて成犬用よりカロリーや脂質を控えめに設計しているものが多いのが特徴です。同じ量を食べても摂取カロリーが抑えられるので、ごはんの量を大きく減らさずに体重を管理しやすくなります。

量を減らすだけのダイエットは、愛犬が空腹でストレスを感じたり、必要な栄養まで不足したりしがちです。最初から年齢に合ったカロリー設計のフードを選べば、満足感を保ちながら無理なく適正体重を目指せます。

関節や皮膚・被毛のケア成分をとりやすい

シニア向けのフードには、グルコサミンやコンドロイチン、緑イ貝などの関節の健康維持を意識した成分や、オメガ3脂肪酸などの皮膚・被毛の健康維持を意識した成分が配合されていることが多くあります。毎日の食事でこうした成分をまとめてとれるのは、サプリメントを別に与える手間が省ける点でも便利です。

ただし、こうした成分はあくまで健康維持をサポートするもので、病気の治療を目的としたものではありません。足を引きずる、皮膚をしきりにかゆがるといった症状がある場合は、フードで様子を見るのではなく動物病院で診てもらいましょう。

やわらかさや粒の小ささで食べやすくなる

シニア用のフードは、粒を小さくしたり、ふやけやすくしたり、半生のやわらかい食感にしたりと、噛む力が弱った老犬でも食べやすい工夫がされています。食べやすくなることで、食事にかかる時間が短くなり、食べ残しも減りやすくなります。

食べるのがラクになると、ごはんの時間を楽しみにする様子が戻ってくる子も少なくありません。食事は老犬にとって大切な楽しみのひとつなので、食べやすさにこだわってフードを選ぶ価値は十分にあります。

シニア犬用フードのデメリット|低カロリーが合わない犬もいる

メリットの多いシニア犬用フードですが、すべての老犬に合うわけではありません。切り替える前に知っておきたい注意点を3つ紹介します。

痩せ気味の老犬はエネルギー不足になりやすい

シニア用のフードは低カロリーに設計されていることが多いため、もともと痩せ気味の子や、食が細くなってきた子が食べると、エネルギーが足りなくなることがあります。特にハイシニア期は食べる量そのものが減るので、低カロリーのフードではどんどん体重が落ちてしまうこともあります。

痩せ気味の老犬には、シニア用にこだわらず、少量でもしっかり栄養がとれる全年齢用や高カロリーのフードを選ぶのもひとつの方法です。背骨や腰骨がはっきり触れるようになったら、フードの種類と量を見直すサインと考えましょう。

急に切り替えるとおなかをこわすことがある

どんなに体に合うフードでも、いきなり全量を切り替えると、下痢や嘔吐などおなかの不調を起こすことがあります。シニア犬は消化機能が落ちているぶん、若い犬より変化に敏感です。

また、新しいフードのにおいや食感に慣れず、食べなくなってしまう子もいます。切り替えるときは、後ほど紹介するように1週間〜10日ほどかけて少しずつ新しいフードの割合を増やしていくのが基本です。

成犬用より価格が高めの商品が多い

シニア向けのフードは、関節ケア成分や良質な原材料を使っているぶん、一般的な成犬用フードより価格が高めになりがちです。特に通販限定のプレミアムフードは、1kgあたり3,000円前後になるものも珍しくありません。

費用を抑えたい場合は、定期コースの割引を利用したり、大容量サイズを選んだりするのが効果的です。また、主食は手ごろなドライフードにして、トッピングだけフレッシュフードにするなど、組み合わせ次第で費用と満足度のバランスをとることもできます。

市販の老犬フードと通販限定フードの違い|1か月の費用で比べてみた

シニア犬用のフードは、ホームセンターやスーパーで買える市販品と、公式サイトなどで買う通販限定品に大きく分けられます。それぞれの特徴と、実際に1か月でどれくらいの費用がかかるのかを比べてみましょう。

ホームセンター・スーパーで買える市販フードの特徴

ロイヤルカナンやヤワラハのような市販フードは、近所のお店ですぐに買えて、価格も比較的手ごろなのが魅力です。急にフードが切れたときでも困らず、セールやポイント還元を利用すればさらに安く手に入ることもあります。

一方で、価格を抑えるために穀物の割合が多いものや、香料などの添加物を使っているものもあります。市販品を選ぶときも、原材料の最初に肉や魚が来ているか、総合栄養食と表示されているかを確認するようにしましょう。

通販限定フードの特徴と定期便の割引

このこのごはんやうまか、モグワンのような通販限定フードは、原材料や製法にこだわった商品が多く、定期便で割引が受けられるのが特徴です。定期コースなら10〜20%ほど安くなるものが多く、初回は数百円〜3,000円程度のお試し価格で始められる商品もあります。

ただし、定期便は届く間隔や量をあらかじめ決めておく必要があり、食べるペースが落ちるとフードが余ってしまうこともあります。多くのサービスで配送間隔の変更やお休みができるので、愛犬の食べる量に合わせて調整しましょう。

小型犬・中型犬の1か月あたりのフード代の目安

実際にどれくらいの費用がかかるのか、体重5kgの小型犬と10kgの中型犬を例に、1か月あたりのフード代を試算しました。シニア犬の1日に必要なエネルギーを、体重5kgで約330kcal、10kgで約550kcalと仮定し、各フードのカロリーと価格から計算しています。

フード 計算に使った価格 5kgの小型犬(1か月) 10kgの中型犬(1か月)
POCHI エイジングケア シニア 3kg 7,480円 約8,000円 約13,300円
うまか(UMAKA) 定期2回目以降 1.5kg 4,930円 約9,300円 約15,500円
モグワン 定期1袋 1.8kg 4,910円 約7,500円 約12,500円
オリジン シニア 2kg 7,480円 約10,000円 約16,600円
ヤワラハ 13歳以上用 600g 約1,200円 約7,800円 約13,000円

試算はあくまで目安で、実際に必要な量は運動量や体型、去勢・避妊の有無などで変わります。表を見ると、5kgの小型犬なら月7,000〜10,000円前後、10kgの中型犬なら月12,000〜17,000円前後がひとつの目安です。低カロリーのフードは1日に食べる量が多くなるため、1kgあたりの価格が安くても月額では差が縮まる点も覚えておきましょう。

費用を抑えたい場合は、定期便の割引や大容量サイズを活用するのが効果的です。成犬期のドッグフードも含めて比べたい方は、ドッグフードのおすすめランキングもあわせて参考にしてみてください。

介護期・寝たきりの老犬の食事サポート|食べさせ方と水分補給の工夫

さらに年齢を重ねると、自分の力で立って食べるのが難しくなる時期がやってきます。介護が必要になった老犬の食事は、フード選びに加えて与え方の工夫が大切です。

寝たきりの老犬に食べさせるときの姿勢

寝たきりの老犬に横になったまま食べさせると、食べ物が気管に入る誤嚥(ごえん)を起こしやすくなります。食事のときは、クッションやタオルを使って上半身を起こし、伏せの姿勢か、頭が胃より高い位置になるように支えてあげるのが基本です。

食器は台に載せて高さを出すと、首を下に曲げずに食べられて飲み込みやすくなります。食後もすぐに寝かせず、10〜15分ほどは上半身を起こした姿勢を保つと、逆流を防ぎやすくなります。

流動食やペースト状にして与える方法

噛む力や飲み込む力が弱くなった子には、フードをペースト状や流動食にして与える方法があります。ドライフードをぬるま湯でしっかりふやかし、ブレンダーやすり鉢でなめらかにすれば、いつものフードのまま栄養をとれます。ソフトタイプやウェットフードをつぶして使うのもよいでしょう。

ペースト状にしたフードは、スプーンや先の細いシリンジ(針のない注射器のような道具)で、口の横から少しずつ入れてあげます。一度にたくさん入れるとむせてしまうので、飲み込んだのを確認してから次をあげるようにしてください。

水を飲まない老犬の水分補給アイデア

老犬は喉の渇きを感じにくくなったり、水飲み場まで歩くのがおっくうになったりして、水分不足になりがちです。水をあまり飲まない子には、ウェットフードやチルドフード、ふやかしたドライフードなど、食事から水分をとる工夫が効果的です。

ほかにも、水にフードのふやかし汁やささみのゆで汁を少し加えて風味をつける、器を寝床の近くに置く、スポイトやシリンジで少しずつ口に入れるといった方法があります。歯ぐきが乾いている、皮膚をつまんでも戻りが遅いといった様子があれば脱水のサインなので、早めに動物病院に相談しましょう。

動物病院に相談したい食事の変化

次のような変化が見られたら、フードの工夫で様子を見るのではなく、早めに動物病院を受診してください。

  • 丸1日以上ほとんど何も食べない、水も飲まない
  • 短期間で体重が目に見えて減った
  • 嘔吐や下痢が続いている
  • 急に水をたくさん飲むようになり、おしっこの量も増えた
  • 食べようとするのに口から落としてしまう、痛がる

老犬の食欲不振には、歯周病などの口のトラブルや、腎臓・肝臓の病気、体の痛みなどが隠れていることがあります。食べない理由が分かれば、療法食や流動食など適切な対応を獣医師と一緒に考えられます。

今のフードからシニア犬用フードへの切り替え方

新しいフードを選んだら、愛犬の体に負担をかけないように少しずつ切り替えていきましょう。ここでは、切り替えの手順とふやかし方、食べないときの対処法を紹介します。

7〜10日かけて少しずつ混ぜて切り替える

フードの切り替えは、今のフードに新しいフードを少しずつ混ぜ、7〜10日ほどかけて割合を増やしていくのが基本です。目安としては、次のように進めるとおなかへの負担を抑えられます。

  • 1〜3日目:今のフード8割+新しいフード2割
  • 4〜6日目:今のフード5割+新しいフード5割
  • 7〜9日目:今のフード2割+新しいフード8割
  • 10日目以降:新しいフードのみ

途中で便がゆるくなったり、食べ残しが増えたりしたら、ひとつ前の割合に戻して数日様子を見ましょう。シニア犬は若い犬よりも変化に時間がかかることがあるので、2週間ほどかけてゆっくり進めても問題ありません。

ドライフードのふやかし方と温度の目安

ドライフードをふやかすときは、40℃前後のぬるま湯をフードがひたひたに浸かるくらい注ぎ、10〜20分ほど置くのが目安です。熱湯を使うと、ビタミンなど熱に弱い栄養素が壊れやすくなるうえ、冷めるまで待つ時間もかかります。

ふやかしたフードは、人肌程度に冷めてから与えましょう。ふやかし汁にもフードの栄養やうまみが溶け出しているので、捨てずに一緒に与えるのがおすすめです。ふやかしたフードは傷みやすいので、食べ残しは片づけ、作り置きはしないようにしてください。

老犬がフードを食べないときの対処法

新しいフードを食べないときは、まずふやかしたり温めたりして香りを立たせるのが効果的です。においを感じやすくなると、警戒心がやわらいで口をつけてくれることがあります。

それでも食べない場合は、いつものフードに戻して、新しいフードをトッピング程度の少量から再挑戦してみましょう。食器を浅いお皿に替える、静かな場所で食べさせる、手から少しずつ与えるといった工夫も効果があります。犬と猫を一緒に飼っていて、食事の時間に猫のごはんばかり気にしている場合は、食事の場所を分けるのもひとつです。猫のフード選びはキャットフードのおすすめランキングで紹介しています。

老犬・シニア犬用ドッグフードのよくある質問

最後に、老犬・シニア犬用ドッグフードについて、よく寄せられる疑問にお答えします。

シニア犬用フードは何歳から与えればいい?

小型犬・中型犬は7歳前後、大型犬は5〜6歳前後がひとつの目安です。ただし、年齢だけで決める必要はなく、体重が増えてきた、硬い粒を噛みにくそうにしているといった変化が見られたときが切り替えのタイミングです。元気で体型も変わらなければ、今のフードを続けても問題ありません。

成犬用フードをそのまま与え続けても大丈夫?

体型が維持できていて、体調にも問題がなければ、成犬用や全年齢対応のフードを続けても大丈夫です。ただし、運動量が減っているのに同じ量を与えていると太りやすくなるので、体重を見ながら給与量を調整しましょう。体重管理が難しくなってきたら、シニア用への切り替えを検討してください。

老犬の1日の食事回数は何回がいい?

成犬期は1日2回が一般的ですが、シニア犬は消化機能が落ちるため、1日の量は変えずに3〜4回に分けて与えると胃腸への負担を減らせます。一度にたくさん食べられなくなった子でも、回数を増やせば1日に必要な量を食べやすくなります。夜遅い時間の食事は避け、寝る2〜3時間前までに済ませるのがおすすめです。

ウェットフードだけで栄養は足りる?

パッケージに総合栄養食と表示されたウェットフードなら、それと水だけで必要な栄養をとれるように作られています。一方、一般食や副食と書かれたものは、おかずやトッピング向けなので、主食のフードと組み合わせて与える必要があります。ウェットフードはドライフードより水分が多いぶん、同じカロリーをとるには量が多く必要になる点も覚えておきましょう。

評判の良いシニア犬用フードはどう見分ける?

口コミの評価が高いことも参考になりますが、原材料や成分値、製造国などの情報がきちんと公開されているかを重視するのがおすすめです。食いつきや便の状態は犬によって大きく違うため、評判がよいフードでも愛犬に合うとは限りません。少量のお試しサイズで食いつきや体調を確かめてから、本格的に切り替えると失敗を防げます。

サプリメントは併用したほうがいい?

総合栄養食のフードを適量食べていれば、基本的にサプリメントがなくても必要な栄養はとれます。関節や目など特定の健康維持が気になる場合は、まずはその成分が配合されたシニアフードを選ぶと、栄養のとりすぎを防ぎやすくなります。サプリメントを使うときは、持病や服用中の薬との相性もあるため、かかりつけの獣医師に相談してから始めましょう。

まとめ|愛犬の年齢と体調に合ったシニア犬用フードを選ぼう

老犬・シニア犬用ドッグフードへの切り替えは、小型犬・中型犬なら7歳前後、大型犬なら5〜6歳前後が目安です。ただし、年齢だけで決めるのではなく、体重の増減や食べ方の変化、便の状態など、愛犬の様子に合わせてフードを選ぶことが何より大切です。

噛む力が弱った子にはソフトタイプやチルドタイプ、太りやすい子には低カロリーのもの、食欲が落ちた子には香りの立つフレッシュフード、腎臓が気になる子には低リン設計のものと、悩みに合わせて選べば失敗は少なくなります。切り替えるときは7〜10日かけて少しずつ混ぜ、気になる変化があれば早めに獣医師に相談しましょう。今回紹介した13商品も参考に、年齢を重ねた愛犬が毎日のごはんをおいしく楽しめるフードを見つけてあげてください。

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