2026/10/29
愛猫の体調やアレルギーが気になって、穀物を使っていないグレインフリーのキャットフードを探し始めた方も多いのではないでしょうか。最近は通販専用のプレミアムフードだけでなく、スーパーやドラッグストアでもグレインフリーの商品を見かけるようになり、選択肢が一気に増えました。
ただ、グレインフリーと書かれていても、主原料の肉や魚の割合、穀物の代わりに使われている芋や豆の量、たんぱく質やカロリーの水準は商品ごとにかなり違います。穀物が入っていないことだけで選ぶと、愛猫の年齢や体質に合わないフードを選んでしまうこともあるのです。
この記事では、グレインフリーキャットフードの基本から、2026年10月時点で買えるおすすめ11商品のランキング、価格・たんぱく質量の比較表、失敗しない選び方、切り替え方までをまとめました。キャットフード全体から幅広く比べたい方は、市販から通販までのキャットフードおすすめランキングもあわせて参考にしてください。
グレインフリーキャットフードとは?穀物不使用フードの基本
グレインフリーキャットフードとは、小麦・米・とうもろこし・大麦・オーツ麦などの穀物を原材料として使っていないフードのことです。穀物の代わりに、じゃがいも・さつまいも・タピオカなどの芋類や、えんどう豆・ひよこ豆・レンズ豆などの豆類を炭水化物源やつなぎに使うのが一般的です。
まずは似た言葉との違いと、猫と穀物の関係について整理しておきましょう。ここを押さえておくと、商品のパッケージや原材料表示がぐっと読みやすくなります。
グレインフリーとグルテンフリーの違い
グレインフリーは穀物そのものを使っていないフード、グルテンフリーは小麦・大麦・ライ麦などに含まれるたんぱく質のグルテンを含む穀物を使っていないフードです。グルテンフリーの場合、米やとうもろこしなどグルテンを含まない穀物は使われていることがあります。つまり、グレインフリーはグルテンフリーでもありますが、グルテンフリーだからといってグレインフリーとは限りません。
この違いがよく分かる例が、同じブランド内での使い分けです。たとえば犬猫生活のキャットフードは、全年齢用がグレインフリー(じゃがいも・さつまいも・タピオカ澱粉などが炭水化物源)なのに対し、7歳以上のシニア用はグルテンフリーで、グレインフリーではありません。同じメーカーでも商品によって考え方が違うので、パッケージの表記と原材料名の両方を確認するのが確実です。
穀物アレルギーと診断されている場合や、獣医師から特定の穀物を避けるよう言われている場合は、どの穀物を避けるべきかを確かめたうえで、グレインフリーかグルテンフリーかを選びましょう。原因が小麦のグルテンだけなら、グルテンフリーで十分なこともあります。
猫と穀物の関係|猫は穀物を消化しにくいって本当?
猫は肉食動物で、体のエネルギーの多くを動物性たんぱく質と脂質から得るつくりになっています。犬や人と比べて炭水化物を分解する酵素の働きが弱いとされ、炭水化物をたくさん必要とする動物ではないことは確かです。グレインフリーフードが支持される背景には、こうした猫本来の食性に近づけたいという考え方があります。
一方で、穀物をまったく消化できないわけではありません。ドライフードの穀物は加熱処理されているため、一般的な量であれば多くの猫は問題なく消化できるとされています。実際、ペットフード公正取引協議会の基準を満たした総合栄養食には穀物を使った商品も多く、穀物入りだから体に悪い、グレインフリーだから体に良いと単純に言い切れるものではありません。
大切なのは、穀物の有無よりも、主原料が良質な動物性たんぱく質か、愛猫の年齢や体質に栄養バランスが合っているかという点です。環境省がまとめた飼い主のためのペットフード・ガイドラインでも、ライフステージや健康状態に合ったフードを選び、体重や便の状態を見ながら与えることが大切だとされています。
グレインフリーキャットフードおすすめランキング11選
ここからは、2026年10月時点で購入できるグレインフリーのドライキャットフード11商品を、原材料の質・たんぱく質量・続けやすさ・入手しやすさの4つの観点でランキングにしました。価格は公式サイトや主要販売店の表示をもとにした目安です。キャンペーンや販売店によって変わるので、購入前に最新の表示を確かめてください。
- 1位 犬猫生活 キャットフード 全年齢用|国産のグレインフリーで子猫からシニアまで1つで続けられる
- 2位 モグニャンキャットフード|白身魚が主原料で魚好きの猫の食いつきに強い
- 3位 カナガン キャットフード チキン|チキンをたっぷり使った高たんぱくレシピ
- 4位 オリジン オリジナルキャット|肉と魚の動物性原材料が豊富でたんぱく質量はトップクラス
- 5位 ジャガー キャットフード|肉と魚を組み合わせた高たんぱく・高カロリー設計
- 6位 グランツ キャットフード チキン|全年齢用で初回お試しから始めやすい
- 7位 アランズ ナチュラル キャットフード|原材料がシンプルで添加物が気になる人向け
- 8位 ウェルネス コア 室内猫用 骨抜きチキン|室内猫の体重管理を意識した高たんぱくタイプ
- 9位 ニュートロ ナチュラル チョイス キャット 穀物フリー アダルト チキン|ペットショップや通販で手に入りやすい
- 10位 ピュリナ ワン グレインフリー|スーパーやドラッグストアで買える手ごろな価格
- 11位 懐石 2つのごほうび グレインフリー|和の素材を生かした味わいで食いつき重視
1位 犬猫生活 キャットフード 全年齢用|国産のグレインフリーで子猫からシニアまで1つで続けられる

| メーカー・原産国 | 犬猫生活株式会社(日本) |
|---|---|
| 内容量・価格 | 1.5kg(750g×2袋)単品7,348円(税込)/定期(2回目以降)5,808円(税込)/定期初回は160g×2袋のお試しで980円(税込・送料無料) |
| 100gあたりの目安 | 約387円(定期・税込換算) |
| 主原料 | 生肉(鶏肉・牛肉)・金沢港の朝獲れ魚・鶏レバー |
| 穀物の代わりの炭水化物源 | じゃがいも・さつまいも・タピオカ澱粉など(グレインフリー) |
| 成分値 | 国産の生鶏肉:たんぱく質31%以上・脂質15%以上・373kcal/100g、金沢港の朝獲れ魚:たんぱく質30%以上・脂質12%以上・360kcal/100g |
| 対象年齢 | 全年齢(総合栄養食)。7歳以上のシニア用は別商品でグルテンフリー |
| 製法・添加物 | 80〜90℃の低温加熱、ノンオイルコーティング。保存料・香料・着色料不使用 |
| 購入方法 | 公式通販のみ(定期は回数縛りなし) |
- 国産の生肉・魚を主原料にしたグレインフリーで、原材料の産地まで公開されている
- たんぱく質31%以上・脂質15%以上の中庸な設計で、子猫からシニアまで1袋でまかなえる
- 定期初回は160g×2袋が980円(税込・送料無料)で、食いつきを試してから続けられる
- 単品購入だと1.5kgで7,348円(税込)と高め
- 公式通販限定で、近所の店では買い足せない
- 販売数に上限があり、時期によって販売を止めていることがある
犬猫生活 キャットフード 全年齢用を1位にしたのは、国産・グレインフリー・全年齢対応・試しやすさという、グレインフリー選びで重視したい条件をひととおり満たしているからです。獣医師と共同開発された国産フードで、主原料は鶏肉・牛肉の生肉、金沢港の朝獲れ魚、鶏レバー。穀物は使わず、炭水化物源にはじゃがいも・さつまいも・タピオカ澱粉などを使っています。原材料名の欄には産地まで書き出されていて、何をどこから仕入れているのかを買う前に確かめられるのも安心材料です。
成分は国産の生鶏肉でたんぱく質31%以上・脂質15%以上・373kcal/100g。オリジンのような40%超の超高たんぱくではなく、子猫の成長期にもシニアにも合わせやすい中庸な水準なので、年齢の違う猫が同居している家庭でも1種類にまとめられます。粒に油を吹き付けるオイルコーティングをしておらず、80〜90℃の低温でじっくり加熱しているのも特徴です。なお、粒の大きさは公式に数値の記載がないため、気になる方はお試しサイズで愛猫が食べやすいかを確かめましょう。
価格は単品で1.5kg 7,348円(税込)ですが、定期便の2回目以降は5,808円(税込)まで下がります。定期初回は160g×2袋で980円(税込・送料無料)、国産の生鶏肉と金沢港の朝獲れ魚から組み合わせを選べ、回数の縛りもありません。2026年10月24日に公式ショップを確認した時点では購入可能でしたが、過去には販売予定数に達して一時的に販売を止めたこともある商品です。買うタイミングで公式サイトの在庫表示を確かめておくと確実です。
2位 モグニャンキャットフード|白身魚が主原料で魚好きの猫の食いつきに強い

| 販売元・原産国 | レティシアン(イギリス製) |
|---|---|
| 内容量・価格 | 1.5kg 5,852円(税込)。定期コースはまとめ買いの袋数に応じて10〜20%オフ |
| 100gあたりの目安 | 約390円(定期コース利用時は約312〜351円) |
| 主原料 | 白身魚65% |
| 穀物の代わりの炭水化物源 | タピオカ・じゃがいも・えんどう豆たんぱくなど(グレインフリー) |
| カロリー | 約379kcal/100g |
| 対象年齢 | 全年齢(子猫からシニアまで) |
| 不使用のもの | 穀物、ミール・副産物、人工添加物 |
- 白身魚65%と魚の比率が高く、魚好きの猫に向いている
- 穀物・ミール・人工添加物を使わないシンプルな設計
- 全年齢対応で、多頭飼いでも1袋にまとめやすい
- 1.5kgで5,852円(税込)と、市販フードより1日あたりの費用は高い
- 通販が中心で、切らしたときに近所で買い足しにくい
- 魚が苦手な猫や、鶏肉ベースに慣れた猫には合わないことがある
モグニャンは、白身魚を全体の65%使ったイギリス生まれのグレインフリーフードです。グレインフリーの商品はチキンが主原料のものが多く、魚ベースで選べる商品は意外と限られます。チキンを食べ飽きた猫や、魚の香りに反応しやすい猫の食いつき対策として名前が挙がりやすいのはこのためです。
穀物の代わりにタピオカやじゃがいも、えんどう豆たんぱくなどを使い、ミールや副産物、人工添加物は使っていません。カロリーは約379kcal/100gで、グレインフリーの中では標準的な水準です。全年齢対応なので、子猫の時期からシニアまでフードを替えずに続けられます。
価格は1.5kgで5,852円(税込)。公式の定期コースならまとめ買いの袋数に応じて10〜20%オフになり、回数の縛りもありません。魚系のグレインフリーを探している方の最有力候補ですが、たんぱく源が魚中心なので、魚に敏感な体質の猫は少量から様子を見て切り替えましょう。
3位 カナガン キャットフード チキン|チキンをたっぷり使った高たんぱくレシピ

| 販売元・原産国 | レティシアン(イギリス製) |
|---|---|
| 内容量・価格 | 1.5kg 5,456円(税込)。定期コースは1袋から10%オフ、まとめ買いで最大20%オフ |
| 100gあたりの目安 | 約364円(定期コース利用時は約291〜327円) |
| 主原料 | 乾燥チキン・チキン生肉(チキン60%以上) |
| 穀物の代わりの炭水化物源 | さつまいも・じゃがいもなど(グレインフリー) |
| カロリー | 約405kcal/100g |
| 対象年齢 | 全年齢(サーモン・デンタルなど姉妹品あり) |
| 購入方法 | 通販中心(公式・正規販売店) |
- チキンを60%以上使った、肉食の猫の食性に近い高たんぱくレシピ
- 約405kcal/100gと高めのカロリーで、少ない量でもエネルギーを摂りやすい
- 定期コースなら1袋からでも10%オフで続けやすい
- 1.5kgで5,456円(税込)と高価格帯
- カロリーが高めなので、太りやすい猫は給与量の管理が必要
- 店頭ではほとんど売っておらず、急な買い足しがしにくい
カナガン キャットフード チキンは、乾燥チキンとチキン生肉をたっぷり使ったイギリス発のグレインフリーフードです。チキンの配合は60%以上で、炭水化物源は穀物ではなくさつまいもやじゃがいも。グレインフリーフードの中でも、肉の比率の高さと食いつきの良さで長く選ばれてきた定番商品です。
カロリーは約405kcal/100gと、今回の11商品の中では高めの部類です。活発な若い猫や、食が細くて少ない量しか食べない猫には、少量でエネルギーを摂れる点がメリットになります。一方、室内でのんびり過ごす猫や避妊・去勢後の猫は、パッケージの給与量を目安にしつつ体重を見ながら量を調整することが大切です。
価格は1.5kgで5,456円(税込)。定期コースは1袋でも10%オフ、まとめ買いで最大20%オフになります。魚系が好きならサーモン、歯の健康も意識したいならデンタルといった姉妹品もあるので、チキンで食いつきを確かめてからローテーションに広げる使い方もできます。
4位 オリジン オリジナルキャット|肉と魚の動物性原材料が豊富でたんぱく質量はトップクラス

| メーカー・原産国 | チャンピオンペットフーズ(カナダ)/輸入元 アカナファミリージャパン |
|---|---|
| 内容量・価格 | 340g・1.8kg・5.4kg。公式オンラインストアは340g 1,738円/1.8kg 7,480円(税込) |
| 100gあたりの目安 | 約416円(1.8kg・公式価格換算)。通販の実売価格はこれより安いことが多い |
| 主原料 | 動物原材料85%(新鮮鶏肉・生七面鳥肉・生の丸ごとニシンなど) |
| 穀物の代わりの炭水化物源 | 豆類・かぼちゃなど(穀物不使用) |
| 成分値 | 粗たんぱく質40%以上・脂肪20%以上・416kcal/100g |
| 対象年齢 | 全年齢・全猫種 |
- 動物原材料85%、粗たんぱく質40%以上と今回の11商品でトップクラス
- 原材料の約3分の2が新鮮または生の家禽類と魚
- 340gの小袋から試せて、合えば大袋でコストを下げられる
- 公式価格は1.8kgで7,480円(税込)と高い
- 高たんぱく・高脂肪のため、腎臓の数値が気になる猫には向かないことがある
- 416kcal/100gと高カロリーで、給与量を誤ると太りやすい
オリジン オリジナルキャットは、動物原材料85%、粗たんぱく質40%以上というたんぱく質重視のグレインフリーフードです。新鮮鶏肉や生七面鳥肉、生の丸ごとニシンなど、原材料の約3分の2を新鮮または生の家禽類と魚が占めています。原材料と配合比率が細かく公開されているので、中身にこだわりたい方には納得感のある一袋です。
416kcal/100gと高カロリーなぶん、1日に与える量は他のフードより少なくて済みます。100gあたりの単価は高くても、1日あたりの費用で比べるとほかのプレミアムフードとの差は思ったほど開きません。ただし、シニア期の猫や腎臓の数値が気になる猫は、高たんぱく・高脂肪のフードに切り替える前にかかりつけの獣医師に相談しておくと安心です。
公式オンラインストアの価格は340g 1,738円、1.8kg 7,480円(税込)で、2026年1月にオリジン・アカナ両ブランドの価格改定(値下げ)が行われています。まずは340gで食いつきと便の状態を確かめ、合えば1.8kgや5.4kgに移るのが無駄のない進め方です。
5位 ジャガー キャットフード|肉と魚を組み合わせた高たんぱく・高カロリー設計

| 販売元・原産国 | レティシアン(イギリス製) |
|---|---|
| 内容量・価格 | 1.5kg 5,038円(税込)。定期コースは1袋10%オフ、2〜4袋15%オフ、5袋以上20%オフ |
| 100gあたりの目安 | 約336円(定期20%オフ適用時は約269円) |
| 主原料 | チキン・鴨肉・サーモン・マスなど(動物性原材料約80%) |
| 穀物の代わりの炭水化物源 | じゃがいも・えんどう豆・さつまいもなど(グレインフリー) |
| カロリー | 約387kcal/100g |
| 対象年齢 | 全年齢 |
| 不使用のもの | 香料・着色料 |
- 肉と魚を合わせて4種のたんぱく源を使い、動物性原材料は約80%
- レティシアンのグレインフリー3商品の中では1.5kgあたりの価格が手ごろ
- 定期コースは回数の縛りがなく、まとめ買いで最大20%オフ
- 高たんぱくのため、腎臓が気になる猫には向かないことがある
- たんぱく源が多いぶん、アレルゲンを絞り込みたい猫には不向き
- 通販が中心で、店頭ではほとんど見かけない
ジャガー キャットフードは、チキン・鴨肉・サーモン・マスと肉と魚を組み合わせ、動物性原材料を約80%使ったグレインフリーフードです。肉と魚の両方の香りがあるため、どちらか一方に飽きやすい猫でも食べてくれることが多いのが特徴です。
炭水化物源はじゃがいも・えんどう豆・さつまいもなどで、香料・着色料は使っていません。カロリーは約387kcal/100gとやや高めで、活動量の多い猫や筋肉をしっかり保ちたい猫に向いています。一方、たんぱく源の種類が多いぶん、特定の肉や魚にアレルギーがあると分かっている猫は、原材料がシンプルなフードのほうが原因を絞り込みやすい点は覚えておきましょう。
価格は1.5kgで5,038円(税込)と、同じ販売元のカナガンやモグニャンより少し手ごろです。定期コースは1袋でも10%オフ、5袋以上で20%オフになり、継続回数の縛りもありません。
6位 グランツ キャットフード チキン|全年齢用で初回お試しから始めやすい

| 販売元 | GRANDS株式会社 |
|---|---|
| 内容量・価格 | 500g。定期便初回は980円(税込・送料無料/500g+サンプル50g×2袋)、2回目以降は500g×3袋で5,461円(税込・送料660円込み) |
| 100gあたりの目安 | 約320円(定期便・送料を除いた換算) |
| 主原料 | 脱水チキン27%・フレッシュチキン25% |
| 成分値 | 粗たんぱく質32%以上・脂質15%以上・358kcal/100g(糖質26%以下) |
| 対象年齢 | 全年齢(チキン&サーモン・サーモン味もあり) |
| 定期便の条件 | 通常価格の20%オフが継続。変更・休止・解約は次回お届けの5営業日前まで |
- 500gの小袋で、開封後の風味が落ちる前に使い切りやすい
- 定期便の初回は980円(税込・送料無料)で気軽に試せる
- チキン・チキン&サーモン・サーモンの3味でローテーションしやすい
- 定期便は1回3袋で送料660円がかかる(6袋以上で無料)
- 2回目以降は3味各1袋のセットで届く
- 多頭飼いだと消費が早く、注文の手間が増える
グランツ キャットフード チキンは、脱水チキン27%とフレッシュチキン25%を使った、500gの小袋で届くグレインフリーフードです。プレミアムフードは1.5kg以上の大袋が多く、1匹飼いだと食べ切るまでに1か月以上かかって後半に風味が落ちがちです。500gなら2週間前後で使い切れるので、開けたてに近い状態で最後まで与えられます。
成分は粗たんぱく質32%以上・脂質15%以上・358kcal/100gで、糖質は26%以下とされています。カロリーが控えめなので、室内で過ごす時間が長い猫にも合わせやすい水準です。チキン&サーモン、サーモンの味もあり、ベースが同じでたんぱく源だけ変えられるので、飽き防止のローテーションに使えます。
定期便の初回は500gにサンプル50g×2袋が付いて980円(税込・送料無料)。2回目は初回発送の14日後、3回目以降は30日ごとに500g×3袋が届き、支払いは5,461円(税込・送料660円込み)です。変更・休止・解約は次回お届けの5営業日前までなので、お試し後に続けない場合は早めに手続きしましょう。
7位 アランズ ナチュラル キャットフード|原材料がシンプルで添加物が気になる人向け

| 販売元・原産国 | レティシアン(イギリス製) |
|---|---|
| 内容量・価格 | 1.5kg 6,358円(税込・送料別)。定期コースは1袋10%オフ、2〜3袋15%オフ、4袋以上20%オフ |
| 100gあたりの目安 | 約424円(定期1袋10%オフで約381円) |
| 主原料 | チキン&ターキー |
| 穀物の代わりの炭水化物源 | じゃがいも・えんどう豆・レンズ豆・ひよこ豆など(グレインフリー) |
| カロリー | 約399kcal/100g |
| レシピの考え方 | 自然素材10種類に絞ったシンプル設計。着色料・香料不使用 |
| 対象年齢 | 全猫種・全年齢 |
- 素材を10種類に絞ったシンプルな構成で、原材料を把握しやすい
- 着色料・香料不使用のグレインフリー
- 体調に変化があったとき、原因を絞り込みやすい
- 1.5kgで6,358円(税込)と今回の中でも高価格帯
- 豆類を複数使っているため、低炭水化物を重視する人には物足りない
- 通販が中心で、並行品は正規流通でないことがある
アランズ ナチュラル キャットフードは、使う素材を10種類に絞り込んだ引き算型のグレインフリーフードです。チキンとターキーを主役に、じゃがいもや豆類を組み合わせ、着色料や香料は使っていません。原材料の数が少ないほど、何を食べているのかが飼い主にも把握しやすくなります。
原材料が多いフードは、体質に合わない食材が混じっていたときに原因を特定しにくいのが難点です。素材の少ないフードなら、切り替え後に便がゆるくなったりかゆがったりしたときに、原因の見当をつけやすいというメリットがあります。ただし、えんどう豆・レンズ豆・ひよこ豆と豆類を複数使っているので、穀物不使用でも炭水化物がゼロというわけではありません。
価格は1.5kgで6,358円(税込・送料別)。定期コースなら1袋でも10%オフになり、4袋以上で20%オフまで下がります。継続回数の縛りはなく、次回配送予定日の7日前までに手続きすれば解約できます。
8位 ウェルネス コア 室内猫用 骨抜きチキン|室内猫の体重管理を意識した高たんぱくタイプ

| メーカー・原産国 | ウェルペット(アメリカ) |
|---|---|
| 内容量・価格 | 400g・800g・2.26kg。オープン価格で、800gは2,500円前後(税込)が目安(販売店により異なる) |
| 100gあたりの目安 | 約310〜330円(800g換算の目安) |
| 主原料 | 骨抜きチキン(第一原材料)・七面鳥ミール・チキンミール |
| 穀物の代わりの炭水化物源 | えんどう・乾燥粗挽きじゃがいもなど(グレインフリー) |
| 成分値 | たんぱく質38.0%以上・脂質10.0%以上・約337kcal/100g |
| 対象年齢 | 1歳以上の室内猫 |
- たんぱく質38.0%以上と高たんぱくなのに、脂質10.0%以上・約337kcal/100gと控えめ
- 運動量が少ない室内猫の体重管理と筋肉維持を両立しやすい
- 400gの小袋から試せる
- 800gで2,500円前後と、100gあたりの単価は高め
- ペットショップや通販が中心で、スーパーでは買いにくい
- 1歳以上向けなので、子猫には使えない
ウェルネス コア 室内猫用 骨抜きチキンは、高たんぱくでありながら脂質とカロリーを抑えた、室内猫向けのグレインフリーフードです。第一原材料に骨抜きチキンを使い、たんぱく質38.0%以上を確保する一方、脂質は10.0%以上・約337kcal/100gと、今回の11商品の中ではもっとも控えめな水準です。
グレインフリーフードは高たんぱく・高カロリーな商品が多く、運動量の少ない室内猫だと体重が増えてしまうことがあります。その点、この商品は筋肉のもとになるたんぱく質はしっかり摂りつつ、余分なカロリーは抑えたいという室内猫の悩みに合わせた設計です。避妊・去勢後に体重が増えやすくなった猫にも選びやすいでしょう。
サイズは400g・800g・2.26kgの3種類。まずは400gで食いつきを確かめてから大きい袋に移れば、合わなかったときの無駄を減らせます。1歳以上向けなので、子猫には同じブランドの子猫用など年齢に合った商品を選んでください。
9位 ニュートロ ナチュラル チョイス キャット 穀物フリー アダルト チキン|ペットショップや通販で手に入りやすい

| メーカー | マースジャパン |
|---|---|
| 内容量・価格 | 500g 1,558円(税込・公式オンラインストア)。2kgはペットショップや通販で3,600〜4,800円前後 |
| 100gあたりの目安 | 約312円(500g・公式価格)/2kgなら約180〜240円 |
| 主原料 | チキン(肉)・チキンミール |
| 穀物の代わりの炭水化物源 | エンドウタンパク・ポテトでん粉など(原材料として穀物不使用) |
| 成分値 | たんぱく質33.0%以上・脂質16.0%以上・約375kcal/100g(発売時の公表値) |
| 対象年齢 | 成猫(アダルト)。サーモン・ダック味もあり |
| 買える場所 | ペット専門店、通販 |
- ペット専門店や大手通販で取り扱いが多く、買い足しやすい
- 2kg袋なら100gあたり約180〜240円と、プレミアムフードより手ごろ
- チキン・サーモン・ダックの3味から選べる
- 成猫用なので、子猫やシニアには年齢に合った別商品が必要
- 動物性原材料の比率は通販系プレミアムフードより控えめ
- 同じナチュラル チョイスでも室内猫用などは穀物入りなので、選び間違えに注意
ニュートロ ナチュラル チョイス キャット 穀物フリー アダルト チキンは、ペットショップや通販で手に入りやすい、マースジャパンのグレインフリーフードです。第一主原料にチキン(肉)を使い、穀物の代わりにエンドウタンパクやポテトでん粉を使っています。合成保存料などに頼らない自然素材へのこだわりも、ナチュラル チョイスシリーズの特徴です。
成分はたんぱく質33.0%以上・脂質16.0%以上・約375kcal/100gで、グレインフリーの中では中くらいの水準です。2kg袋なら100gあたり約180〜240円と、通販専用のプレミアムフードよりも続けやすい価格帯に収まります。注意したいのは、同じナチュラル チョイスでも室内猫用アダルト チキンなどには米や玄米が使われていて、グレインフリーではないこと。購入時は商品名に穀物フリーと入っているかを必ず確かめましょう。
公式オンラインストアでは500gが1,558円(税込)で、チキンのほかサーモン、ダックもそろっています。近所のペットショップで買える安心感と、グレインフリーの中では手ごろな価格を両立させたい方に向いています。
10位 ピュリナ ワン グレインフリー|スーパーやドラッグストアで買える手ごろな価格

| メーカー | ネスレ日本(ピュリナ) |
|---|---|
| 内容量・価格 | 1.6kg(400g×4袋)実売2,200〜2,700円前後(税込) |
| 100gあたりの目安 | 約140〜170円 |
| 主原料 | チキン(第一主原料)・チキンミール。白身魚味もあり |
| 穀物の代わりの炭水化物源 | えんどう豆でんぷん・キャッサバ粉など(グレインフリー) |
| 成分値 | たんぱく質35%以上・脂質14%以上 |
| 対象年齢 | 1歳以上の成猫(総合栄養食) |
| 買える場所 | スーパー、ドラッグストア、ホームセンター、通販 |
- グレインフリーなのに100gあたり約140〜170円と続けやすい
- スーパーやドラッグストアで買えて、切らしても困らない
- 400g×4袋の小分けで、開封後の風味が落ちにくい
- 動物性原材料の比率は通販系プレミアムフードより控えめ
- 大豆たんぱくなど植物性の原料も使われている
- 子猫用ではないため、1歳未満には別のフードが必要
ピュリナ ワン グレインフリーは、グレインフリーでありながら近所のスーパーやドラッグストアで買えるのが最大の強みです。通販専用のフードは切らしたときにすぐ買い足せませんが、この商品なら買い物ついでに手に入ります。1.6kgで2,200〜2,700円前後と、今回の11商品の中ではもっとも続けやすい価格帯です。
第一主原料はチキンで、たんぱく質35%以上・脂質14%以上と、たんぱく質の量はプレミアムフードにも見劣りしません。ただし原材料にはえんどう豆でんぷんやキャッサバ粉、大豆たんぱくなども使われていて、動物性原材料の比率で比べると通販系のプレミアムフードには及ばない点は理解しておきましょう。魚が好きな猫には白身魚味も選べます。
400g×4袋の小分け包装なので、1袋を1〜2週間で使い切れば酸化の心配も少なく済みます。グレインフリーを試してみたいけれど、いきなり高価なフードは不安という方の入り口としてもおすすめです。
11位 懐石 2つのごほうび グレインフリー|和の素材を生かした味わいで食いつき重視

| メーカー・原産国 | ペットライン(日本) |
|---|---|
| 内容量・価格 | 600g(60g×10袋)。オープン価格で、実売は800円前後(税込) |
| 100gあたりの目安 | 約130〜145円 |
| 主原料 | 肉類(ミートミール・チキンミール・チキンレバーパウダー) |
| 穀物の代わりの原料 | 豆類(脱脂大豆・おから)・加工でん粉(原材料として穀類不使用) |
| 成分値 | たんぱく質38.0%以上・脂質10.5%以上・約365kcal/100g、マグネシウム0.11%(標準値) |
| トッピング | 熟成かつお・熟成まぐろの2種を分包 |
| 対象年齢 | 成猫期(総合栄養食)。合鴨とお魚味もあり |
- 熟成かつお・熟成まぐろのトッピング入りで、香りによる食いつきが期待できる
- 60g×10袋の小分けパックで、毎回開けたての状態で与えられる
- 国産で、スーパーやドラッグストアでも手に入りやすい
- 第一原材料はミール類で、生肉を使うプレミアムフードとは方向性が違う
- 脱脂大豆やおからなど植物性たんぱくも多く使われている
- 1袋600gと少量なので、多頭飼いだとすぐなくなる
懐石 2つのごほうび グレインフリーは、熟成かつおと熟成まぐろの2種類のトッピングを添えた、国産のグレインフリーフードです。穀類アレルギーの猫に配慮して原材料として穀類を使わず、たんぱく質は38.0%以上と、同シリーズの小魚添えペアと比べて約140%の高たんぱくレシピになっています。
和風の香りが立つトッピングと、4種類の形の粒で食べる楽しさを工夫しているのが特徴で、海外のプレミアムフードの香りが合わなかった猫にも試しやすい一袋です。60g×10袋の小分けパックなので、毎回新鮮な状態で与えられます。マグネシウム含有量を0.11%(標準値)に調整し、下部尿路の健康維持にも配慮されています。
一方で、主原料はミートミールやチキンミールなどのミール類で、穀物の代わりに脱脂大豆やおからを使っています。生肉中心の通販系フードとは考え方が違うので、動物性原材料の質を最優先したい方より、手ごろな価格で穀物不使用を試したい方や、食いつきを重視する方に向いています。
グレインフリーキャットフード11商品の比較一覧表
11商品を、価格とコスト、原材料と成分の2つの切り口で一覧にしました。商品名や画像をタップすると、それぞれの詳しい紹介に移動できます。
価格・内容量・1日あたりのコストを比較
1日あたりのコストは、体重4kg前後の成猫が1日に約220kcalを食べると仮定し、各商品のカロリーから必要量を出して計算した目安です。カロリーが高いフードほど1日に食べる量が少なくなるため、100gあたりの単価だけでは分からない本当のコストが見えてきます。
| 商品 | 内容量・価格(税込) | 100gあたり | 1日あたりの目安 | 買える場所 |
|---|---|---|---|---|
![]() 犬猫生活 キャットフード 全年齢用 |
1.5kg 定期5,808円(単品7,348円) | 約387円 | 約230円 | 公式通販 |
![]() モグニャンキャットフード |
1.5kg 5,852円 | 約390円 | 約230円 | 通販 |
![]() カナガン キャットフード チキン |
1.5kg 5,456円 | 約364円 | 約200円 | 通販 |
![]() オリジン オリジナルキャット |
1.8kg 7,480円(公式) | 約416円 | 約220円 | ペットショップ・通販 |
![]() ジャガー キャットフード |
1.5kg 5,038円 | 約336円 | 約190円 | 通販 |
![]() グランツ キャットフード チキン |
500g×3袋 定期5,461円(送料込み) | 約320円 | 約200円 | 公式通販 |
![]() アランズ ナチュラル キャットフード |
1.5kg 6,358円(送料別) | 約424円 | 約230円 | 通販 |
![]() ウェルネス コア 室内猫用 骨抜きチキン |
800g 2,500円前後 | 約310〜330円 | 約210円 | ペットショップ・通販 |
![]() ニュートロ ナチュラル チョイス キャット 穀物フリー アダルト チキン |
500g 1,558円(公式) | 約312円(2kgなら約180〜240円) | 約180円 | ペットショップ・通販 |
![]() ピュリナ ワン グレインフリー |
1.6kg 2,200〜2,700円前後 | 約140〜170円 | 約80円 | スーパー・ドラッグストア・通販 |
![]() 懐石 2つのごほうび グレインフリー |
600g 800円前後 | 約130〜145円 | 約85円 | スーパー・ドラッグストア・通販 |
通販系のプレミアムフードは1日あたり約190〜230円、市販のピュリナ ワン グレインフリーや懐石 2つのごほうび グレインフリーは約80〜85円と、同じグレインフリーでも1か月で3,000〜4,500円ほどの差になります。オリジンのように100g単価が高くても、高カロリーで食べる量が少ないぶん、1日のコストは他のプレミアムフードと同程度に収まる点にも注目です。
なお、実際の給与量は猫の体重・年齢・避妊去勢の有無・運動量で変わります。表の金額はあくまで比較のための目安と考え、実際はパッケージの給与量表と愛猫の体重の変化を見ながら調整してください。
主原料・たんぱく質量・カロリーを比較
続いて、主原料と穀物の代わりに使われている原料、たんぱく質量、カロリー、対象年齢を比べます。たんぱく質と脂質はメーカーが公表している保証成分値(以上の表記は最低値)です。
| 商品 | 主原料 | 穀物の代わりの原料 | たんぱく質 | カロリー(100g) | 対象年齢 |
|---|---|---|---|---|---|
| 犬猫生活 キャットフード 全年齢用 | 国産の生肉・魚・鶏レバー | じゃがいも・さつまいも・タピオカ澱粉 | 31%以上 | 373kcal | 全年齢 |
| モグニャンキャットフード | 白身魚65% | タピオカ・じゃがいも・えんどう豆 | 公式で確認 | 約379kcal | 全年齢 |
| カナガン キャットフード チキン | 乾燥チキン・チキン生肉 | さつまいも・じゃがいも | 公式で確認 | 約405kcal | 全年齢 |
| オリジン オリジナルキャット | 動物原材料85% | 豆類・かぼちゃなど | 40%以上 | 416kcal | 全年齢 |
| ジャガー キャットフード | チキン・鴨肉・サーモン・マス | じゃがいも・えんどう豆・さつまいも | 公式で確認 | 約387kcal | 全年齢 |
| グランツ キャットフード チキン | 脱水チキン・フレッシュチキン | 公式の原材料表示で確認 | 32%以上 | 358kcal | 全年齢 |
| アランズ ナチュラル キャットフード | チキン&ターキー | じゃがいも・えんどう豆・レンズ豆・ひよこ豆 | 公式で確認 | 約399kcal | 全年齢 |
| ウェルネス コア 室内猫用 骨抜きチキン | 骨抜きチキン・七面鳥ミール | えんどう・じゃがいも | 38.0%以上 | 約337kcal | 1歳以上 |
| ニュートロ ナチュラル チョイス キャット 穀物フリー アダルト チキン | チキン(肉)・チキンミール | エンドウタンパク・ポテトでん粉 | 33.0%以上 | 約375kcal | 成猫 |
| ピュリナ ワン グレインフリー | チキン・チキンミール | えんどう豆でんぷん・キャッサバ粉 | 35%以上 | パッケージで確認 | 1歳以上 |
| 懐石 2つのごほうび グレインフリー | ミートミール・チキンミール | 脱脂大豆・おから・加工でん粉 | 38.0%以上 | 約365kcal | 成猫 |
たんぱく質量だけを見ると、オリジンの40%以上を筆頭に、ウェルネス コアと懐石 2つのごほうび グレインフリーの38.0%以上が続きます。ただし、同じたんぱく質量でも、生肉や肉そのものが主原料か、ミール類や植物性たんぱくで補っているかで中身は異なります。主原料の欄とあわせて見ると、各商品の考え方の違いが分かりやすくなります。
全年齢対応の商品は多頭飼いや子猫期からの継続に、1歳以上・成猫用の商品は成猫期の体重管理やコスト重視の選択に向いています。年齢による向き不向きは、次の選び方の章でくわしく解説します。
グレインフリーキャットフードの選び方
グレインフリーと書かれていれば同じというわけではありません。ここでは、パッケージや公式サイトのどこを見ればよいのかを、7つのポイントに分けて解説します。
第一原材料が肉や魚の動物性たんぱく質か
原材料名は、使われている量が多い順に書かれています。そのため、原材料名の一番最初に何が書かれているかで、そのフードの中心が分かります。グレインフリーを選ぶなら、チキン・ターキー・白身魚・サーモンなど、肉や魚が最初に来ている商品を選ぶのが基本です。
同じ肉でも、生肉・新鮮肉と、乾燥させて粉にしたミール類とでは性質が異なります。ミールは水分を飛ばしているぶん、重量あたりのたんぱく質が多く、栄養価の面で劣るわけではありません。ただ、何の肉がどんな状態で使われているかを知りたい方は、チキンミールのように動物の種類まで書かれているか、ミートミールのようにまとめて書かれているかもあわせて確認しましょう。
ペットフードの表示ルールは、農林水産省が案内しているペットフード安全法で、名称・原材料名・賞味期限・原産国名・事業者名の表示が義務づけられています。原材料名はどのフードでも必ず確認できるので、まずはここを見る習慣をつけると比較がしやすくなります。
穀物の代わりに使われている芋類・豆類をチェック
ドライフードは粒の形を保つためにでんぷん質が欠かせないため、グレインフリーでも穀物の代わりに芋類や豆類が使われています。今回の11商品でも、犬猫生活やカナガンはじゃがいも・さつまいも、モグニャンはタピオカ、アランズはえんどう豆・レンズ豆・ひよこ豆、懐石 2つのごほうび グレインフリーは脱脂大豆やおからと、商品ごとに使っている原料がかなり違います。
芋類と豆類のどちらが良いという決まりはありませんが、豆類はたんぱく質も含むため、原材料の上位に豆類が多い商品は、表示上のたんぱく質量の一部を植物性たんぱくでまかなっていることがあります。動物性たんぱく質の割合を重視するなら、豆類がどの位置に書かれているかにも注目しましょう。
また、特定の芋や豆で便がゆるくなる猫もいます。以前のフードで体調を崩したことがあるなら、そのときの原材料と見比べて、同じ芋や豆が上位に来ていない商品を選ぶのも一つの方法です。
主食にするなら総合栄養食を選ぶ
毎日の主食として与えるなら、そのフードと水だけで必要な栄養をまかなえる総合栄養食を選ぶことが大前提です。ペットフード公正取引協議会の説明でも、総合栄養食は分析試験や給与試験で基準を満たしたものに表示が認められ、ライフステージごとに表示されることが示されています。
グレインフリーのフードには、おやつやトッピング用の一般食・副食として売られている商品もあります。パッケージに総合栄養食と書かれているか、どのライフステージ向けかを必ず確認しましょう。今回紹介した11商品は、いずれも主食として与えられるドライフードです。
なお、腎臓病や下部尿路疾患などの治療中で療法食を与えている猫は、総合栄養食に替えることでかえって必要な食事管理ができなくなることがあります。総合栄養食は療法食の代わりにはならないので、療法食を食べている猫は自己判断で切り替えないでください。
子猫・成猫・シニアなど年齢に合ったものを選ぶ
猫は年齢によって必要な栄養やカロリーが変わります。成長期の子猫は体重あたりのエネルギーやたんぱく質を多く必要とし、シニア期は運動量の低下に合わせたカロリー管理が大切になります。今回の11商品のうち、犬猫生活・モグニャン・カナガン・オリジン・ジャガー・グランツ・アランズの7商品は全年齢対応で、子猫からシニアまで同じフードを続けられます。
一方、ウェルネス コア、ピュリナ ワン グレインフリー、ニュートロ 穀物フリー アダルト、懐石 2つのごほうび グレインフリーは1歳以上や成猫向けです。子猫に与える場合は、同じブランドの子猫用など年齢に合った商品を選びましょう。
シニア猫の場合、グレインフリーにこだわるかどうかも含めて考える必要があります。たとえば犬猫生活の7歳以上のシニア用はグルテンフリーで、グレインフリーではありません。穀物の有無よりも、シニア期の体に合った栄養バランスを優先するという選び方も十分に合理的です。高たんぱくなフードはシニア猫の体質によっては合わないこともあるので、持病がある場合は獣医師に相談してから選びましょう。
人工添加物が使われていないかを確認する
グレインフリーのフードは、原材料にこだわる商品が多いぶん、合成保存料・合成着色料・合成香料を使っていないものも多くあります。犬猫生活は保存料・香料・着色料不使用、ジャガーやアランズは香料・着色料不使用、グランツは合成保存料・着色料・香料不使用と、どの添加物を使っていないかは商品ごとに表記が異なります。
ただし、添加物がすべて悪いわけではありません。ビタミンやミネラル、タウリンなどのアミノ酸は、総合栄養食として栄養バランスを整えるために加えられているものです。酸化防止剤も、ローズマリー抽出物やミックストコフェロール(ビタミンE)など天然由来のものが多く使われています。
気をつけたいのは、色をきれいに見せるための着色料や、香りを強くするための香料など、猫の健康には必要のない目的で使われるものです。パッケージに無添加と書かれていても、何が無添加なのかは商品によって違うので、原材料名の後半まで目を通すと安心です。
国産か海外産かで選ぶ
グレインフリーのフードは、イギリス・カナダ・アメリカなど海外産の商品が多いのが特徴です。海外産は動物性原材料の比率が高い商品が多い一方、国産の犬猫生活や懐石 2つのごほうび グレインフリーは、日本の猫の暮らしや好みに合わせた設計や、国内製造ならではの安心感が魅力です。
どちらの場合も、日本で販売されるペットフードはペットフード安全法(愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律)の基準・規格を守る必要があります。海外産だから危険、国産だから安全と単純に決めつけるのではなく、原材料や製造方法の情報がどれだけ公開されているかで判断しましょう。
国産フードは輸送期間が短く、製造から手元に届くまでが早いというメリットもあります。賞味期限や製造日の表示が分かりやすい商品を選ぶと、鮮度の面でも安心です。国産フードを幅広く比べたい方は国産キャットフードのおすすめランキングも参考にしてください。
無理なく続けられる価格か
キャットフードは毎日食べるものなので、無理なく続けられる価格かどうかはとても大切です。比較表で見たとおり、通販系のプレミアムフードは1日あたり約190〜230円、市販のグレインフリーは約80〜85円が目安で、1か月にすると3,000〜4,500円ほどの差が出ます。
通販系フードの多くは定期コースで10〜20%ほど安くなりますが、お試し価格のつもりで申し込んだら定期購入だったというトラブルもあります。国民生活センターも通信販売の定期購入をめぐるトラブルに注意を呼びかけています。申し込む前に、解約の期限や方法、2回目以降の価格を必ず確認しましょう。
予算に余裕がない場合は、市販のグレインフリーを主食にして、ときどきプレミアムフードを混ぜるといった組み合わせ方もあります。どんなに良いフードでも、途中でやめて頻繁に切り替えるとおなかに負担がかかるので、長く続けられる価格帯から選ぶのが結果的に愛猫のためになります。
グレインフリーキャットフードのメリット
グレインフリーのフードを選ぶことで得られる主なメリットを3つ紹介します。ただし、どれもすべての猫に当てはまるわけではないので、愛猫の体質とあわせて考えてください。
穀物アレルギーが心配な猫にも選びやすい
小麦やとうもろこしなどの穀物にアレルギーがある猫にとって、グレインフリーのフードは原因になりうる穀物を避けやすい選択肢です。穀物不使用と明記されているため、原材料名を一つひとつ確認する手間も減らせます。
ただし、猫の食物アレルギーの原因は穀物だけではありません。牛肉・魚・乳製品・鶏肉など、たんぱく質が原因になることも多いとされています。穀物を抜いたのに症状が変わらない場合は、たんぱく源を見直す必要があるかもしれません。
かゆみや皮膚の赤み、下痢や嘔吐が続く場合は、自己判断でフードを替え続けるより、まず動物病院で原因を調べてもらうのが近道です。アレルギーの検査や除去食の進め方は、獣医師の指導のもとで行いましょう。
肉や魚が中心で猫本来の食性に近い
グレインフリーのフードは、穀物の代わりに肉や魚の割合を増やしている商品が多く、肉食動物である猫本来の食性に近い食事を用意しやすいのがメリットです。オリジンの動物原材料85%、ジャガーの動物性原材料約80%、モグニャンの白身魚65%など、動物性原材料の多さを打ち出す商品がそろっています。
動物性原材料が多いフードは香りが強く、食いつきが良いと感じる飼い主も少なくありません。それまでのフードを残しがちだった猫が、グレインフリーに替えたら食べるようになったというのはよく聞く話です。
ただし、すべてのグレインフリーが動物性原材料中心というわけではなく、豆類やでんぷんを多く使う商品もあります。原材料名の上位を確かめ、肉や魚が中心になっているかを見極めることが大切です。
高たんぱくで筋肉の維持をサポートしやすい
グレインフリーのフードは、たんぱく質が30%を超える高たんぱくな商品が多くあります。たんぱく質は筋肉や皮膚、被毛をつくるもとになる栄養素で、活発に動く若い猫や、筋肉が落ちやすい年齢の猫の体づくりを支えるのに役立ちます。
とくにウェルネス コア 室内猫用のように、高たんぱくでありながら脂質やカロリーを抑えた商品は、室内で過ごす時間が長い猫の体型維持にも向いています。体重を落としたいけれど筋肉は保ちたいという場合にも選びやすい設計です。
一方で、高たんぱくのフードは腎臓に持病がある猫には合わないことがあります。健康診断で腎臓の数値を指摘されたことがある場合は、獣医師に相談してから選びましょう。
グレインフリーキャットフードのデメリット
メリットの多いグレインフリーですが、知っておきたい注意点もあります。購入してから後悔しないよう、デメリットも確認しておきましょう。
一般的なキャットフードより価格が高め
グレインフリーのフードは、穀物より原価の高い肉や魚を多く使うため、一般的なキャットフードより価格が高くなりやすいのがデメリットです。穀物入りの市販フードは100gあたり100円前後の商品も多いのに対し、通販系のグレインフリーは300〜400円台が中心です。
多頭飼いの家庭では、この差がさらに大きくなります。猫が3匹いれば、1か月のフード代が1万円を大きく超えることも珍しくありません。
価格を抑えたい場合は、ピュリナ ワン グレインフリーや懐石 2つのごほうび グレインフリーのような市販品を選ぶ、通販系フードの定期コースを使う、大袋を選ぶといった方法があります。ただし大袋は開封後の酸化が進みやすいので、1か月程度で使い切れる量を目安にしましょう。
高たんぱく・高カロリーで太りやすい猫もいる
グレインフリーのフードは、肉や魚、油脂を多く使うため、100gあたり400kcal前後と高カロリーな商品も多いのが特徴です。これまでと同じ量を与えると、知らないうちにカロリーオーバーになって体重が増えてしまうことがあります。
とくに室内飼いの猫や避妊・去勢後の猫は、消費カロリーが少なくなりがちです。フードを切り替えたら、新しいフードのパッケージに書かれた給与量を目安に、量を計り直すことを忘れないようにしましょう。
週に1回程度は体重を量り、増えてきたら少しずつ量を減らすか、ウェルネス コアのように脂質やカロリーを抑えたグレインフリーを選ぶのがおすすめです。急に量を減らしすぎると空腹で吐き戻しにつながることもあるので、調整はゆっくり行いましょう。
穀物不使用でも低炭水化物とは限らない
グレインフリーと聞くと、炭水化物が少ないフードだと思いがちですが、穀物の代わりに芋類や豆類、でんぷんを使っているため、炭水化物がゼロになるわけではありません。商品によっては、穀物入りのフードと炭水化物の量があまり変わらないこともあります。
炭水化物の量はパッケージに書かれていないことが多いですが、100から粗たんぱく質・脂質・粗繊維・灰分・水分の数値を引くと、おおよその目安が分かります。グランツのように糖質26%以下と目安を公表している商品もあります。
糖尿病の猫など、炭水化物の量を管理する必要がある場合は、グレインフリーかどうかで選ぶのではなく、獣医師の指導のもとで食事を決めることが大切です。必要に応じて療法食を使うことになるので、自己判断で市販のフードに替えないようにしましょう。
グレインフリーが向いている猫・慎重に選びたい猫
グレインフリーはすべての猫に必要なフードではありません。ここでは、試してみる価値がある猫と、慎重に選んだほうがよい猫の特徴を整理します。
グレインフリーを試す価値がある猫
次のような猫は、グレインフリーのフードを試してみる価値があります。
- 動物病院で穀物へのアレルギーや不耐性を指摘された猫
- 今のフードを残しがちで、食いつきの良いフードを探している猫
- 活動量が多く、たんぱく質をしっかり摂らせたい若い猫
- 原材料にこだわったフードを選びたいと考えている家庭の猫
特に健康上の問題がない猫でも、食いつきや便の状態、毛づやの変化を見ながら試してみるのは悪いことではありません。ただし、グレインフリーにすれば体調が良くなると決めつけず、愛猫の様子を見て判断することが大切です。
切り替えて1〜2か月たっても特に変化がなかったり、便の状態が悪くなったりした場合は、無理に続ける必要はありません。愛猫に合ったフードを見つけることが一番の目的です。
腎臓や尿路のケアが必要な猫は獣医師に相談してから
腎臓病や下部尿路疾患(膀胱炎や尿路結石など)の治療中、または健康診断で数値を指摘された猫は、グレインフリーを含めてフードを替える前に必ず獣医師に相談してください。高たんぱくなグレインフリーは、腎臓の状態によっては負担になることがあり、尿路のケアにはミネラルの量や尿のpHの管理が必要になるためです。尿路ケア向けのフードについては猫の下部尿路ケアキャットフードのランキングも参考にしてください。
治療のために療法食が処方されている場合は、療法食を優先します。ペットフード公正取引協議会でも、療法食は獣医師の指導のもとで与えることが前提とされています。総合栄養食は療法食の代わりにはならないので、グレインフリーのフードで病気が治る、改善するといった期待で切り替えるのは避けましょう。
尿路の健康を保つためには、水分をしっかり摂らせることも大切です。ドライフード中心の食事なら、水を飲みやすい環境を整えることも意識してみてください。家の中で新鮮な水を用意する方法については、猫のいる家庭向けのウォーターサーバーの選び方も参考になります。
グレインフリーフードへの上手な切り替え方と合っているかの見極め方
新しいフードは、切り替え方ひとつで猫のおなかへの負担が大きく変わります。ここでは、失敗しにくい切り替えのスケジュールと、フードが合っているかを見極めるポイントを紹介します。
7〜10日かけて少しずつ混ぜる切り替えスケジュール
フードを一気に替えると、おなかがびっくりして下痢や嘔吐を起こすことがあります。7〜10日ほどかけて、今のフードに新しいフードを少しずつ混ぜていくのが基本です。
| 期間 | 今のフード | 新しいフード |
|---|---|---|
| 1〜2日目 | 9割 | 1割 |
| 3〜4日目 | 7割 | 3割 |
| 5〜6日目 | 5割 | 5割 |
| 7〜8日目 | 3割 | 7割 |
| 9〜10日目 | 0〜1割 | 9〜10割 |
途中で便がゆるくなったら、一つ前の割合に戻して数日様子を見てから進めましょう。おなかが弱い猫や、シニア猫の場合は、2週間ほどかけてさらにゆっくり切り替えると安心です。
グレインフリーのフードはカロリーが高めな商品が多いので、混ぜている間も合計のカロリーが増えすぎないよう、それぞれのフードの給与量を目安に量を調整してください。
便・体重・毛ヅヤで合っているかをチェック
フードが合っているかどうかは、便の状態・体重・毛づやの3つを見ると判断しやすくなります。切り替えてから1〜2か月は、次のポイントを意識して観察しましょう。
- 便:形があり、硬すぎずやわらかすぎない状態か。においが急に強くなっていないか
- 体重:週に1回量り、増えすぎたり減りすぎたりしていないか
- 毛づや:被毛にツヤがあり、フケや抜け毛が急に増えていないか
- 食欲と元気:フードを残さず食べ、いつもどおり遊んでいるか
毛づやの変化は、毛が生え変わるまでの時間がかかるため、判断には1〜2か月ほどみておくのが目安です。便がゆるい状態が数日以上続く、嘔吐を繰り返す、元気がないといった様子が見られたら、フードのせいと決めつけず動物病院を受診してください。
食べてくれないときに試したい工夫
猫は食べ物の好みがはっきりしていて、新しいフードを警戒して食べないことがよくあります。そんなときは、フードを少し温めて香りを立たせるのが効果的です。電子レンジで数秒温めるか、ぬるま湯を少しかけると香りが強くなり、興味を示してくれることがあります。
お皿の素材や形を変えてみるのも一つの方法です。ひげが器のふちに当たるのを嫌がる猫もいるので、浅くて広いお皿に替えると食べてくれることがあります。
それでも食べない場合は、たんぱく源の違う商品を試してみましょう。チキンがだめなら白身魚のモグニャン、海外産の香りが苦手なら国産の犬猫生活や懐石 2つのごほうび グレインフリーなど、方向性を変えると食べてくれることがあります。お試しサイズや小袋がある商品を選ぶと、合わなかったときの無駄も抑えられます。
グレインフリーキャットフードに関するよくある質問
最後に、グレインフリーキャットフードについてよく寄せられる質問にお答えします。
グレインフリーにすれば穀物アレルギーは防げる?
グレインフリーのフードは原材料として穀物を使っていないため、すでに穀物にアレルギーがある猫が原因となる穀物を避ける手段にはなります。ただし、アレルギーの発症そのものを予防できるという根拠があるわけではありません。
また、猫の食物アレルギーは肉や魚などのたんぱく質が原因になることも多く、穀物を抜くだけでは症状が変わらないこともあります。アレルギーが疑われる場合は、動物病院で原因を調べたうえで、獣医師の指導のもとで食事を選びましょう。
グレインフリーは子猫やシニア猫に与えても大丈夫?
全年齢対応と書かれた総合栄養食であれば、子猫にもシニア猫にも与えられます。今回紹介した中では、犬猫生活・モグニャン・カナガン・オリジン・ジャガー・グランツ・アランズが全年齢対応です。
一方、1歳以上や成猫用の商品は、子猫の成長に必要な栄養が足りないことがあるので避けましょう。シニア猫で腎臓などに持病がある場合は、高たんぱくなフードが合わないこともあるため、獣医師に相談してから選ぶと安心です。
グレインフリーは本当に猫の体にいいの?
グレインフリーは、肉食動物である猫の食性に近づけた食事として人気がありますが、穀物入りのフードより必ず健康に良いと言い切れるものではありません。穀物入りでも、総合栄養食の基準を満たした栄養バランスの良いフードはたくさんあります。
大切なのは、穀物の有無よりも、主原料の質や栄養バランス、愛猫の年齢や体質に合っているかどうかです。グレインフリーは選択肢の一つとして考え、愛猫の便や体重、毛づやの変化を見ながら合うかどうかを判断しましょう。
グレインフリーのキャットフードは市販でも買える?
はい、市販でも買えます。ピュリナ ワン グレインフリーや懐石 2つのごほうび グレインフリーは、スーパーやドラッグストアでも取り扱いが多い商品です。ニュートロ ナチュラル チョイス キャット 穀物フリー アダルト チキンやオリジン、ウェルネス コアは、ペットショップや通販で購入できます。
一方、犬猫生活やグランツなどは公式通販が中心で、店頭ではほとんど見かけません。通販専用のフードを選ぶ場合は、切らす前に注文できるよう定期コースを活用するか、少し多めにストックしておくと安心です。シニア猫向けはシニア猫用キャットフードのランキング、粒の食べやすさで選ぶなら小粒キャットフードのランキングもあわせてどうぞ。
グレインフリーのウェットフードもある?
グレインフリーのウェットフードもあります。ドライフードと比べて水分が多く、水をあまり飲まない猫の水分補給にも役立つのがメリットです。ただし、ウェットフードには一般食(おかず)として売られているものも多いので、主食にするなら総合栄養食と書かれているかを必ず確認しましょう。
ドライフードの上にウェットフードを少しのせるトッピングとして使えば、食いつきを良くしながら水分も摂らせられます。その場合は、ウェットフードのカロリーぶんだけドライフードの量を減らして調整してください。
切り替えたら便がゆるくなったときはどうする?
新しいフードに切り替えると、一時的に便がゆるくなることがあります。まずは前のフードの割合を増やし、一つ前の段階に戻して数日様子を見ましょう。落ち着いたら、さらにゆっくりしたペースで切り替えを再開します。
それでも改善しない場合や、下痢が数日以上続く、血が混じる、元気や食欲がないといった様子があれば、フードを替えるのをやめて動物病院を受診してください。脂質やたんぱく質の量が合っていない可能性もあるので、獣医師に相談しながらフードを選び直すと安心です。
まとめ|愛猫の体質と続けやすさでグレインフリーキャットフードを選ぼう
グレインフリーキャットフードは、穀物を使わず肉や魚を中心にしたフードで、穀物が合わない猫や、食いつきの良いフードを探している家庭にとって心強い選択肢です。ただし、グレインフリーだから必ず体に良いというわけではなく、主原料の質・穀物の代わりの原料・たんぱく質やカロリーの水準は商品ごとに大きく違います。
迷ったら、国産のグレインフリーで子猫からシニアまで続けられる犬猫生活 キャットフード 全年齢用、魚好きの猫ならモグニャン、たんぱく質の量を重視するならオリジン、室内猫の体重が気になるならウェルネス コア、手ごろな価格で近所で買いたいならピュリナ ワン グレインフリーから選ぶのがおすすめです。
フードを切り替えるときは7〜10日かけて少しずつ混ぜ、便・体重・毛づやの変化を見ながら合っているかを判断しましょう。腎臓や尿路の病気、糖尿病などで療法食が必要な猫は、自己判断でグレインフリーに替えず、必ず獣医師に相談してください。愛猫の体質と、無理なく続けられる価格のバランスを考えて、ぴったりの一袋を見つけてください。