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【2026年最新】病院・クリニック向けウォーターサーバーおすすめ人気ランキング14選|待合室に置ける機種を比較 | 道の駅くりもと 紅小町の郷

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待合室にウォーターサーバーを導入したいものの、患者さんに安心して使ってもらえる機種をどう選べばいいのか、衛生面やコストの基準がわからず判断に迷う院長先生・事務長の方は少なくないはずです。一般家庭向けの比較記事は数多くあっても、病院やクリニックという特有の環境を踏まえた情報はなかなか見当たらないのが実情です。

病院やクリニックでは、長い待ち時間の水分補給、服薬のための一杯、小さなお子さんや高齢の患者さんの安全など、家庭とは違う視点でサーバーを選ぶ必要があります。この記事では、待合室や受付に置きやすい浄水型7機種・宅配型7機種を2026年最新の料金で比較し、メリット・デメリット、選び方、診療科別の置き方、衛生管理のルールまで、導入前に知っておきたいことをまとめて解説します。

病院やクリニックでウォーターサーバーが選ばれている理由

ここ数年、待合室にウォーターサーバーを置く医療機関が増えています。単なるサービスの一つではなく、患者さんの体調管理と医院の運営の両方に役立つ設備として見直されているのが理由です。まずは、病院やクリニックで選ばれている背景を整理しておきましょう。

待合室で患者さんが気軽に水分補給できる

病院やクリニックの待ち時間は、混み合う時間帯や季節によっては1時間を超えることもあります。発熱している方や体調のすぐれない方にとって、のどが渇いても我慢して待ち続けるのは負担が大きいものです。自動販売機が院内にない医院も多く、わざわざ外へ買いに行くわけにもいきません。

ウォーターサーバーがあれば、患者さんは紙コップ1杯分の水を自分のタイミングで飲めます。特に夏場は、暑い中を歩いて来院した方の体温を落ち着かせるのにも役立ちます。厚生労働省の高齢者向け熱中症予防リーフレットでも、のどの渇きを感じにくい高齢者ほど、こまめな水分補給が大切だとされています。

冷水と温水の両方が出る機種なら、冬は白湯で体を温めたいという要望にも応えられます。待合室での小さな気配りが、そのまま医院への信頼につながっていくのです。

服薬や検査前後の飲水にすぐ使える

診察後すぐに薬を飲んでもらいたい場面や、院内処方の頓服を服用してもらう場面では、すぐに使える水があると対応がスムーズです。給湯室まで取りに行く手間がなくなり、スタッフの動線も短くなります。

また、尿検査の前に水を飲んでもらう、胃の検査や健診の後に水分を補給してもらうなど、検査の前後で飲水が必要になる場面も少なくありません。ただし検査によっては絶飲食の指示が出ることもあるため、飲水の可否は医師やスタッフの指示を優先し、サーバーの近くに案内を掲示しておくと安心です。

服薬用の水は常温がよいとされる場面も多いので、冷水・温水に加えて常温水が出せる機種だとさらに使い勝手が上がります。

浄水型と宅配型の違いを先におさえておこう

ウォーターサーバーには、大きく分けて浄水型と宅配型の2種類があります。どちらが向いているかは、来院数や置き場所、スタッフの人数によって変わります。

浄水型は、水道水をサーバーのタンクに注ぐ、または水道管に直結してフィルターでろ過する仕組みです。月額料金が定額で、何杯飲んでも費用が変わらないのが最大の特長で、来院数が多い医院ほどコストメリットが大きくなります。ボトルの注文や在庫の保管も不要です。

宅配型は、天然水やRO水を詰めたボトルを定期的に届けてもらう仕組みです。水を選べる安心感があり、停電や断水時の備蓄水としても役立ちます。一方で、使った分だけ水代がかかり、ボトルの交換と保管場所が必要になります。下の表で主な違いを確認しておきましょう。

比較項目 浄水型 宅配型
月額費用の目安 2,900〜5,500円程度の定額 水代4,000円前後〜(使った分だけ増える)
水の補充 水道水を注ぐ/水道直結なら自動 ボトルを交換・定期配送
在庫の置き場所 不要 ボトルの保管スペースが必要
停電・断水時 水道が止まると使えない ボトルの水を備蓄として使える
向いている医院 来院数が多い・水の消費が多い医院 水質を指定したい・備蓄も兼ねたい医院

病院・クリニックにおすすめの浄水型ウォーターサーバーランキング7選

ここからは、病院やクリニックに置きやすい浄水型ウォーターサーバーを7機種紹介します。月額料金に加えて、設置タイプや温水の有無、最低利用期間まで一覧で比較しました。機種名や画像をタップすると、それぞれの詳しい解説に移動できます。

機種名 月額料金(税込) 設置タイプ 温度 除去物質 最低利用期間 向いている医院
エブリィフレシャス tall
エブリィフレシャス tall
3,300円 床置き・給水タンク式 冷水・温水・常温・高温 50種類 3年 来院数が多い内科・小児科
ウォータースタンド ピュアライフ L
ウォータースタンド ピュアライフ L
2,860〜3,300円 床置き・給水タンク式 冷水・温水 20項目 なし〜5年(選択制) 開業直後・お試しで導入したい医院
クリクラ feel free putio
feel free putio
3,140円〜 卓上・給水タンク式(幅24cm) 冷水・温水・常温・再加熱 17物質 1年・2年・5年 受付カウンターに置きたい小規模医院
ハミングウォーター flows
ハミングウォーター flows
3,410円 床置き・給水タンク式 冷水・温水・常温・再加熱 31項目 2年 水の消費量が多い医院
Locca Slim-RⅡ
Locca Slim-RⅡ
2,900円 床置き・給水タンク式 冷水・温水・再加熱 29物質 5年 コストを抑えたい小規模クリニック
ウォータースタンド プライムスタンド クール
ウォータースタンド プライムスタンド クール
5,500円(初回設置費9,900円) 床置き・水道直結 冷水・常温(温水なし) 20項目 1年未満の撤去は6,600円 補充の手間をなくしたい中規模以上の医院
楽水 ピュレスト
楽水 ピュレスト(スタンドタイプ)
3,850円〜(初期費用13,200円) 床置き・水道直結/補充の選択制 冷水・温水・常温・再加熱 UFまたはRO選択制 3年 病棟・健診センターなど大量給水

1位 エブリィフレシャス tall|水道水の補充だけで来院数が多い日も水切れしない

エブリィフレシャス tall

月額料金 3,300円(税込・定額で水道水は使い放題)
タイプ 床置き・給水タンク式(工事不要)
サイズ 幅290mm×奥行363mm×高さ1,125mm
タンク容量 上部の貯水タンク5.7L+冷水・温水タンク(合計約8.7L)
温度 冷水5〜10℃/温水80〜85℃/常温水/高温水約90℃
除去物質 50種類(PFAS除去率99.9%以上)・カートリッジ交換は年1回
衛生機能 UV-LEDによる自動クリーン機能
最低利用期間 3年
メリット

  • 貯水タンクが5.7Lと大きめで、来院数の多い日でも補充回数を抑えられる
  • 除去物質50種類と浄水性能が高く、患者さんに出す水として安心感がある
  • UV-LEDの自動クリーン機能で、タンク内を清潔に保ちやすい
デメリット

  • 最低利用期間が3年あり、短期の試用には向かない
  • 床置きなので待合室に幅30cmほどの設置スペースが必要
  • 水道水の補充はスタッフが手作業で行う必要がある

エブリィフレシャス tallは、宅配型で知られるフレシャスが手がける浄水型サーバーの床置きモデルです。上部の貯水タンクが5.7Lと浄水型の中でも大きめなので、紙コップ1杯を150mlとすると、満水から30杯以上を補充なしで出せる計算になります。午前の診療中に何度もタンクを確認する必要がなく、受付スタッフの手間を減らせます。

浄水カートリッジは2026年6月に除去物質が50種類へ拡大され、PFAS(PFOS・PFOA)にも対応しています。月額3,300円の定額で水道水は使い放題なので、患者さんが何杯飲んでもコストは変わりません。冷水・温水に加えて常温水と約90℃の高温水も出せるため、服薬用の常温水からお茶や白湯まで1台で対応できます。最低利用期間は3年なので、長く使う前提で待合室の定番設備として導入したい医院に向いています。

2位 ウォータースタンド ピュアライフ L|契約期間なしプランで開業直後でも気軽に試せる

ウォータースタンド ピュアライフ L

月額料金 縛りなしプラン3,300円/3年プラン3,080円/5年プラン2,860円(税込)
タイプ 床置き・給水タンク式(工事不要)
サイズ 幅260mm×奥行370mm×高さ1,204mm
除去物質 JIS17項目+JWPAS3項目の計20項目(PFAS対応)
カートリッジ交換 約12か月に1回(無料で届く・総ろ過水量2,520L)
初期費用 0円
解約金 縛りなしプランなら0円(3年・5年プランは期間内解約で解約金あり)
メリット

  • 縛りなしプランなら解約金0円で、いつでもやめられる
  • 初期費用0円・工事不要で、開業準備中でもすぐ導入できる
  • 長く使うと決めたら3年・5年プランで月額を下げられる
デメリット

  • 縛りなしプランは長期プランより月額が440円高い
  • 常温水や再加熱など、温度の選択肢は上位機種より少なめ
  • 給水タンク式なので水道水の補充は手作業になる

ウォータースタンド ピュアライフ Lは、水道直結型で実績のあるウォータースタンドが手がける給水タンク式の浄水サーバーです。最大の特長は、契約期間の縛りがない縛りなしプランを選べば解約金が0円という点です。開業したばかりで患者さんの数が読めない時期でも、まずは置いてみて、合わなければ費用をかけずにやめられます。

使い続けると決めたら、3年プラン(3,080円)や5年プラン(2,860円)を選ぶことで月額を抑えられます。新規申し込みではレンタル料が3か月半額になるキャンペーンも行われているため、導入初期のコストをさらに下げられます。ウォータースタンドは法人向けのサーバーも多く扱っており、待合室はピュアライフ L、スタッフルームは別機種といった組み合わせの相談がしやすいのも医療機関にはうれしいポイントです。

3位 feel free putio|最小クラスの卓上サイズで受付カウンターにも置ける

クリクラ feel free putio

月額料金 3,140円〜(お得プラン5年・あんしんサポートパック460円込み・税込)
タイプ 卓上・給水タンク式(工事不要)
サイズ 幅240mm×奥行362mm×高さ415mm
温度 冷水・温水・常温水・再加熱の4温度
浄水方式 UF膜+活性炭の複合フィルター(17物質除去)+LED殺菌
契約期間 1年・2年・5年から選択(プランにより解約時の条件が異なる)
キャンペーン 新規申し込みで月額3か月半額、他社からの乗り換えで15,000円キャッシュバック(2026年10月時点)
メリット

  • 幅24cmの卓上サイズで、受付カウンターや狭い待合室にも置ける
  • 冷水・温水・常温・再加熱の4温度で、服薬用の常温水も出せる
  • LED殺菌で、給水タンク式でも衛生面に配慮されている
デメリット

  • 卓上型のぶんタンクが小さく、来院数が多い医院では補充回数が増える
  • 除去物質数は上位の床置き機種より少なめ
  • あんしんサポートパック460円が月額に加わる

feel free putio(プティオ)は、宅配水のクリクラが展開する浄水型ブランドfeel freeの卓上モデルです。幅24cm・高さ約41cmというコンパクトさで、受付カウンターの端や待合室の小さな棚にも置けます。床置き型を置くスペースが取れない小規模のクリニックや調剤薬局でも導入しやすいサイズ感です。

冷水・温水に加えて常温水と再加熱にも対応しているので、服薬用の常温水を求められても慌てずに済みます。UF膜と活性炭の複合フィルターに加えてLED殺菌を搭載し、水道水のカルキ臭などを取り除いたうえで提供できます。一方で卓上型はタンクが小さめなので、患者さんが多い医院では補充の頻度が上がる点だけは想定しておきましょう。

4位 ハミングウォーター flows|定額制で患者さんが何杯飲んでも費用が変わらない

ハミングウォーター flows

月額料金 3,410円(税込・北海道3,630円/沖縄3,740円・水道水は使い放題)
初期費用 初回出荷手数料2,200円(北海道・沖縄は3,300円)
タイプ 床置き・給水タンク式(幅26cmのスリム設計)
温度 冷水・温水・常温水・再加熱
浄水能力 31項目除去(PFAS対応)・1日あたり約7.5L・フィルター交換は約8か月に1回
最低利用期間 2年(2年未満の解約はサーバー引取手数料33,000円)
キャンペーン 設置後1か月間の月額料金が0円、他社からの乗り換えで最大20,000円キャッシュバック
メリット

  • 月額3,410円の定額で、水の消費量が増えてもコストが変わらない
  • 31項目除去のWフィルターでPFASにも対応している
  • ワイドトレイで、やかんやポットへの給水もしやすい
デメリット

  • 2年未満で解約するとサーバー引取手数料33,000円がかかる
  • 初回出荷手数料2,200円が別途必要
  • 月額料金は浄水型の中ではやや高め

ハミングウォーター flowsは、宅配水のコスモウォーターを運営するコスモライフが手がける浄水型サーバーです。月額3,410円の完全定額で、水道水を補充する限り何杯飲んでも料金が変わりません。待合室の患者さん用だけでなく、スタッフのお茶やコーヒー、院内のポットへの給水まで1台でまかなえば、宅配型より費用を抑えやすくなります。

独自のWフィルターで31項目の物質を除去し、PFAS(PFOS・PFOA・PFHxS)にも対応しています。出水口が高めに設計されているので、高齢の患者さんもかがまずにコップへ注げます。ただし2年未満の解約にはサーバー引取手数料33,000円がかかるので、導入するなら2年以上使う前提で検討しましょう。

5位 Locca Slim-RⅡ|月額料金の安さで小規模クリニックのコストを抑えられる

Locca Slim-RⅡ

月額料金 2,900円(税込・レンタル料・配送料・カートリッジ代込み)
初期費用 登録料3,300円(キャンペーンで0円になる時期あり)
タイプ 床置き・給水タンク式(給水タンク4.0L)
温度 冷水約6℃/温水約80℃/再加熱約90℃
除去物質 29物質(PFAS対応)・カートリッジ交換は9か月に1回
安全・衛生機能 温水チャイルドロック+全ボタンを止めるALL LOCK、冷水タンクのUV殺菌
電気代の目安 月約692円(エコモードで約571円)
最低利用期間 5年
メリット

  • 月額2,900円と、床置きの浄水型ではトップクラスの安さ
  • ALL LOCKで全ボタンを止められ、子どもの多い待合室でも安心
  • 光センサー付きエコモードで、診療時間外の電気代を抑えられる
デメリット

  • 最低利用期間が5年と長い
  • 給水タンクが4.0Lで、来院数の多い医院では補充回数が増える
  • 常温水には対応していない

Locca Slim-RⅡは、プレミアムウォーター系列が展開する浄水型サーバーの床置きモデルです。月額2,900円でレンタル料・配送料・カートリッジ代まで込みなので、ランニングコストをできるだけ抑えたい小規模なクリニックに向いています。

温水のチャイルドロックに加えて、すべてのボタンを止めるALL LOCKスイッチを備えているため、診療時間外や小さな子どもが多い時間帯はロックをかけておくといった運用ができます。光センサーで部屋が暗くなるとエコモードに切り替わるので、夜間や休診日の電気代も節約できます。最低利用期間が5年と長いので、医院の移転や改装の予定がないかを確認してから申し込みましょう。

6位 ウォータースタンド プライムスタンド クール|水道直結タイプで補充の手間なく大人数に対応

ウォータースタンド プライムスタンド クール

月額料金 5,500円(税込)
初回設置費 9,900円(税込・設置工事、分岐水栓金具、出張料などを含む)
タイプ 床置き・水道直結(自動給水)
サイズ・重さ 幅320mm×奥行490mm×高さ1,260mm・31kg
タンク容量 合計18L(冷水8.5L・常温水9.5L)
温度 冷水約5℃・常温水(温水機能なし)
除去物質 JIS17項目+JWPAS3項目(ナノトラップフィルター)
メンテナンス 6か月ごとのフィルター交換と定期メンテナンス
撤去費用 設置から1年未満の撤去・機種変更は6,600円(税込)
メリット

  • 水道直結で自動給水されるため、スタッフの補充作業がいらない
  • 冷水8.5L・常温水9.5Lの大容量タンクで大人数に対応できる
  • 温水がないので、待合室で子どもがやけどする心配がない
デメリット

  • 温水が出ないので、白湯やお茶、ミルク作りには使えない
  • 月額5,500円と初回設置費9,900円がかかり、費用は高め
  • 水道の分岐工事ができる場所にしか設置できない

ウォータースタンド プライムスタンド クールは、2026年10月に登場した水道直結型の法人向けモデルです。水道管から自動で給水されるので、スタッフがタンクに水を注ぐ手間がゼロになります。冷水8.5L・常温水9.5Lの合計18Lを常にストックできるため、健診センターや大きな待合室など、短時間に多くの人が水を飲む施設でも水切れの心配がありません。

あえて温水機能を省いた冷水・常温水専用機なので、小さな子どもが温水に触れてやけどをするリスクがないのも、不特定多数が使う待合室ではメリットになります。一方で、白湯やミルク作りに温水を使いたい小児科や産婦人科には向きません。設置には水道の分岐工事が必要なので、テナントで開業している医院はビルの管理会社に事前に確認しておきましょう。

7位 楽水 ピュレスト(スタンドタイプ)|ダイオーズ製の水道直結機で業務用の大量給水にも対応

楽水 ピュレスト

月額料金 3,850円〜(税込・ライトプラン/ROプランは4,950円)
初期費用 13,200円(税込・自分で設置するDIYプランは5,500円)
タイプ 床置き・水道直結または水道水補充型を選択
サイズ 幅320mm×奥行350mm×高さ1,050mm
温度 冷水(3段階)・常温水・温水・再加熱(約95℃)
浄水方式 UFろ過またはROろ過を選択
フィルター交換 6か月ごと(無料配送・セルフ交換)
最低利用期間 3年(4年目以降は月単位の自動更新・長期割で6年目以降2,750円)
メリット

  • 業務用浄水機で実績のあるダイオーズ製で、大量給水にも対応できる
  • UFろ過とROろ過、水道直結と補充型を設置環境に合わせて選べる
  • 長期割で6年目以降は月額2,750円まで下がる
デメリット

  • 初期費用13,200円がかかる
  • 最低利用期間が3年ある
  • フィルター交換は自分たちで行う必要がある

楽水 ピュレストは、オフィスや店舗向けの浄水機で実績のあるダイオーズ製の高機能浄水機を、手頃な月額で使えるサービスです。同じ機種でUFろ過とROろ過、水道直結と補充型を選べるので、水道工事ができる医院もできない医院も導入しやすいのが特長です。

冷水は3段階で温度を調整でき、再加熱を使えば約95℃の熱湯も出せます。病棟のデイルームや健診センターなど、1日に使う水の量が多い施設では、大容量タイプのプランを選ぶこともできます。長く使うほど月額が下がる長期割があり、4年目以降は1か月前の連絡で費用なく解約できるため、腰を据えて使いたい医院に向いています。

病院・クリニックにおすすめの宅配型ウォーターサーバーランキング7選

続いて、宅配型のウォーターサーバーを7機種紹介します。宅配型は水代が使った分だけかかるため、月額の目安に加えて、ボトルの交換位置や注文ノルマの有無にも注目して比較しました。

機種名 月額の目安(税込) 水の種類 ボトル交換 レンタル料 契約期間 向いている医院
コスモウォーター smartプラスNext
コスモウォーター smartプラスNext
4,320円〜(12L×2本) 天然水 足元 無料 3年 スタッフの負担を減らしたい医院
フレシャス dewo(デュオ) Ⅱ
フレシャス dewoⅱ
4,924円〜(7.2L×4パック) 天然水 上部(軽量パック) 前月2箱以上で無料(未満は550円) 2年 ゴミを減らしたい医院
クリクラFit(フィット)
クリクラFit
12L 1,620円〜+サポート460円 RO水 上部 無料(3か月6本未満は1,100円) 超お得プラン5年 水の使用量が読めない医院
ワンウェイウォーター smartプラス
ワンウェイウォーター smartプラス
4,050円〜(RO水12L×3本) RO水/天然水 足元 無料 2年 衛生面と水代の安さを両立したい医院
プレミアムウォーター スリムサーバー4
プレミアムウォーター スリムサーバー4
3,880円〜(12.5L×2本) 天然水 上部 プランにより無料 3年または5年 待合室の広さに合わせて選びたい医院
アクアクララ
アクアクララ アクアスリム
12L 1,620円〜+サポート1,100円 RO水(ミネラル配合) 上部 あんしんサポート料に含む 2年割プランは2年 法人サポートを重視する医院
アルピナウォーター
アルピナウォーター エコサーバー
12L 1,436円〜+レンタル1,100円 RO水(硬度約1) 上部 1,100円 注文ノルマなし 来院数の波が大きい医院

1位 コスモウォーター smartプラスNext|足元ボトル交換で女性スタッフでも交換がラク

コスモウォーター smartプラスNext

月額の目安 4,320円〜(税込・12Lボトル1本2,160円×2本)
サーバーレンタル料 無料(配送料・メンテナンス料も無料)
水の種類 天然水(地域に応じた採水地から届く)
サイズ 幅300mm×奥行340mm×高さ1,100mm
温度 冷水5〜20℃・温水60〜90℃をそれぞれ3段階で調整
チャイルドロック 常時ロック・常時フリー・ボタン操作の3モード
電気代の目安 月約384円(エコモードを1日2回使用時)
契約期間 3年
メリット

  • 12Lボトルを足元にセットでき、持ち上げる必要がない
  • チャイルドロックを3モードから選べ、待合室の状況に合わせられる
  • 停電時に使える非常用電源ユニットにも対応している
デメリット

  • 水代がかかるため、来院数が多い医院では浄水型より割高になりやすい
  • 最低利用期間が3年ある
  • ボトルの保管スペースが必要

コスモウォーター smartプラスNextは、業界でいち早く足元ボトル交換を採用したコスモウォーターの主力機です。12Lのボトルをサーバー下部にスライドしてセットするだけなので、腰の高さまで重いボトルを持ち上げる必要がありません。受付や看護スタッフが交換を担当する医院では、腰への負担やボトルを落とす事故を減らせます。

チャイルドロックは常時ロック・常時フリー・ボタン操作の3モードから選べるため、小児科の待合室では常時ロック、スタッフルームではフリーといった使い分けができます。冷水・温水の温度もそれぞれ3段階で調整でき、温水を低めにしておけばやけどのリスクも下げられます。サーバーレンタル料は無料で、かかるのは水代だけというわかりやすい料金体系です。

2位 フレシャス dewoⅱ|軽いパック式でゴミがかさばらず衛生的

フレシャス dewo(デュオ) Ⅱ

水代の目安 4,924円〜(税込・7.2Lパック×4パック=1箱。採水地により4,924〜5,056円)
サーバーレンタル料 初月無料。2か月目以降は前月2箱以上の利用で無料、2箱未満なら550円(税込)
水の種類 天然水(7.2Lの軽量パック)
サイズ 幅290mm×奥行363mm×高さ1,125mm
温度 冷水5〜10℃/温水80〜85℃/常温水/高温水約90℃
安全・衛生機能 チャイルドロック、UV-LEDによる自動クリーン機能
注文ノルマ なし(配送は毎週〜4週間ごとから選択・スキップ可)
契約期間 2年(期間内の解約は解約手数料あり)
メリット

  • 7.2Lの軽いパックで、ボトル交換の負担が小さい
  • 使用後のパックは小さくたためて、院内のゴミがかさばらない
  • 常温水と高温水も出せ、UV-LEDで内部を清潔に保てる
デメリット

  • 月2箱未満だとレンタル料550円がかかる
  • パックの容量が小さいぶん、交換回数は12Lボトルより多い
  • 水代は宅配型の中でもやや高め

フレシャス dewoⅱは、グッドデザイン賞を受賞したdewoの後継機として2026年3月に発売されたモデルです。水は7.2Lの軽量パックで届き、使い終わったパックは小さくたたんで捨てられるので、空ボトルの保管や回収待ちのスペースが必要ありません。限られたバックヤードしかないクリニックでも運用しやすい仕組みです。

パックは空気に触れにくい構造で、サーバー内部はUV-LEDで自動的にクリーニングされるため、衛生面にも配慮されています。冷水・温水に加えて常温水と約90℃の高温水も出せるので、服薬用から白湯まで対応可能です。前月に2箱以上使えばレンタル料は無料になるため、ある程度の消費量が見込める医院に向いています。

3位 クリクラFit|産院や医院での導入実績が多く安心感がある

クリクラFit(フィット)

水代 12Lボトル1本1,620円〜(税込)・5.8Lボトルもあり
あんしんサポートパック 月額460円(税込・毎年のサーバー交換や故障時の無償交換を含む)
サーバーレンタル料 無料(3か月で6本未満の場合は月1,100円)
水の種類 RO膜でろ過してミネラルを加えたRO水
サイズ 幅245mm×奥行383mm×高さ987mm(ボトルカバー装着時1,291mm)
温度 冷水約4〜10℃/温水約80〜90℃(再加熱で最大93℃)
チャイルドロック 温水に標準装備(冷水への取り付けも可能)
契約期間 超お得プラン5年(期間内解約は利用年数に応じて違約金8,000〜17,000円)
メリット

  • 毎年サーバー本体を分解洗浄済みのものと交換してくれる
  • 全国に拠点があり、配達スタッフがボトルを届けて空ボトルも回収
  • 超お得プランなら12Lボトルが1,620円〜とプランの中で最も水代を抑えられる
デメリット

  • ボトルは上部にセットするため、持ち上げる力が必要
  • 空ボトルは回収まで保管しておく必要がある
  • 3か月で6本未満だとレンタル料1,100円がかかる
  • 超お得プランは契約期間が5年と長く、期間内の解約には違約金がかかる

クリクラFitは、全国に拠点を持つ宅配水の老舗クリクラの標準サーバーです。あんしんサポートパック(月額460円)に入っていれば、毎年サーバー本体を内部まで分解洗浄したものと交換してくれるため、院内で内部の衛生管理まで担うのが難しい医療機関でも安心して任せられます。

チャイルドロックは温水に標準装備で、冷水への取り付けにも対応しています。ボトルカバーを付ければボトルを隠せるので、待合室の見た目もすっきりします。注文ノルマがなく1本単位で頼めるため、来院数が読みにくい医院でも使った分だけ無駄なく注文できます。最も水代が安い超お得プランは契約期間が5年のため、期間内に解約すると利用年数に応じた違約金(8,000〜17,000円)がかかります。長く使う前提が固まってから申し込むと安心です。

4位 ワンウェイウォーター smartプラス|使い捨てボトルで交換時の衛生面が気にならない

ワンウェイウォーター smartプラス

月額の目安 RO水プラスプレミアム12L×3本で4,050円/天然水12L×2本で4,104円(税込)
サーバーレンタル料 無料(配送料・メンテナンス料も無料)
初期費用 初回のみ出荷手数料1,100円(税込)
水の種類 RO水プラスプレミアム(硬度23〜25の軟水)/天然水3種
ボトル 足元交換式・飲むたびに収縮する使い捨てボトル
電気代の目安 月約474円(エコモード使用時)
契約期間 2年(期間内の解約はサーバー引取手数料9,900円)
配送エリア 北海道・沖縄・離島は対象外
メリット

  • 使い捨てボトルなので、空ボトルの保管や回収の手間がない
  • 足元交換式で、重いボトルを持ち上げずに済む
  • RO水なら12L1本1,350円と宅配型では水代が安い
デメリット

  • 北海道・沖縄・離島では利用できない
  • RO水は月3本からの注文になる
  • 2年以内の解約には引取手数料9,900円がかかる

ワンウェイウォーター smartプラスは、足元でボトルを交換できるワンウェイウォーターの主力機です。ボトルは使い捨てで、飲むたびに収縮して空気に触れにくい構造になっています。リターナブルボトルのように誰が使ったかわからない容器を院内で扱う必要がなく、飲み終わったらつぶして事業ごみとして処分できます。

RO水のプラスプレミアムは12L1本1,350円(税込)と宅配型の中では安く、硬度23〜25の軟水なのでクセがなく飲みやすいのも特長です。エコモードで消費電力を抑えられ、電気代は月約474円が目安です。衛生面と水代の安さを両立したい医院に向いていますが、北海道・沖縄・離島は配送エリア外なので注意しましょう。

5位 プレミアムウォーター スリムサーバー4|ロングとショートの2タイプで待合室の広さに合わせやすい

プレミアムウォーター スリムサーバー4

月額の目安 3,880円〜(税込・ずっとPREMIUMプランで12.5L×2本、サーバーレンタル料無料)
水の種類 非加熱処理の天然水(採水地を選べる)
タイプ ロングタイプ(床置き・高さ1,294mm)/ショートタイプ(卓上・高さ821mm)
温度 温水約85℃/冷水約6℃
チャイルドロック 温水にロック機能(冷水はフリー)
電気代の目安 ロング月約630円(エコモード時約520円)/ショート月約666円(同約549円)
契約期間 3年または5年(プランにより異なる)
メリット

  • 床置きのロングと卓上のショートから、置き場所に合わせて選べる
  • 非加熱処理の天然水で、患者さんにおいしい水を出せる
  • 他社からの乗り換えなら解約金を最大30,000円まで負担してくれる
デメリット

  • 契約期間が3年または5年と長め
  • 冷水はチャイルドロックがなくフリー
  • ボトルを上部にセットするため交換に力がいる

プレミアムウォーター スリムサーバー4は、天然水サーバーで契約数の多いプレミアムウォーターのスタンダードモデルです。床置きのロングタイプと卓上のショートタイプが同じ料金で選べるので、広い待合室にはロング、受付カウンターにはショートといったように、医院のレイアウトに合わせて決められます。

水は非加熱処理の天然水で、地域ごとに採水地を選べます。温水にはロック機能がありますが、冷水はフリーなので、子どもが多い待合室では冷水の出しっぱなしに気をつける必要があります。他社サーバーから乗り換える場合は、違約金や回収費用を最大30,000円までキャッシュバックしてくれるため、今のサーバーに不満がある医院も切り替えやすいでしょう。

6位 アクアクララ アクアスリム|RO水と法人向けサポートで医療機関でも使いやすい

アクアクララ

水代 12Lボトル1本1,620円(2年割プラン)/1,728円(通常プラン)(税込)
あんしんサポート料 月額1,100円(税込・配達設置、定期メンテナンス、故障対応を含む)
水の種類 4種のミネラルを加えたRO水(デザインウォーター)
サイズ 幅275mm×奥行313mm×高さ966mm(ボトル装着時約1,240mm)
温度 冷水5〜12℃/温水80〜90℃
チャイルドロック 温水に標準装備(冷水用は別途2,200円で対応)
注文ノルマ なし
法人対応 法人向けの申し込み窓口あり(販売店に相談可)
メリット

  • 法人向けの申し込み窓口があり、販売店に導入を相談できる
  • 注文ノルマがなく、来院数に合わせて水を頼める
  • SIAAマーク認証の抗菌仕様で、待合室でも衛生的に使える
デメリット

  • あんしんサポート料1,100円が毎月かかる
  • ボトルは上部セットで、交換時に持ち上げる必要がある
  • 冷水のチャイルドロックは別途費用がかかる

アクアクララ アクアスリムは、RO水に4種のミネラルを加えたデザインウォーターを提供するアクアクララのスリムモデルです。幅27.5cmと細身で、待合室の壁際や柱の横にも置きやすいサイズです。法人向けの申し込み窓口があり、地域の販売店が配達から設置、定期メンテナンスまで担ってくれるので、医療機関でも導入の相談がしやすいサービスです。

注文ノルマがないため、患者さんが少ない時期は注文を控えるなど柔軟に運用できます。抗菌エアフィルターやSIAAマーク認証の抗菌素材を採用しており、不特定多数が使う待合室でも清潔さを保ちやすい設計です。月々のあんしんサポート料1,100円がかかる点は、浄水型や他の宅配型と比べるときに含めて計算しましょう。

7位 アルピナウォーター エコサーバー|注文ノルマなしで来院数の波に合わせられる

アルピナウォーター

水代 12Lボトル1,436円(税込・関東エリア/北関東・関西・東海エリアは1,350円)
サーバーレンタル料 月額1,100円(税込)
水の種類 北アルプスの水をRO膜でろ過したピュアウォーター(硬度約1)
サイズ 幅310mm×奥行330mm×高さ1,005mm(12Lボトル装着時1,250mm)
温度 冷水約5〜10℃/温水約80〜85℃(エコモード時は約70℃)
安全・省エネ 二重チャイルドロック、消費電力35%カットのエコ設計
メンテナンス 4年に1度の無料メンテナンス
注文ノルマ・送料 ノルマなし・送料無料(配送エリアは限られる)
メリット

  • 注文ノルマがなく、来院数が少ない月でも水代が無駄にならない
  • 硬度約1の超軟水で、服薬やミルク作りにも使いやすい
  • 二重チャイルドロックで子どものいたずらを防ぎやすい
デメリット

  • エコサーバーはレンタル料1,100円が毎月かかる
  • 配送エリアが限られ、全国どこでも使えるわけではない
  • ミネラルをほぼ含まないため、味にこだわる方には物足りないこともある

アルピナウォーター エコサーバーは、北アルプスの水をRO膜でろ過したピュアウォーターを届けるアルピナウォーターの省エネモデルです。注文ノルマがなく送料も無料なので、インフルエンザの流行期や夏場は多めに、閑散期は少なめにといったように、来院数の波に合わせて注文量を調整できます。

水は硬度約1の超軟水で、クセがなく薬も飲みやすいのが特長です。二重チャイルドロックを備え、消費電力を35%カットしたエコ設計なので、休診日の電気代も抑えられます。12Lボトル1本1,436円(関東エリア)と水代は手頃ですが、配送エリアが限られるため、まずは医院の所在地が対象かどうかを公式サイトで確認しましょう。

病院・クリニックにウォーターサーバーを置くメリット

ウォーターサーバーは、患者さんへのサービスであると同時に、医院の運営にもプラスになる設備です。具体的にどんなメリットがあるのか、5つの視点から見ていきましょう。

長い待ち時間でも患者さんの脱水を防げる

発熱や下痢、嘔吐などで来院した患者さんは、すでに体の水分が失われていることがあります。待ち時間が長引くと、のどの渇きを我慢しているうちに体調がさらに悪くなってしまうことも考えられます。待合室で手軽に水を飲める環境があるだけで、こうしたリスクを小さくできます。

特に夏場は、炎天下を歩いたり自転車に乗ったりして来院する方も多く、到着した時点で汗をかいています。冷たい水を一杯飲んで落ち着いてもらえれば、診察もスムーズに進みます。暑さの危険度は環境省の熱中症予防情報サイトで日々確認できるので、暑さ指数が高い日は受付でひと声かけて水分補給を促すのもよいでしょう。

子連れの方や高齢者の患者さんに喜ばれる

小さな子どもを連れての通院は、それだけで保護者にとって大きな負担です。子どもが待ち時間にぐずり出したとき、すぐに水を飲ませられる環境があるとずいぶん助けられます。温水が出るサーバーなら、粉ミルクを作るためのお湯としても使えるので、乳児を連れた保護者からも喜ばれます。

高齢の患者さんにとっても、服薬や水分補給のたびに外へ出なくて済むのは大きなメリットです。重いペットボトルを持参する必要がなくなり、通院時の荷物も軽くなります。家族の付き添いで来院する方にも、ちょっとした気配りとして感じてもらえるでしょう。

医院の印象と患者満足度が上がる

待合室の居心地は、患者さんが医院を選ぶときの判断材料の一つです。インターネットの口コミでも、待合室が清潔で快適だったという声は評価につながりやすい傾向があります。おしゃれなデザインのサーバーを清潔に保っておけば、それだけで医院全体の印象がよくなります。

特に新しく開業したクリニックでは、患者さんに選んでもらうための差別化が欠かせません。院内の雰囲気に合うカラーやデザインのサーバーを選べば、内装の一部として待合室の雰囲気づくりにも役立ちます。

スタッフの福利厚生としても役立つ

ウォーターサーバーは、患者さんだけでなく医師や看護師、受付スタッフにとっても便利な設備です。忙しい診療の合間にすぐ水やお茶を飲めるので、スタッフ自身の水分補給や休憩の質が上がります。

お湯がすぐに使えるため、カップ麺やインスタントスープ、お茶やコーヒーを用意するのにも便利です。電気ケトルで毎回お湯を沸かす手間がなくなり、休憩時間を有効に使えます。スタッフルームにもう1台置いて、待合室用と分けて運用する医院も少なくありません。

費用を経費として計上できる

医院の業務のために使うウォーターサーバーの費用は、原則として経費として計上できます。患者さん用やスタッフ用として使っている場合、レンタル料や水代は福利厚生費や消耗品費、賃借料などの科目で処理するのが一般的です。国税庁の必要経費の解説でも、事業の収入を得るために直接必要な費用は必要経費になるとされています。

ただし、院長の自宅で使う分まで含めるのは認められません。どの科目で処理するかは医院の方針や顧問税理士の判断によって変わるため、導入前に相談しておくと安心です。

病院・クリニックにウォーターサーバーを置くデメリット

メリットが多い一方で、導入前に知っておきたいデメリットもあります。あらかじめ対策を考えておけば、ほとんどは問題なく運用できます。

水代や電気代などのランニングコストがかかる

ウォーターサーバーを置くと、毎月のランニングコストが発生します。浄水型なら月額2,900〜5,500円程度の定額、宅配型なら水代として月4,000円前後から、使う量に応じて費用が増えていきます。来院数が多い医院で宅配型を選ぶと、水代が想定以上にふくらむこともあるため注意が必要です。

これに加えて、電気代として月数百円程度がかかります。エコモードや光センサーで自動的に節電する機種を選べば、診療時間外の電気代を抑えられます。電気代の詳しい目安はウォーターサーバーの電気代の解説も参考にしてください。

宅配型はボトル交換と在庫の置き場所が負担になる

宅配型を選ぶと、12Lのボトルを定期的に交換する作業が発生します。12Lボトルは約12kgあり、上部にセットするタイプでは腰の高さ以上まで持ち上げる必要があります。交換を担当するスタッフが限られると、特定の人に負担が集中しがちです。

また、次に使うボトルの在庫や、回収を待つ空ボトルを保管する場所も必要です。バックヤードが狭いクリニックでは、置き場所がないことが導入のネックになることもあります。足元交換式や使い捨てボトル、軽いパック式の機種を選べば、この負担はかなり軽くなります。

定期的な清掃や衛生管理の担当が必要になる

不特定多数の患者さんが使う待合室のサーバーは、家庭以上にこまめな清掃が欠かせません。出水口の周りや受け皿は、水滴やほこりがたまりやすく、放っておくと雑菌が繁殖する原因になります。

誰がいつ清掃するのかを決めておかないと、結局誰もやらない状態になりがちです。自動クリーン機能のある機種を選んだり、定期メンテナンスやサーバー交換が付いたサービスを選んだりすることで、院内で担う作業を減らせます。

転倒やこぼれた水で事故が起きるおそれがある

待合室には、杖をついた高齢の方や走り回る子どもなど、さまざまな患者さんがいます。サーバーの周りに水がこぼれていると、足を滑らせて転倒するおそれがあります。また、温水に子どもが触れてやけどをする事故にも注意が必要です。

東京都の商品テストでも、幼児がチャイルドロックを解除できてしまう機種があることが報告されています。チャイルドロックがあるからと油断せず、サーバーの足元に吸水マットを敷く、温水のロックを常時かける、サーバーを壁に固定するなどの対策を組み合わせましょう。

病院・クリニック向けウォーターサーバーの選び方

ここからは、病院やクリニックに合ったウォーターサーバーを選ぶための6つのポイントを紹介します。家庭用とは重視すべき点が少し違うので、順番に確認していきましょう。

来院数と使用量で浄水型か宅配型かを決める

まず決めたいのが、浄水型と宅配型のどちらにするかです。目安として、1日に紙コップ50杯(約7.5L)以上を使う医院なら浄水型のほうが割安になりやすいです。宅配型で同じ量を使うと、1か月で12Lボトルが15本以上必要になり、水代だけで2万円を超えることもあります。

反対に、1日の来院数が少なく、使う量が月24〜36L程度に収まる医院なら、宅配型でも費用はそれほど変わりません。天然水を出したい、停電や断水に備えて水をストックしておきたいという場合は宅配型が向いています。水道工事ができる環境で、補充の手間もなくしたいなら水道直結型を検討しましょう。水道直結型の詳しい比較は水道直結ウォーターサーバーのおすすめランキングで紹介しています。

赤ちゃんや薬にも使いやすい硬度の低い水を選ぶ

病院やクリニックでは、乳児のミルク作りや服薬に水が使われる場面があります。こうした用途には、ミネラルの少ない硬度の低い軟水が使いやすいとされています。日本の水道水はもともと軟水が多いため、浄水型であれば基本的に問題ありません。

宅配型を選ぶ場合は、RO水や硬度の低い天然水を選ぶと安心です。たとえばRO水は硬度1〜30程度と低く、クセのない味わいです。なお、水道水は環境省が定める52項目の水質基準を満たして供給されており、2026年4月からはPFOS・PFOAも基準項目に加わっています。浄水型はこの水道水をさらにフィルターでろ過して使う仕組みです。

チャイルドロックが外れにくいものを選ぶ

小児科や産婦人科はもちろん、どの診療科でも子連れの患者さんは来院します。温水のやけど事故を防ぐため、チャイルドロックが簡単には外れない仕組みの機種を選びましょう。

ボタンを長押ししないと出ないタイプ、二重ロックになっているタイプ、すべてのボタンを止められるロックスイッチがあるタイプなど、機種によって仕組みはさまざまです。冷水にもロックをかけられると、水の出しっぱなしによる床の水浸しも防げます。温水機能そのものを持たない冷水専用機を待合室に置くのも、一つの選択肢です。

高齢の方でも迷わない操作のわかりやすさ

高齢の患者さんが多い医院では、操作のわかりやすさも大切です。ボタンが小さい、表示が見づらい、ロックの解除方法が複雑といったサーバーは、使いたくても使えない原因になります。

冷水・温水のボタンが色分けされていて、表示が大きい機種を選ぶと安心です。また、出水口が高めの位置にあると、かがまずにコップへ注げるので腰やひざへの負担が少なくなります。サーバーの横に使い方を大きな文字で書いた案内を貼っておくのも効果的です。

自動クリーン機能など衛生面の仕組みを確認する

不特定多数が使う待合室では、サーバー内部の衛生管理が重要です。UV-LEDによる殺菌や、温水を循環させてタンク内を清潔に保つ自動クリーン機能があれば、日々の手入れの負担を軽くできます。

宅配型の場合は、定期的にサーバー本体を交換してくれるサービスや、訪問メンテナンスが付いたプランを選ぶのもおすすめです。浄水型ではフィルターの交換頻度と、交換作業を誰が行うのかもあわせて確認しておきましょう。

法人契約や請求書払いに対応しているか

医療法人として契約する場合や、経理処理をスムーズにしたい場合は、法人契約や請求書払いに対応しているかを確認しましょう。メーカーによっては法人向けの窓口があり、複数台の導入や設置場所の相談に乗ってくれます。

個人向けのサービスでも、クリニックでの利用自体は可能なケースがほとんどです。ただし支払い方法がクレジットカードに限られる場合もあるので、申し込み前に支払い方法と領収書・請求書の発行可否を問い合わせておくと安心です。

診療科や施設の規模別に見るウォーターサーバーの置き方

ウォーターサーバーの最適な置き方は、診療科や施設の規模によって変わります。ここでは、代表的な診療科・施設ごとに、置き方や運用のポイントを紹介します。

小児科・産婦人科はミルク作りに使えるお湯と安全性を重視

小児科や産婦人科では、乳児を連れた保護者がミルクを作る場面があります。厚生労働省が示す乳児用調製粉乳の安全な調乳のガイドラインでは、70℃以上のお湯で調乳することが推奨されています。温水が80℃以上で安定して出る機種を選べば、ミルク作りにそのまま使えます。

一方で、子どもが多く集まる環境なので、やけど対策は最優先です。温水のチャイルドロックが二重になっている機種や、すべてのボタンをロックできる機種を選び、授乳室やスタッフの目が届く場所に置くのが理想です。待合室には冷水のみのサーバーを置き、ミルク用のお湯は授乳室で提供するという分け方も有効です。ミルク作りに向いたサーバーの詳細はミルク作り向けウォーターサーバーのランキングも参考にしてください。

歯科医院はうがいや治療後の飲水に配慮した置き場所に

歯科医院では、治療後すぐの飲食を控えるよう案内するケースが多く、待合室のサーバーを使うタイミングに注意が必要です。麻酔をした後は感覚が戻るまで温水を避けるなど、注意事項をサーバーの近くに掲示しておくと親切です。

また、治療前に口をすすぎたい、ホワイトニング後に水を飲みたいといったニーズもあります。サーバーは受付から見える位置に置き、スタッフが声をかけやすい動線にしておくとよいでしょう。常温水が出せる機種なら、治療後のしみやすい歯にも刺激が少なくて済みます。

内科・健診センターは検査前の飲水ルールを掲示しておく

内科や健診センターでは、血液検査や胃の検査、腹部エコーなど、飲水を制限する検査が多く行われます。患者さんがうっかり水を飲んでしまうと、検査をやり直さなければならないこともあります。

サーバーの近くに、検査前は飲水を控えるよう大きく掲示しておくことが大切です。健診センターのように一度に多くの人が来る施設では、検査後の水分補給が集中するため、大容量タンクの水道直結型や補充しやすい機種を選ぶと水切れを防げます。

調剤薬局は服薬用の紙コップとセットで置く

調剤薬局では、薬を受け取ってすぐ服用したい患者さんのために水を用意しておくと喜ばれます。服薬に使いやすい常温水が出せる機種を選び、紙コップと一緒に置いておきましょう。

受付カウンターの近くに置ける卓上型なら、薬剤師が薬を渡すタイミングで水も案内できます。スペースが限られる薬局では、幅25cm前後のコンパクトな機種を選ぶと動線を邪魔しません。

入院病棟やスタッフルームは大容量と補充のしやすさを優先

入院病棟のデイルームやスタッフルームでは、24時間を通じて多くの人が水を使います。タンク容量が大きく、補充の手間がかからない水道直結型が最も向いています。

給水タンク式を選ぶ場合は、タンクの容量と補充のしやすさを確認しましょう。宅配型なら、ボトルの在庫を切らさないよう、配送間隔を短めに設定しておくと安心です。夜勤のスタッフも使うため、静音性の高い機種を選ぶと、病室への音漏れも気になりません。

待合室で安全に使うための衛生管理と院内ルール

不特定多数の方が使う待合室のサーバーは、家庭で使うよりも衛生管理と安全への配慮が求められます。導入したら、次のようなルールを院内で決めておきましょう。

設置場所はコンセントが近く倒れにくい位置を選ぶ

サーバーは、コンセントの近くで、人の動線をふさがない場所に置きましょう。延長コードを使うと、足を引っかけて転倒する原因になります。壁際に置き、転倒防止の固定具を使うと、地震や子どもがぶつかったときにも倒れにくくなります。

直射日光が当たる窓際や、暖房の吹き出し口の近くは避けてください。水温が上がって冷却に余計な電力がかかるうえ、雑菌が増える原因にもなります。サーバーの足元には吸水マットを敷いておくと、こぼれた水による転倒を防げます。

紙コップと手指消毒をセットにして感染対策をする

待合室のサーバーでは、使い捨ての紙コップを必ず用意し、コップの使い回しを防ぎましょう。紙コップはホルダーに入れて上から1枚ずつ取り出せるようにすると、ほかのコップに手が触れずに済みます。

サーバーの横に手指消毒液を置き、使う前に消毒してもらうよう案内しておくと、感染対策としても安心です。使い終わった紙コップを捨てるゴミ箱も近くに用意しておきましょう。

清掃担当と点検の記録を決めておく

衛生管理を確実に行うためには、清掃の担当者と頻度を決め、記録を残す仕組みをつくることが大切です。たとえば、出水口と受け皿は毎日、本体の外側は週1回、背面のほこり取りは月1回といったように決めておきましょう。

サーバーの側面に点検表を貼り、清掃した日付と担当者を記入するようにすれば、誰がいつ清掃したかが一目でわかります。フィルターやボトルの交換日もあわせて記録しておくと、交換漏れを防げます。

停電や災害時の備蓄水としても活用する

宅配型のサーバーを使っている場合、ストックしているボトルは災害時の飲料水としても活用できます。農林水産省の備蓄に関する案内でも、飲料水は1人1日3リットルが目安とされており、12Lボトルを数本ストックしておくだけでも、スタッフの数日分の飲料水になります。

停電時に使える非常用電源に対応した機種や、電気がなくても常温水を出せる機種もあります。浄水型の場合は水道が止まると使えなくなるため、別にペットボトルの水を備蓄しておくと安心です。

病院・クリニックにウォーターサーバーを導入するまでの流れ

最後に、実際にウォーターサーバーを導入するまでの流れを紹介します。開業準備や改装のスケジュールに合わせて、余裕を持って進めましょう。

病院・クリニックにウォーターサーバーを導入するまでの流れ

法人プランで見積もりを取る

まずは、気になるメーカーに問い合わせて見積もりを取りましょう。法人向けの窓口があるメーカーなら、医院の規模や来院数を伝えれば、最適な機種や台数を提案してもらえます。2〜3社から見積もりを取って比較すると、料金の相場感もつかめます。

見積もりの際は、月額料金だけでなく、初期費用、契約期間、解約金、メンテナンスの内容まで確認しておくことが大切です。解約金がかからないサービスを比較したい場合は、解約金なしのウォーターサーバーの比較も参考になります。

設置場所と電源を確認する

機種が決まったら、設置場所とコンセントの位置を確認します。床置き型なら幅30cm×奥行40cm程度、卓上型なら幅25cm前後のスペースが目安です。水道直結型を選ぶ場合は、水道の分岐工事ができるかどうかも事前に確認が必要です。

テナントで開業している場合は、ビルの管理会社やオーナーに工事の許可を取っておきましょう。宅配型の場合は、ボトルの保管場所と配送業者の搬入経路もあわせて決めておくと、導入後に困りません。

スタッフへの使い方と清掃手順の共有

サーバーが設置されたら、スタッフ全員に使い方と清掃手順を共有します。チャイルドロックの解除方法、ボトルやフィルターの交換方法、清掃の担当と頻度などを、マニュアルにまとめて誰でも対応できるようにしておくと安心です。

患者さんから使い方を聞かれたときにすぐ答えられるよう、受付スタッフには特にしっかり説明しておきましょう。導入後しばらくは、患者さんの反応や水の消費量を見ながら、置き場所や運用を調整していくとよいでしょう。

病院のウォーターサーバーに関するよくある質問

病院やクリニックでウォーターサーバーを導入する際によく寄せられる質問にまとめて答えます。

病院のウォーターサーバーの水は飲んでも大丈夫?

適切に管理されているウォーターサーバーの水は、安心して飲めます。浄水型は水道水をフィルターでろ過したもの、宅配型は品質管理された工場で充填された天然水やRO水です。

ただし、出水口の汚れや紙コップの使い回しがあると、衛生的とはいえなくなります。清掃の記録がきちんと残されているかが、安心して使えるかどうかの目安になります。

ウォーターサーバーの費用は経費で落とせる?

医院の業務のために使うウォーターサーバーの費用は、経費として計上できます。患者さん用であれば消耗品費や賃借料、スタッフ用であれば福利厚生費として処理するのが一般的です。

具体的な勘定科目は医院の方針によって変わるため、顧問税理士に確認しておくと安心です。

待合室に置くなら浄水型と宅配型どちらがいい?

来院数が多く、水をたくさん使う医院なら浄水型がおすすめです。定額で使い放題なので、コストを気にせず患者さんに水を提供できます。

一方、来院数が少ない医院や、天然水を提供したい医院、災害時の備蓄も兼ねたい医院には宅配型が向いています。1日に使う水の量を目安に、どちらが割安かを比較して決めるとよいでしょう。浄水型をもっと詳しく比較したい方は水道水浄水型ウォーターサーバーのランキングもあわせてご覧ください。

感染症の流行期は使用を止めたほうがいい?

感染症の流行期でも、紙コップの使い捨てと手指消毒を徹底していれば、使用を止める必要はないケースがほとんどです。むしろ発熱した患者さんの水分補給のために、水を用意しておく意味は大きいといえます。

心配な場合は、出水口の清掃回数を増やす、サーバーの操作をスタッフが代わりに行うといった運用で対応しましょう。発熱外来や隔離スペースには専用のサーバーやペットボトルの水を用意すると、一般の待合室と動線を分けられます。

高齢者の患者さんが使うときに気をつけることは?

高齢の患者さんは、ボタンの位置や温水・冷水の区別がわかりにくいことがあります。使い方を大きな文字で掲示し、温水のチャイルドロックを確実にかけておくことで、やけどのリスクを下げられます。

また、紙コップを持つ手がふらつくこともあるため、サーバーの横に小さなテーブルや椅子を置いておくと、座って落ち着いて飲めます。気になる様子があれば、スタッフが声をかけて手伝いましょう。

赤ちゃんのミルク作りに使っても大丈夫?

温水が70℃以上で出る機種であれば、ミルク作りに使えます。浄水型の水や、RO水・硬度の低い天然水は、ミルク作りに適した軟水です。

ただし、温水の温度が低いエコモードのままだと、70℃を下回る場合があります。ミルク作りに使う場合は、エコモードを解除するか、再加熱機能を使ってから注ぐようにしましょう。

まとめ|患者さんとスタッフに合ったウォーターサーバーで快適な医院づくりを

病院やクリニックにウォーターサーバーを置くと、待ち時間の水分補給や服薬のサポートができ、患者さんの満足度と医院の印象アップにつながります。スタッフの福利厚生としても役立ち、費用は経費として計上できるのもうれしいポイントです。

選ぶときは、まず来院数と使う水の量から浄水型か宅配型かを決めましょう。来院数が多い医院なら、定額で使い放題のエブリィフレシャス tallやウォータースタンド ピュアライフ L、補充の手間をなくしたいなら水道直結型、天然水を提供したいなら足元交換式のコスモウォーター smartプラスNextがおすすめです。

あわせて、チャイルドロックの仕組み、衛生管理のしやすさ、法人契約への対応も確認しておきましょう。導入後は、清掃の担当と記録のルールを決めて、患者さんにもスタッフにも安心して使ってもらえる環境を整えてください。

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