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中学受験の通信教育おすすめランキングTOP10|塾なし・塾併用・志望校レベル別に料金と教材を比較【2026年】 | 道の駅くりもと 紅小町の郷

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中学受験を考え始めたものの、大手進学塾は月に数万円かかるうえ、送迎や夜遅くまでの通塾も心配……と、通信教育での受験対策が気になっている方は多いのではないでしょうか。ただ、通信教育とひと口にいっても、四谷大塚やSAPIX、浜学園といった進学塾系の講座から、Z会や進研ゼミの受験コース、低価格の映像授業まで、レベルも料金も大きく異なります。

この記事では、2026年10月時点の公式サイトの料金をもとに、中学受験に使える通信教育10社をランキング形式で比較します。塾なしで進めたい家庭、塾と併用したい家庭、志望校レベル別の選び方から、学年別の家庭学習ロードマップ、塾へ切り替える目安まで、わかりやすく解説します。

中学受験の通信教育10社を一覧で比較|料金・教材タイプ・対象レベル

中学受験向けの通信教育は、月2,000円台から使える映像授業と、月3万円前後かかる進学塾のWeb講座とでは、できることも求められる家庭のサポート量も大きく違います。まずは料金と対象学年、教材タイプの違いを一覧で押さえておくと、わが家に合う候補がぐっと絞り込めます。サービス名や画像をタップすると、ランキングの詳しい解説に移動できます。

中学受験の通信教育10社を一覧で比較|料金・教材タイプ・対象レベル

月額料金と対象学年の比較

月額料金は、支払い方法(一括払いか毎月払いか)や受講する教科数で変わります。下の表は、2026年10月時点で公式サイトに掲載されている、もっともお得な支払い方法での月あたりの目安です。進学塾系の講座は、受講料とは別に入会金や教材費がかかる点にも注意しましょう。

サービス名 月額の目安(税込) 対象学年 入会金など 受験対応レベル
東進オンライン学校 小学部
東進オンライン学校 小学部
小1・2:2,178円/小3〜6:3,278円(12か月一括払い) 年長〜小6 入会金なし 受験基礎〜標準(全国統一小学生テスト対応講座あり)
Z会
Z会
4教科で小4:20,520円/小6:28,120円(6か月一括払い) 小3〜6(中学受験コース) 入会金無料 難関〜最難関国私立
四谷大塚 進学くらぶ(予習シリーズ教材)
四谷大塚 進学くらぶ
小4:12,980円〜/小5:15,180円〜/小6:16,280円〜 小4〜6 入会金11,000円+高速基礎マスター18,700円+教材費 標準〜最難関(通塾生と同じカリキュラム)
進研ゼミ小学講座
進研ゼミ小学講座
7,480円〜(考える力・プラス 中学受験講座・一括払い) 小4〜6 入会金なし 基礎〜標準(偏差値55〜65の私立・国立中が目安)
ピグマキッズくらぶ
ピグマキッズくらぶ
5,280円(全学年共通・算国2教科) 小1〜3 入会金11,000円 入塾準備・思考力(低学年)
浜学園Webスクール
浜学園Webスクール
4教科で小4:30,470円/小6:33,770円(Webマスターコース) 小1〜6(コースにより異なる) 入学金23,000円+テキスト代 難関〜最難関(関西の難関校に強い)
スタディサプリ小学講座
スタディサプリ小学講座
1,815円(12か月一括払い)/毎月払い2,178円 小1〜6(中学受験対策講座あり) 入会金なし 基礎〜標準
スマイルゼミ
スマイルゼミ
標準クラス 小1:3,630円〜小6:7,480円(12か月一括払い) 小1〜6 専用タブレット代10,978円〜 基礎〜標準(発展クラスあり)
RISU算数
RISU算数
基本料 月あたり約2,948円+利用料0円〜8,778円 年長〜小6(無学年式) 安心サポート加入料3,300円 算数の先取り〜受験基礎
すらら
すらら
8,800円(小学コース4教科)/4ヵ月継続割8,228円 小1〜6(無学年式) 入会金11,000円(2026年10月31日までは無料キャンペーン) 基礎の立て直し

表を見るとわかるとおり、本格的な受験カリキュラムを自宅で受けられる講座ほど月額は高く、映像授業中心のサービスほど安い傾向があります。ただし、進学塾に通う場合は学年が上がるほど講習費や特訓費がかさみ、進研ゼミの公式サイトが紹介する森上教育研究所の試算では、大手進学塾に3年間通った総額は約319万円にのぼります。通信教育なら、本格派の講座を選んでも通塾の半分以下に抑えられるケースが多いでしょう。

なお、Z会の中学受験コースは2027年1月で今年度のコースが終了するため、11月以降の申し込みでは12か月一括払いを選べず、6か月一括払いが最安になります。年度途中から始める場合は、支払い方法の条件もあわせて確認しておきましょう。

紙教材・タブレット・映像授業の教材タイプの比較

中学受験は、最終的に紙の試験用紙に答えを書く勝負です。とはいえ、理解を深める段階では映像授業やタブレットのほうが効率よく進むことも多いため、それぞれのサービスが何で教えて、何で演習させるのかを確認しておくのが大切です。

サービス名 教材タイプ 添削・質問 テスト・模試 こんな家庭向け
東進オンライン学校 小学部
東進オンライン学校 小学部
映像授業+ダウンロードして印刷するテキスト 添削なし(確認テストで理解度チェック) 確認テスト・月例テスト、全国統一小学生テスト対応講座 低価格で四谷大塚の授業を受けたい
Z会
Z会
タブレット(授業映像・確認問題)+紙の授業ノート・練習問題 専任指導者の添削(トータル指導プラン) 月例テスト、志望校合格力診断テスト(小6) 塾なしで難関校をめざしたい
四谷大塚 進学くらぶ(予習シリーズ教材)
四谷大塚 進学くらぶ
予習シリーズ(紙)+IT授業の予習ナビ・復習ナビ 週テストの答案をWebで採点・返却 週テスト、組分けテスト、合不合判定テストなど公開テスト込み 通塾生と同じペースで本格的に進めたい
進研ゼミ小学講座
進研ゼミ小学講座
紙の授業テキスト・演習ワーク+4教科の映像授業 赤ペン先生の添削(約3日でネット返却) 学期ごとの到達度・診断テスト 習い事と両立しながら受験したい
ピグマキッズくらぶ
ピグマキッズくらぶ
紙のテキスト(例題→基本→応用・発展) 家庭で丸つけ なし(SAPIXの入室テストで実力確認) 低学年から考える力を育てたい
浜学園Webスクール
浜学園Webスクール
Web講義(通塾生と同じ授業)+テキスト 復習テスト・質問サポート 公開学力テスト(受験必須・受講料込み) 最難関校を本気でめざしたい
スタディサプリ小学講座
スタディサプリ小学講座
映像授業+演習問題(テキストはPDFで無料) 添削なし 確認テスト 苦手単元だけをピンポイントで補強したい
スマイルゼミ
スマイルゼミ
専用タブレット(書いて答える方式) 自動採点 全国学力診断テスト 受験前の基礎を毎日コツコツ固めたい
RISU算数
RISU算数
専用タブレット(算数のみ) チューターによる個別フォロー ステージごとの確認テスト 算数を学年に関係なく先取りしたい
すらら
すらら
タブレット・PCの対話型アニメーション授業+AIドリル すららコーチによる学習設計 単元ごとの確認テスト 前の学年の内容から立て直したい

本格的な受験対策をしたいなら、紙のテキストで演習し、映像授業で理解を補い、テストや添削で弱点を確認できる組み合わせのサービスが理想です。タブレット完結型のサービスは手軽に続けやすい一方で、受験本番に必要な、途中式や図を紙に書いて考える練習が不足しがちです。タブレット型を選ぶ場合は、市販の問題集やノートを使った演習を組み合わせると安心です。

中学受験の通信教育おすすめランキングTOP10

ここからは、受験カリキュラムの質、料金の手ごろさ、塾なしでも進めやすいか、塾と併用しやすいかといった観点から選んだ、中学受験におすすめの通信教育10社をランキング形式で紹介します。まずは、各サービスの強みと志望校レベルの目安を一覧で確認しましょう。

順位・サービス名 いちばんの強み 志望校レベルの目安 塾なしでの使いやすさ
東進オンライン学校 小学部
1位 東進オンライン学校 小学部
四谷大塚の講師陣の映像授業が月3,278円から 入塾前の土台づくり〜標準校 低学年〜小4の土台づくりに最適
Z会
2位 Z会
難関校向けの良問と専任指導者の添削 難関〜最難関国私立 塾なし受験の本命
四谷大塚 進学くらぶ(予習シリーズ教材)
3位 四谷大塚 進学くらぶ
予習シリーズと週テストで通塾と同じ学習 標準〜最難関 親の管理があれば塾なしでも可
進研ゼミ小学講座
4位 進研ゼミ小学講座
1日約60分の設計で習い事と両立しやすい 偏差値55〜65程度 中堅校なら塾なしでも狙える
ピグマキッズくらぶ
5位 ピグマキッズくらぶ
SAPIXの思考力教材を低学年から 入塾準備(低学年) 小1〜3の家庭学習用
浜学園Webスクール
6位 浜学園Webスクール
最難関校に強い進学塾の授業をそのまま受講 難関〜最難関 通塾に近い負荷で親の伴走が必須
スタディサプリ小学講座
7位 スタディサプリ小学講座
月1,815円から全学年の映像授業が見放題 基礎の補強 補助教材として使う
スマイルゼミ
8位 スマイルゼミ
専用タブレットで毎日の学習習慣をつくる 基礎〜標準 受験準備期の基礎固め向き
RISU算数
9位 RISU算数
無学年式で受験算数の先取りができる 算数の土台づくり 算数の補強用
すらら
10位 すらら
つまずいた単元までさかのぼれる 基礎の立て直し 苦手克服の補助教材

1位 東進オンライン学校 小学部|四谷大塚の講師陣による映像授業を低価格で受けられ入塾前の土台づくりに強い

東進オンライン学校 小学部

受講料(税込) 小1・2:月2,178円(年26,136円)/小3〜6:月3,278円(年39,336円)※12か月一括払い
毎月払い(税込) 小1・2:月2,497円/小3〜6:月3,762円(初回は2か月分をまとめて支払い)
対応教科 小1・2は算数・国語、小3〜6は算数・国語・理科・社会
講座内容 標準講座(2学年分受講可)、ハイレベルな演習充実講座(全国統一小学生テスト対応)、算数の毎日トレーニング、計算マスター全20級
授業回数の目安 小3〜6の標準講座で算数・国語が月4回、理科・社会が月3回(授業+確認テスト)
お試し 10日間のお試し入会(申込日を含む10日以内の解約で全額返金)
11月入会特典 全国統一小学生テストと同形式・同レベルの実力テスト体験受験(全問解説授業付き・受験期限2027年1月31日)
メリット

  • 中学受験塾の四谷大塚の講師による授業を、小3〜6でも月3,278円から受けられる
  • 受講学年と前後の学年の標準講座を見られるので、先取りもさかのぼりもしやすい
  • 手持ちのパソコンやスマホ、タブレットで受講でき、専用端末代がかからない
デメリット

  • 添削指導はなく、記述問題の答案を見てもらうことはできない
  • テキストは自分でダウンロードして印刷する必要がある
  • 支払いはクレジットカードのみで、最短2か月からの利用になる

東進オンライン学校 小学部は、東進ハイスクールや四谷大塚を運営するナガセグループの通信教育です。中学受験の定番テキスト予習シリーズで知られる四谷大塚のオリジナルカリキュラムをベースに、実力講師陣の授業を自宅で受けられるのが最大の魅力で、小3〜6年生でも12か月一括払いなら月あたり3,278円と、進学塾の数十分の一の費用で始められます。授業のあとには確認テストがあり、理解できたかをその場でチェックしながら進められます。

標準講座に加えて、全国統一小学生テストのレベルに対応したハイレベルな演習充実講座も受講料に含まれているため、学校の勉強より一段上の問題に慣れる入塾前の準備として非常に使いやすい構成です。四谷大塚の本格的な受験カリキュラムは小4から始まりますが、その前の小1〜3年生のうちに、計算マスターや毎日トレーニングで計算力と学習習慣を固めておくと、受験学習のスタートで大きな差がつきます。2026年10月時点では、11月入会の特典として全国統一小学生テストと同形式の実力テストを体験受験でき(受験期限は2027年1月31日)、今の実力を確かめてから受験の進め方を考えられるのもうれしいポイントです。

2位 Z会|中学受験コースで難関国私立中の記述・思考力問題まで対策できる

Z会

会費(税込・トータル指導プラン4教科) 小3:月17,860円/小4:月20,520円/小5:月26,980円/小6:月28,120円(6か月一括払いの月あたり)
毎月払い(税込・4教科) 小3:18,800円/小4:21,600円/小5:28,400円/小6:29,600円
1教科からの受講 可能(小4の1教科は6か月一括払いで月5,130円)
プラン トータル指導プラン(Z会だけで合格をめざす)/要点集中プラン(小4〜6・通塾生向け、小4の4教科で月10,448円)
教材形式 タブレットで要点・授業映像・確認問題、紙の授業ノート・練習問題・毎日練習ブック(Z会専用タブレットか対応iPadなどが必要)
添削・テスト 専任指導者による添削、月例テスト、小6は志望校合格力診断テスト・志望校別予想演習
入会金 無料
メリット

  • 最難関・難関のレベル別に、記述や思考力を問う良問で対策できる
  • 専任指導者の添削と月例テストで、塾なしでも答案の弱点がわかる
  • 1教科から受講でき、塾の苦手科目だけを補う使い方もできる
デメリット

  • 4教科で受講すると小5以降は月2万円台後半と、通信教育としては高め
  • 難易度が高く、基礎が固まっていない子には負担が大きい
  • タブレット端末を用意する必要がある

Z会の中学受験コースは、難関国私立中学の入試突破を目標に、学校ごとに最難関・難関の2つのレベルを設定した本格派の講座です。開成・麻布・桜蔭・灘といった最難関校をめざす子から、難関校をめざす子まで、レベル別のカリキュラムで記述力と思考力を鍛えられます。2026年度は、小学6年生時に講座を受講した人のうち国立・私立の難関中学で850名が合格したと公表されています(2026年7月31日時点の判明分)。

トータル指導プランでは、タブレットで要点と授業映像を確認し、紙の練習問題を解いて提出、専任指導者の添削と月1回のマンスリーチェックで理解を深めるサイクルを回します。1日の学習時間の目安は小4で約55分、小6で約110分(4教科・映像視聴を除く)と、通塾に比べて時間を確保しやすいのも特徴です。小6向けには、筑波大附属駒場・開成・桜蔭・神戸女学院(4教科セット14,820円)、灘・甲陽学院(3教科セット13,395円)の志望校別予想演習も用意されています。なお、12月号の最終申込締切は11月27日(金)です。

3位 四谷大塚 進学くらぶ|予習シリーズと公開テストで通塾に近い本格的な受験学習ができる

四谷大塚 進学くらぶ(予習シリーズ教材)

受講料(税込・中学受験コース) 小4:月12,980円〜/小5:月15,180円〜/小6:月16,280円〜
初期費用(税込) 入会金11,000円(きょうだい在籍時は不要)、高速基礎マスター利用料18,700円(新規入会者のみ)
教材 予習シリーズなどを別途インターネットで購入(上巻は2〜7月、下巻は9〜1月に使用)
授業 IT授業の予習ナビ(1週間で算数・国語 各約60分×2、理科・社会 各約60分×1)、間違えた問題を解説する復習ナビ
テスト 毎週の週テスト(S・C・B・Aの4段階)、5週に1回の組分けテスト、小6は合不合判定テスト6回など公開テスト費用込み
必要な機器 パソコンまたはタブレット、プリンタ・スキャナ機能付きの複合機(答案のアップロード提出に使用)
メリット

  • 四谷大塚の通塾生と同じ予習シリーズ・週テスト・公開テストで学べる
  • 全国規模の大母集団のテストで、偏差値や順位を正確に把握できる
  • 1週間単位のカリキュラムで、何をどこまでやればよいかが明確
デメリット

  • 受講料とは別に入会金・高速基礎マスター利用料・教材費がかかる
  • 週テストのペースについていくには保護者のスケジュール管理が欠かせない
  • 答案提出に複合機が必要で、家庭での準備が多い

四谷大塚 進学くらぶは、四谷大塚の校舎に通う生徒と同じ予習シリーズ・週テスト・公開テストで学べる、もっとも通塾に近い通信教育です。予習シリーズは1週間単位で単元が区切られていて、予習ナビで授業を受け、週末の週テストで理解を確認し、間違えた問題を復習ナビで解説してもらう、という流れで学習が進みます。週テストのレベルは成績上位からS・C・B・Aの4段階で、5週に1回の組分けテストで決まるため、つねに実力に合った問題に取り組めます。

受講料には組分けテストや合不合判定テストなどの公開テスト費用が含まれていて、地方に住んでいても全国の受験生の中での立ち位置を確かめられるのが大きな強みです。保護者向けには、各教科10分程度の父母教室の動画も配信され、子どもがつまずきやすいポイントを親が把握してサポートできます。一方で、毎週の課題量は通塾生と同じなので、塾なしで使う場合は保護者が計画と進み具合をしっかり管理する前提で選びましょう。

4位 進研ゼミ小学講座|考える力・プラス 中学受験講座で基礎〜標準レベルを固めて塾と併用しやすい

進研ゼミ小学講座

受講費(税込) 考える力・プラス 中学受験講座:月7,480円(小4・5は1年分一括払い、小6は卒業までの一括払いの場合)
入会金 なし(1か月のみの受講は不可)
対象・教科 小4〜6/国語・算数・理科・社会の4教科セット(1教科のみは不可)
教材 授業テキスト、演習ワーク、4教科の映像授業、計算と一行問題ドリル、暗記教材
添削・テスト 赤ペン先生の問題(算・国/約3日でネット返却)、学期ごとの到達度・診断テスト
学習時間の目安 1日約60分(小4は月約20日、小5・6は月約26日)
志望校レベルの目安 首都圏模試の偏差値55〜65程度の私立・国立中学校
メリット

  • 4教科のハイレベルな受験対策が月7,480円で受けられる
  • 1日約60分の設計で、習い事や学校生活と両立しやすい
  • 単独受講もでき、通常の進研ゼミ小学講座と組み合わせることもできる
デメリット

  • 最難関校の対策には難度が足りず、別の対策が必要になる
  • 入試直前期の学校別の過去問対策は自分で進める必要がある
  • 1教科だけの受講はできない

進研ゼミ小学講座の考える力・プラス 中学受験講座は、良問テキストと映像授業で、おうちから私立・国立中学の合格をめざせる受験対策講座です。入試分析をもとに単元を厳選しているため、1日約60分の取り組みで効率よく学べるのが特徴で、公式サイトでは、この講座で私立・国立中学に合格した会員の82.4%が6年生時にも習い事を続けていたと紹介されています(2025年の合格報告アンケートより)。

赤ペン先生の問題を提出すると、約3日で動くアドバイス付きの添削がネット返却されるため、塾なしでも答案のどこでつまずいたかを確認できます。めざせる志望校の目安は首都圏模試の偏差値55〜65程度で、中堅〜上位校を目標にする家庭や、塾の復習・苦手補強用に使いたい家庭に向いています。2026年10月時点では、11月号の最終しめ切りは11月1日(日)です。

5位 ピグマキッズくらぶ|SAPIXの思考力教材で低学年から入塾準備ができる

ピグマキッズくらぶ

月会費(税込) 全学年5,280円(算数・国語の2教科セット)
入会金(税込) 11,000円(サピックス小学部の在籍者は免除)
対象学年 小学1〜3年生
教材 SAPIXのノウハウを生かした紙のテキスト(例題→基本問題→応用・発展問題の流れ)
SAPIXへの入室特典 ピグマ入会後にサピックス小学部へ入室すると、入室金33,000円が22,000円に(退会後も有効)
紹介制度 紹介者・入会者それぞれに図書カード1,000円分
メリット

  • 中学受験指導で実績のあるSAPIXの考える問題に低学年から取り組める
  • 月会費が学年にかかわらず5,280円で、費用の見通しが立てやすい
  • 将来SAPIXへ入室する場合、入室金が11,000円安くなる
デメリット

  • 対象は小1〜3年生までで、受験本番の対策には使えない
  • 算数・国語の2教科のみで、理科・社会は扱わない
  • 入会金11,000円がかかる

ピグマキッズくらぶは、中学受験塾のSAPIX(サピックス)が提供する、小学1〜3年生のための思考力・記述力を育てる通信教育です。例題から基本問題、応用・発展問題へと無理なくステップアップする構成で、答えを覚えるのではなく、考える楽しさを知ることを大切にしています。受験勉強が本格化する前の低学年のうちに、図形や文章題に粘り強く取り組む姿勢を身につけられるのが魅力です。

サピックス小学部は新4年生(小3の2月)から本格的なカリキュラムが始まるため、その前の準備として選ぶ家庭が多いサービスです。ピグマ入会後にサピックス小学部へ入室すると入室金が33,000円から22,000円に割引されるので、将来の通塾を視野に入れている家庭にとっては、費用面でもつながりのある選択肢になります。

6位 浜学園Webスクール|最難関・難関中学に強い進学塾の授業を自宅で受講できる

浜学園Webスクール

Webマスターコース月額(税込) 小4:1科目12,980円〜4科目30,470円/小5:4科目32,890円/小6:4科目33,770円
低学年の月額(税込) 小2・3:1科目11,660円/2科目17,270円
Web特訓コース(税込) 最高レベル特訓 算数:小4で月7,370円(併習)/15,180円(単独)、小6で月11,000円(併習)/19,690円(単独)
入学金(税込) 23,000円(きょうだいは2人目半額、3人目以降無料)
その他費用 テキスト代が別途必要、公開学力テストは受験必須で受験料は受講料込み(小4〜6の社会は別途)
入塾方法 自宅入塾テスト、無料体験あり
メリット

  • 灘や甲陽学院など関西の最難関校に強い浜学園の授業を自宅で受けられる
  • 最高レベル特訓など、トップ層向けの講座を単科で追加できる
  • 公開学力テストで、浜学園生の中での実力を確認できる
デメリット

  • 4科目で月3万円台と、通信教育の中ではもっとも高い水準
  • 入学金23,000円とテキスト代が別途かかる
  • 授業の進度・難度が高く、保護者の伴走がないと消化しきれない

浜学園Webスクールは、関西を中心に最難関中学への合格者を多く輩出してきた進学塾、浜学園の授業を自宅で受講できるオンラインコースです。Webマスターコースを軸に、最高レベル特訓や最難関レベルの算数・国語などトップ層向けの講座を組み合わせられるため、塾が近くにない地域でも、最難関校をめざす本格的な学習環境を整えられます。

ただし、4科目のWebマスターコースは小6で月33,770円と、通信教育の中ではもっとも高い価格帯です。入学金23,000円やテキスト代も別にかかるため、費用を抑える目的より、通塾できない環境で最難関校をめざすための選択肢と考えるのが現実的です。授業の進度も通塾生と同じなので、親が学習計画と復習の管理を担える家庭に向いています。

7位 スタディサプリ小学講座|低価格の映像授業で苦手単元をさかのぼって補強できる

スタディサプリ小学講座

料金(税込) 毎月払い2,178円/12か月一括払い21,780円(月あたり1,815円)
学年による料金差 なし(学年が上がっても同じ料金)
対応範囲 小学1〜6年生の講座、中学受験対策講座、中学講座も視聴可能
教材形式 映像授業+演習問題(テキストはPDFで無料、冊子は別売り)
専用端末 不要(スマホ・タブレットのアプリ、パソコンのブラウザで受講)
無料体験 14日間(Webサイトからクレジットカード決済で申し込んだ場合)
メリット

  • 月1,815円から、中学受験対策講座を含む全講座が見放題
  • 学年を問わず視聴できるので、苦手単元までさかのぼって復習できる
  • 14日間の無料体験で、子どもに合うかを確かめてから始められる
デメリット

  • 添削や学習管理のサポートはなく、計画は自分で立てる必要がある
  • 単体で難関校をめざすには演習量が足りない
  • 冊子のテキストは別料金

スタディサプリ小学講座は、リクルートが運営するオンライン学習サービスです。月額2,178円(12か月一括払いなら月1,815円)で、小学1〜6年生の講義動画に加えて中学受験対策講座まで見放題になる、圧倒的なコストパフォーマンスが魅力です。学年が上がっても料金が変わらないため、受験学年になって出費が増えていく中でも負担を抑えられます。

1回の授業は短めで、塾の授業でわからなかった単元だけをピンポイントで見直すといった使い方にぴったりです。一方で、添削や個別の学習管理はないため、これだけで受験対策を完結させるのは難しいでしょう。塾や他の通信教育のメイン教材と組み合わせて、解説を聞き直すための補助教材として使うと、低価格のメリットを最大限に生かせます。

8位 スマイルゼミ|専用タブレットで基礎〜標準レベルを毎日コツコツ続けられる

スマイルゼミ

会費(税込) 標準クラス:小1 月3,630円〜小6 月7,480円(12か月一括払いの月あたり)
発展クラス(税込) 小1 月4,180円〜小6 月8,360円(12か月一括払いの月あたり)
専用タブレット代 10,978円〜(12か月未満で退会すると追加の支払いあり)
対応教科 国語・算数・理科・社会・英語(理社は小3から)、無学年学習コアトレ
お試し 約2週間のお試し(全額返金保証付き)
2026年10月時点のキャンペーン 11月16日(月)までの申し込みで11月の受講料0円、2026年12月24日(木)までの入会でポケモンタイマー付き置き時計をプレゼント
メリット

  • 画面に手をついて書けるタブレットで、紙に近い感覚で書いて答えられる
  • コアトレで算数・国語を学年に関係なく先取り・さかのぼりできる
  • きょうのミッションが自動で出るので、毎日の学習習慣がつきやすい
デメリット

  • 中学受験専用のコースはなく、難関校の入試問題には対応しきれない
  • 専用タブレット代が別途かかる
  • 紙の教材がないため、紙で解く練習は別に用意する必要がある

スマイルゼミは、ジャストシステムが提供するタブレット学習です。専用タブレットに書いて答える方式で、教科書レベルから発展レベルまでを毎日コツコツ積み上げられるのが特徴で、受験勉強を始める前の学習習慣づくりや、学校の内容を確実に固める段階で力を発揮します。発展クラスを選べば、教科書を超える応用問題にも取り組めます。

中学受験専用の講座ではないため、本格的な受験対策には塾や受験向けの通信教育との組み合わせが前提になります。低学年〜小3のうちにスマイルゼミで基礎と習慣をつくり、小4から受験カリキュラムに切り替えるといった使い方がおすすめです。2026年10月時点では、11月16日(月)までの申し込みで11月の受講料が0円になるキャンペーンを実施中です。

9位 RISU算数|無学年式のタブレットで受験算数の先取りと思考力アップを狙える

RISU算数

基本料(税込) 年額35,376円の一括払い(月あたり約2,948円)
利用料(税込) 月平均クリアステージ数に応じて0円〜8,778円
初期費用 安心サポート(タブレット保険)加入料3,300円
教材形式 専用タブレット(退会時の返却は不要)
レベル 学年に関係なく、低学年レベルから高学年・受験基礎レベルまで進める無学年式
サポート チューターによる個別フォロー、間違えた問題のレッスン動画、1週間お試しキャンペーンあり
メリット

  • 学年に関係なく、受験基礎レベルまで算数をどんどん先取りできる
  • つまずきを察知すると、チューターが個別にフォローしてくれる
  • 復習問題が自動で出題され、先取りしながら定着も図れる
デメリット

  • 進むほど利用料が上がるため、月の費用が読みにくい
  • 算数以外の教科は学べない
  • 基本料は年額一括払いで、中途解約しても返金されない

RISU算数は、算数だけに特化したタブレット教材です。一人ひとりの解答データを分析して、その子に合った問題とレッスン動画を配信し、学年を超えて受験基礎レベルまで先取りできるのが特徴です。中学受験では算数の出来が合否を大きく左右するため、低学年のうちに計算力と図形・文章題の基礎を固めておきたい家庭に選ばれています。

料金は、年額35,376円(月あたり約2,948円)の基本料に、クリアしたステージ数に応じた利用料が加わる仕組みです。どんどん先へ進む子ほど月額が上がる点は理解しておきましょう。中学受験の本格的な対策は小4からの受験カリキュラムに任せ、それまでの算数の土台づくりや、受験期の計算力キープに使うのがおすすめです。

10位 すらら|つまずいた単元までさかのぼって基礎を立て直せる

すらら

月額(税込・小学コース) 4教科(国算理社)学び放題 8,800円/4ヵ月継続割 8,228円
入会金(税込) 11,000円(2026年10月31日(土)までの入会は入会金無料キャンペーン実施中)
学習方式 無学年式のオンライン教材(タブレット・PC)、対話型アニメーション授業、AIドリル
サポート すららコーチによる学習設計・学習状況のフォロー
英語 小中コースで受講可能
お試し 無料体験・資料請求あり
メリット

  • 学年にとらわれず、つまずいた単元までさかのぼって学び直せる
  • キャラクターとの対話型授業で、一人でも理解しやすい
  • すららコーチが学習計画を一緒に考えてくれる
デメリット

  • 入試レベルの応用問題は少なく、受験対策のメイン教材には向かない
  • 月8,000円台と、補助教材としては料金が高め
  • 入会金がかかる(キャンペーン時を除く)

すららは、すららネットが提供する無学年式のオンライン教材です。学年の枠にとらわれず、分からなくなった単元まで戻って学び直せるため、受験勉強の途中で分数や割合などの基礎に穴があると気づいたときの立て直しに向いています。経済産業省の未来の教室実証事業に採用された実績もあります。

アニメーションのキャラクターが先生役となって対話形式で授業を進め、AIを搭載したドリルが理解度に合わせて問題を出してくれます。入試レベルの応用問題を解く教材ではないものの、すららコーチが学習の進め方を一緒に設計してくれるので、受験カリキュラムについていけなくなった子が、いったん基礎に戻って自信を取り戻すためのサポート役として活用できます。

小学生全体向けの通信教育も含めて比べたい場合は、小学生の通信教育おすすめランキングもあわせて参考にしてください。

志望校・目的別に選ぶ中学受験のおすすめ通信教育

ランキングで紹介した10社は、それぞれ得意分野が異なります。ここでは、志望校のレベルや今の目的ごとに、とくにおすすめしたい通信教育を1つずつ取り上げます。目的が決まっている方は、該当するところから読んでみてください。

難関国私立中学を目指すなら

灘・開成・桜蔭といった最難関校や、それに続く難関校を本気でめざすなら、進学塾の授業をそのまま受けられる浜学園Webスクールが有力です。最難関校の入試は、通常の受験カリキュラムに加えて、思考力の高い問題をどれだけ解いてきたかで差がつきます。トップ層向けの特訓講座を単科で追加できる点は、他の通信教育にはない強みです。

浜学園Webスクール

難関校向けの講座 最高レベル特訓(算数・国語・理科)、最難関レベル 算数・国語、神女算数特訓、国語記述力養成講座
最高レベル特訓 算数(税込) 小5:月9,240円(併習)/17,050円(単独)、小6:月11,000円(併習)/19,690円(単独)
本科の月額(税込) Webマスターコース4科目:小5 32,890円/小6 33,770円
実力の確認 公開学力テスト(受験必須・受講料込み)
初期費用 入学金23,000円(税込)+テキスト代
メリット

  • 最難関校レベルの思考力問題に、トップ講師の解説付きで取り組める
  • 神戸女学院向けの算数特訓など、志望校に合わせた講座がある
  • 公開学力テストで、ライバルとなる受験生の中での位置がわかる
デメリット

  • 本科と特訓を合わせると月4万円を超えることもある
  • 授業の量が多く、子どもの体力と親の管理力が求められる
  • 首都圏の学校別対策は、別に情報収集が必要になる

浜学園Webスクールは、Webマスターコースで4科目の土台を固めつつ、最高レベル特訓などで難問への対応力を伸ばす二段構えの学習ができます。特訓講座は単独でも受講できるため、すでに地元の塾に通っていて、算数だけ最難関レベルの演習を追加したいといった使い方も可能です。

なお、首都圏の最難関校を塾なしでめざしたい場合は、ランキング2位で紹介したZ会の中学受験コースも候補になります。志望校別予想演習や専任指導者の添削があり、自宅学習に必要な仕組みがそろっています。

公立中高一貫校の適性検査対策をしたいなら

公立中高一貫校の適性検査は、私立中学の入試とは出題形式がまったく異なるため、専用の対策ができるZ会の公立中高一貫校受検対策講座がおすすめです。適性検査では、資料を読み取って自分の考えを文章で説明する力や、初めて見る問題にその場で挑む力が問われます。文部科学省の調査によると、中高一貫教育校は全国で595校(平成28年4月時点)まで増えています。受検する子が増えるほど、適性検査ならではの記述対策が合否を分けます。

Z会

講座 公立中高一貫校 適性検査(5・6年生)、公立中高一貫校 作文(6年生・受検校の出題に作文がある場合)
会費の例(税込) 6年生の適性検査:月3,515円(6か月一括払い)/毎月払い3,700円
受講期間 6年生の適性検査・作文は4月開講12月終了
添削 一人ひとりの記述回答を読み込む添削指導、専門の学習アドバイザーによる質問対応
入会金 無料
メリット

  • 適性検査特有の出題形式に慣れながら、解き方の手順を身につけられる
  • 作文や記述の答案を、一人ひとり丁寧に添削してもらえる
  • 月3,000円台から受講でき、小学生コースとあわせて受講もできる
デメリット

  • 6年生の講座は12月で終了するため、直前期の対策は自分で進める必要がある
  • 受検校ごとの過去問対策は別に用意する必要がある
  • 添削を活かすには、答案をきちんと提出し続ける習慣が必要

Z会の公立中高一貫校受検対策講座は、テキスト学習で適性検査の解き方を段階的に身につけ、添削指導で得点力を上げていく構成です。私立中学向けの4教科の知識を詰め込むのとは違い、資料の読み取りや作文の型を練習することが中心なので、塾に通わず家庭で取り組みやすいのも利点です。

公立中高一貫校のみを受検する場合、Z会自身も中学受験コースではなく小学生コース+専科の組み合わせをすすめています。教科書レベルの学力を小学生コースで固め、適性検査と作文を専科で対策するのが、費用と効果のバランスがよい進め方です。

低学年の入塾準備・思考力づくりをしたいなら

小学1〜3年生のうちに考える力の土台をつくっておきたいなら、SAPIXの思考力教材で学べるピグマキッズくらぶが向いています。低学年のうちは、受験の知識を先取りするよりも、図形や文章題を自分で考え抜く経験を積むことが、小4からの受験学習を楽にします。

ピグマキッズくらぶ

対象学年 小学1〜3年生
月会費(税込) 5,280円(算数・国語の2教科セット)
伸ばせる力 思考力・記述力(例題→基本問題→応用・発展問題の段階的な学習)
入塾へのつながり サピックス小学部への入室金が33,000円から22,000円に割引(退会後も有効)
お試し 資料請求で教材見本を無料で届けてもらえる
メリット

  • 受験指導で実績のあるSAPIXの考える問題に、低学年から楽しく取り組める
  • 先取りではなく思考力を育てる教材なので、学校の勉強とも両立しやすい
  • SAPIXへ進む場合、入室金の割引がある
デメリット

  • 低学年のうちは親の丸つけや声かけが必要になる
  • 理科・社会は扱わない
  • SAPIX以外の塾に進む場合は入室特典を使えない

低学年の思考力づくりでは、難しい問題を正解することより、粘り強く考えることを楽しめるかが大切です。ピグマキッズくらぶは、例題で考え方をつかんでから基本問題、応用・発展問題へと進む流れなので、子どもが自分の力で解けた達成感を味わいやすい教材です。

費用を抑えたい場合は、ランキング1位の東進オンライン学校 小学部も選択肢になります。小1・2なら月2,178円から四谷大塚のカリキュラムに沿った映像授業を受けられ、計算マスターで計算力の土台も固められます。

塾と併用して弱点を補強したいなら

塾の授業についていけない単元を、低コストで集中的に補強したいなら東進オンライン学校 小学部がぴったりです。四谷大塚のカリキュラムに沿った授業なので、予習シリーズを使う塾はもちろん、他の進学塾の単元とも重なる部分が多く、塾の復習用として無理なく組み込めます。

東進オンライン学校 小学部

塾との併用での費用(税込) 小3〜6:月3,278円(12か月一括払い)で4教科の授業が受け放題
復習に使える範囲 受講学年とその1学年上・1学年下の標準講座(それ以前の配信分はバックナンバーで購入可)
苦手補強の講座 算数の毎日トレーニング、計算マスター全20級、確認テスト
応用力を伸ばす講座 演習充実講座(全国統一小学生テスト対応・配信月から6か月受講可)
受講環境 手持ちのパソコン・スマホ・タブレット(専用端末不要)
メリット

  • 塾代に上乗せしても負担になりにくい月3,000円台で使える
  • 前の学年の授業まで戻れるので、苦手の原因からやり直せる
  • スキマ時間にスマホで解説を見直せる
デメリット

  • 塾の進度と完全に一致するわけではなく、どの授業を見るかは自分で選ぶ必要がある
  • 添削がないため、記述問題の見直しは塾の先生に頼る必要がある
  • 2学年より前の内容はバックナンバーの購入が必要

塾と併用するときに大切なのは、教材を増やしすぎないことです。東進オンライン学校 小学部は1回の授業が短く、苦手な単元の授業だけをピンポイントで視聴できるので、塾の宿題を圧迫せずに弱点を補えます。確認テストで理解度をすぐにチェックできるのも、復習用教材として使いやすいポイントです。

演習充実講座は全国統一小学生テストのレベルに対応しているため、塾のクラスを上げたい子が応用問題に慣れる教材としても役立ちます。10日間のお試し入会もあるので、塾の宿題と両立できるか、実際に試してみてから判断するとよいでしょう。

算数・作文など教科を絞って強化したいなら

中学受験の合否を左右しやすい算数を重点的に伸ばしたいなら、無学年式で先取りできるRISU算数がおすすめです。算数は単元が積み上がっていく教科なので、計算や分数・割合などの基礎に穴があると、受験算数の文章題や図形で大きくつまずきます。

RISU算数

強化できる教科 算数のみ(低学年レベル〜高学年・受験基礎レベル)
費用(税込) 基本料 年額35,376円(月あたり約2,948円)+利用料0円〜8,778円
学習の進め方 解答データの分析で、その子に合った問題とレッスン動画を配信
苦手への対応 間違いの多い問題や忘れかけた単元を自動で復習出題、チューターの個別フォロー
お試し 1週間お試しキャンペーンあり
メリット

  • 算数だけに絞って、学年に関係なく受験基礎レベルまで進められる
  • つまずきをデータで見つけて、つまずいた単元へ戻って復習できる
  • 1日10分程度から取り組め、他の教材と組み合わせやすい
デメリット

  • 入試レベルの難問や特殊算の演習は別に用意する必要がある
  • 先へ進むほど利用料が上がる
  • 作文や国語の記述は対策できない

RISU算数は、受験算数の前提となる計算力と基本的な考え方を、学年を超えて効率よく固められる教材です。受験学年になってからも、塾の宿題とは別に計算力をキープする目的で使い続ける家庭もあります。

作文や記述力を強化したい場合は、進研ゼミ小学講座の作文・表現力講座や、Z会の小学生コース専科の作文など、添削付きの専科講座を組み合わせるのがおすすめです。書いた文章を第三者に添削してもらう経験は、家庭だけではなかなか積めないため、教科を絞って講座を選ぶときは添削の有無を必ず確認しましょう。

中学受験の通信教育の選び方

中学受験の通信教育は、合う・合わないがはっきり分かれます。価格や知名度だけで選ぶと、難しすぎて続かなかったり、反対に物足りなかったりしがちです。次の5つのポイントを順番に確認していきましょう。

通信教育だけで進めるか塾と併用するかを決める

最初に決めたいのは、通信教育をメインの受験対策にするのか、塾の補助として使うのかです。この違いで、選ぶべきサービスがまったく変わります。

通信教育だけで進めるなら、受験カリキュラム・演習・テスト・添削がそろったZ会の中学受験コースや四谷大塚 進学くらぶ、進研ゼミの考える力・プラス 中学受験講座のような、それ1つで完結する講座を選びましょう。一方、塾と併用するなら、塾の宿題を圧迫しない短時間の映像授業や、1教科から受講できる講座が向いています。東進オンライン学校 小学部やスタディサプリ小学講座、Z会の要点集中プランなどが代表的です。

志望校のレベルと合格実績で選ぶ

次に、志望校のレベルに合った講座を選びます。中学受験の入試問題は、小学校の学習指導要領の範囲を大きく超えることが多く、とくに難関校では、教科書では扱わない特殊算や長文の記述問題が当たり前に出題されます。学校の授業は文部科学省の学習指導要領にもとづいて進むため、受験対策には別の教材が必要になるのです。

最難関・難関校をめざすならZ会や浜学園Webスクール、四谷大塚 進学くらぶ、中堅〜上位校なら進研ゼミの中学受験講座、といった具合に、講座が想定している志望校レベルを確認しましょう。公式サイトに合格実績や、めざせる偏差値の目安が載っている講座は、選ぶときの判断材料になります。

紙・タブレット・映像授業から子どもに合う教材タイプを選ぶ

教材タイプは、子どもの性格と学年に合わせて選びます。映像授業は、先生の解説を聞くことで理解が深まりやすく、わからないところを何度でも見直せるのが利点です。タブレットは自動採点で取り組みやすく、学習習慣をつくる段階に向いています。

ただし、入試本番は紙の問題用紙に図や式を書きながら解くため、受験学年が近づくほど、紙のテキストで手を動かす演習が重要になります。映像授業やタブレットが中心のサービスを選ぶ場合は、紙のテキストや問題集と組み合わせて、書いて解く練習を必ず取り入れましょう。

添削・質問対応など学習サポートの手厚さで選ぶ

塾なしで受験する場合、もっとも不足しがちなのが、答案を第三者に見てもらう機会です。記述問題は、答えが合っているかだけでなく、採点者に伝わる書き方ができているかが得点を左右します。専任の指導者や赤ペン先生の添削があるZ会・進研ゼミは、この点で大きなアドバンテージがあります。

質問対応や学習相談の仕組みも確認しておきたいポイントです。わからない問題をそのままにすると、受験学習では次の単元にも影響します。すららのすららコーチやRISU算数のチューターのように、学習の進め方を一緒に考えてくれるサポートがあると、親の負担も軽くなります。

月額料金だけでなく受験までの総額で比べる

通信教育は月額料金で比べがちですが、中学受験では小4から小6までの3年間でいくらかかるかで考えることが大切です。多くの講座は学年が上がるほど月額が上がり、進学塾系の講座では入会金や教材費、季節講習の費用も別にかかります。

たとえばZ会の中学受験コース(4教科・6か月一括払い)なら、小4で月20,520円、小5で26,980円、小6で28,120円と、学年が上がるにつれて負担が増えていきます。反対に、スタディサプリ小学講座のように学年が上がっても料金が変わらないサービスもあります。受験の最終学年に必要な模試代や過去問代も含めて、無理なく続けられるかをシミュレーションしておきましょう。

中学受験に通信教育を使うメリット

通信教育での中学受験には、通塾にはないメリットがたくさんあります。とくに費用と時間の面では、家庭の負担を大きく減らせます。

通塾より費用を大きく抑えられる

最大のメリットは、やはり費用です。大手進学塾では、小6になると月謝に加えて夏期・冬期講習、志望校別の特訓などが重なり、年間100万円を超えることも珍しくありません。進研ゼミの公式サイトでは、大手進学塾に3年間通った場合の総額を約319万円と試算したうえで、考える力・プラス 中学受験講座なら月あたり7,480円と、約11分の1の価格で受験対策ができると紹介しています。

家庭の教育費の実態は、文部科学省の子供の学習費調査でも公表されていて、塾などの補助学習費は学年が上がるほど増える傾向があります。さらに中学から私立に進むと学費の負担も大きくなるため、受験期の費用を通信教育で抑えておくことは、入学後の家計にもゆとりを生みます。

送迎や通塾時間がなく自分のペースで学べる

通塾には、移動時間や送迎の負担がつきものです。小学生の場合、夜遅くの帰宅になることも多く、共働き家庭では送迎の調整が大きな悩みになります。通信教育なら移動時間がゼロになり、その分を勉強や睡眠、習い事にあてられます。

自分のペースで進められるのもメリットです。体調が悪い日は休み、調子のよい日に多めに進めるといった調整ができるので、子どもの生活リズムを崩さずに受験勉強を続けられます。地方に住んでいて近くに進学塾がない家庭でも、都市部の塾と同じレベルの授業を受けられるのは大きな魅力です。

先取りやさかのぼり学習がしやすい

集団塾では、クラス全体のペースで授業が進むため、わからない単元があっても置いていかれがちです。通信教育なら、苦手な単元は前の学年に戻って学び直し、得意な単元はどんどん先へ進める柔軟さがあります。

東進オンライン学校 小学部は2学年分の標準講座を受講でき、スタディサプリ小学講座は全学年の講座が見放題です。RISU算数やすららのような無学年式の教材を組み合わせれば、子どもの理解度に合わせた、オーダーメイドに近い学習計画を立てられます。

通信教育だけの中学受験で親子がぶつかりやすい壁

一方で、通信教育だけで中学受験に挑む家庭は、通塾組にはない壁にぶつかることもあります。事前に知っておけば、対策を立てられます。

学習計画と進み具合の管理は親の負担が大きい

塾では先生が決めてくれる学習計画や宿題の管理を、通信教育では家庭で担う必要があります。どの教材を、いつまでに、どれだけ進めるかを決めて、毎日の進み具合を確認するのは、想像以上に親の負担になります。とくに四谷大塚 進学くらぶのように毎週の週テストがある講座では、1週間の計画が崩れると取り返すのが大変です。

負担を減らすコツは、教材の数を絞ることと、週単位で計画を立てることです。Z会のマンスリーチェックや、進研ゼミの到達度テストのように、講座側が理解度を確認する仕組みを活用すると、親が一から管理しなくても進み具合を把握できます。親子の言い合いが増えてきたら、計画の立て方そのものを見直すサインと考えましょう。

ライバルがいないぶん緊張感とやる気を保ちにくい

塾では、クラスの友だちと点数を競ったり、成績順で席が決まったりと、自然と緊張感が生まれます。家で一人で勉強する通信教育では、こうした刺激が少ないぶん、やる気の波が大きくなりやすいのが悩みどころです。

やる気を保つには、外部の公開模試を定期的に受けて、全国の受験生の中での自分の位置を確かめるのが効果的です。また、志望校の学校説明会や文化祭に親子で足を運ぶと、受験の目標がはっきりして、勉強に向かう気持ちを後押ししてくれます。小さな目標を達成するたびにしっかりほめることも、家庭学習を続けるうえで欠かせません。

志望校別の入試情報や過去問対策が手薄になりやすい

進学塾は、各校の出題傾向や合格最低点、併願校の組み方などの情報を豊富に持っています。通信教育だけで受験する場合、こうした志望校別の情報や、過去問の解き方の指導が手薄になりやすい点には注意が必要です。進研ゼミの中学受験講座でも、入試直前期には学校別の過去問対策が別途必要と案内されています。

対策としては、Z会の志望校別予想演習のような学校別講座を活用する、四谷大塚や大手塾が公開している入試情報を参考にする、6年生の秋以降だけ志望校別の講座に通うといった方法があります。過去問は、志望校の出題形式に慣れるだけでなく、時間配分の練習にもなるため、遅くとも6年生の秋には取り組み始めましょう。

中学受験は通信教育のみ・塾なしでも合格できる?

結論からいうと、通信教育のみ・塾なしでも中学受験に合格することは十分に可能です。実際に、Z会の中学受験コースでは2026年度に国立・私立の難関中学で850名の合格が報告されていて、最難関校の合格者も含まれています。ただし、塾なしで合格する家庭には、いくつかの共通点があります。

塾なしで合格する家庭に共通するポイント

塾なしで合格する家庭に共通するのは、子どもに自分で机に向かう学習習慣があり、親が学習計画と進み具合を伴走できていることです。通信教育の教材はよくできていますが、取り組まなければ意味がありません。毎日決まった時間に勉強する習慣が、低学年のうちから身についているかが大きな分かれ目になります。

もう一つのポイントは、志望校のレベルと教材のレベルが合っていることです。中堅校をめざすなら進研ゼミの中学受験講座、難関校をめざすならZ会や四谷大塚 進学くらぶのように、目標に合った教材を選び、それを最後までやり切る家庭が結果を出しています。教材をあれこれ増やすより、1つの教材を繰り返して完璧にするほうが、塾なし受験では効果的です。

6年生から塾なしで始めるときの現実的な進め方

6年生から中学受験を決めた場合、多くの受験生が小4から3年かけて学ぶ範囲を1年で終わらせる必要があります。そのため、志望校を現実的なレベルに絞り、出題範囲と傾向に合わせて学習内容を取捨選択することが欠かせません。

まずは志望校の過去問を見て、出題される分野と難易度を確認しましょう。そのうえで、スタディサプリ小学講座の中学受験対策講座や東進オンライン学校 小学部で抜けている単元を短期間で学び、進研ゼミの中学受験講座などで演習量を確保するのが現実的な進め方です。算数と国語を優先し、理科・社会は頻出分野から固めていくと、限られた時間でも得点力を伸ばしやすくなります。

公開模試で全国の中での立ち位置を確かめる

塾なし受験でとくに大切なのが、公開模試の活用です。家庭学習だけでは、わが子の実力が受験生全体の中でどのくらいなのかがわかりません。四谷大塚の合不合判定テストや首都圏模試などの公開模試は、塾に通っていなくても受験でき、偏差値や志望校の合格可能性を確認できます。

小4・小5のうちは年に数回、小6の秋以降は毎月受けるのが目安です。結果は点数や偏差値だけでなく、どの分野で失点したかを分析し、次の学習計画に反映させましょう。四谷大塚 進学くらぶなら、受講料に組分けテストや合不合判定テストの費用が含まれているので、模試の申し込みを別に管理する手間も省けます。

通信教育を続ける?塾に切り替える?判断の目安とタイミング

通信教育で始めたものの、このまま続けるか、塾に切り替えるかで迷う家庭は少なくありません。判断の目安とタイミングを整理しておきましょう。

新4年生・5年生が切り替えを考える大きな節目

大手進学塾の多くは、小3の2月から新4年生のカリキュラムをスタートさせます。受験に必要な範囲を3年間で学ぶ設計になっているため、塾に切り替えるなら、この新4年生のタイミングがもっともスムーズです。

次の節目は新5年生(小4の2月)です。5年生は受験範囲の中でも重要な単元が集中する学年で、ここから塾に入る場合は、4年生の内容を自力で補ってから合流する必要があります。新6年生以降の切り替えは、カリキュラムの途中から入ることになるため、志望校別の講座や季節講習だけを利用する形が現実的です。

模試の成績や家庭の様子から見る切り替えのサイン

次のような様子が見られたら、塾への切り替えや併用を検討するサインです。

  • 公開模試の偏差値が、志望校の合格ラインから大きく離れたまま半年以上上がらない
  • 通信教育の教材がたまり始め、計画どおりに進まない月が続いている
  • 親子で勉強をめぐる言い合いが増え、家庭の雰囲気が悪くなっている
  • 子ども自身が、友だちと一緒に勉強したい、先生に直接質問したいと言い出した
  • 志望校のレベルが上がり、今の教材では難度が足りなくなった

とくに、親子関係が悪化している場合は、無理に通信教育を続けるより、塾という第三者に任せたほうが子どもも親も前向きになれることがあります。成績だけでなく、家庭の様子もあわせて判断しましょう。

塾と通信教育の併用で費用と負担を抑えるコツ

塾か通信教育かの二択で考える必要はありません。塾は苦手科目や算数だけの単科にして、ほかの教科は通信教育で進めるという併用なら、費用を抑えながら塾の強みも活かせます。

たとえば、算数だけ塾に通い、国語・理科・社会はZ会の中学受験コースを1教科ずつ受講する、塾の授業の復習に東進オンライン学校 小学部やスタディサプリ小学講座を使う、といった組み合わせがあります。併用するときは、教材が増えすぎて消化しきれなくなるのがいちばんの失敗なので、子どもの1日の学習時間を決めたうえで、無理のない範囲で組み合わせましょう。

小1〜小6の学年別・通信教育で進める中学受験の家庭学習ロードマップ

通信教育で中学受験に取り組むなら、学年ごとに何をすべきかを知っておくと、計画が立てやすくなります。ここでは、一般的な受験スケジュールに沿ったロードマップを紹介します。

小学1〜3年生|学習習慣と思考力の土台をつくる

低学年のうちは、受験の知識を詰め込むより、毎日机に向かう学習習慣と、考えることを楽しむ姿勢を育てることが最優先です。1日15〜30分程度でよいので、決まった時間に勉強する流れをつくりましょう。

教材は、思考力を育てるピグマキッズくらぶ、四谷大塚のカリキュラムに沿って計算力を固められる東進オンライン学校 小学部、算数を先取りできるRISU算数、学習習慣をつくりやすいスマイルゼミなどが向いています。読書や図鑑、パズルなど、勉強以外の体験も、受験に必要な語彙力や空間認識力の土台になります。

小学4年生|受験カリキュラムをスタートする

4年生は、本格的な受験カリキュラムが始まる学年です。四谷大塚 進学くらぶ、Z会の中学受験コース、進研ゼミの考える力・プラス 中学受験講座など、受験向けの講座に切り替えるのがこのタイミングです。

4年生の内容は、5・6年生で学ぶ応用単元の土台になります。算数の計算や割合の基礎、国語の読解の型、理科・社会の基本知識を確実に固めておきましょう。Z会の目安では、4年生の1日の学習時間は約55分(4教科・映像視聴を除く)です。まだ無理をさせすぎず、受験勉強のリズムに慣れることを意識しましょう。

小学5年生|単元学習を終えて苦手をなくす

5年生は、受験範囲の重要単元が集中する、中学受験でもっとも大切な学年といわれます。算数では比や速さ、図形の応用、理科では電気や天体、社会では歴史など、学ぶ量が一気に増えます。この学年で苦手な単元を残さないことが、6年生の演習期を左右します。

公開模試の結果で弱点を把握し、苦手な単元はスタディサプリ小学講座やすららのような映像・無学年式の教材でさかのぼって補強しましょう。Z会の目安では、5年生の学習時間は1日約105分まで増えます。習い事との両立が難しくなる時期なので、続けるもの・休むものを親子で話し合っておくと安心です。

小学6年生|志望校別の演習と過去問に取り組む

6年生の前半で残りの単元学習を終えたら、夏以降は総復習と志望校別の演習に移ります。秋からは志望校の過去問に取り組み、出題傾向と時間配分に慣れることが合格への近道です。

Z会の志望校別予想演習や、四谷大塚の合不合判定テストなどを活用して、志望校との距離を確認しましょう。過去問は、第1志望校なら5年分以上を2回繰り返すのが一般的な目安です。直前期は新しい教材に手を広げず、これまで解いた問題の見直しと、体調管理を優先しましょう。

中学受験の通信教育に関するよくある質問

最後に、中学受験の通信教育についてよく寄せられる質問にお答えします。

中学受験の通信教育は何年生から始めるのがよい?

本格的な受験カリキュラムは、小3の2月(新4年生)からスタートするのが一般的です。Z会や四谷大塚 進学くらぶ、進研ゼミの中学受験講座も、4年生からの3年間で受験範囲を学ぶ設計になっています(Z会は小3から受講可能)。

それ以前の小1〜3年生は、ピグマキッズくらぶや東進オンライン学校 小学部、RISU算数などで、学習習慣と思考力・計算力の土台をつくっておくと、4年生からの受験学習にスムーズに入れます。

東進オンライン学校 小学部だけで中学受験対策はできる?

東進オンライン学校 小学部は、四谷大塚のカリキュラムをベースにした授業と、全国統一小学生テストに対応した演習充実講座が受けられるため、受験の基礎づくりや中堅校までの対策には十分に役立ちます。小3〜6年生でも月3,278円(12か月一括払い)と、費用を抑えられるのも魅力です。

ただし、添削指導や志望校別の過去問対策はないため、難関校をめざす場合は、塾や添削付きの講座、公開模試と組み合わせるのがおすすめです。まずは10日間のお試し入会で、授業のレベルや子どもとの相性を確かめてみましょう。

Z会の中学受験コースだけで難関校に合格できる?

可能です。Z会の中学受験コースは最難関・難関のレベル別にカリキュラムが組まれ、2026年度は国立・私立の難関中学で850名の合格者が報告されています(2026年7月31日時点の判明分)。開成や桜蔭、灘などの最難関校の合格者も含まれています。

ただし、Z会だけで合格するには、毎日の学習を計画どおりに進め、添削課題をきちんと提出し続けることが前提です。小6の学習時間の目安は1日約110分と多いため、親が進み具合を見守り、公開模試で実力を確認しながら進めましょう。

中学受験の通信教育にかかる費用は年間いくら?

サービスによって大きく異なります。2026年10月時点の公式料金をもとに年額の目安を計算すると、次のとおりです。

  • 東進オンライン学校 小学部(小3〜6):年39,336円(12か月一括払い)
  • 進研ゼミ 考える力・プラス 中学受験講座:月7,480円×12か月で年89,760円
  • 四谷大塚 進学くらぶ(小6):月16,280円〜×12か月で約19.5万円〜(入会金・教材費は別)
  • Z会 中学受験コース(小6・4教科):月28,120円×12か月で約33.7万円
  • 浜学園Webスクール(小6・4科目):月33,770円×12か月で約40.5万円(入学金・テキスト代は別)

本格派の講座でも年間20〜40万円程度と、講習費を含めて年間100万円を超えることもある進学塾と比べれば、費用を大きく抑えられるのがわかります。ただし、公開模試や過去問題集の費用は別にかかる場合が多いので、予算に含めておきましょう。

オンライン塾と通信教育はどう違う?

一般的に、オンライン塾はWeb会議システムなどで講師とリアルタイムにつながり、ライブ授業や個別指導を受けるサービスを指します。一方、通信教育は、届いた教材や録画された映像授業を、自分の好きな時間に進めるスタイルです。

オンライン塾は質問しやすく強制力がある反面、料金が高めで時間の自由度は低くなります。通信教育は料金が手ごろで自分のペースで進められる反面、自己管理が欠かせません。浜学園Webスクールや四谷大塚 進学くらぶのように、塾の授業を録画で配信し、テストや質問サポートを組み合わせたサービスは、両者の中間に位置するといえます。

中学受験を塾なしで受ける子はどのくらいいる?

塾なしで中学受験をする子の割合について、国などが公表している公式な統計はありません。文部科学省の学校基本調査で私立・国立中学校の在籍者数はわかりますが、受験生が塾に通っていたかどうかまでは調べられていないためです。

一般的には、首都圏の難関校の受験生の多くは進学塾に通っているといわれます。一方で、Z会や進研ゼミの合格実績が示すとおり、通信教育だけで合格している子も確かにいます。大切なのは、塾に通うかどうかではなく、志望校に合った教材を選び、計画どおりにやり切れるかどうかです。

まとめ|中学受験の通信教育は志望校レベルと家庭のサポート体制で選ぼう

中学受験の通信教育は、月2,000円台の映像授業から、月3万円台の進学塾のWeb講座まで、レベルも料金もさまざまです。選ぶときは、志望校のレベルに合っているか、そして家庭でどこまで学習管理をサポートできるかの2点を軸に考えると失敗しにくくなります。

低価格で四谷大塚の授業を受けて受験の土台をつくりたいなら1位の東進オンライン学校 小学部、塾なしで難関校をめざすならZ会、通塾と同じカリキュラムで本格的に進めたいなら四谷大塚 進学くらぶ、習い事と両立しながら中堅〜上位校をめざすなら進研ゼミの中学受験講座がおすすめです。多くのサービスにお試しや無料体験、資料請求があるので、まずは気になる講座を試して、わが子が楽しく続けられるかを確かめてみてください。

なお、料金やキャンペーンは2026年10月時点の公式サイトの情報です。スマイルゼミの11月受講料0円は11月16日(月)まで、東進オンライン学校の11月入会特典の実力テストは2027年1月31日(日)が受験期限など、期限のある特典も多いため、申し込み前に必ず公式サイトで最新の内容を確認しましょう。

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