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【2026年最新】国産キャットフードおすすめランキング10選|日本製の原材料と1日あたりの価格で比較 | 道の駅くりもと 紅小町の郷

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せっかく毎日食べるものだから、愛猫には安心できる国産のキャットフードを選びたい。そんな思いからパッケージの国産・日本製という表示を探す飼い主さんは多いのではないでしょうか。ただ、国産と書かれていても原材料まで日本産とは限らず、価格も1日30円台から300円近くまで大きな差があります。

この記事では、国産キャットフードの表示の意味や法律で決められたルールといった基礎知識から、2026年最新の国産キャットフードおすすめランキング10選、原材料・添加物・100gあたりの価格の比較、体重別の1日・1か月の費用試算まで、まとめてわかりやすく解説します。読み終えるころには、愛猫と家計の両方に合う一袋が見つかるはずです。

国産キャットフードとは?日本製を選ぶ前に知っておきたい基礎知識

国産キャットフードを選ぶうえで最初に知っておきたいのは、パッケージの表示が何を意味しているのかという点です。表示のルールを知っておくと、宣伝文句に振り回されず、中身で比べられるようになります。

国産の表示は最終加工地のこと|原材料の原産国まで日本とは限らない

キャットフードの原産国名は、そのフードが最終的に製造(加工)された国を示すものです。環境省のペットフード表示の解説ポスターでも、原産国名はペットフードが製造された国と説明されています。つまり、海外から輸入したトウモロコシや肉粉を使っていても、日本の工場で最終加工すれば原産国は日本と表示できます。

実際に、今回紹介する国産フードの原材料欄を見ると、主原料の生肉や魚は国産でも、じゃがいもはアメリカ・ヨーロッパ産、タピオカ澱粉はタイ産というように、一部の原材料は海外産というケースが一般的です。これは品質が悪いという意味ではなく、安定した調達のために世界中から原料を集めているためです。

原材料の産地まで気になる方は、公式サイトで原材料ごとの産地を公開しているメーカーを選ぶのがおすすめです。たとえば犬猫生活は、原材料名の後ろに日本・ニュージーランドといった産地を一つずつ明記しています。

ペットフード安全法で決められた表示項目

日本で販売される犬用・猫用のペットフードには、ペットフード安全法(愛がん動物用飼料の安全性の確保に関する法律)によって表示のルールが決められています。環境省のペットフード安全法の概要によると、販売されるキャットフードには次の5項目の表示が義務付けられています。

  • 名称(猫用であることがわかる名前)
  • 原材料名(添加物を含め、原則すべてを表示)
  • 賞味期限
  • 製造業者・輸入業者または販売業者の名称と住所
  • 原産国名(最終加工した国)

さらに業界の自主ルールである公正競争規約では、目的(総合栄養食・一般食など)、内容量、給与方法、成分の表示も求められています。製造・輸入業者の届出や成分規格は農林水産省のペットフード安全法のページにもまとめられているので、気になる方は一度目を通しておくと安心です。国産か海外製かにかかわらず、日本で売られるフードはすべてこの法律の対象という点も覚えておきましょう。

総合栄養食と一般食(おやつ・トッピング)の違い

キャットフードには、目的によって総合栄養食・一般食(副食)・間食(おやつ)などの区分があります。総合栄養食は、そのフードと水だけで必要な栄養をバランスよく摂れるように設計された主食用のフードで、ペットフード公正取引協議会が定める分析試験などで基準を満たしたものだけが名乗れます。

一方、一般食やおやつは、ごはんの楽しみを増やしたり食欲を引き出したりするためのもので、それだけでは栄養が足りません。国産のちゅ~るや缶詰には一般食のものも多いので、主食として選ぶなら、パッケージに総合栄養食と書かれているかを必ず確認しましょう。

今回のランキングで紹介する10商品は、すべて総合栄養食の表示があるものだけを選んでいます。

国産キャットフードおすすめランキング10選

ここからは、原材料の質・添加物・続けやすい価格・健康ケアの機能を総合的に見て選んだ国産キャットフード10商品を紹介します。まずは主要な項目を一覧で比べてみましょう。商品名や画像をタップすると、各商品の詳しい解説に移動できます。

商品名 価格(税込)の目安 100gあたり 主原料 穀物 対象年齢 こんな猫・飼い主向け
犬猫生活 キャットフード 全年齢用(国産の生鶏肉)
犬猫生活 キャットフード 全年齢用
定期2回目以降5,808円/1.5kg 約387円 国産の生鶏肉・金沢港の魚など4種の生肉 不使用(グレインフリー) 全年齢 原材料と無添加にとことんこだわりたい方
ビューティープロ キャット Wケア 下部尿路・腎臓の健康
ビューティープロ キャット Wケア 下部尿路・腎臓の健康
1.2kgで約1,600〜2,100円 約140〜170円 穀類・肉類(牛肉粉・豚肉粉) 使用 1歳以上 下部尿路と腎臓をまとめてケアしたい方
キャラットミックス かつお仕立ての味わいブレンド
キャラットミックス
2.7kgで約1,300〜1,400円 約50円 穀類・肉類・魚介類 使用 成猫 食いつきと安さを両立したい方
懐石 2つのごほうび
懐石 2つのごほうび
650g(65g×10袋)で約650〜820円 約100〜125円 穀類・肉類+小魚などのトッピング 使用(グレインフリー版もあり) 成猫(子ねこ用もあり) 開封後の風味の落ちが気になる方
メディファス 室内猫 毛玉ケアプラス 1歳から チキン&フィッシュ味
メディファス 室内猫 毛玉ケアプラス
2.7kgで約2,200円 約83円 穀類・肉類(チキンミール等) 使用 1歳から(11歳からもあり) 室内飼いで毛玉と体重が気になる方
AllWell 室内猫用 フィッシュ味 挽き小魚とささみフリーズドライパウダー入り
AllWell 室内猫用
1.6kgで約2,200円 約136円 穀類・肉類・魚介類 使用 成猫 ドライを粒のまま吐き戻しやすい猫
銀のスプーン 贅沢うまみ仕立て
銀のスプーン 贅沢うまみ仕立て
1.3kgで約1,200〜1,400円 約90〜110円 穀類・肉類・魚介類 使用 全成長段階(年齢別もあり) お魚好きで年齢に合わせて選びたい方
コンボ キャット うまみのまぐろ味 かつお節&小魚添え
コンボ キャット
700g(140g×5袋)で約670〜830円 約95〜120円 穀類・肉類+かつお節などのトッピング 使用 全成長段階 同じフードだとすぐ飽きる猫
ねこ元気 全成長段階用 お魚ミックス まぐろ・かつお・白身魚入り
ねこ元気 全成長段階用
2.0kgで約1,100円 約54円 穀類・肉類・魚介類 使用 全成長段階 多頭飼いで食費を抑えたい方
CIAO ちゅ~るごはん とりささみ・まぐろ 総合栄養食
CIAO ちゅ~るごはん
40本入りで約1,500円 約270円(水分約85%) まぐろ・かつお・とりささみ 穀類の表示なし 成猫(シニア猫用もあり) 水分補給や食欲が落ちたときの一品に

※価格は2026年10月時点の公式サイト・主要通販サイトの販売価格をもとにした目安です。店舗や時期によって変わります。

1位 犬猫生活 キャットフード 全年齢用|国産のグレインフリーで子猫からシニアまで1つでOK

犬猫生活 キャットフード 全年齢用(国産の生鶏肉)

価格(税込) 単品7,348円/定期2回目以降5,808円(1.5kg=750g×2袋)
定期初回 160g×2袋のお試しサイズで980円・送料無料
主原料 生肉(国産鶏肉・牛肉・金沢港の朝獲れ魚・国産鶏レバー)
炭水化物源 じゃがいも・さつまいも・タピオカ澱粉(穀物不使用のグレインフリー)
フレーバー 国産の生鶏肉/金沢港の朝獲れ魚
成分(生鶏肉) たんぱく質31%以上・脂質15%以上・373kcal/100g
添加物 保存料・香料・着色料不使用、ノンオイルコーティング
対象・原産国 全年齢向け猫用総合栄養食/日本
メリット

  • 4種の生肉が主原料で、穀物を使わないグレインフリー
  • 保存料・香料・着色料不使用で、原材料ごとの産地まで公開
  • 子猫からシニアまで1種類で済み、多頭飼いでも切り替え不要
デメリット

  • 100gあたり約387円(定期)と市販フードの数倍の価格
  • 公式通販中心でドラッグストアなどでは買えない
  • 粒の大きさは公式に記載がなく、事前に確認しにくい

犬猫生活 キャットフード 全年齢用は、獣医師と共同開発された国産のプレミアムキャットフードです。国産鶏肉・牛肉・金沢港の朝獲れ魚・鶏レバーの4種の生肉を主原料に使い、穀物は使わないグレインフリーで、炭水化物源はじゃがいも・さつまいも・タピオカ澱粉です。原材料ごとに日本・ニュージーランドといった産地まで明記されているので、国産の中身を確かめたい飼い主さんにとって安心材料になります。

素材の栄養を残すため80〜90℃の低温でじっくり加熱しており、その分、粒の形は不揃いになると公式が説明しています。乳酸菌やフラクトオリゴ糖、クランベリーなども配合され、たんぱく質は31%以上としっかり高めです。価格は定期2回目以降でも1.5kgで5,808円と高めですが、定期の初回は160g×2袋が980円(送料無料)で試せるので、まずは食いつきを確かめてから続けるかどうか判断するとよいでしょう。

2位 ビューティープロ キャット Wケア 下部尿路・腎臓の健康|国産で下部尿路と腎臓を同時にケアできる

ビューティープロ キャット Wケア 下部尿路・腎臓の健康

価格(税込)の目安 1.2kg(240g×5袋)で約1,600〜2,100円
容量 150g/1.2kg/2.28kg(380g×6袋)
主な原材料 穀類(トウモロコシ・小麦粉など)、肉類(牛肉粉・豚肉粉)、フィッシュパウダー
ケアの特徴 マグネシウム0.08%(標準値)、リン約25%・たんぱく質約10%低減(成猫用比)
カロリー 360kcal/100g
そのほか 乳酸菌L-137・GABA・DHA配合、食べやすいハート型の小粒
対象・原産国 成猫用(1歳以上)総合栄養食/日本
メリット

  • 下部尿路と腎臓の健康維持を1つのフードでケアできる
  • 小分け袋で鮮度を保ちやすく、ハート型の小粒で食べやすい
  • ドラッグストアや通販で手に入りやすい
デメリット

  • 穀類が原材料の先頭でグレインフリーではない
  • 療法食ではないため、病気の治療目的には使えない
  • 子猫(12か月頃まで)は対象外

ビューティープロ キャット Wケア 下部尿路・腎臓の健康は、日本ペットフードが国内で製造する成猫用の総合栄養食です。マグネシウム量を0.08%(標準値)に調整してストルバイト結石の形成に配慮しつつ、リンを約25%、たんぱく質を約10%抑えて腎臓の健康維持にも配慮した、ひと粒で2つのケアができる設計が特徴です。

下部尿路のトラブルや腎臓の衰えは、猫がかかりやすい悩みとして知られています。とくに健康診断の数値が少し気になり始めた成猫の、毎日のごはんの見直しに向いています。ただし公式も明記しているとおり、このフードは病気の治療を目的とした療法食ではありません。すでに結石や腎臓病と診断されている場合は、自己判断で切り替えず、獣医師に相談して療法食を使いましょう。

3位 キャラットミックス|日本製で食いつき重視、毎日続けやすい価格

キャラットミックス かつお仕立ての味わいブレンド

価格(税込)の目安 2.7kg(450g×6袋)で約1,300〜1,400円
ラインナップ かつお仕立て/まぐろ仕立て/ささみ風味/お肉とお魚味/毛玉をおそうじ
主な原材料 穀類(とうもろこし・小麦粉など)、肉類(ミートミール・チキンミール等)、魚介類
成分(かつお仕立て) たんぱく質23.4%以上・マグネシウム0.12%(標準値)・約335kcal/100g
配合素材 β‐グルカン・グルコサミン・ハーブ(ローズマリー・バジル)
添加物 合成着色料(青色1号・赤色3号ほか)を使用
対象・原産国 成猫期用総合栄養食/日本
メリット

  • 100gあたり約50円と、国産フードの中でもトップクラスの安さ
  • ミックスタイプの粒で食いつきがよく、味のバリエーションも豊富
  • 450gの小分け袋で開封後も湿気にくい
デメリット

  • 合成着色料を使っており、無添加志向の方には向かない
  • たんぱく質は23.4%以上と今回の中では控えめ
  • 穀類が原材料の先頭

キャラットミックスは、国内に研究開発センターと製造工場を持つペットラインのロングセラーです。2.7kgで1,300円台という手頃さと、かつお味をベースに猫が好む味をミックスした食いつきの良さが魅力で、毎日たっぷり食べる猫や多頭飼いの家庭でも負担になりにくいフードです。

下部尿路の健康維持に配慮してマグネシウム量を調整しているほか、β‐グルカンやグルコサミンも配合されています。一方で、粒の色付けに合成着色料(青色1号・赤色3号・赤色102号・黄色4号・黄色5号)が使われている点は、気になる方もいるかもしれません。法律の基準内で使われているものですが、添加物をできるだけ避けたい方は、着色料不使用の商品と比べて選ぶとよいでしょう。

4位 懐石 2つのごほうび|国産の小分けパックで開封後も風味が落ちにくい

懐石 2つのごほうび

価格(税込)の目安 小魚添えペア650g(65g×10袋)で約650〜820円
容量 650g(65g×10袋)/1.2kg(300g×4袋)など
主な原材料 穀類、肉類(ミートミール・チキンミール等)、いりこ・かつお枯れ節削りなどのトッピング
成分(小魚添えペア) たんぱく質27.5%以上・マグネシウム0.12%(標準値)・約365kcal/100g
ラインナップ 子ねこ用・グレインフリー・下部尿路・腎臓・毛玉・低脂肪など約15種類
添加物 合成着色料不使用(クチナシ色素を使用)
対象・原産国 成猫期用総合栄養食(子ねこ用もあり)/日本
メリット

  • アルミ蒸着の小分けパック+脱酸素剤入りで風味が落ちにくい
  • 2種類のトッピングで飽きにくく、粒も4種類
  • グレインフリーや腎臓ケアなど選べるタイプが多い
デメリット

  • 小分けのぶん、同じ量なら大袋タイプより割高
  • 標準タイプは穀類が原材料の先頭
  • パックの開封ごとにゴミが増える

懐石 2つのごほうびは、お肉とお魚味の粒に、小魚と本枯れ節、小魚と薄切りまぐろといった2種類のトッピングをそれぞれ添えたペットラインの国産フードです。1袋65gのアルミ蒸着パックに脱酸素剤まで入っているため、最後の1袋まで開けたての香りを保ちやすいのが大きな特徴で、開封後に食いつきが落ちる猫の悩みに応えてくれます。

標準タイプは穀類を使っていますが、同じシリーズにグレインフリーや腎臓の健康維持、下部尿路の健康維持、低脂肪といったタイプがそろっているので、猫の状態に合わせて乗り換えやすいのも魅力です。合成着色料は使わず、色付けにはクチナシ色素を使用しています。

5位 メディファス 室内猫 毛玉ケアプラス|室内飼いの毛玉と体重管理を国産で

メディファス 室内猫 毛玉ケアプラス 1歳から チキン&フィッシュ味

価格(税込)の目安 2.7kg(450g×6袋)で約2,200円
容量 705g/1.41kg/2.7kg/5.4kg
主な原材料 穀類(とうもろこし等)、肉類(ミートミール・チキンミール等)、おから、セルロース
毛玉ケア 食物繊維13.6%(標準値)で毛玉の排出をサポート
体重・尿のケア カロリー約5%カット(1歳から比)、尿pH設計値6.1〜6.4、マグネシウム0.08%
カロリー 約360kcal/100g
対象・原産国 成猫期用総合栄養食(1歳から・11歳からなど)/日本・無着色
メリット

  • 毛玉・体重・下部尿路の3つを1つのフードでケアできる
  • 無着色で、酸化防止剤も天然由来(ローズマリー抽出物など)
  • 5.4kgの大袋まで容量が選べて100gあたり約83円
デメリット

  • 食物繊維が多いぶん、便の量が増えることがある
  • 穀類が原材料の先頭でグレインフリーではない
  • 活発な若い猫にはカロリーが控えめすぎる場合がある

メディファス 室内猫 毛玉ケアプラスは、ペットラインが室内飼いの成猫向けに設計した国産フードです。セルロースなどの食物繊維を13.6%(標準値)配合して毛玉を便と一緒に出しやすくし、カロリーも1歳から用より約5%カットしているので、運動量が少なくなりがちな室内猫の体重管理にも向いています。

さらに尿pHを6.1〜6.4に設計し、マグネシウムを0.08%に調整してマグネシウム由来の尿石に配慮しているため、毛玉・体重・下部尿路をまとめてケアしたい方に便利です。年齢に合わせて11歳からのタイプも用意されています。毛玉を吐く回数が多い猫は、病気が隠れている可能性もあるので、気になる場合は動物病院で相談しましょう。

6位 AllWell 室内猫用|吐き戻し軽減に配慮した国産ドライ

AllWell 室内猫用 フィッシュ味 挽き小魚とささみフリーズドライパウダー入り

価格(税込)の目安 1.6kg(400g×4袋)で約2,200円
容量 お試し140g/800g/1.6kg/2.5kg(500g×5袋)
主な原材料 穀類(トウモロコシ等)、肉類(チキンミール等)、魚介類、セルロースパウダー
独自の特徴 お腹の中で粒が素早くふやけて崩れ、粒のままの吐き戻しを軽減(個体差あり)
成分 たんぱく質30.0%以上・マグネシウム0.08%・約340kcal/100g
添加物 着色料・香料不使用
対象・原産国 成猫用総合栄養食(フィッシュ味・チキン味)/日本
メリット

  • 独自の食物繊維配合技術で、ドライを粒のまま吐く悩みに配慮
  • 着色料・香料不使用で、挽き小魚とささみパウダーで食いつきも工夫
  • 140gのお試しサイズから選べる
デメリット

  • 病気が原因の嘔吐には効果がない(公式も明記)
  • 100gあたり約136円と市販フードとしてはやや高め
  • 穀類が原材料の先頭

AllWell 室内猫用は、ユニ・チャームが食事の吐き戻しに着目して開発した国産ドライフードです。お腹の中で粒が素早くふやけて崩れる独自設計で、早食いなどでドライフードを粒のまま吐き戻すことを軽減するとされています。食物繊維とオリゴ糖で腸内環境の健康維持にも配慮しています。

ただし公式も、軽減効果には猫によって個体差があり、病気に由来する嘔吐に効果があるものではないと明記しています。吐く回数が急に増えた、元気や食欲が落ちているといった場合は、フードを変える前に動物病院を受診しましょう。着色料・香料を使っていない点も、毎日の主食として選びやすいポイントです。

7位 銀のスプーン 贅沢うまみ仕立て|お魚づくしの国産フードで年齢別ラインナップが豊富

銀のスプーン 贅沢うまみ仕立て

価格(税込)の目安 1.3kgで約1,200〜1,400円
容量 250g/900g/1.3kg/2.6kg
主な原材料 穀類(トウモロコシ等)、肉類(チキンミール等)、魚介類(煮干パウダー・かつお節・まぐろミール等)
成分 たんぱく質30.0%以上・脂質16.0%以上・約400kcal/100g
年齢別ラインナップ 子ねこ用・全成長段階・10歳/13歳/15歳頃から・20歳を過ぎても
添加物 着色料(二酸化チタン・赤色102号ほか)を使用
対象・原産国 全成長段階用総合栄養食/日本
メリット

  • かつお節・挽き小魚入りのお魚づくしで、魚好きの猫に人気
  • 子ねこ用から20歳を過ぎても用まで年齢別に選べる
  • スーパーやドラッグストアで手に入りやすい
デメリット

  • 合成着色料を使っている
  • 約400kcal/100gと高カロリーで、太りやすい猫は量の調整が必要
  • 穀類が原材料の先頭

銀のスプーン 贅沢うまみ仕立ては、ユニ・チャームの人気シリーズで、お魚のうまみを閉じ込めた粒にかつお節や挽き小魚を練り込んだ国産ドライフードです。まぐろ・かつお・煮干し・白身魚・しらすと魚の素材を重ねた味わいで、魚好きの猫の食いつきを狙えるのが強みです。下部尿路の健康維持に配慮してマグネシウム量も0.09%(標準値)に調整されています。

子ねこ用、10歳・13歳・15歳頃から、20歳を過ぎてもすこやかにと、年齢ごとのタイプが細かく用意されているので、同じブランドのまま年齢に合わせて切り替えやすいのも安心です。一方で、約400kcal/100gと今回の中では高カロリーなので、室内飼いで太り気味の猫は、パッケージの給与量を目安に体重を見ながら量を調整しましょう。

8位 コンボ キャット|トッピング付きで飽きにくい日本製の定番

コンボ キャット うまみのまぐろ味 かつお節&小魚添え

価格(税込)の目安 700g(140g×5袋)で約670〜830円
主な原材料 穀類、肉類(チキンミール・牛肉粉・豚肉粉)、魚介類(マグロブシ・カニ粉末など)
トッピング かつお節・小魚・カニチップ・まぐろ節など(商品により異なる)
成分(まぐろ味・カニチップ) たんぱく質29.0%以上・マグネシウム0.12%(標準値)・360kcal/100g
ラインナップ 3種のアソート・子ねこ用・11歳以上/15歳以上・下部尿路・腎臓・肥満など
添加物 着色料(二酸化チタン・赤色102号ほか)を使用
対象・原産国 全成長段階猫用総合栄養食/日本
メリット

  • 粒+トッピングで食感と味に変化があり飽きにくい
  • 140gの小分けパックで湿気にくく、最後まで食べきりやすい
  • 子猫からシニアまで全成長段階に対応
デメリット

  • 合成着色料を使っている
  • 大袋の展開がなく、多頭飼いには割高になりやすい
  • トッピングだけ選んで食べる猫もいる

コンボ キャットは、日本ペットフードが研究から製造まで国内で行っている定番ブランドです。4種類の粒にかつお節や小魚、カニチップといったトッピングを添えた贅沢グルメブレンドで、同じごはんだとすぐ飽きてしまう猫でも食べ続けやすい工夫がされています。

マグネシウムを0.12%(標準値)に調整してストルバイト結石に配慮しているほか、オリゴ糖やクランベリー、3種類のハーブも配合。シーフードアソートやかつお節入りアソートなど、1袋で3種類の味を楽しめるタイプもあります。添加物を気にする方は、着色料が使われている点も踏まえて選びましょう。

9位 ねこ元気 全成長段階用|国産で大容量、多頭飼いでも安い

ねこ元気 全成長段階用 お魚ミックス まぐろ・かつお・白身魚入り

価格(税込)の目安 2.0kgで約1,100円
容量 1.0kg/2.0kg/3.5kg(複数ねこ用は3.0kg/5.0kg)
フレーバー お魚ミックス/お魚とお肉ミックス/お魚と野菜入りミックス
主な原材料 穀類(トウモロコシ等)、肉類(チキンミール等)、脱脂大豆、魚介類
成分 たんぱく質30.0%以上・脂質9.0%以上・約350kcal/100g
添加物 着色料(二酸化チタン・赤色40号ほか)を使用
対象・原産国 全成長段階用総合栄養食/日本
メリット

  • 100gあたり約54円と、総合栄養食の国産ドライとして格安
  • 3.5kgのジャンボパックや複数ねこ用5.0kgがあり多頭飼い向き
  • 全成長段階用なので年齢の違う猫に同じフードを出せる
デメリット

  • 合成着色料を使っている
  • 大袋は開封後に風味が落ちやすく、保存の工夫が必要
  • 穀類が原材料の先頭

ねこ元気 全成長段階用は、ユニ・チャームが手がける国産のロングセラーで、2.0kgで1,000円前後、3.5kgのジャンボパックまで選べる大容量と安さが最大の魅力です。サクサク食感のかつおうまみ入り粒と、まぐろのうまみ入り粒を組み合わせ、ビタミン・ミネラルのバランスも調整された総合栄養食です。

猫を何匹も飼っていると、フード代はそれだけで家計を圧迫します。ねこ元気なら体重4kgの猫1匹で1か月約1,100円が目安なので、多頭飼いでも続けやすいでしょう。同じシリーズに下部尿路や腎臓の健康維持用、複数ねこ用もあります。大袋を買うときは、密閉容器に小分けして保存すると風味を保ちやすくなります。

10位 CIAO ちゅ~るごはん|総合栄養食のちゅ~るで水分補給と食欲サポート

CIAO ちゅ~るごはん とりささみ・まぐろ 総合栄養食

価格(税込)の目安 まぐろバラエティ40本入りで約1,500円(1本あたり約38円)
容量 14g×4本/20本/36本/40本
主な原材料 まぐろ・かつお・とりささみ、鶏脂、コラーゲンペプチド、殺菌乳酸菌、キトサンなど
成分 たんぱく質7.0%以上・水分85.0%以下・約12kcal/本
ラインナップ まぐろ/かつお/とりささみ/まぐろ&かつお/シニア猫用
与え方 そのまま、またはドライフードにかけて
対象・原産国 総合栄養食/国産品
メリット

  • 人気のちゅ~るで総合栄養食の基準を満たしている
  • 水分が約85%あり、水をあまり飲まない猫の水分補給に役立つ
  • 食欲が落ちたときや投薬時の一品として使いやすい
デメリット

  • 1本約12kcalのため、主食にすると1日20本前後必要で高くつく
  • 柔らかく歯の汚れが残りやすいので、デンタルケアも意識したい
  • ちゅ~るばかり欲しがり、ドライを食べなくなる猫もいる

CIAO ちゅ~るごはんは、いなばペットフードの国産ちゅ~るの中でも、猫に必要な栄養素をバランスよく配合した総合栄養食タイプです。毛玉配慮や、お腹・関節・皮膚の健康に配慮した素材も配合されており、そのまま与えても、ドライフードにかけても使えます。

水分が約85%と多いので、ドライ中心でお水をあまり飲まない猫の水分補給や、体調を崩して食欲が落ちたときのサポートに便利です。ただし1本約12kcalと少なく、体重4kgの猫がこれだけで1日分をまかなうと20本前後が必要になります。主食はドライの総合栄養食にして、ちゅ~るごはんは1日1〜2本をトッピングや水分補給に使うのが、コスト面でも現実的な使い方です。

国産キャットフード10商品の比較一覧|原材料・添加物・価格をチェック

ランキングで紹介した10商品を、原材料・添加物・価格の3つの視点であらためて整理しました。まずは全体を一覧で見てから、気になる項目の詳しい比較をチェックしてください。

商品名 主原料 穀物 着色料 カロリー(100g) 100gあたりの価格
犬猫生活 キャットフード 全年齢用(国産の生鶏肉)
犬猫生活 キャットフード 全年齢用
生肉(鶏肉・牛肉・魚・鶏レバー) 不使用 不使用 373kcal 約387円(定期)
ビューティープロ キャット Wケア 下部尿路・腎臓の健康
ビューティープロ キャット Wケア
穀類・肉類 使用 表示なし 360kcal 約140〜170円
キャラットミックス かつお仕立ての味わいブレンド
キャラットミックス
穀類・肉類 使用 合成着色料あり 約335kcal 約50円
懐石 2つのごほうび
懐石 2つのごほうび
穀類・肉類 使用 クチナシ色素のみ 約365kcal 約100〜125円
メディファス 室内猫 毛玉ケアプラス 1歳から チキン&フィッシュ味
メディファス 室内猫 毛玉ケアプラス
穀類・肉類 使用 無着色 約360kcal 約83円
AllWell 室内猫用 フィッシュ味 挽き小魚とささみフリーズドライパウダー入り
AllWell 室内猫用
穀類・肉類 使用 不使用 約340kcal 約136円
銀のスプーン 贅沢うまみ仕立て
銀のスプーン 贅沢うまみ仕立て
穀類・肉類 使用 合成着色料あり 約400kcal 約90〜110円
コンボ キャット うまみのまぐろ味 かつお節&小魚添え
コンボ キャット
穀類・肉類 使用 合成着色料あり 360kcal 約95〜120円
ねこ元気 全成長段階用 お魚ミックス まぐろ・かつお・白身魚入り
ねこ元気 全成長段階用
穀類・肉類 使用 合成着色料あり 約350kcal 約54円
CIAO ちゅ~るごはん とりささみ・まぐろ 総合栄養食
CIAO ちゅ~るごはん
まぐろ・かつお・ささみ 表示なし 紅麹色素のみ 約86kcal(1本約12kcal) 約270円
国産キャットフード10商品の比較一覧|原材料・添加物・価格をチェック

主原料と穀物の有無で比較

原材料はパッケージに使用量の多い順に書かれているので、先頭を見ればそのフードの主原料がわかります。10商品を比べると、肉や魚が先頭に来ているのは犬猫生活とちゅ~るごはんだけで、残りの8商品は穀類が先頭という結果になりました。

商品名 原材料の先頭 穀物 たんぱく質(保証値)
犬猫生活 キャットフード 全年齢用 生肉(鶏肉・牛肉・魚・鶏レバー) 不使用(イモ類・タピオカ澱粉) 31%以上
ビューティープロ キャット Wケア 穀類(トウモロコシ・小麦粉など) 使用 29.0%以上
キャラットミックス 穀類(とうもろこし・小麦粉など) 使用 23.4%以上
懐石 2つのごほうび 穀類(とうもろこし・小麦粉など) 使用(グレインフリー版あり) 27.5%以上
メディファス 室内猫 毛玉ケアプラス 穀類(とうもろこし・コーングルテンミール) 使用 30.0%以上
AllWell 室内猫用 穀類(トウモロコシ・パン粉など) 使用 30.0%以上
銀のスプーン 贅沢うまみ仕立て 穀類(トウモロコシ・小麦粉など) 使用 30.0%以上
コンボ キャット 穀類(トウモロコシ・小麦粉など) 使用 29.0%以上
ねこ元気 全成長段階用 穀類(トウモロコシ・小麦粉など) 使用 30.0%以上
CIAO ちゅ~るごはん まぐろ・かつお・とりささみ 穀類の表示なし 7.0%以上(水分85%)

穀物を使っているからといって、すぐに悪いフードというわけではありません。トウモロコシなどの穀類は加熱すれば猫も消化でき、価格を抑える役割もあります。ただ、猫はもともと肉食の動物なので、動物性たんぱく質をしっかり摂らせたい、穀物アレルギーが心配という場合は、肉や魚が先頭のフードを選ぶと安心です。

なお、たんぱく質の保証値はドライ同士なら29〜31%前後に集まっており、大きな差はありません。差が出るのは、たんぱく質を肉・魚の生原料から摂っているか、ミートミールや穀物由来のコーングルテンミールから摂っているかという中身の部分です。

人工添加物の使用状況で比較

添加物で差が出やすいのが着色料です。猫は色でごはんを選ぶわけではないため、着色料は主に飼い主さんへの見た目のために使われています。

商品名 着色料 酸化防止剤 そのほかの特徴
犬猫生活 キャットフード 全年齢用 不使用 原材料に合成酸化防止剤の表示なし 保存料・香料も不使用
ビューティープロ キャット Wケア 表示なし ミックストコフェロール・ローズマリー抽出物 pH調整剤を使用
キャラットミックス 青色1号・赤色3号・赤色102号・黄色4号・黄色5号 ローズマリー抽出物・ミックストコフェロール –
懐石 2つのごほうび 合成着色料不使用(クチナシ色素) ローズマリー抽出物・ミックストコフェロール 脱酸素剤入りの小分けパック
メディファス 室内猫 毛玉ケアプラス 無着色 ローズマリー抽出物・ミックストコフェロール –
AllWell 室内猫用 不使用 ミックストコフェロール・ハーブエキス 香料も不使用
銀のスプーン 贅沢うまみ仕立て 二酸化チタン・赤色102号・赤色106号・黄色4号・黄色5号 ミックストコフェロール・ハーブエキス 調味料を使用
コンボ キャット 二酸化チタン・赤色102号・赤色106号・黄色4号・黄色5号・青色1号 ミックストコフェロール・ローズマリー抽出物ほか ソルビトール・調味料を使用
ねこ元気 全成長段階用 二酸化チタン・赤色40号・赤色102号・赤色106号・黄色4号・黄色5号 ミックストコフェロール・ハーブエキス 調味料を使用
CIAO ちゅ~るごはん 紅麹色素(天然由来) – 増粘安定剤・調味料(アミノ酸)を使用

うれしいことに、今回の10商品はすべて、酸化防止剤にミックストコフェロール(ビタミンE)やローズマリー抽出物などの天然由来のものを使っています。一方、合成着色料を使っているのはキャラットミックス・銀のスプーン・コンボ・ねこ元気の4商品でした。

ここで使われている着色料はいずれも法律の基準内で認められたもので、ただちに危険というわけではありません。ただ、できるだけシンプルな原材料のものを選びたいなら、犬猫生活・AllWell・メディファス・懐石のように着色料を使っていない商品を候補にするとよいでしょう。

100gあたりの価格で比較

内容量が商品ごとに違うため、価格は100gあたりにそろえて比べるのがコツです。安い順に並べると次のとおりです。

商品名 価格(税込)の目安 100gあたり 4kgの猫の1日あたり
キャラットミックス 2.7kgで約1,350円 約50円 約35円
ねこ元気 全成長段階用 2.0kgで約1,100円 約54円 約37円
メディファス 室内猫 毛玉ケアプラス 2.7kgで約2,200円 約83円 約55円
銀のスプーン 贅沢うまみ仕立て 1.3kgで約1,200〜1,400円 約90〜110円 約60円
コンボ キャット 700gで約670〜830円 約95〜120円 約70円
懐石 2つのごほうび 650gで約650〜820円 約100〜125円 約75円
AllWell 室内猫用 1.6kgで約2,200円 約136円 約95円
ビューティープロ キャット Wケア 1.2kgで約1,600〜2,100円 約140〜170円 約100円
CIAO ちゅ~るごはん 40本入りで約1,500円 約270円 約750円(主食にした場合)
犬猫生活 キャットフード 全年齢用 定期1.5kgで5,808円 約387円 約250円

※1日あたりは、体重4kgの成猫に必要なエネルギーを約240kcalとして、各商品のカロリーから計算した目安です。

市販のドラッグストア系フードは100gあたり50〜170円に収まる一方、通販専門のプレミアムフードである犬猫生活は約387円と、最も安いキャラットミックスの約8倍になります。ちゅ~るごはんは水分が多いため100gあたりの価格以上にカロリーあたりが割高で、主食にすると1日700円以上かかる点にも注意しましょう。

安全な国産キャットフードの選び方

国産というだけで安心しきらず、中身を見て選ぶことが大切です。ここでは、毎日の主食を選ぶときに確認したい6つのポイントを紹介します。

主食にするなら総合栄養食を選ぶ

いちばん大切なのは、パッケージに総合栄養食と書かれているかどうかです。総合栄養食は、そのフードと水だけで猫に必要な栄養をまかなえるように作られています。

国産のウェットフードやおやつには、一般食(副食)や間食に分類されるものもたくさんあります。見た目がおいしそうでも、一般食だけを与え続けると、たんぱく質やビタミン・ミネラルが不足するおそれがあります。主食は総合栄養食のドライかウェットにして、一般食やおやつは1日のカロリーの10〜20%以内を目安に添える程度にしましょう。

原材料の先頭に肉や魚が来ているかを見る

猫は本来、肉食の動物で、体を作るたんぱく質を主に動物性の食材から摂ってきました。そのため、原材料の先頭に鶏肉・魚・ミートミールなどの動物性原料が書かれているかは、フードの質を見分ける分かりやすい目安になります。

原材料は使用量の多い順に書くルールなので、トウモロコシや小麦粉などの穀類が先頭なら、穀物が最も多く使われていると考えられます。また、生肉と書かれているか、ミートミール・肉粉と書かれているかでも原料の形が違います。予算と相談しながら、なるべく動物性原料が上位に来るものを選ぶとよいでしょう。

合成保存料・着色料などの添加物をチェックする

キャットフードに使われる添加物には、品質を保つために必要なものと、見た目のためのものがあります。酸化防止剤は脂質の酸化を防ぐ役割があるので、ミックストコフェロールやローズマリー抽出物のような天然由来のものなら過度に心配する必要はありません。

一方、赤色102号や青色1号などの合成着色料は、猫にとっての栄養的なメリットはほとんどありません。法律の基準内で使われていますが、同じくらいの価格帯なら着色料不使用のものを選ぶというのが、迷ったときのシンプルな判断基準です。原材料欄の後半に着色料・保存料・香料といった表示がないかを確認してみてください。

猫の年齢(子猫・成猫・シニア)に合わせる

猫に必要な栄養は年齢によって変わります。成長期の子猫(おおむね12か月頃まで)は、体を作るために高カロリー・高たんぱくの食事が必要です。成猫期はカロリーのとりすぎに注意し、7歳を過ぎるころからは腎臓や関節に配慮したシニア向けへの切り替えを考えましょう。

選びやすいのは、犬猫生活やコンボ キャット、ねこ元気のような全成長段階用です。年齢の違う猫を一緒に飼っていても同じフードを出せます。一方、成猫用と書かれたフードは子猫には栄養が足りないことがあるので、子猫には子猫用か全成長段階用を選んでください。7歳以降の切り替えを考えている方は、シニア猫用キャットフードのランキングも参考になります。

下部尿路・腎臓・毛玉など気になる健康ケアで選ぶ

猫は膀胱炎や尿石などの下部尿路のトラブル、腎臓の衰え、毛玉の吐き戻しといった悩みを抱えやすい動物です。国産フードには、こうした悩みに配慮した商品が豊富にそろっています。

  • 下部尿路と腎臓の両方が気になる:ビューティープロ キャット Wケア
  • 毛玉と体重が気になる室内猫:メディファス 室内猫 毛玉ケアプラス
  • 粒のままの吐き戻しが気になる:AllWell 室内猫用
  • シニアの腎臓が気になる:銀のスプーンやねこ元気の腎臓の健康維持用

ただし、これらは健康維持を目的とした一般のフードで、病気を治すためのものではありません。下部尿路ケアをより詳しく比べたい方は、猫の下部尿路ケアキャットフードのランキングも参考にしてください。すでに病気と診断されている場合は、獣医師の指導のもとで療法食を使いましょう。

毎日続けられる価格と容量か確認する

キャットフードは毎日食べるものなので、無理なく続けられる価格であることも大切です。高価なフードを数か月で断念して何度も切り替えるより、予算内で良いものを選び、長く続けるほうが猫の体にもやさしいといえます。

容量選びも重要です。ドライフードは開封すると空気に触れて酸化が進み、風味も落ちていきます。猫が1か月程度で食べきれる量を目安に選び、大袋がお得でも食べきれないなら、小分けパックの商品や小さいサイズを選ぶほうが結果的に満足度は高くなります。

国産キャットフードの1日あたりの費用を体重別に試算

国産キャットフードの値段は、袋の価格だけを見ても実際の負担がわかりにくいものです。ここでは、猫の体重ごとに1日・1か月にかかる金額を試算してみました。

体重3kg・4kg・5kgの猫で1日・1か月にかかる金額

避妊・去勢済みで室内飼いの成猫が1日に必要とするエネルギーは、体重3kgで約190kcal、4kgで約240kcal、5kgで約280kcalがひとつの目安です。これを各商品のカロリーと価格に当てはめると、1か月(30日)の費用は次のようになります。

商品名 体重3kg(1か月) 体重4kg(1か月) 体重5kg(1か月)
犬猫生活(定期) 約6,000円 約7,400円 約8,800円
ビューティープロ キャット Wケア 約2,400円 約3,000円 約3,500円
AllWell 室内猫用 約2,300円 約2,900円 約3,400円
懐石 2つのごほうび 約1,800円 約2,200円 約2,600円
コンボ キャット 約1,700円 約2,100円 約2,500円
銀のスプーン 贅沢うまみ仕立て 約1,400円 約1,800円 約2,100円
メディファス 室内猫 毛玉ケアプラス 約1,300円 約1,700円 約1,900円
ねこ元気 全成長段階用 約900円 約1,100円 約1,300円
キャラットミックス 約900円 約1,100円 約1,300円

※体重・年齢・運動量・避妊去勢の有無で必要量は変わります。実際の給与量は各商品のパッケージの目安と、猫の体型を見ながら調整してください。ちゅ~るごはんは主食にすると体重4kgで月2万円を超えるため、表からは外しています。

市販の国産ドライなら、体重4kgの猫1匹で月1,000〜3,000円程度に収まる商品が多いことがわかります。2匹、3匹と飼っている場合はこの金額が頭数分かかるので、多頭飼いの家庭ほど100gあたりの価格の差が効いてきます。

通販のプレミアムフードと市販フードの差額はどれくらい?

体重4kgの猫で比べると、通販専門の犬猫生活(定期)は月約7,400円、市販のねこ元気やキャラットミックスは月約1,100円です。差額は月6,000円以上、1年で7万円以上にもなります。

この差は、主原料が生肉か穀類か、着色料などの添加物を使っているか、原材料の産地まで管理しているかといった中身の違いから生まれています。どちらが正解ということではなく、原材料へのこだわりと家計のバランスで選ぶのが現実的です。たとえば、主食は市販の着色料不使用フードにして、週末だけプレミアムフードを混ぜる、といった取り入れ方もできます。

定期購入・大容量パックで安く続けるコツ

少しでも負担を減らしたいなら、次のような買い方を組み合わせるのがおすすめです。

  • 通販専門フードは定期購入を使う(犬猫生活は単品7,348円→定期2回目以降5,808円)
  • 市販フードは大容量パックを選ぶ(ねこ元気3.5kg、メディファス5.4kgなど)
  • ドラッグストアやホームセンターのポイント還元日・まとめ買いを活用する
  • 通販サイトの定期おトク便やケース買いを利用する

ただし、大容量パックは食べきるまでに時間がかかると風味が落ちます。小分け袋になっている商品を選ぶか、開封後は密閉容器に移して冷暗所で保存し、1か月程度で食べきれる量かを確認してから選びましょう。

国産キャットフードを選ぶメリット

海外製のプレミアムフードも増えるなかで、あえて国産を選ぶことにはどんなメリットがあるのでしょうか。代表的な4つを紹介します。

日本の基準で製造・品質管理されている

国産キャットフードは、日本国内の工場で、日本の法律やメーカーの基準に沿って製造されています。ペットフード安全法では、製造業者の届出や帳簿の記載、有害物質の基準などが定められており、国やFAMIC(農林水産消費安全技術センター)による立入検査の対象にもなります。

また、ペットラインや日本ペットフードのように、研究開発から製造まで自社で国内一貫して行っているメーカーも多くあります。製造工程が見えやすく、何かあったときにメーカーへ日本語ですぐ問い合わせられるのも、国産ならではの安心感です。

輸送期間が短く鮮度を保ちやすい

海外製のフードは、船便で数週間から数か月かけて日本に運ばれるのが一般的です。その間の温度変化や時間の経過は、脂質の酸化や風味の低下につながることがあります。

国産フードは製造から店頭や自宅に届くまでの期間が短く、比較的新しい状態のものを手に入れやすいのがメリットです。とくに保存料を使わない犬猫生活のようなフードでは、この鮮度の差が品質に直結します。賞味期限の残りが長いものを選べるのもうれしい点です。

日本の猫の好みに合わせた魚系の味が多い

国産フードは、日本で暮らす猫の好みを研究して作られているものが多く、かつお・まぐろ・煮干し・しらすといった魚系の味わいが充実しているのが特徴です。銀のスプーンやコンボのように、かつお節や小魚をトッピングした商品も豊富です。

海外製のフードはチキンやラムなど肉系が中心のものが多いため、魚の味に慣れた猫だと食いつきが落ちることがあります。好き嫌いが多い猫や、今のフードに飽きてしまった猫には、国産の魚系フードを試してみる価値があります。

市販で手に入りやすく切らしにくい

キャラットミックスやねこ元気、銀のスプーン、メディファスなどの国産フードは、ドラッグストアやスーパー、ホームセンターで手軽に買えます。急にフードが切れてもすぐに近所で同じものを買い足せるのは、毎日のことだけに大きな安心材料です。

フードを急に変えると、猫によってはお腹をこわしたり食べなくなったりすることがあります。災害時や物流が乱れたときでも同じフードを手に入れやすいという点で、市販の国産フードを主食にしておくのは理にかなった選択といえます。

国産キャットフードのデメリット|日本製でも安心しきれない理由

メリットが多い国産フードですが、日本製というだけで安心しきるのは禁物です。知っておきたい3つのデメリットを正直に整理します。

国産でも原材料は海外産のことがある

先ほど説明したとおり、原産国の日本は最終加工した国を示すもので、原材料がすべて日本産という意味ではありません。実際、多くの国産フードは、トウモロコシや肉粉などの原料を海外から輸入しています。

原材料の産地まで公開しているメーカーはまだ少数です。原材料の産地を重視するなら、犬猫生活のように産地を明記しているフードを選ぶか、メーカーの問い合わせ窓口で確認してみましょう。国産という言葉だけで判断せず、原材料欄までしっかり見ることが大切です。

安い国産フードは穀物が多めの傾向がある

今回の比較でも、市販の手頃な国産フードは8商品すべてで穀類が原材料の先頭でした。穀物は肉や魚に比べて安く、粒の形を作りやすいため、価格を抑えたフードほど穀物の割合が高くなりやすいのです。

穀物も加熱されていれば猫は消化できますし、総合栄養食の基準も満たしています。ただし、肉食動物である猫には動物性たんぱく質が大切なので、予算に余裕があれば、肉や魚が先頭のフードを主食にしたり、ウェットフードを組み合わせたりして動物性原料を増やしてあげるとよいでしょう。

グレインフリーや高たんぱくの選択肢は海外製より少ない

海外製のプレミアムフードには、肉を主原料にしたグレインフリーや、たんぱく質40%前後の高たんぱくフードが数多くあります。一方で国産は、グレインフリーや高たんぱくを打ち出した商品がまだ限られているのが現状です。

今回の10商品でも、グレインフリーは犬猫生活と、懐石 2つのごほうびのグレインフリー版くらいでした。穀物アレルギーがある猫や、高たんぱくの食事を希望する場合は、国産だけにこだわらず海外製も選択肢に入れたほうが、合うフードを見つけやすくなります。

海外製キャットフードとの違い|国産にこだわるべき猫・こだわらなくていい猫

国産と海外製、結局どちらを選べばいいのか迷う方も多いはずです。違いを整理したうえで、国産がおすすめのケースと、海外製も検討してよいケースを紹介します。

海外製キャットフードとの違い|国産にこだわるべき猫・こだわらなくていい猫

原産国表示と品質基準の違い

まず押さえておきたいのは、日本で販売されるキャットフードは、国産でも海外製でもペットフード安全法の対象だという点です。輸入業者にも届出が義務付けられ、有害物質の基準なども同じように適用されます。

違いが出るのは製造の基準や管理体制です。海外製の多くは、米国のAAFCO(米国飼料検査官協会)や欧州のFEDIAFといった栄養基準に沿って作られており、総合栄養食の基準も国際的に共通の考え方がベースになっています。国産も同様の基準を参考にしているため、栄養面ではどちらが優れているとは一概にいえません。違いは、原材料の傾向(魚系が多いか肉系が多いか)や価格帯、手に入りやすさに出ると考えるとよいでしょう。

国産をおすすめしたいケース

次のような場合は、国産フードを中心に選ぶと満足度が高くなりやすいです。

  • かつおやまぐろなど、魚系の味を好む猫
  • 近所のお店でいつでも買い足せる安心感を重視したい方
  • 製造工程やメーカーの対応がわかりやすいほうが安心できる方
  • 多頭飼いなどで、フード代を月1,000〜2,000円台に抑えたい方
  • 新鮮な状態で届くことを重視したい方

海外製も選択肢に入れてよいケース

一方で、次のような場合は、国産にこだわらず海外製も比べてみる価値があります。

  • 穀物アレルギーがあり、グレインフリーの選択肢を広げたい
  • たんぱく質40%前後の高たんぱくフードを試したい
  • ラムやダック、サーモンなど珍しいたんぱく源を探している
  • 今のフードに飽きていて、肉系の味を試したい

大切なのは、国産か海外製かよりも、総合栄養食であること・原材料・猫の体質に合うかどうかです。国内外のフードを幅広く比べたい方は、市販から通販まで安全性とコスパで比べたキャットフードおすすめランキングもあわせて参考にしてください。

国産キャットフードの上手な切り替え方と保存方法

せっかく良いフードを選んでも、切り替え方や保存方法を間違えると、猫が食べなかったり品質が落ちたりしてしまいます。最後に、フードを替えるときと保存するときのポイントを紹介します。

7〜10日かけて少しずつ混ぜて切り替える

猫は食べ慣れたものを好む傾向があり、急にフードを変えると食べなかったり、お腹をこわしたりすることがあります。新しいフードは、7〜10日ほどかけて少しずつ割合を増やしていくのが基本です。

  • 1〜3日目:今のフード8割+新しいフード2割
  • 4〜6日目:今のフード5割+新しいフード5割
  • 7〜9日目:今のフード2割+新しいフード8割
  • 10日目以降:新しいフードだけ

途中で便がゆるくなったり食べ残しが増えたりしたら、ひとつ前の割合に戻して様子を見ましょう。ビューティープロの公式サイトでも、初めての場合は今までの食事に少し混ぜ、10日くらいで切り替えるよう案内されています。

開封後は1か月程度で食べ切れる量を選ぶ

ドライフードは開封した瞬間から空気や湿気に触れ、酸化が進んでいきます。風味が落ちると猫の食いつきも悪くなるので、開封後は1か月程度で食べ切れる容量を選ぶのがポイントです。

体重4kgの猫なら1日60〜70g前後を食べるので、1か月で約2kgが目安になります。保存するときは袋の口をしっかり閉じ、直射日光や高温多湿を避けて保管しましょう。懐石やコンボのような小分けパックの商品なら、開けたての風味を保ちやすくなります。また、ドライフードで水分が不足しがちな猫は、ウェットフードやちゅ~るごはんを添えたり、猫が飲める水が手軽に用意できるウォーターサーバーを活用したりして、水を飲む機会を増やしてあげましょう。

持病がある猫は療法食について獣医師に相談する

下部尿路疾患や腎臓病、糖尿病などの持病がある猫は、市販のフードを自己判断で選ばず、まず獣医師に相談しましょう。病気の猫には、症状に合わせて栄養を調整した療法食が使われることがあります。療法食は獣医師の指導のもとで使うもので、量や期間、ほかのフードとの組み合わせまで含めて判断が必要です。

今回紹介したビューティープロ キャット Wケアやメディファスのような健康ケアをうたうフードも、あくまで健康な猫の健康維持を目的とした総合栄養食です。総合栄養食は療法食の代わりにはならず、病気が治ったり改善したりすることを約束するものでもありません。療法食から一般のフードに戻すタイミングも、必ず獣医師と相談して決めてください。

国産キャットフードに関するよくある質問

最後に、国産キャットフードについてよく寄せられる疑問にお答えします。

国産と日本製は同じ意味ですか?

キャットフードでは、国産も日本製も、原産国名が日本=日本で最終加工されたフードという意味で使われるのが一般的で、実質的には同じと考えてかまいません。

どちらの表記でも、原材料まですべて日本産とは限らない点は同じです。原材料の産地が気になる場合は、原材料欄や公式サイトで産地が公開されているかを確認しましょう。

無添加の国産キャットフードはありますか?

あります。ただし、無添加という言葉には決まった定義がなく、何を使っていないかはメーカーによって異なります。たとえば犬猫生活は保存料・香料・着色料不使用、AllWellは着色料・香料不使用、メディファスは無着色をうたっています。

ビタミンやミネラルは総合栄養食に欠かせない栄養素として加えられているので、すべての添加物がゼロというわけではありません。無添加と書かれていたら、何が不使用なのかを確認するのがおすすめです。

市販で買える国産キャットフードのおすすめは?

ドラッグストアやスーパーで買いやすい国産フードなら、着色料を使っていないメディファス 室内猫 毛玉ケアプラスやAllWell 室内猫用、小分けパックで風味を保ちやすい懐石 2つのごほうびがおすすめです。

健康ケアを重視するならビューティープロ キャット Wケア、価格を重視するならねこ元気やキャラットミックスも候補になります。店頭にない場合も、通販なら多くの商品が手に入ります。

国産で安いキャットフードは安全ですか?

総合栄養食の基準を満たし、ペットフード安全法のルールに沿って作られているフードであれば、価格が安いからといって危険というわけではありません。今回紹介したねこ元気やキャラットミックスも、総合栄養食として毎日の主食に使えるフードです。

ただし、安いフードは穀類の割合が高い、合成着色料を使っているといった傾向があります。予算の範囲内で、原材料や添加物の内容が納得できるものを選びましょう。

原産国はパッケージのどこを見ればわかりますか?

原産国名は法律で表示が義務付けられているので、パッケージの裏面や側面の一括表示欄に、名称・原材料名・賞味期限などと一緒に書かれています。多くの場合、原産国:日本のように記載されています。

通販で購入する場合は、商品ページの商品詳細やメーカーの公式サイトで確認できます。表示が見当たらないときは、メーカーに問い合わせてみましょう。

子猫やシニア猫にも同じ国産フードを与えていいですか?

全成長段階用(全年齢用)の総合栄養食なら、子猫からシニアまで同じフードを与えられます。犬猫生活 キャットフード 全年齢用、コンボ キャット、ねこ元気 全成長段階用などがこれにあたります。

一方、成猫用と書かれたフードは、成長期の子猫には栄養が足りないことがあります。また、シニア猫で腎臓などが気になる場合は、年齢別のケアフードに切り替えるのもひとつの方法です。犬と猫を一緒に飼っているご家庭は、無添加・安全性で比べた国産ドッグフードのおすすめもあわせてチェックしてみてください。

まとめ|愛猫に合う国産キャットフードで毎日のごはんを安心に

国産キャットフードは、日本の工場で作られ、新鮮な状態で手に入りやすく、日本の猫が好む魚系の味が豊富という魅力があります。一方で、国産は最終加工地を示すだけで原材料まで日本産とは限らず、手頃な商品ほど穀物や合成着色料を使っている傾向もあります。

選ぶときは、総合栄養食であること・原材料の先頭に肉や魚があるか・添加物・年齢や健康状態・続けられる価格の5つをチェックしましょう。原材料にとことんこだわるなら犬猫生活、健康ケアならビューティープロやメディファス、価格重視ならねこ元気やキャラットミックスがおすすめです。持病がある猫は自己判断せず、獣医師に相談しながらフードを選んでください。穀物不使用のフードも比べたい方はグレインフリーキャットフードのランキング、粒の大きさで選びたい方は小粒キャットフードのランキングもあわせてご覧ください。愛猫にぴったりの一袋で、毎日のごはんをもっと安心な時間にしていきましょう。

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